札幌2歳ステークス2021 追い切り情報

札幌2歳ステークス2021 追い切り情報

札幌2歳ステークス2021 追い切り情報


9月4日(土)札幌芝1800m

オンリーオピニオン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目なので、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は美浦南Wと美浦坂路で追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
意欲的に追われても終い重点に追われる内容で、馬なり調教が多いです。

併走馬には遅れはとっていないので、しっかり同入できていれば心配はいらないです。
比較的直線は伸びるタイプの馬で、終い12秒前後の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は2着に3馬身差をつける圧勝で、重賞でも軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/30 美南芝稍 強め
67.6 51.0 37.0 11.4 [1]

一週前追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた新馬のベニッシモと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:札幌2歳ステークス

8/25 札幌芝良 馬なり
66.3 51.3 36.6 12.8 [7]

一週前追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のフェアビアンカと併せて、内を0.4秒追走してクビ差先着しました。
今週で一本目の調教でしたが、馬なりでも軽快なフットワークで併走馬にあっさり先着しています。
行きっぷりも抜群で、直線も12秒台の時計が出ています。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

7/7 美南W稍 馬なり
68.3 52.7 38.8 12.0 [6]

最終追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた新馬のタイキマクスウェルと併せて、外を0.6秒追走して0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:札幌2歳ステークス

9/1 札幌芝良 強め
65.3 49.9 36.0 12.4 [6]

最終追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのナムラドノヴァンと併せて、内を0.6秒追走して0.4秒先着しました。
今週で2本目の調教ですが、しっかり負荷をかけた調教ができています。
追われた反応も良好で、時計の出やすい芝コースとはいえ、全体時計は優秀です。
併走馬にもあっさり先着していますし、仕上がりは順調と見て良いでしょう。


ジオグリフ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目なので、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は美浦南Wと美浦坂路を中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れることもありますが、結果は出ていますし、格上や遅れ以上に追走してのものであれば心配はいらないです。

レース直前は意欲的に追われることが多く、時計自体はそこまで早い数字は出していません。
直線は12秒前半の時計を出しており、折り合いはついています。
実戦タイプの馬ではありますが、直線でしっかり伸びていて、加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/16 美南W稍 強め
98.2 82.3 66.6 52.1 38.0 12.4 [2]

強めに追われた古馬オープンのハーメティキストと併せて、内を0.4秒追走して0.1秒遅れました。

今回の一週前追い切り:札幌2歳ステークス

8/25 札幌芝良 馬なり
82.3 67.0 51.7 37.9 12.2 [7]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のソルドラードと併せて、内を0.9秒追走同入しました。
今週はサッと流す程度の調教でしたが、軽快なフットワークを見せています。
時計の出やすい芝コースではありましたが、全体時計も優秀で直線は12.2秒の好時計をマーク。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/23 美南W良 一杯
69.4 54.3 40.6 12.3 [2]

馬なりに追われた古馬1勝のゴルコンダと併せて、内を0.8秒追走して0.2秒遅れました。

今回の最終追い切り:札幌2歳ステークス

9/1 札幌芝良 馬なり
67.8 53.5 38.9 12.7 [7]

最終追い切りは古川吉弘騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のテネラメンテと併せて、外を0.2秒追走して0.1秒先着しました。
今週もサッと流す程度の調教でしたが、軽快なフットワークで併走馬を楽に圧倒。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。


トップキャスト 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目なので、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
前走は函館での新馬戦だったので、札幌と函館で追われています。
毎回併せ馬で気合付けをしており、レース直前は同入、先着していることが多いです。

今走も一週前追い切りと最終追い切りで併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
時計は出るタイプの馬ではありませんが、直線の伸び脚は優秀です。
折り合いがついていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

7/14 函館芝良 強め
54.7 40.0 12.1 [6]

一週前追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた新馬のヴェンチュラスカイと併せて、内を0.6秒追走して1.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:札幌2歳ステークス

8/25 札幌芝良 強め
76.7 62.5 48.5 35.7 12.5 [7]

一週前追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた2歳未勝利のアップトゥザナインと併せて、外を1.0秒追走して0.4秒先着しました。
前走と同様に一週前追い切りは強めに追われ、併走馬を楽に圧倒しています。
全体時計も優秀ですが、直線で若干失速しているのは気がかりですね。
ただ、先週は良い伸びを見せていましたし、引き続き好調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

7/21 函館芝良 強め
63.1 48.8 35.8 11.6 [6]

最終追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のダノンセレスタと併せて、内を1.3秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:札幌2歳ステークス

9/1 札幌芝良 馬なり
39.1 11.9 [8]

先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
短めの調教でしたが、軽快な動きで終い11.9秒の好時計をマーク。
先週も良い動きを見せていましたし、引き続き好調キープと考えて良いでしょう。


リューベック 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目なので、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
前走は7月1日から函館で調教しており、毎回併せ馬で気合付けをしています。
馬なり調教が多く、強めに追われても終い重点に追われる内容でした。

全体時計はそこまで早い数字を出す馬ではありませんが、直線は毎回鋭い伸び脚を見せています。
強めに追われて終い12秒前後の時計を出すようなら、仕上がりは順調と見て良いでしょう。
ディアドラの全弟ということで、将来も期待できそうですし、今走も万全に仕上がれば楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

7/7 函館芝良 馬なり
67.6 50.8 37.1 11.8 [7]

一週前追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のフォルテデイマルミと併せて、外を0.4秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:札幌2歳ステークス

8/25 函館芝不 強め
53.5 38.5 11.8 [5]

一週前追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のファーストフォリオと併せて、外を0.2秒追走して0.1秒先着しました。
今週は終い重点に追われると、力強い反応でラストは11.8秒の好時計をマーク。
時計の出やすい芝コースにしては、全体時計は平凡でしたが、折り合いがついているのは好感が持てます。
併走馬にもあっさり先着できていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

7/14 函館芝良 強め
67.1 51.9 38.1 12.1 [7]

最終追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のフォルテデイマルミと併せて、内を0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:札幌2歳ステークス

9/1 札幌芝良 強め
66.0 50.5 35.9 11.7 [5]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のモンファボリと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒先着しました。
先週に続いて終い重点に追われる内容で、2週連続で終い11秒台の好時計を叩き出しています。
追われた反応も抜群で、併走馬を楽に圧倒しています。
折り合いもついていますし、このひと追いで態勢は整ったと考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。