小倉2歳ステークス2021 追い切り情報

小倉2歳ステークス2021 追い切り情報

小倉2歳ステークス2021 追い切り情報


9月5日(日)小倉芝1200m

インプロバイザー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で3戦目なので、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は栗東坂路で追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れをとることもありますが、結果は出ているので相手次第といったところでしょう。

レース直前は意欲的に追われる傾向で、直線は毎回鋭い伸び脚を見せています。
強めに追われて終い12秒前半の時計なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
初戦は2着に敗れましたが、続く前走の未勝利戦を見事快勝。
今走は相手のレベルは上がりますが、ひとレース毎に力はつけていますし、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:小倉2歳ステークス

8/25 栗坂良 馬なり
53.3 38.2 24.2 11.9

一週前追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のデルマセイシと併せて、0.1秒先行して0.2秒先着しました。
今走は7月8日からプール調教を併用しながら入念に乗り込まれ、ひと追い毎に状態は良化しています。
今週は軽めの調教でしたが、絶好の動きで加速すると終い11.9秒の好時計をマーク。
乗り込みも十分で、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

6/30 栗坂良 馬なり
52.1 38.3 25.0 12.7

最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のアメリカンピースと併せて、0.3秒先行して0.3秒先着しました。

今回の最終追い切り:小倉2歳ステークス

9/1 栗坂良 一杯
51.1 37.0 24.3 12.3

一杯に追われた古馬1勝のシエラネバダと併せて、0.1秒先行して0.4秒先着しました。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で自己ベストを更新。
直線は若干失速しましたが、時計は優秀ですし、併走馬にもあっさり先着しています。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと見て良いでしょう。


ショウナンマッハ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目なので、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は栗東坂路と栗東CWで追われ、水曜追いは意欲的に追われる傾向があります。
基本併せ馬で気合付けをしていて、レース直前は同入、先着しています。

今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
攻め動くタイプの馬ではありませんが、新馬戦では一週前追い切り、最終追い切りで終い11秒台の時計を叩き出しています。
今走の折り合いがついていて、直線の伸びも優秀なら仕上がりは良好と考えて良いでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/23 栗CW良 一杯
84.9 68.7 53.6 39.2 11.7 [7]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のブロフェルドと併せて、内を1.7秒追走して0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:小倉2歳ステークス

8/25 栗CW良 強め
94.0 78.3 64.1 50.5 38.0 12.4 [6]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のイシュタルゲートと併せて、外を1.3秒追走してアタマ差遅れました。
今走は終い重点に追われる内容でしたが、自己ベストを大きく更新する絶好の動きを見せています。
併走馬には若干失速しましたが、かなり追走してのものなので、特に心配はいらないです。
前走時以上に良い動きを見せていますし、しっかり加速ラップを刻んだ調教で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/30 栗坂良 一杯
54.1 39.2 24.6 11.9

一杯に追われた新馬のイチネンエーグミと併せて、0.1秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:小倉2歳ステークス

9/1 栗坂良 馬なり
53.6 38.3 24.2 11.7

今週は軽めの調教でしたが、軽快なフットワークで終い11.7秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計も自己ベストを更新しており、折り合いもスムーズです。
先週よりも良い動きを見せていますし、このひと追いで仕上がったと見て良いでしょう。


スリーパーダ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目なので、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は栗東坂路で馬なり中心に追われています。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、最終追い切りではしっかり先着しています。

一週前追い切りでは遅れをとったものの、それ以上に追走してのものですし、格上相手ということを考えれば全く心配はいらないです。
今走も併走馬に先着できていれば問題はないですが、遅れるようなら相手関係も確認しておきましょう。
前走は2着に1馬身以上差をつける圧勝で、同じ舞台の今走も楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

7/7 栗坂良 馬なり
51.9 38.0 25.0 12.7

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のプラウドルックと併せて、0.5秒追走して0.1秒遅れました。

今回の一週前追い切り:小倉2歳ステークス

8/25 栗坂良 馬なり
53.0 38.0 24.7 12.3

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた障害未勝利のキャノンバローズと併せて、0.3秒追走して0.2秒先着しました。
いつも通り馬なり中心の調教で、今週もサッと流す程度の調教です。
それでも軽快なフットワークで、加速すると直線は12.3秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

7/14 栗坂良 馬なり
56.1 40.5 26.0 12.5

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳未勝利のリベラルアーツと併せて、1.2秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:小倉2歳ステークス

水曜日時点では最終追い切りは行われていませんでした。


ナムラクレア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で3戦目なので、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は栗東坂路を中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬にはしっかり先着しているので、今走も遅れを取るようなら注意が必要ですよ。

比較的一週前追い切りで実戦を意識した調教が多いので、一週前追い切りの動きには注目です。
直線で失速する傾向はありますが、全体時計が優秀なら問題はないです。
前走は出遅れたにも関わらず、3着には2馬身以上も差をつける内容でしたので、重賞でも押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フェニックス賞(1着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:小倉2歳ステークス

8/28 栗坂良 馬なり
52.3 37.6 24.0 11.7

一杯に追われた新馬のヒロシゲアトムと併せて、0.1秒追走して1.0秒先着しました。
今週は軽めの調教でしたが、絶好の動きで終い11.7秒の好時計を叩き出しています。
併走馬も大きく突き放す内容で、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
今週で2本のみの調教にはなりますが、引き続き軽快な動きで好調キープと見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フェニックス賞(1着)

8/11 栗坂良 強め
52.6 37.5 24.3 12.2

一杯に追われた古馬2勝のトウカイデュエルと併せて、0.2秒追走して1.0秒先着しました。

今回の最終追い切り:小倉2歳ステークス

9/1 栗坂良 馬なり
54.3 38.2 24.0 11.6

最終追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
今週も軽めの調教でしたが、先週に続いて直線は11秒台の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、しっかり加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
今週は騎手騎乗でやれていますし、仕上がりは万全と見て良いでしょう。


ブレスレスリー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目なので、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は栗東坂路を中心に追われていて、水曜追いは意欲的に追われる傾向があります。
併せ馬で実戦を意識した調教が多いので、一週前追い切りと最終追い切りの動きは要チェックですよ。

併走馬には追走してもしっかり同入ができていますので、今走も遅れるようなら注意が必要です。
時計は出るタイプの馬ではありませんが、終い12秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は2着に1馬身以上差をつける圧勝で、2着したスタニングローズは前走G3新潟2歳Sで5着に好走しています。
相手関係を考えると重賞でも能力は通用すると思いますし、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

5/26 栗坂良 強め
54.7 39.3 25.4 12.6

馬なりに追われた古馬2勝のキーダイヤと併せて、0.7秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:小倉2歳ステークス

8/25 栗坂良 一杯
53.3 38.6 24.7 12.2

馬なりに追われた古馬1勝のジャックドールと併せて、0.6秒追走同入しました。
いつも通り今週はビッシリ追われると、力強い反応で自己ベストを更新。
直線も12.2秒の鋭い伸び脚で、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/2 栗CW良 一杯
67.2 51.7 37.5 12.2 [4]

最終追い切りは藤岡康太騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のララアンドツイカと併せて、内を0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:小倉2歳ステークス

9/1 栗坂良 強め
52.6 38.4 24.9 12.1

最終追い切りは藤懸騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のジャックドールと併せて、0.2秒先行して0.3秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、先週以上に良い動きを見せています。
全体時計も自己ベストを更新していて、直線も12.1秒の好時計をマーク。
折り合いもついていますし、仕上がりは万全です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。