京都牝馬ステークス2021 追い切り情報

京都牝馬ステークス2021 追い切り情報

京都牝馬ステークス2021 追い切り情報


2月20日(土)阪神芝1400m

アイラブテーラー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で追われていますが、日曜日は栗東CWで追われることが多いです。
馬なり中心に追われることが多いですが、最終追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
比較的攻めは動くタイプの馬ですが、好時計を出すレースでは好走率が高いです。

直線は失速する傾向にありますが、全体時計が優秀なら軽視は禁物です。
近走は大敗も多いですが、重賞でも実績はあります。
能力はある馬なので、今走も仕上がり万全なら注意しておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:淀短距離ステークス(16着)

12/31 栗CW不 馬なり
85.8 70.7 56.5 42.4 13.2 [9]

今回の一週前追い切り:京都牝馬ステークス

2/11 栗CW良 一杯
79.5 65.9 52.6 39.0 11.9 [9]

今週はビッシリ追われると、絶好の動きで全体時計は80秒を切る好時計をマーク。
追われた反応は抜群で、直線も11.9秒の鋭い伸び脚を見せています。
自己ベストと同等の時計ですし、外コースを回ってこの時計なら優秀です。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:淀短距離ステークス(16着)

1/5 栗CW良 一杯
84.2 67.6 52.7 38.2 12.6 [8]

今回の最終追い切り:京都牝馬ステークス

2/17 栗CW重 一杯
82.5 66.9 52.8 38.5 12.1 [9]

今週も一杯に追われましたが、外コースを回って重馬場にも関わらず好時計を叩き出しています。
追われた反応も抜群で、直線は12.1秒の好時計をマーク。
折り合いがついているのも好感が持てます。
先週も絶好の動きを見せていましたし、態勢は整ったと見ていいでしょう。


アマルフィコースト 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に乗り込まれ、一週前追い切りは栗東CWで意欲的に追われる傾向があります。
攻めは動くタイプの馬で、一杯に追われて6F80秒台の時計が通常です。
直線もしっかり伸びるので、折り合いがスムーズなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。

近走は不振が続きますが、当レースは2019年に3着した舞台です。
昨年も4着とそこまで大崩れはしていませんし、得意のレースと言えるでしょう。
ただ、今年は阪神にコース替わりとなるので、あまり過信しすぎるの危険な一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:カーバンクルステークス(8着)

1/6 栗CW良 一杯
80.7 65.1 50.8 37.8 12.8 [5]

今回の一週前追い切り:京都牝馬ステークス

2/10 栗CW良 一杯
79.0 64.2 50.3 37.7 12.5 [5]

いつも通り今週は一杯に追われると、力強いフットワークで6F79秒の猛時計をマーク。
攻めは動くタイプの馬ではありますが、自己ベストに近い時計で、直線も12.5秒と鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、前走時よりも動きは良化しています。
乗り込み量も十分で、仕上がりは順調と考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:カーバンクルステークス(8着)

1/11 栗坂良 馬なり
54.6 39.3 25.4 12.6

今回の最終追い切り:京都牝馬ステークス

2/17 栗坂重 一杯
52.5 37.9 24.2 11.8

今週は坂路で追われましたが、先週と同様に一杯に追われています。
全体時計も優秀ですし、直線は11.8秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いがついているのも好感が持てますし、先週は79秒台の猛時計を叩き出しています。
乗り込み量も十分で、仕上がりは万全と見ていいでしょう。


イベリス 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に追われています。
一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われることも多く、併せ馬で気合付けをすることもあります。
併走馬には先着することが多いので、遅れを取るようなら注意が必要ですよ。

近走は不振が続いており、オープン戦でも結果を出せていません。
ただ、阪神は得意なので、今回阪神にコースが替わるのはプラス材料です。
前走のG2阪神カップでもそこまで大崩れはしていないので、相手関係が楽になる今走はどこまでやれるかと言ったところでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神カップ(6着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:京都牝馬ステークス

2/10 栗坂良 一杯
52.3 38.1 24.7 12.3

一杯に追われた古馬2勝のディモールトと併せて、0.2秒追走して0.2秒先着しました。
今週はビッシリ追われましたが、力強い反応で終い12.3秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀ですし、一杯に追う併走馬を楽に圧倒しています。
前走時以上に良い動きを見せていますし、折り合いもスムーズで仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神カップ(6着)

12/23 栗坂良 強め
53.4 38.6 24.7 12.3

馬なりに追われた古馬3勝のタガノスカイハイと併せて、0.3秒追走して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:京都牝馬ステークス

2/17 栗坂重 強め
51.6 37.7 24.9 12.4

今週は直線の伸びを確かめる内容でしたが、ビッシリ追われた先週よりも好時計を叩き出しています。
追われた反応も抜群で、直線は12.4秒の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは良好です。


ギルデッドミラー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で乗り込まれ、水曜追いは併せ馬で気合付けを行うことが多いです。
併走馬にはいつも先着しており、格上でも遅れるようなら注意が必要ですよ。
また、最終追い切りは実戦を意識した調整が多く、騎手騎乗で強めに追われています。

本番の動きにも反映されるので、一週前追い切りよりも最終追い切りの動きに注目です。
近走は大敗が続きますが、阪神はG3アーリントンCでも2着に好走しており、比較的得意なコースです。
近走の内容を見る限りだと信頼度は低いですが、一変が期待できそうなら注意したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:リゲルステークス(14着)

12/2 栗CW良 強め
68.1 52.4 38.0 12.1 [8]

今回の一週前追い切り:京都牝馬ステークス

2/10 栗坂良 強め
51.7 37.7 24.8 12.7

今週は意欲的に追われて、力強い動きを見せています。
直線は失速していますが、全体時計は51.7秒と優秀です。
先週も動きは良好でしたし、休養前よりも状態は良化しているように感じます。
最終追い切りも好調キープなら軽視は禁物ですよ。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:リゲルステークス(14着)

12/9 栗坂良 強め
52.6 38.0 24.8 12.7

今回の最終追い切り:京都牝馬ステークス

2/17 栗坂重 馬なり
53.2 38.4 24.9 12.5

今週は軽めの調整でしたが、力強い動きで重馬場でも終い12.5秒の時計を出しています。
失速ラップではありますが、この馬なりに全体時計も優秀ですし、前走時と比べても良化が見込めます。
実戦では大敗が続きますが、仕上がりは順調と考えていいでしょう。


シャインガーネット 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に追われ、水曜追いは一週前追い切りまでは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
併走馬にはいつも同入・先着しているので、今走も遅れを取るようなら注意が必要ですよ。
また、最終追い切りは美浦南ポリトラックや美浦南芝コースで軽めに調整される傾向があります。

比較的時計は出るタイプの馬ですが、しっかり折り合いがついていれば、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
昨年のファルコンS以降見せ場はないですが、前走の9着は長期休養明けも敗因の一つです。
ひと叩きした今走は上積みが見込めるので、仕上がり次第では押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ターコイズステークス(9着)

12/10 美南W稍 馬なり
65.9 51.6 38.8 13.3 [8]

一週前追い切りは原田和真騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のアルベルティーヌと併せて、外を0.4秒追走して0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京都牝馬ステークス

2/10 美南W良 馬なり
66.9 52.9 40.3 13.0 [8]

一週前追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
いつも通り一週前追い切りは馬なり調教でしたが、普段と比べると全体時計は平凡です。
折り合いがついているのは好感が持てますが、直線も13.0秒とイマイチですね。
入念に乗り込まれてはいますが、仕上がりはマズマズと言ったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ターコイズステークス(9着)

12/16 美坂良 馬なり
51.0 37.3 24.3 12.3

最終追い切りは原田和真騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京都牝馬ステークス

2/17 美坂良 強め
49.8 36.4 24.0 12.2

今週は強めに追われると絶好の動きで一番時計をマーク。
自己ベストを大きく更新する走りで、全体と消えは50秒を切る猛時計を叩き出しています。
直線は若干失速しましたが、追われた反応は良好で鋭い伸び脚を見せています。
乗り込み量も申し分なく、このひと追いで仕上がったと考えていいでしょう。


ブランノワール 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に乗り込まれ、水曜追いは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
併走馬に遅れをとったレースの好走率はかなり低いので、今走も遅れるようなら注意が必要ですよ。
また、一週前追い切りは意欲的に追われることが多く、速い時計を出す傾向があるので注目です。

今走も直線で12秒台の時計を出していて、しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていれば、仕上がりは順調と考えていいでしょう。
古馬になってからは3勝クラスまでしか勝てておらず、近走もオープン戦では不振が続きます。
今走も格上挑戦となりますので、能力的に不安な面はありますが、どこまでやれるかといったところでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:リゲルステークス(5着)

12/3 栗坂良 一杯
50.5 37.5 24.8 12.5

一週前追い切りは浜中騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京都牝馬ステークス

2/11 栗坂良 馬なり
53.5 38.9 24.8 12.0

一週前追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬3勝のファーストフォリオと併せて、0.1秒先行同入しました。
今週は軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで終い12.0秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、折り合いがついているのは好感が持てます。
乗り込み量も十分で、仕上がりは順調と考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:リゲルステークス(5着)

12/9 栗坂良 馬なり
54.1 38.3 24.0 11.9

今回の最終追い切り:京都牝馬ステークス

2/17 栗坂重 馬なり
51.4 37.5 25.0 12.9

最終追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳未勝利のテーオーソフィアと併せて、0.2秒追走して0.2秒先着しました。
今週も軽めの調整でしたが、抜群の行きっぷりで4F51秒台の好時計をマーク。
直線で失速しているのは気になりますが、併走馬を楽に圧倒しています。
乗り込みも十分で、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。