ユニコーンステークス2021 追い切り情報

ユニコーンステークス2021 追い切り情報

ユニコーンステークス2021 追い切り情報


6月20日(日)東京ダート1600m

カレンロマチェンコ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われています。
比較的水曜追いは併せ馬で気合付けが行われており、一週前追い切りにビッシリ追われ、最終追い切りは軽めに追われる傾向があります。
併走馬にはいつも同入、先着ができているので、今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

直線は12秒台の好時計を出すことが多く、馬なりに追われても12秒台前半の鋭い伸び脚を見せています。
面白い傾向としては最終追い切りで折り合いがついていないレースでは、全て着外となっているので、今走も加速ラップかどうかはチェックしておきましょう。
前走はオープン戦でも実力馬相手に快勝していますし、ひとレース毎に成長を感じます。
今走も距離延長がどうかという点はありますが、更に良化が見込めるようなら重賞でも楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:昇竜ステークス(1着)

3/3 栗坂重 一杯
53.7 39.0 24.7 12.2

一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のブライトパスと併せて、0.8秒追走して1.0秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ユニコーンステークス

6/10 栗坂良 強め
53.5 37.9 24.1 11.8

一週前追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のトウケイミラと併せて、0.3秒追走して0.3秒先着しました。
今週はやや抑え目でしたが、追われた反応は抜群で終い11.8秒の好時計をマーク。
前走時以上に良い動きを見せており、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込みも十分で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:昇竜ステークス(1着)

3/10 栗坂良 馬なり
54.7 39.6 25.3 12.3

今回の最終追い切り:ユニコーンステークス

6/16 栗坂重 馬なり
52.8 38.1 24.7 12.5

先週意欲的に追われた分、今週はサッと流す程度の調教です。
直線は若干失速しましたが、抜群の行きっぷりで全体時計は自己ベストに近い時計を叩き出しています。
先週よりも動きは良化していますし、重馬場でこの時計なら優秀です。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


ゲンパチフォルツァ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れをとることもありますが、最終追い切りにはしっかり先着しているので、最終追い切りでも遅れるようなら注意が必要ですよ。
比較的馬なり中心の調教が多いですが、一週前追い切りと最終追い切りは強めに追われる傾向があります。

直線で失速することもありますが、全体時計は毎回優秀です。
美浦南Wで4F51秒台の時計を出していて、直線も鋭い伸び脚を見せるようなら仕上がりは万全と考えて良いでしょう。
ひとレース毎に力をつけており、前走もマイルのオープン戦で見事快勝しています。
今走は初重賞になりますが、更に良化が見込めるようなら楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:青竜ステークス(1着)

一週前追い切りはなし

今回の一週前追い切り:ユニコーンステークス

6/9 美南W稍 馬なり
65.4 50.6 37.9 13.0 [7]

強めに追われた古馬1勝のコスモスタックと併せて、外を1.0秒追走同入しました。
今週はサッと流す程度の調教でしたが、抜群の行きっぷりで自己ベストを更新。
直線は若干失速しましたが、併走馬も楽に圧倒し、4F時計もかなり優秀です。
先週も馬なりで同等の時計を叩き出しており、引き続き好調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:青竜ステークス(1着)

5/12 美南W良 馬なり
66.2 51.7 38.3 13.1 [5]

一杯に追われた古馬2勝のデルマクリスタルと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:ユニコーンステークス

6/16 美南W稍 強め
67.2 51.8 37.9 12.8 [8]

強めに追われた新馬のヴァプンアートと併せて、外を0.2秒遅れました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、併走馬にも遅れていますし、直線で失速しているのは気がかりです。
ただ、12秒台ならこの馬なりに優秀で、4F時計も51秒台の好時計を叩き出しています。
先週は自己ベストを上回る時計を出していますし、仕上がりは順調と見て良いでしょう。


ピンクカメハメハ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われ、レース直前は併せ馬で気合付けを行う傾向があります。
併走馬には遅れる傾向がありますが、かなり追走してのものであれば問題はなさそうです。
また、一週前追い切りか最終追い切りのどちらか一方で意欲的に追われ、比較的好時計を叩き出しています。

若干失速する傾向がありますが、終い12秒台の時計を出していて、全体時計も優秀ならいつも通りと見て良いでしょう。
実戦タイプの馬なので、調教内容が微妙でも当日の馬体が問題なければ注意が必要ですよ。
今走は帰厩後一発目と日本では初ダートとなりますので、不安材料はいくつかありますが、距離適性は問題ないですし、2走前のサウジダービーのような走りを期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:中京2歳ステークス(4着)

12/11 栗坂良 馬なり
52.0 38.3 25.3 12.7

日本での一週前追い切り情報を記載します。
一週前追い切りは亀田騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のフォルツァエフと併せて、1.0秒追走して0.1秒遅れました。

今回の一週前追い切り:ユニコーンステークス

6/9 栗坂良 一杯
51.5 37.7 24.6 12.3

一杯に追われた3歳未勝利のユウカレントと併せて、0.5秒追走して0.6秒先着しました。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で終い12.3秒の好時計を叩き出しています。
全体時計も自己ベストを更新していて、珍しく折り合いがついているのは好感が持てます。
併走馬にもあっさり先着していますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:中京2歳ステークス(4着)

12/16 栗坂良 強め
51.8 38.2 25.1 12.9

今回の最終追い切り:ユニコーンステークス

6/17 栗坂稍 馬なり
51.8 37.6 24.6 12.4

最終追い切りは松本騎手が騎乗しての調教です。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
それでも先週に続いて軽快なフットワークを見せていて、全体時計は従来の自己ベストと同等の時計をマーク。
直線は若干失速しましたが、普段の傾向通りですし、12秒台の時計が出ていれば優秀です。
乗り込みも十分で、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


ラペルーズ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路で馬なり中心に追われ、レース直前の水曜追いは美浦南Wで追われる傾向があります。
基本的に水曜追いは併せ馬で気合付けをしており、追走しても同入する形が多いです。
また、併走馬に遅れることもありますが、結果は出ているので特に心配はいりません。

速い時計を出すタイプの馬ではありませんが、直線は鋭い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡でも折り合いがスムーズで、終い12秒台の時計を出していれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は出遅れもあり11着に敗れましたが、2走前のヒヤシンスSでは2着に1馬身以上も差をつけて圧勝しています。
今走は相手のレベルが上がりますが、実績のある舞台ですし、仕上がり万全なら改めて期待したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:青竜ステークス(11着)

5/5 美南芝良 馬なり
66.4 51.0 36.5 11.2 [2]

一週前追い切りは木幡育也騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた障害未勝利のレッドサイオンと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ユニコーンステークス

6/9 美南W稍 馬なり
71.8 55.9 41.2 13.2 [8]

一週前追い切りは木幡育也騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のカルナックと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
いつも通り今週は軽めの調教で、時計自体は平凡です。
ただ、フットワークは軽快で、併走馬にもしっかり追走同入できています。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:青竜ステークス(11着)

5/12 美南芝良 馬なり
68.4 52.9 38.7 12.4 [2]

最終追い切りは木幡育也騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのゴーフォザサミットと併せて、外を0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:ユニコーンステークス

6/16 美南W稍 馬なり
69.6 54.3 40.4 13.3 [8]

最終追い切りは木幡育也騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のシハーブと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
今週も軽めの調教でしたが、軽快なフットワークで全体時計は自己ベストを更新しています。
直線も13.3秒ではありましたが、折り合いはスムーズで併走馬にもあっさり追走同入できています。
日曜には良い動きを見せていましたし、仕上がりは良好です。


ルーチェドーロ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで追われ、水曜追いはウッドチップコースで併せ馬をすることが多いです。
併走馬には先着する形が多いですが、遅れても結果は出ているのでそこまで心配はいらないです。
攻め動くタイプの馬ではないですが、終い12秒台の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

前走は馬具の効果もあり、オープン戦で2着1馬身以上差をつけて圧勝しています。
2歳時には全日本2歳優駿で3着に好走していますし、能力はある馬です。
今走は昇級戦にはなりますが、仕上がり万全で上手くハマれば面白い一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:端午ステークス(1着)

4/22 美南W良 強め
67.9 53.1 38.9 12.6 [6]

強めに追われた古馬3勝のローレルジャックと併せて、内を1.0秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ユニコーンステークス

6/10 美南W良 一杯
67.5 52.2 37.6 12.2 [3]

強めに追われた古馬3勝のカルリーノと併せて、内を1.0秒先行して0.3秒遅れました。
今週はビッシリ追われると、力強い動きで終い12.2秒の好時計をマーク。
全体時計もこの馬なりに優秀で、折り合いがついているのは好感が持てます。
併走馬には遅れをとりましたが、そこまで心配はいらないです。
乗り込みも十分で、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:端午ステークス(1着)

4/28 美南W良 馬なり
70.1 54.8 40.0 12.7 [4]

馬なりに追われた3歳未勝利のスズロビンソンと併せて、外を0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:ユニコーンステークス

6/16 美南W稍 一杯
69.2 53.2 38.3 11.9 [3]

馬なりに追われた3歳未勝利のマイネルパリオートと併せて、外を同入しました。
今週もビッシリ追われると、力強い反応で終い11.9秒の好時計をマーク。
全体時計は先週よりも遅くはなりましたが、折り合い重点に追われて直線の伸びは優秀です。
しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていますし、仕上がりは良好と見て良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。