東京スポーツ杯2歳ステークス2020 追い切り情報

東京スポーツ杯2歳ステークス2020 追い切り情報

東京スポーツ杯2歳ステークス2020 追い切り情報


11月23日(月)東京芝1800m

ジュンブルースカイ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦から傾向を見ていきたいと思います。
基本的に水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、併走馬には遅れを取ることもありますが、結果は出ているので、動いていれば特に心配はいらないでしょう。
レース直前は意欲的に追われることが多く、特に栗東CWで長めに追われる一週前追い切りの動きには注目です。

前走は失速ラップでも2着には好走しましたが、本来は加速ラップで直線は伸びるタイプの馬です。
今走も折り合いがついていて、直線で鋭い伸び脚を見せるようなら仕上がりは順調と見て良いでしょう。
前走は仕上がり途上の状態で好走しましたから、叩いて上積みが見込める今走は軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:萩ステークス(2着)

10/22 栗CW良 強め
97.3 81.3 66.1 52.2 38.5 12.2 [8]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた新馬のピエトラサンタと併せて、外を1.1秒先行して0.3秒遅れました。

今回の一週前追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/11 栗芝稍 一杯
78.4 63.7 50.2 37.2 11.9 [5]

強めに追われた2歳1勝のシャドウエリスと併せて、外を1.2秒先行してクビ差遅れました。
併走馬には遅れを取りましたが、いつも通りの傾向なので特に心配はいらないです。
それよりも、攻めは動かないタイプにも関わらず、全体時計は78.4秒の猛時計を叩き出しています。
時計の出やすい芝コースとはいえ、直線も11.9秒なら優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:萩ステークス(2着)

10/28 栗坂良 一杯
55.2 39.9 26.4 13.8

強めに追われた2歳未勝利のルリオウと併せて、0.5秒先行して1.0秒遅れました。

今回の最終追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/19 栗坂良 馬なり
55.2 40.7 26.8 13.5

先週意欲的に追われた分、今週はサッと流す程度の調整でした。
馬なり調教でしたが、全体時計は一杯に追われた自己ベストと同等の時計をマーク。
攻めは動くタイプの馬ではないですし、先週も好時計で引き続き好調と見て良いでしょう。


タイトルホルダー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
一週前追い切りは意欲的に追われて、最終追い切りは軽めの調教が行われています。
直線は失速することもありますが、全体時計が速ければ特に問題はないでしょう。

最終追い切りでは軽めの調整でしたが、折り合いはスムーズで直線も12.3秒の鋭い伸び脚を見せています。
水曜追いは併せ馬で気合付けをすることも多いですが、先行しても遅れは取っていないです。
今走も併走馬にしっかり同入、先着して、最終追い切りでしっかり態勢が整えば楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

9/24 美坂稍 強め
51.8 37.7 24.7 12.5

今回の一週前追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/12 美南W良 馬なり
66.9 51.8 38.4 12.2 [5]

馬なりに追われた新馬のフレーズメーカーと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
今走は馬なり調教でしたが、抜群の行きっぷりで自己ベストと同等の時計をマーク。
直線も12.2秒の鋭い伸び脚を見せていて、併走馬にも同入できています。
しっかり加速ラップを刻んだ調教で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

9/30 美南W良 馬なり
66.8 52.1 38.5 12.3 [5]

最終追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた障害オープンのフィスキオと併せて、内を0.6秒追走して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/19 美南W良 馬なり
68.7 53.1 39.2 12.3 [8]

最終追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
今週も軽めの調整でしたが、先週に続いて直線の伸びは良好です。
折り合いもついていますし、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


ダノンザキッド 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
水曜追いは併せ馬で気合付けを行っています。
前走は最終追い切りで遅れを取りましたが、追走してのものですし、格上相手だったので、遅れても動けていれば特に心配はいらないです。

直線は伸びるタイプの馬で、意欲的に追われて終い12秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
毎回折り合いはついていますし、今走も折り合い面には注目です。
今走は2戦目になりますが、前走が2着に3馬身差をつける圧勝だったので、更に上積みが見込める今走は軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/17 栗CW良 一杯
81.2 65.2 51.2 37.5 12.0 [7]

一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳未勝利のタガノオボロと併せて、内を0.7秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/11 栗CW良 一杯
79.5 64.2 50.5 37.3 12.1 [7]

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳1勝のポールスターと併せて、内を0.2秒追走して0.9秒先着しました。
いつも通り今週はビッシリ追われると、力強い反応で全体時計は80秒を切る猛時計をマーク。
自己ベストを大きく更新する走りで、併走馬を楽に圧倒しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/24 栗坂良 一杯
53.7 38.6 24.3 12.1

最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のスワーヴシャルルと併せて、0.5秒追走して0.1秒遅れました。

今回の最終追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/19 栗坂良 一杯
51.6 37.5 24.2 12.1

今週は坂路でビッシリ追われると、力強い反応であっさり自己ベストを更新。
直線も12.1秒と鋭い伸び脚で、今週もしっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
先週は6F80秒を切る猛時計でしたし、乗り込みも十分で仕上がりは万全です。


ドゥラヴェルデ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
一週前追い切りは意欲的に追われて、最終追い切りはサッと流す程度の調教が行われています。
レース直前は併せ馬で気合付けをしていて、一週前追い切りでは遅れを取っていましたが、最終追い切りではしっかり先着しています。

一週前追い切りでは格上だったということもありますが、今走も最終追い切りで先着できていれば問題はないと考えて良いでしょう。
直線は伸びるタイプの馬で、馬なりでもラストは12秒台前半の時計を叩き出しています。
全体時計も優秀ですが、直線の反応はチェックしておきましょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

7/15 美南W重 一杯
97.2 81.7 66.7 52.5 38.5 12.2 [4]

馬なりに追われた古馬オープンのワイルドカードと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/11 美南W良 強め
83.2 67.4 53.0 38.7 12.3 [3]

馬なりに追われた古馬2勝のヘイルメリーと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、追われた反応は抜群で、直線は12.3秒の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、全体時計も優秀です。
乗り込み量も十分ですし、久々でも仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

7/22 美南W稍 馬なり
66.3 51.6 37.9 12.0 [3]

最終追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のエクセランフィーユと併せて、内を0.3秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/19 美南W良 馬なり
68.9 53.5 38.6 11.8 [2]

最終追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のエスタジと併せて、外を0.5秒先行同入しました。
今週は馬なり調教でしたが、軽快なフットワークで終い11.8秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、直線の伸び脚は優秀です。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。


プラチナトレジャー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦から傾向を見ていきたいと思います。
普段は美浦Wで追われていて、併せ馬で気合付けしています。
馬なり中心の調教ですが、最終追い切りは終い重点に追われることが多いですね。

追われた反応は良好で、終い重点に追われる調教では、ラスト12秒台の時計が出ています。
前走は失速ラップでも結果は出ていましたし、全体時計も優秀で終い12秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
まだ若さはありますが、ひとレース毎に力をつけていますし、道悪適性があるのもプラス材料なので、条件が整えば今走も押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

9/30 美南W良 馬なり
67.7 52.8 39.4 12.9 [5]

馬なりに追われた2歳未勝利のアカイトリノムスメと併せて、内を1.0秒追走して0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/11 美南W良 強め
69.5 53.3 38.6 12.9 [5]

馬なりに追われた新馬のミッキーセレスタと併せて、外を0.6秒先行して0.2秒遅れました。
一週前追い切りは珍しく意欲的に追われましたが、反応はイマイチで直線は失速しています。
全体時計も平凡ですし、格下の併走馬に遅れを取っているのも気がかりです。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

10/7 美南W良 強め
66.0 51.0 37.5 12.6 [4]

馬なりに追われた古馬3勝のアンティシペイトと併せて、内を0.7秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/19 美南W良 馬なり
69.3 54.0 39.8 12.3 [8]

最終追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた2歳未勝利のサトノフォーチュンと併せて、外を0.4秒先行同入しました。
今週はサッと流す程度の調整でしたが、行きっぷりは良好で、直線は12.3秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡ですが、このひと追いで動きは良化。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。