東海ステークス2022 追い切り情報

東海ステークス2022 追い切り情報

東海ステークス2022 追い切り情報


1月23日(日)中京ダート1800m

オーヴェルニュ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで追われていて、水曜追いは意欲的に追われる傾向があります。
栗東CWでは基本的に馬なり調教ですが、一杯に追われた時は時計も速いですし、好走率も高いので注意が必要です。
直線は失速するタイプの馬ではありますが、終い12秒台の時計が出ていれば優秀です。

あまり時計は出ないので判断は難しいですが、いつも通り一週前追い切りと最終追い切りで強めに追われて良い動きを見せるようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
近走は不振が続きますが、当レースは昨年制した舞台です。
今走も万全に仕上がれば軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:チャンピオンズカップ(6着)

11/25 栗CW良 強め
83.0 67.2 52.4 38.6 12.1 [5]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:東海ステークス

1/13 栗CW良 一杯
81.4 66.2 51.3 36.8 12.0 [7]

一週前追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
時計の出やすいタイプの馬ですが、今週は一杯に追われて前走時以上の時計をマーク。
追われた反応も抜群で、直線は12.0秒の力強い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:チャンピオンズカップ(6着)

12/1 栗CW重 馬なり
84.5 68.0 52.4 38.0 12.0 [5]

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:東海ステークス

1/19 栗CW良 馬なり
87.3 71.0 55.9 41.3 12.5 [4]

先週ビッシリ追われた分、今週はサッと流す程度の調教です。
全体時計は平凡でしたが、加速すると直線は12.5秒の鋭い伸び脚を見せています。
ひと追い毎に状態は良化していますし、折り合いがついているのも好感が持てます。
一週前追い切りも一杯に追われて力強い反応を見せていますし、乗り込みも十分で、仕上がりは良好です。


サンライズホープ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで追われており、水曜追いは意欲的に追われる傾向があります。
併せ馬で気合付けをすることも多く、いつも先着しているので、遅れるようなら注意が必要ですよ。
また、プール調教を併用していますが、結果は出ていますし、特に心配はいりません。

直線は若干失速する傾向はありますが、全体時計も優秀ですし、終い12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走はG1チャンピオンズカップで15着に大敗しましたが、G3レースでは実績があります。
G2でどこまでやれるかというところですが、仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:チャンピオンズカップ(15着)

11/25 栗CW良 一杯
82.0 66.3 51.9 38.8 12.8 [7]

一週前追い切りは森裕太朗騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のナムラショウグンと併せて、内を0.4秒追走して0.7秒先着しました。

今回の一週前追い切り:東海ステークス

1/13 栗CW良 一杯
83.5 68.0 52.6 37.2 11.7 [7]

一週前追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のナムラショウグンと併せて、内を1.2秒追走して0.6秒先着しました。
今週はやや抑え目でしたが、力強い反応で併走馬を楽に圧倒。
直線も11.7秒の鋭い伸び脚で、折り合いがついているのも好感が持てます。
全体時計も優秀で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:チャンピオンズカップ(15着)

12/1 栗坂重 一杯
52.7 37.7 24.2 12.1

今回の最終追い切り:東海ステークス

1/19 栗CW良 一杯
98.4 81.7 67.2 52.6 37.4 12.0 [7]

最終追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のナムラショウグンと併せて、内を1.1秒追走して1.1秒先着しました。
今週もビッシリ追われると、力強い反応で併走馬を楽に圧倒。
6F時計は自己ベストに近い数字を出していますし、長めにやれているのも好感が持てます。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。


ブルベアイリーデ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に追われています。
意欲的に追われても一週前追い切りか最終追い切りのどちらかで調教が施されることが多いです。
直線は伸びるタイプの馬で、馬なりでも終い12秒前半を叩き出しています。

若干失速する傾向がありますが、結果は出ているので早い数字を出すようなら特に心配はいらないです。
全体時計は坂路なら4F52秒台の時計が多く、しっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
相手のレベルは上がりますが、ひとレース毎に力をつけていますし、今走も態勢が整えば楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:武蔵野ステークス(4着)

11/4 栗坂良 一杯
53.4 38.7 24.8 12.3

今回の一週前追い切り:東海ステークス

1/13 栗坂良 一杯
49.9 36.5 24.5 12.8

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
今週はビッシリ追われましたが、全体時計は50秒を切る猛時計をマーク。
直線は若干失速していますが、12秒台の時計が出ているので心配はいらないでしょう。
ひと追い毎に状態は良化していますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:武蔵野ステークス(4着)

11/10 栗坂稍 馬なり
52.4 37.6 24.6 12.3

今回の最終追い切り:東海ステークス

1/19 栗坂良 馬なり
54.0 38.8 25.2 12.5

先週意欲的に追われた分、今週はサッと流す程度の調教です。
行きっぷりは抜群で、加速するとラストは12.5秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡ですが、折り合いがついているのは好感が持てます。
先週は一杯に追われて50秒を切る時計を出していますし、このひと追いで仕上がったと見て良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。