天皇賞秋2023 追い切り情報

天皇賞秋2023 追い切り情報

天皇賞秋2023 追い切り情報


10月29日(日)東京芝2000m

アドマイヤハダル 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:毎日王冠(4着)

9/28 栗CW良 一杯
83.8 68.1 52.6 37.5 11.6 [8]

一杯に追われる障害オープンハンディースビークと併せて、内で0.3秒追走.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/19 栗CW良 馬なり
83.0 67.5 52.5 37.1 11.8 [7]

一週前追い切りは菅原明良騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬1勝のゴルデールスカーと併せて、内で0.3秒追走クビ先着しました。
前走と同様で一週前追い切りはウッドで行いました。
間隔が詰まっていますが、全体時計も優秀ですししっかり加速ラップを刻んでいます。
また、併せ馬でしっかり先着している点も好感を持てます。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:毎日王冠(4着)

毎日王冠(4着)
10/5 栗CW良 強め

強めに追われる古馬オープンノースザワールドと併せて、内で0.6秒追走クビ先着しました。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/25 栗CW良 馬なり
84.0 68.9 53.7 38.2 11.5 [6]

これまでと同様で最終追い切りはウッドで行いました。
ややチグハグなラップですが、終い11.5秒と好時計をマークしました。
中2週ですが、一週前追い切り最終追い切りとしっかり負荷を掛けた印象です。
本番でもこの馬の力を出せる出来にあります。


イクイノックス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:宝塚記念(1着)

6/14 栗CW良 馬なり
95.3 79.3 65.0 50.8 36.8 11.6 [3]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる障害オープンブレッシングレインと併せて、内で0.5秒追走クビ先着しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/18 美南W良 馬なり
93.7 78.9 65.4 51.4 37.4 11.8 [4]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のボーデンと併せて、内で0.3秒追走0.2秒先着しました。
この馬のパターンで一週前追い切りはウッドで行いました。
チグハグラップですが、終い11.8秒としっかり脚を使えています。
ただ、秋に2戦使うこともありわずかながらこの馬としては時計面でやや控えめの内容です。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:宝塚記念(1着)

宝塚記念(1着)
6/21 栗CW良 G前仕掛け

一杯に追われる障害オープンブレッシングレインと併せて、内で0.3秒追走0.2秒先着しました。
一杯に追われる古馬2勝サスツルギと併せて、外で0.6秒先行0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/25 美南W良 馬なり
67.6 52.5 37.3 11.3 [4]

馬なりの2歳未勝利のソニックラインと併せて、外で0.2秒先行同入しました。
強めに追われる古馬3勝のボーデンと併せて、内で0.2秒追走0.4秒先着しました。
これまでと同様で週末に坂路調教を行い、最終追い切りはウッドで行いました。
時計はそこまで目立ちませんが、この馬自身最終追い切りでそこまで時計を出すタイプではないので問題はないでしょう。
また、終い11.3秒と馬なりでこの時計をマークしましたので流石世界No.1の動きと言えるでしょう。
本番でもしっかり力を出せそうです。


エヒト 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:産経賞オールカマー(11着)

9/14 栗坂良 一杯
50.8 36.6 23.8 12.0 [7]

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/20 栗坂良 一杯
50.0 36.6 24.3 12.1 [7]

森厩舎らしく一週前追い切りは坂路メインの調教です。
全体タイムは50秒と素晴らしい時計ですし、加速ラップを刻めています。
この全体時計で加速ラップは素晴らしいですし、3ハロン連続で12秒台も素晴らしいです。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:産経賞オールカマー(11着)

産経賞オールカマー(11着)
9/21 栗坂良 馬なり

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

水曜日時点で最終追い切りなし。


ガイアフォース 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:産経賞オールカマー(5着)

9/13 栗坂良 一杯
51.2 36.8 23.8 11.7 [7]

一週前追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝エンペラーワケアと併せて、0.5秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/18 栗CW良 一杯
96.9 80.7 65.9 51.0 36.3 11.6 [7]

一週前追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のアップデートと併せて、外で0.5秒追走0.5秒先着しました。
強めに追われる古馬3勝ジャスティンエースと併せて、外で1.3秒追走1.4秒先着しました。
調教パターンをガラッと変えてウッドで一週前追い切りを行いました。
時計面も優秀ですし、終いも11.6秒と素晴らしい脚を披露しました。
併せ馬も豪華に先着しており、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:産経賞オールカマー(5着)

産経賞オールカマー(5着)
9/21 栗坂良 馬なり

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/25 栗坂良 馬なり
54.0 39.2 25.0 11.9 [7]

最終追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
これまでと同様で最終追い切りは坂路で行いました。
一週前追い切りで変化を付けて最終追い切りで終い11.9秒と好内容と言えます。
ウッド調教でも好時計をマークし、終い11秒台となると杉山厩舎の勝負調教でもあります。

本番ではアッと言わせる出来にもあり、楽しみな一頭です。


ジャックドール 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌記念(6着)

8/9 函W良 強め
65.9 52.1 38.4 12.3 [7]

一杯に追われる古馬1勝テーオーヴァイナーと併せて、内で1.2秒追走1.0秒先着しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/18 栗CW良 一杯
81.1 65.1 49.9 35.6 11.1 [4]

一週前追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのヴァンケドミンゴと併せて、内で0.8秒追走0.3秒先着しました。
これまでの一週前追い切りと同様でウッドで行いました。
ただ、時計面でかなり早い時計をだしてかなり攻め込んでいる印象です。
加速ラップを刻んで、終いも11.1秒と文句のない調教内容です。
最終追い切りもどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌記念(6着)

札幌記念(6着)
8/16 函芝重 馬なり

最終追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/25 栗CW良 強め
66.4 49.7 35.3 11.0 [7]

これまでと同様で最終追い切りはウッドで行いました。
4ハロンの時計が49.7秒で終いも11.1-11.0と猛時計をマークしました。
また、一週前追い切りでも早い時計をマークしこれまでにない動きをしています。
その中でもしっかり加速ラップを刻んでいますし、状態は前走よりかなり上がっているように映ります。

本番でも楽しみな一頭です。


ジャスティンパレス 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:宝塚記念(2着)

6/14 栗CW良 一杯
96.2 79.6 64.7 50.0 35.6 11.4 [6]

一週前追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝エルトンバローズと併せて、外で0.7秒追走0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/19 栗CW良 G前仕掛け
81.1 66.0 51.6 37.0 11.5 [8]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のフルングニルと併せて、外で0.4秒追走0.1秒先着しました。
これまでと同様で一週前追い切りはウッドで行いました。
ややチグハグなラップですが、終い11.6-11.5としっかり末まで脚を使えています。
また、併せ馬を交えている点含めて近走と同等の内容です。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:宝塚記念(2着)

宝塚記念(2着)
6/21 栗CW良 馬なり

最終追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンイクスプロージョンと併せて、内で0.7秒追走0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/25 栗坂良 馬なり
55.6 41.2 26.7 13.0 [7]

最終追い切りは高倉稜騎手が騎乗しての調教です。
これまでとは大きく異なり最終追い切りは坂路で行いました。
その中でも全体時計55.6秒で12秒台のラップが一つもありません。
輸送が控えているとはいえ流石に控えすぎですし、負荷不足も懸念されます。

現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ダノンベルーガ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌記念(4着)

8/9 函芝良 強め
65.5 49.2 35.9 11.4 [4]

強めに追われる古馬オープンヒシイグアスと併せて、内で0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/19 美南W良 G前仕掛け
64.9 50.0 35.8 11.2 [5]

強めに追われる古馬3勝のレヴェンジルと併せて、内で0.5秒追走0.4秒先着しました。
これまでと同様で一週前追い切りはウッドで行いました。
この馬自身時計は出るタイプなので、時計で判断は難しいです。
しっかり加速ラップを刻んで、週末に坂路調教を交えているのは好内容です。

最終追い切りでどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌記念(4着)

札幌記念(4着)
8/16 函芝重 馬なり

馬なりの古馬1勝サトノバトラーと併せて、内で0.2秒追走0.1秒先着しました。
強めに追われる新馬ドゥレイクパセージと併せて、外で0.6秒先行0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/25 美南W良 馬なり
82.0 65.4 50.8 36.8 11.5 [7]

最終追い切りはJ.モレイラ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのヒシイグアスと併せて、外で0.4秒追走同入しました。
これまでと同様で最終追い切りはウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますいますし、終い11.8-11.5としっかり負荷を掛けてきました。
また近走奮いませんが、最終追い切りで12秒台中心で今回は馬なりで11.5秒はかなり状態が上がってきているようにも見えます。
本番でも楽しみな一頭です。


ドウデュース 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都記念(1着)

2/1 栗CW稍 G前仕掛け
96.6 80.3 66.0 51.8 36.9 11.2 [7]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる3歳1勝ハーパーと併せて、内で0.7秒追走0.1秒先着しました。
一杯に追われる3歳1勝ノーブルクライと併せて、内で1.5秒追走0.8秒先着しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/19 栗CW良 一杯
81.1 65.8 51.1 36.2 11.2 [6]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのフライライクバードと併せて、内で0.5秒追走0.5秒先着しました。
一杯に追われる古馬オープンのユーキャンスマイルと併せて、内で1.6秒追走0.7秒先着しました。
国内では連勝中ですが、一週前追い切りでウッドはこれまでと同様のパターンです。
終い2ハロンが11.2-11.2と素晴らしいですし映像からも文句のない調教内容です。
併せ馬の相手も濃いですし、最終追い切りでどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都記念(1着)

京都記念(1着)
2/8 栗P良 一杯

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/25 栗坂良 馬なり
52.8 37.8 24.1 12.0 [7]

最終追い切りはJ.モレイラ騎手が騎乗しての調教です。
この馬自身坂路での最終追い切りは初となりました。
ただ、これまでに多種多様なパターンで好走してきているので問題ないでしょう。
しっかり加速ラップを刻んでいますし、終い12.1-12.0と好時計をマークしました。

休み明けですが一週前追い切りからも好状態で本番へ臨めそうです。


ノースブリッジ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:産経賞オールカマー(7着)

9/13 美南W良 一杯
65.7 50.3 36.5 11.4 [3]

一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/18 美南W良 馬なり
80.8 64.6 50.9 36.6 11.6 [5]

一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のオールフラッグと併せて、内で0.7秒追走0.4秒先着しました。
今回の一週前追い切りで自己ベストに迫る時計をマークしました。
ややチグハグなラップですが、終い12.0-11.6としっかり負荷を掛けれています。
ただ、前走と比較で大きく変わった印象はありません。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:産経賞オールカマー(7着)

産経賞オールカマー(7着)
9/20 美南W良 馬なり

最終追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝ホウオウサンデーと併せて、内で2.1秒追走0.1秒先着しました。
一杯に追われる新馬ルヴニールと併せて、内で1.4秒追走0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/25 美南W良 馬なり
68.2 53.3 38.0 11.8 [4]

最終追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬3勝のオールブラックと併せて、内で1.3秒追走0.1秒先着しました。
これまでと同様で最終追い切りはウッドで行いました。
また、この馬自身週末には坂路調教を行わない調教パターンです。
ややチグハグなラップですが、終い12.2-11.8と負荷は掛けれています。
ただ、一週前追い切り同様大きく変わってきた印象はありません。


ヒシイグアス 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌記念(5着)

8/9 函芝良 強め
65.9 49.6 36.3 11.4 [5]

強めに追われる古馬オープンダノンベルーガと併せて、外で0.4秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/19 美南W良 一杯
65.7 50.4 36.2 11.4 [5]

強めに追われる2歳1勝のボルケーノと併せて、内で0.1秒追走同入しました。
これまでと同様で、一週前追い切りウッドで行いました。
時計面で優秀ですし、終いも11.6-11.4としっかり負荷を掛けれています。
勝利時と同様のパターンですし、この馬のパターンで来れています。

最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌記念(5着)

札幌記念(5着)
8/16 函芝重 馬なり

馬なりの3歳未勝利サングラデーションと併せて、外で0.4秒先行同入しました。
強めに追われる新馬サトノオラシオンと併せて、外で0.2秒先行0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/25 美南W良 馬なり
65.8 51.0 36.8 11.5 [6]

馬なりの古馬オープンのダノンベルーガと併せて、内で0.4秒先行同入しました。
これまでと同様で最終追い切りはウッドで行いました。
自己ベストに迫るほどの時計をマークしており、綺麗な加速ラップを刻んでいます。
また、帰厩後は念に併せ馬を行っているのも好感を持てます。

本番でもしっかり力を出せそうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。