宝塚記念2020 追い切り情報

宝塚記念2020 追い切り情報

宝塚記念2020 追い切り情報

6月28日(日)阪神芝2200m

カデナ 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われており、一週前追い切りと最終追い切りは強めの調教が行われています。
毎回乗り込み量は少なく、いつも5本程度の調教です。
また、攻め動くタイプの馬ではなく、攻めの調教では栗東坂路4F53秒台となっています。

ラストは遅くなる傾向がありますが、終い12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
近走は復調気配で、成績も安定してきています。
入念に調整された今走も万全に仕上がれば軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大阪杯(4着)

3/25 栗坂良 一杯
53.6 38.5 25.1 12.8

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/17 栗坂良 一杯
51.6 37.7 25.0 12.9

今週で3本目ですが、普段通り一週前追い切りはビッシリ追われています。
直線は失速したものの、全体時計は自己ベストに近い好時計をマーク。
馬体も充実していて、力強い動きを見せています。
前走時よりも状態は良化しており、最終追い切りで態勢が整えば軽視は禁物ですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:大阪杯(4着)

4/1 栗坂良 一杯
52.9 38.2 25.2 12.8

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/24 栗坂良 一杯
53.1 38.1 24.9 12.6

今週も一杯に追われていますが、全体時計は平凡です。
追われた反応もイマイチですし、前走時と比べても大きな良化は見込めません。
失速ラップはいつも通りですが、仕上がりはマズマズと言ったところでしょう。
普段通りのデキという感じですね。


キセキ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教で、一週前追い切りに強めの調教をすることが多いです。
近走は最終追い切りに軽めの調整が多いですが、終い11秒台の伸びを見せていれば仕上がりは順調と見ていいでしょう。
毎回乗り込み量は十分で、仕上がりは良好です。

今走も折り合いはスムーズで、馬体もキッチリ仕上がった状態ならば軽視は禁物です。
宝塚記念は昨年2着した舞台で、コース適性は問題ありません。
近走は不振が続きますが、大崩れはないですし、得意の舞台なら改めて期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:天皇賞春(6着)

4/22 栗CW稍 強め
82.3 65.8 51.2 38.0 11.7 [8]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/17 栗CW良 一杯
80.8 64.5 49.4 37.5 11.7 [7]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
5/28から入念に乗り込まれ、前走時と同様に今週は意欲的追われています。
追われた反応は抜群で、全体時計だけでなく直線も11.7秒と優秀です。
折り合いもついており、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:天皇賞春(6着)

4/29 栗CW良 馬なり
66.3 51.5 38.3 12.1 [9]

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/24 栗坂良 一杯
51.1 37.4 24.8 12.7

先週に続いて今週もビッシリ追われています。
時計は自己ベストを大きく更新していますが、直線の伸びはイマイチですね。
失速ラップは気がかりですが、動きとしては悪くないです。
先週も好時計を出していますし、仕上がりは順調と見て良いでしょう。


クロノジェネシス 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教で水曜追いは併せ馬で調教されています。
攻め動くタイプという訳ではないですが、いつもは一週前追い切り、最終追い切りで82秒台の好時計をマークしています。
今走も併走馬にしっかり先着し、普段通り良い動きを見せていればデキ落ちは心配いらないでしょう。

強めに追われた時の反応と、折り合いが付いているかどうかは要チェックです。
しっかり加速ラップを刻んでいて、好時計を叩き出すようなら押さえておくのが良さそうですね。
2200mのエリザベス女王杯は5着に敗れましたが、前走の大阪杯は2着に好走し、勢いがついている今走も注目の一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大阪杯(2着)

3/25 栗CW良 強め
96.9 79.7 63.7 49.4 36.6 11.7 [6]

馬なりに追われた古馬3勝のヴィッセンと併せて、内を追走して0.2秒先着しました。
一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/17 栗CW良 馬なり
81.0 65.5 51.8 37.7 11.9 [6]

一杯に追われた3歳未勝利のレッドエーデルと併せて、内を1.5秒追走して0.5秒先着しました。
一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
今週は軽めの調整でしたが、抜群の行きっぷりで6F81秒の好時計をマーク。
前走時と比べると時計は出ていませんが、馬なりでこの時計なら優秀です。
直線も11.9秒の力強い伸びを見せており、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:大阪杯(2着)

4/1 栗CW良 馬なり
68.8 52.2 37.1 11.6 [7]

一杯に追われた古馬オープンのリュヌルージュと併せて、内を0.3秒追走して0.1秒先着しました。
最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/24 栗CW良 馬なり
82.2 66.2 51.5 37.8 11.8 [6]

馬なりに追われた2歳未勝利のステラリアと併せて、内を0.9秒追走して0.1秒遅れました。
最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
併走馬には遅れを取りましたが、直線は力強い伸びを見せています。
先週に続いて時計も速いですし、折り合いもスムーズです。
仕上がりは良好と見て良いでしょう。


グローリーヴェイズ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

水曜追いは併せ馬で気合い付けを行う傾向があります。
ラストは普段鋭い脚を使うので、併走馬と併せて終い12秒台の好時計がでるようなら押さえておきたい一頭です。
仕上がりはいつも良好なので、攻めの調教で力強い走りをしていれば気配良好と見て良いでしょう。

また、鉄砲は利く馬で、休み明けでも十分に乗り込まれていれば全く問題ありません。
レース毎に力も増していて、昨年は日経新春杯をあっさり快勝すると、続く天皇賞春も2着。
今走は帰国後一発目のレースとなりますし、長期休養明けとなるので、上手く調整できるかが鍵となってくるでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都大賞典(6着)

9/26 美南W良 一杯
66.1 51.2 37.6 12.3 [7]

強めに追われた古馬2勝のブロードアリュールと併せて、内を0.6秒追走して0.2秒遅れました。
一週前追い切りは蓑島騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/17 美南W良 一杯
65.3 50.3 37.2 11.9 [7]

強めに追われた古馬2勝のミトロジーと併せて、外を1.3秒追走同入しました。
一週前追い切りはD.レーン騎手が騎乗しての調教です。
今週は直線一杯に追われると、グングン加速してラストは11.9秒の好時計をマーク。
全体時計も自己ベストを大きく更新し、前走時よりも上積みが見込めます。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都大賞典(6着)

10/2 美南W良 馬なり
66.4 51.8 39.1 12.2 [6]

馬なりに追われた古馬1勝のグランソヴァールと併せて、内を1.0秒追走して0.2秒先着しました。
最終追い切りは蓑島騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/24 美南W稍 馬なり
65.2 50.6 37.2 12.3 [6]

馬なりに追われた障害オープンのシャリオヴァルトと併せて、外を0.7秒追走同入しました。
先週強めに追われた分、今週は軽めの調整でしたが、今週も絶好の動きを見せています。
行きっぷりは抜群で、道中加速するとラストは12.3秒の好時計をマーク。
先週よりも更に良い動きを見せていて、自己ベストを更新しています。
折り合いもスムーズで、このひと追いで態勢は整ったと見て良いでしょう。


サートゥルナーリア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

馬なり中心の調教ですが、一週前追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
一週前追い切りに併せ馬で実戦を意識した調整をして、最終追い切りは軽く流す調教スタイルです。
素質が高い馬で、普段一杯に追われた調教では終い11秒台の時計を叩き出しています。

ラストの伸び脚は本番でもしっかり反映されているので、調教で強めに追われてラスト1Fに11秒台の好時計を叩き出していれば、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
昨年は有馬記念で2着に好走し、距離適性は問題なさそうですね。
今年は2戦目となりますが、前走の金鯱賞を圧勝しており、引き続き好調なら楽しみです。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:金鯱賞(1着)

3/4 栗CW良 一杯
83.0 66.5 50.9 37.1 11.3 [8]

一杯に追われた古馬1勝のアールジオールと併せて、内を1.1秒追走して0.2秒先着しました。
一週前追い切りは中谷騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/17 栗CW良 馬なり
79.8 64.5 50.1 37.2 11.2 [6]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
今週は普段と違って馬なり調整でしたが、全体時計は80秒を切る猛時計をマーク。
抜群の行きっぷりで直線はなんと11.2秒の伸びを見せています。
自己ベストを大きく更新する絶好の動きで仕上がりは良好です。
最終追い切りでも好調なら特に押さえておきたい一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:金鯱賞(1着)

3/11 栗坂重 馬なり
49.8 36.4 24.2 12.3

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/24 栗坂良 強め
51.3 36.8 23.9 12.2

今週は直線の伸びを確かめる内容。
ラストは失速していますが、最終追い切りはいつも遅れています。
追われた反応も良好で、今週も楽に好時計をマーク。
先週はルメール騎手騎乗で絶好の動きを見せていますし、乗り込み量も十分で仕上がりは万全です。


スティッフェリオ 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

水曜追いは基本的に強めに追われる傾向にあり、一週前追い切りと最終追い切りは併せ馬で気合付けをしています。
併せ馬は先行していても先着していれば問題ないですが、遅れをとっているレースでは成績が悪いので要チェックですよ。
比較的時計は出る馬で、一杯に追われて全体時計51秒台なら仕上がりは良好と見て良いでしょう。

ラスト1Fはいつも遅くなりますが、結果は出ていますし、12秒台の時計が出ていれば特に心配はいりません。
今年は状態も良化していて、日経賞3着に続いて天皇賞春も2着に好走しています。
宝塚記念は昨年7着に敗れましたが、今年の充実度を考えると一発注意したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:天皇賞春(2着)

4/22 栗CW稍 一杯
79.0 64.0 50.3 38.3 13.0 [9]

一杯に追われた3歳1勝のダノンセレスタと併せて、外を0.2秒先行して0.3秒先着しました。
一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/17 栗CW良 一杯
84.4 67.6 52.6 38.7 12.0 [6]

一杯に追われた3歳未勝利のデルマラッキーガイと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
一週前追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた割に全体時計は平凡でしたが、直線は12.0秒の好時計を出しています。
折り合いもついていますし、併走馬に追走同入しているのも好感が持てます。
フットワークは軽快で、引き続き好調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:天皇賞春(2着)

4/29 栗坂良 馬なり
52.5 38.7 25.6 13.1

馬なりに追われた古馬2勝のファンタジステラと併せて、アタマ差遅れました。
最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/24 栗坂良 一杯
52.0 38.0 25.1 13.0

馬なりに追われた古馬オープンのダンビュライトと併せて、0.6秒遅れました。
今週もビッシリ追われましたが、直線の反応はイマイチです。
併走馬にも遅れていますし、前走時よりも時計は速いですが一杯に追われた割には平凡な印象。
ただ、先週は良い動きを見せていましたし、最終追い切りで失速ラップはいつも通りです。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは悪くなさそうですね。


ダンビュライト 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りと最終追い切りは一杯に調教をしています。
併せ馬ではしっかり先着していて、併走馬に遅れをとるようなら注意が必要ですよ。
また、プール調教はいつも通りなので、特に心配はいらないでしょう。

能力的にG1では力が及ばず近走も大敗が続きます。
ただ、2200mは好走率が高く、2018年にはG2のAJCCを制しています。
宝塚記念も昨年は5着でしたし、展開次第では一発ありそうな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:天皇賞春(9着)

4/22 栗坂稍 一杯
50.7 37.9 25.5 13.3

一杯に追われた古馬オープンのインディチャンプと併せて、0.1秒先着しました。
一週前追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/17 栗坂良 馬なり
52.9 38.6 25.5 12.9

一杯に追われた古馬オープンのアメリカズカップと併せて、0.1秒先行して0.4秒先着しました。
一週前追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
今週はさっと流す程度の調教でしたが、直線は12秒台の時計が出ています。
失速ラップではありますが、併走馬にも先着できていますし、仕上がりはマズマズと言ったところでしょう。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:天皇賞春(9着)

4/29 栗坂良 馬なり
51.6 37.7 24.9 12.8

一杯に追われた古馬2勝のミッキーマインドと併せて、0.1秒先行して0.2秒先着しました。
最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/24 栗坂良 馬なり
51.4 37.4 24.5 12.5

一杯に追われた古馬オープンのスティッフェリオと併せて、0.6秒先着しました。
最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
先週はイマイチでしたが、最終追い切りで状態は良化。
前走時以上に良い動きを見せていますし、直線も12.5秒ならこの馬なりに優秀です。
併走馬にしっかり先着していて、仕上がりは良好です。


ブラストワンピース 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は水曜追いにウッドチップコースで併せ馬、日曜追いに坂路コースで交互に調整されています。
基本的に一週前追い切りは長めの調教で、意欲的な攻めの内容が多く、一週前追い切りの時計が基準となってきます。
一週前追い切りの攻めで良い動きをしていれば、押さえておくのが良いでしょう。

2018年は有馬記念で、レイデオロの追撃を凌いでG1初制覇!
昨年は春や凱旋門賞で敗れましたが、今年はAJCCでしっかり結果を残しています。
前走は展開が向かなかったのが敗因ですし、今走も仕上がり万全なら注意が必要ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大阪杯(7着)

3/26 美南W良 強め
81.5 65.9 50.4 36.4 12.5 [6]

馬なりに追われた古馬3勝のハルサカエと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/18 美南W良 一杯
79.8 64.8 50.9 36.6 12.0 [6]

強めに追われた3歳未勝利のヒラボクハーツと併せて、内を1.0秒追走して0.6秒先着しました。
一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
今走も帰厩後の動きは絶好で、今週は意欲的に追われると自己ベストと同等の時計をマーク。
追われた反応も良好で、直線も12.0の力強い伸びを見せています。
格下の併走馬も大きく突き放す走りで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:大阪杯(7着)

4/1 美南W稍 馬なり
51.8 37.3 12.3 [4]

馬なりに追われた古馬オープンのザダルと併せて、内を0.2秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/24 美南W稍 馬なり
68.1 52.1 37.6 12.1 [6]

馬なりに追われた古馬3勝のハルサカエと併せて、内を0.2秒追走同入しました。
今週はサッと流した程度でしたが、軽快なフットワークで加速してからの伸びも抜群です。
行きっぷりも抜群で、AJCC(1着)の時よりも直線は力強い伸びを見せています。
先週は自己ベストに近い時計を出していますし、このひと追いで態勢は整ったと見て良いでしょう。


ラッキーライラック 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は一週前追い切りと最終追い切りで強めに追われ、水曜日追いは併せ馬で調教されることが多いです。
最終追い切りよりも一週前追い切りの方が好時計を叩き出してくるため、一週前追い切りの動きには注目です。
また、攻めの調教ではいつも終い11秒台の好タイムを出しており、本番でもそのまま調教の動きが反映されている傾向があるため、強めに追われた時の反応も要チェックですよ。

昨年秋から状態は安定し、国内だけでなく海外でも好走しています。
2200mは昨年のエリザベス女王杯で経験していて、2着に1馬身以上差をつけての圧勝なので適性はあると考えて良いでしょう。
今年は大阪杯も制しており、本格化した今年は楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大阪杯(1着)

3/25 栗CW良 一杯
79.9 64.8 51.3 38.0 12.1 [8]

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/17 栗CW良 一杯
78.7 63.2 49.6 37.0 11.8 [8]

今走はノーザンファームしがらきで外厩仕上げで、帰厩後は絶好の動きを見せています。
今週も一杯に追われると、力強い反応で全体時計は前走時に好時計をマーク。
ラストも11.8秒とスピード感ある走りで、状態は安定しています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:大阪杯(1着)

4/1 栗CW良 強め
81.6 66.2 51.9 38.7 12.2 [7]

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/24 栗CW良 強め
82.8 66.9 52.1 38.3 11.4 [6]

攻めは動くタイプの馬ではありますが、今週は終い重点に追われるとラスト11.4秒の猛時計をマーク。
2週連続で終い11秒台の時計をマークし、先週に続いて抜群の反応を見せています。
スピード感ある走りで、
折り合いもついていますし、仕上がりは万全です。


ワグネリアン 追い切り評価: A

1.この馬の追い切り傾向

二週前追い切りや一週前追い切りに攻めの調教をして、最終追い切りは馬なり調教で軽く調整をする傾向があります。
最終追い切りの動きも重要ではありますが、この馬の場合、二週前追い切りと一週前追い切りの動きが特に重要です。
79秒台、80秒台を叩き出しているレースでは連対率が高く、時計が出なかったレースは皐月賞7着や天皇賞秋5着と敗れています。

こういった状態は調教からもチェックできるので、今走も二週前追い切り、一週前追い切りの動きに注目してみると良いかと思います。
また、エンジンのかかりが遅いため、コースの特徴を見ておくのも良いでしょう。
近走は負けることもありますが、G1でも掲示板内は確保していますし、今走も仕上がり良好なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大阪杯(5着)

3/25 栗P良 一杯
77.3 62.7 48.7 35.7 11.1 [7]

馬なりに追われた3歳未勝利のノーウェアランドと併せて、内を1.7秒追走して0.2秒遅れました。
一週前追い切りは藤岡康太騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/17 栗CW良 強め
81.7 64.0 49.4 36.6 11.7 [6]

強めに追われた古馬オープンのアンコールプリュと併せて、内を0.6秒追走してアタマ差先着しました。
一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
先週は併走馬に遅れをとりましたが、今週はしっかり先着しています。
2週連続で意欲的にやれていますし、2週とも好時計でひと追い毎に状態は良化。
攻めは動くタイプの馬ではありますが、乗り込み量も十分で仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:大阪杯(5着)

4/1 栗坂良 馬なり
54.6 39.7 26.0 12.9

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/24 栗芝稍 馬なり
66.2 50.5 36.4 11.6 [1]

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
ひと追い毎に状態は良化。
前2週にビッシリ追われた分、今週は軽めの調整でしたが、芝とはいえ直線11.6秒は優秀です。
先週も好時計で良い動きを見せていましたし、3週連続で福永騎手騎乗で乗り込まれているのも好感が持てます。
折り合いもスムーズで仕上がりは万全と見て良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。