スワンステークス2021 追い切り情報

スワンステークス2021 追い切り情報

スワンステークス2021 追い切り情報


10月30日(土)阪神芝1400m

クリノガウディー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路コース中心の調教で、水曜追いは騎手騎乗で一杯に追われることが多いです。
攻め動くタイプの馬なので、比較的時計は出ていますが、一杯に追われて51秒台の時計であれば好調と考えて良いでしょう。
そのため、意欲的に追われた時の反応は要チェックですよ。

毎回仕上がりは問題ないですし、折り合いのついた調教ができていれば仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
近走は状態も立て直しており、2走前にはG2セントウルステークスで3着に好走しています。
前走のG1スプリンターズステークスでは8着に敗れましたが、今走は相手関係も楽になりますし、得意の芝1400mなら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スプリンターズステークス(8着)

9/24 栗坂良 一杯
53.1 37.9 24.1 11.6

一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/20 栗坂良 馬なり
51.2 36.7 23.5 11.8

一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
今走は馬なり中心に追われ、一週前追い切りで3本目の調教です。
それでもフットワークは軽快で、全体時計も前走時以上の数字を叩き出しています。
直線は11.8秒の伸び脚を見せていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スプリンターズステークス(8着)

9/29 栗坂良 一杯
54.0 38.5 24.2 11.4

最終追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/27 栗坂良 強め
53.4 38.2 24.2 11.8

最終追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われる内容で、先週に続いて直線は11.8秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、しっかり加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
引き続き軽快なフットワークで、仕上がりは良好とみて良いでしょう。


サウンドキアラ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に乗り込まれています。
毎回乗り込み量は少ないですが、一週前追い切りと最終追い切りに速い時計を出すことが多いです。
レース本番にも反映されるので、一週前追い切りと最終追い切りの動きは要チェックですよ。

特に、最終追い切りで加速ラップを刻んでいないレースは、好走率が下がるので注意が必要です。
攻めの調教で、4F52秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
近走は不振が続きますし、当レースも昨年10着に大敗した舞台なので、大きな良化が見込めないようなら様子見したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル(11着)

5/5 栗坂良 一杯
52.1 37.5 24.5 12.8

一週前追い切りは田中健騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/22 栗坂良 一杯
51.0 36.9 23.8 11.7

一週前追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
今週はビッシリ追われる内容でしたが、絶好の動きで自己ベストを更新。
直線も11.7秒の力強い伸び脚で、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
ひと追い毎に状態は良化していますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ヴィクトリアマイル(11着)

5/12 栗坂良 馬なり
53.1 37.3 24.3 12.4

最終追い切りは田中健騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/27 栗坂良 馬なり
54.5 39.3 25.2 12.2

最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
2週続けて意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
それでもフットワークは軽快で、加速すると直線は12.2秒の鋭い伸び脚を見せています。
一週前追い切りでは自己ベストを更新していましたし、ひと追い毎に状態は良化しています。
今週もしっかり加速ラップを刻んだ調教で、仕上がりは万全です。


フィアーノロマーノ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で追われ、水曜追いは意欲的に追われる傾向があります。
日曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、同入や先着することが多いので、併走馬に遅れるようなら注意が必要です。
攻め駆けするタイプの馬ではありますが、栗東坂路で4F52秒を切る時計なら優秀です。

折り合いもついていて、直線で12秒前半の時計を出すようなら、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
前走のG2阪神カップでは、勝負どころでの反応がイマイチで9着に敗れましたが、阪神コースはこれまで6戦走って5戦連対している得意舞台です。
長期休養明けにはなりますが、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神カップ(9着)

12/16 栗坂良 馬なり
51.4 37.6 24.3 11.9

一週前追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/20 栗坂良 強め
52.2 37.6 24.5 12.1

今週は終い重点に追われる内容で、ラストは12.1秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀ですし、折り合いがついているのも好感が持てます。
いつも通り日曜日には併せ馬で気合付けをしており、10月24日(日)も合わせて3週連続で同入できています。
乗り込みも十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神カップ(9着)

12/23 栗坂良 強め
53.9 38.8 24.9 12.2

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/27 栗坂良 強め
53.1 38.4 24.7 12.1

最終追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
今週も意欲的に追われましたが、抜群の行きっぷりで直線も12.1秒の好時計をマーク。
全体時計も前走時以上に早い数字を出していますし、折り合いもスムーズです。
一週前追い切りは強めに追われて力強い反応を見せていましたし、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。


ルークズネスト 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで追われています。
一週前追い切りか最終追い切りのどちらかで意欲的に追われることが多く、水曜追いは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
直線はいつも鋭い伸び脚を見せていて、終い12秒台の時計ならこの馬なりに優秀です。

また、直線で失速しているレースでは好走率が下がるので、失速ラップを刻むようなら注意が必要ですよ。
折り合いもスムーズで、ラストもしっかり伸びていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
2走前のG1NHKマイルカップでは10着に大敗しましたが、3歳戦のG3なら安定した成績を残していますし、前走はオープン戦ではありましたが、初の古馬相手に2着と良いレースを見せています。
今走は昇級戦にはなりますが、距離短縮はプラス材料ですし、ひと叩きした上積みが見込めるようなら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ポートアイランドステークス(2着)

9/23 栗CW良 一杯
92.3 78.1 63.4 49.4 36.3 12.8 [4]

一週前追い切りは泉谷騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/20 栗CW良 一杯
82.7 67.3 52.1 38.3 12.0 [6]

一週前追い切りで2本目の調教です。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で終い12.0秒の好時計をマーク。
比較的時計は出るタイプの馬ではありますが、直線の伸びは優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ポートアイランドステークス(2着)

9/29 栗CW良 馬なり
81.2 65.9 51.8 38.6 12.4 [6]

最終追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/27 栗CW良 強め
85.4 69.1 53.7 39.1 11.8 [8]

最終追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われる内容で、ラストは11.8秒の力強い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡でしたが、直線の伸びは優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。