シルクロードステークス2021 追い切り情報

シルクロードステークス2021 追い切り情報

シルクロードステークス2021 追い切り情報

1月31日(日)中京芝1200m

エイティーンガール 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で追われていますが、一週前追い切りは栗東CWで強めに追われる傾向があります。
一週前追い切りに強めに追われて、最終追い切りで軽めに調整する内容が多いですね。
比較的実戦を意識した調整が行われる一週前追い切りの動きはチェックしておきましょう。

また、時計は出るタイプの馬で、坂路なら強めに追われて4F52秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走はG1スプリンターズSで11着に敗れましたが、直線で詰まったので力を出しきれなかった内容です。
G3なら実力は上位ですし、昨年も2着に好走した舞台なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スプリンターズステークス(11着)

9/24 栗芝良 馬なり
79.5 62.4 48.0 35.1 11.7 [5]

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:シルクロードステークス

1/21 栗CW良 一杯
83.9 66.7 51.4 37.3 12.3 [5]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
帰厩後は1月4日から調教を開始して、一週前追い切りで5本目。
今週は一杯に追われると、力強い反応でラストは12.3秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計はこの馬なりに平凡ですが、毎回直線の伸びは優秀です。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調と考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スプリンターズステークス(11着)

9/30 栗CW良 馬なり
66.7 50.7 36.8 12.2 [4]

最終追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:シルクロードステークス

1/27 栗CW不 馬なり
69.1 52.2 37.6 12.1 [7]

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
先週で一杯に追われた分、今週は軽めに追われています。
不良馬場でも力強い動きで、直線も12.1秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、仕上がりは万全です。


クリノガウディー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は坂路コース中心の調教で、水曜追いは基本騎手騎乗で一杯に追われています。
攻め動くタイプの馬なので、時計は出ていますが、一杯に追われて51秒台の時計であれば好調と考えて良いでしょう。
特に一杯に追われた時の反応は要チェックですね。

毎回仕上がりは問題ないですし、折り合いのついた調教ができていれば押さえておくのが良いと思います。
近走は不振が続きますが、ここ2戦はG1,G2で5着と掲示板内はなんとか確保しています。
今走は相手関係が楽になるので、自分のリズムで走ることができれば注意したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神カップ(5着)

12/16 栗坂良 一杯
51.0 37.5 24.7 12.6

一週前追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:シルクロードステークス

1/20 栗坂良 一杯
50.5 36.7 24.2 12.4

いつも通り今週は意欲的に追われると、絶好の動きで全体時計は50秒台と優秀です。
また、追われた反応も良好で、直線は失速したとはいえ12.4秒の鋭い伸び脚を見せています。
ひと追い毎に状態は良化していますし、引き続き好調と考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神カップ(5着)

12/23 栗坂良 一杯
49.3 36.1 23.8 12.1

最終追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:シルクロードステークス

1/27 栗坂重 一杯
50.5 36.6 23.7 11.8

最終追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
先週に続いて今週も一杯に追われると、重馬場でも4F50.5秒の好時計をマーク。
追われた反応も良好で、ラストは11秒台の時計を叩き出しています。
元々攻め動くタイプの馬ではありますが、仕上がりは良好と見ていいでしょう。


モズスーパーフレア 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路中心に追われていて、一週前追い切りは強め、最終追い切りは馬なりで調整される傾向があります。
いつもフットワークは軽快ですし、良い動きを見せているので状態面の心配は特にいらないでしょう。
休み明けのレースも苦にしないタイプで、久々でも普段通りの動きなら押さえておくのが無難です。

近走はますます状態が上向いており、調教でもベストタイムを更新する動きを見せています。
前走は10着に敗れましたが、3月にはG1高松宮記念で見事快勝しています。
当レースは昨年4着に敗れた舞台ではありますが、更にパワーアップした今年も楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:JBCスプリント(4着)

10/22 栗坂良 馬なり
50.0 36.0 24.0 12.3

一週前追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:シルクロードステークス

1/20 栗坂良 強め
49.8 36.1 23.5 12.0

一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のファンタジステラと併せて、0.4秒追走して0.8秒先着しました。
今週は強めに追われると抜群の行きっぷりで、全体時計は50秒を切る好時計をマーク。
元々攻めは動くタイプの馬ではありますが、直線も12.0秒の鋭い伸びで、併走馬を大きく突き放す走りを見せています。
直線は若干しましたが、普段通りの傾向ですし、仕上がりは順調と見ていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:JBCスプリント(4着)

10/30 栗坂良 馬なり
49.6 35.8 23.8 12.2

最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:シルクロードステークス

1/27 栗坂重 馬なり
52.7 37.4 24.1 12.1

今週はサッと流す程度の内容でしたが、抜群の行きっぷりで終い12.1秒の好時計をマーク。
この馬なりに全体時計は平凡ではありますが、重馬場でも良い動きを見せています。
失速ラップなのもいつも通りですし、乗り込みも十分で仕上がりは良好です。


ライトオンキュー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で追われることが多く、基本的に水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れることもありますが、最終追い切りではしっかり先着しているので、最終追い切りで遅れるようなら注意が必要ですよ。
攻めは動くタイプの馬で、栗東坂路では一杯に追われて4F50秒台の時計を出すことも多いです。

ラストは失速する傾向はありますが、速い時計を出すようなら押さえおきたいですね。
特に一週前追い切りは意欲的に追われることが多く、その動きがレースにも反映されるのでチェックしておきましょう。
前走は9着に敗れましたが、直線で伸び負けしたのでG1の壁に敗れた形です。
G3なら安定した成績を残していますし、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スプリンターズステークス(9着)

9/24 栗坂良 一杯
52.2 37.4 23.9 12.3

一週前追い切りは古川吉洋騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:シルクロードステークス

1/20 栗坂良 一杯
52.3 37.4 23.5 11.9

一週前追い切りは古川吉洋騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のヒルノサルバドールと併せて、0.1秒追走して1.4秒先着しました。
12月23日から入念に乗り込まれて、一週前追い切りで8本目の調整です。
今週はビッシリ追われると、直線は11.9秒の力強い伸び脚で併走馬も楽に圧倒しています。
先週は4F50秒を切る猛時計を叩き出していますし、2週連続で意欲的にやれているのも好感が持てます。
失速ラップはいつも通りなので問題ないですし、乗り込み量も十分で仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スプリンターズステークス(9着)

9/30 栗坂良 馬なり
54.3 38.7 24.7 12.4

最終追い切りは古川吉洋騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:シルクロードステークス

1/27 栗坂重 馬なり
51.8 37.3 23.9 12.1

一杯に追われた古馬2勝のイーサンティラノと併せて、0.3秒追走して0.6秒先着しました。
先週一杯に追われた分、今週は馬なり調教でしたが、軽快な動きで併走馬を楽に圧倒しています。
道悪でしたが先週よりも好時計を出していますし、直線の伸びも優秀です。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと見ていいでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。