秋華賞2020 追い切り情報

秋華賞2020 追い切り情報

秋華賞2020 追い切り情報


10月18日(日)京都芝2000m

ウインマリリン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心ですが、最終追い切りは強めに追われることがあります。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしており、遅れてなければ心配はいらないです。
時計は出る馬ではありませんが、いつも折り合いはついています。

一週前と最終追い切りは、しっかり加速ラップを刻んだ調整で、直線も12秒の時計なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ひとレース毎に力をつけており、G2フローラSを快勝すると続くオークスも2着に好走しています。
今走も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オークス(2着)

5/13 美南W良 馬なり
キリ 12.4

馬なりに追われた3歳1勝のフォアシュピールと併せて、内を同入しました。
一週前追い切りは横山典弘騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:秋華賞

10/7 美南W良 強め
68.6 54.0 40.4 13.0 [8]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のジュニパーベリーと併せて、内を0.6秒追走して0.1秒遅れました。
今週は終い重点に追われましたが、強めの終わりに直線の伸びはイマイチです。
ただ、先週は良い動きを見せていましたし、今週も折り合いはついています。
乗り込みも十分で、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オークス(2着)

5/20 美南W重 強め
67.9 52.9 39.1 11.8 [8]

馬なりに追われた3歳オープンのインターミッションと併せて、外を0.2秒先行して0.2秒先着しました。
最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:秋華賞

10/14 美南W良 強め
67.4 52.2 38.2 11.8 [8]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のロークアルルージュと併せて、内を0.6秒追走して0.6秒先着しました。
今週も強めに追われると、力強い反応で終い11.8秒の好時計をマーク。
全体時計も自己ベストを更新していて、前走時よりも更に成長を感じます。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、態勢は整ったと見て良いでしょう。


オーマイダーリン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

毎回乗り込みは少ないですが、基本的に併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れることも多いものの、結果は出ているのでしっかり動いていれば心配はいらないでしょう。
また、普段は失速ラップとなっていて、むしろ折り合いがついた方が成績が悪い傾向があります。

直線は12秒台の時計は出ているので、失速ラップでも鋭い伸び脚なら注意が必要です。
前走は連闘でしたが、G2で見事3着に好走しています。
ひとレース毎に力はついていますし、実践タイプの馬なので、当日の状態次第では今走も軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ローズステークス(3着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:秋華賞

10/8 栗CW重 強め
86.6 69.5 53.8 39.7 12.2 [8]

一週前追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のリーガルマインドと併せて、外を0.5秒追走して0.2秒先着しました。
今週は意欲的に追われると、力強い反応で終い12.2秒の好時計をマーク。
いつも併走馬には遅れる傾向がありますが、今週はしっかり先着していますし、前走時よりも更に良化を感じます。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ローズステークス(3着)

最終追い切りは行われていませんでした。

今回の最終追い切り:秋華賞

10/14 栗坂良 馬なり
53.4 38.8 25.3 12.8

一杯に追われた古馬1勝のメイショウウグイスと併せて、0.4秒先行して0.6秒先着しました。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで全体時計は優秀です。
併走馬に先着しているのも好感が持てます。
失速ラップとはいえ、直線は12秒台の時計が出ていますし、仕上がりは良好です。


デアリングタクト 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は一週前追い切りに栗東CWで実戦を意識した調整が施されています。
併せ馬で気合付けをしており、騎手騎乗のため全体時計も速いです。
全体時計は6F81秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

また、併せ馬には遅れをとっておらず、追走同入できていれば軽視禁物ですよ。
一週前追い切りの動きは、本番にも反映されてくるので要チェックです。
今走で5戦目とまだキャリアは浅いですが、無敗の4連勝で2冠を達成しています。
まだまだ状態は良くなりますし、今走も特に押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オークス(1着)

5/13 栗CW良 馬なり
81.5 65.8 51.4 38.0 11.9 [8]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:秋華賞

10/7 栗CW良 強め
80.6 65.4 51.1 38.2 12.0 [7]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
今週は直線の伸びを確かめる程度でしたが、抜群の行きっぷりで全体時計は自己ベストを大きく更新しています。
追われた反応も良好で、ラストは12.0秒の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは順調です。
ひと追い毎に状態は良化していて、最終追い切りでも好調キープなら楽しみですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オークス(1着)

5/20 栗坂良 馬なり
55.0 40.1 26.0 12.8

最終追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:秋華賞

10/14 栗坂良 馬なり
54.7 39.4 25.6 12.7

最終追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
今週は普段通り坂路でサッと流す程度の調整。
軽快なフットワークで、ラストも加速すると12.7秒の好時計を叩き出しています。
いつも通りの調教過程ですし、しっかり折り合いのついた調整で、仕上がりは万全です。


デゼル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

レース直前は強めに追われることが多く、一週前と最終追い切りにビッシリ追われています。
特に実践を意識した調整が多い一週前追い切りの動きは注目です。
基本的に水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、併走馬には先着しているので、遅れるような注意が必要ですよ。

近走は重賞で結果が出ていませんが、適性距離に戻った前走はG2でも4着に入っています。
能力的にはまだ上位と比べると物足りなさはありますが、ひと叩きして大きな上積みが見込めるようなら一発ありそうですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ローズステークス(4着)

9/10 栗坂良 一杯
52.1 37.5 24.5 12.6

一杯に追われた古馬オープンのマイラプソディと併せて、0.3秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:秋華賞

10/4 栗坂良 強め
53.1 38.7 25.1 12.5

日曜日に意欲的な調整が行われていたので、今週はこちらの動きを見ていきたいと思います。
追われた反応は良好で、直線は12.5秒の好時計をマーク。
全体時計はそこまで速くないですが、この馬なりに折り合いがついているのは好感が持てます。
特に大きな良化は感じませんが、軽快な動きで引き続き好調と考えて良いでしょう。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ローズステークス(4着)

9/16 栗坂良 強め
54.4 39.4 25.4 12.4

今回の最終追い切り:秋華賞

水曜日時点では最終追い切りは行われていませんでした。


マルターズディオサ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心に追われていて、強めに追われたとしても最終追い切りで直線の伸びを確かめる程度。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、先着している時の方が成績は良好です。
今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

直線はしっかり伸びるタイプの馬で、いつも加速ラップを刻んでいます。
折り合いもスムーズで、普段通りラスト12秒前半の時計が出るようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
G1では大敗が続きますが、前走は休養明けで2着に1馬身以上差をつける圧勝。
ひと叩きして上積みが見込めますし、力をつけた今走は軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:紫苑ステークス(1着)

9/2 美南W稍 馬なり
70.6 54.8 40.5 12.8 [8]

一週前追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のココロノトウダイと併せて、内を1.2秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:秋華賞

10/7 美南W良 馬なり
69.3 54.3 40.5 12.7 [8]

一週前追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のムスコローソと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
今週は普段通り馬なり調教でしたが、行きっぷりは良好で直線も鋭い伸び脚を見せています。
併走馬にもあっさり追走同入できていますし、折り合いもスムーズで仕上がりは良好です。
最終追い切りで万全に仕上がれば楽しみですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:紫苑ステークス(1着)

9/9 美南W良 馬なり
66.2 51.0 37.6 12.3 [7]

馬なりに追われた古馬3勝のムスコローソと併せて、内を1.6秒追走して0.1秒先着しました。
最終追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:秋華賞

10/14 美坂良 強め
53.3 39.3 25.5 12.5

今週は珍しく強めに追われると、力強い反応で終い12.5秒の好時計を叩き出しています。
全体時計は平凡ですが、終いの伸びは良好です。
前走時の疲れは感じないですし、乗り込みも十分で引き続き好調と見て良いでしょう。
ひと叩きして上積みも見込めますし、当日の馬体が問題なければ軽視は禁物です。


リアアメリア 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は一週前追い切りと最終追い切りに、併せ馬で気合付けをしています。
馬なり中心ですが、攻めの調教もレース直前で行われ、直線強めに追われることが多いです。
特にレース本番にも反映される一週前追い切りと最終追い切りの動きは要チェックですよ。

全体時計は毎回優秀で、栗東CWなら6F81秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ラストもしっかり伸びる馬で、いつも直線は11秒台の時計を出しています。
G1では敗れましたが、休養を挟んだ前走は2着に2馬身差の圧勝を決めています。
春よりも良化は見込めますし、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ローズステークス(1着)

9/10 栗坂良 馬なり
57.4 41.2 26.2 12.4

今回の一週前追い切り:秋華賞

10/8 栗芝重 馬なり
78.3 63.8 50.3 37.2 12.5 [4]

今週は芝コースで追われましたが、重馬場でも絶好の動きを見せています。
時計は出やすいコースではありますが、全体時計は78.3秒の好時計をマーク。
直線で若干失速しているのは気になりますが、動きは軽快で仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ローズステークス(1着)

9/16 栗芝良 馬なり
69.8 52.8 37.7 11.4 [4]

最終追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:秋華賞

10/14 栗CW良 馬なり
69.2 52.4 37.9 11.8 [6]

最終追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
今週も馬なり調教でしたが、抜群の行きっぷりで加速すると終い11.8秒の好時計をマーク。
騎手騎乗とはいえ、全体時計も優秀です。
今週はしっかり加速ラップを刻んだ調整で、態勢は整ったと考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。