シンザン記念2021 追い切り情報

シンザン記念2021 追い切り情報

シンザン記念2021 追い切り情報


1月10日(日)中京芝1600m

バスラットレオン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は併せ馬で気合付けをしていて、先着することが多いです。
遅れたレースでは馬券圏外となっているので、併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
毎回乗り込みは少ないですが、最終追い切りは意欲的に追われる傾向があります。

全体時計はあまり速い数字を出す馬ではありませんが、直線は伸びるタイプの馬です。
馬なり調教でも終い12秒台の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走は4着に敗れましたが、渋太さを見せていましたし、今走も態勢が整えば改めて期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス(4着)

12/11 栗坂良 馬なり
54.7 39.8 25.6 12.5

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:シンザン記念

12/31 栗坂不 馬なり
56.4 41.6 27.3 13.3

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:朝日杯フューチュリティステークス(4着)

12/16 栗坂良 強め
53.6 39.0 24.6 11.9

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のラインオブダンスと併せて、0.5秒追走して0.5秒先着しました。

今回の最終追い切り:シンザン記念

1/6 栗坂良 馬なり
52.5 37.9 24.2 12.0

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳1勝のアスクスタイルマンと併せて、0.6秒追走して0.6秒先着しました。
今走は馬なり調教2本のみの調整でしたが、今週は抜群の行きっぷりで自己ベストを大きく更新。
直線も12秒の鋭い伸び脚で、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
併走馬も大きく突き放す走りで、仕上がりは万全です。


ククナ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は坂路コースを中心に乗り込まれています。
水曜追いは併せ馬で気合付けをすることが多く、特に一週前追い切りでビッシリ追われることが多いです。
一週前追い切りでは併走馬に遅れることもありますが、最終追い切りでしっかり動けていれば心配はいらないでしょう。

全体時計も優秀ですし、直線は毎回12秒台の鋭い伸びを見せています。
折り合いもついているので、今走も加速ラップを刻むようなら押さえておきたいですね。
ひと追い毎に力をつけていて、前走も初重賞で2着に好走しています。
レース間隔を空けて更に上積みが見込めるようなら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アルテミスステークス(2着)

10/21 美南W良 一杯
67.9 53.0 39.4 13.4 [7]

馬なりに追われた新馬のアウトオブザブルーと併せて、内を0.6秒追走して0.6秒遅れました。

今回の一週前追い切り:シンザン記念

12/30 美坂良 強め
51.7 37.7 24.8 12.2

一週前追い切りは原田和真騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のラストサムライと併せて、0.5秒追走同入しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アルテミスステークス(2着)

10/28 美坂良 強め
52.1 38.1 24.9 12.4

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた2歳未勝利のアーティフィスと併せて、0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:シンザン記念

1/6 美坂良 馬なり
51.2 36.5 23.7 11.6

最終追い切りは原田和真騎手が騎乗しての調教です。
先週は終い重点に追われて、全体時計とともに直線も好時計を叩き出しています。
今週は軽めの調整でしたが、先週を更に上回る好時計で自己ベストを大きく更新。
絶好の動きで加速すると直線も11.6秒の力強い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、全体時計も優秀で、仕上がりは万全です。


レゾンドゥスリール 追い切り評価:未定

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の追い切り内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は栗東坂路で追われていて、水曜追いはウッドチップコースで追われることが多いです。
また、併せ馬で気合付けをしていて、実戦を意識した調整が行われる傾向があります。

併走馬には遅れることもありますが、結果は出ているので、しっかり動けていれば問題はないでしょう。
意欲的な調整では直線の伸びが優秀なので、今走も強めに追われて終い12秒台の時計が出るようなら仕上がりは順調と考えて良さそうですね。
毎回折り合いはついていますし、今走もしっかり加速ラップを刻むようならチェックしておきましょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

11/11 栗CW良 強め
82.8 67.0 52.5 38.7 12.0 [8]

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのアドマイヤジャスタと併せて、内を0.4秒追走してアタマ差遅れました。

今回の一週前追い切り:シンザン記念

12/30 栗坂重 馬なり
54.6 38.8 24.6 12.3

馬なりに追われた古馬2勝のリレーションシップと併せて、0.3秒先行してクビ差遅れました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

11/18 栗坂良 馬なり
55.9 40.6 26.6 13.2

最終追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:シンザン記念

水曜日時点では最終追い切りは行われていませんでした。


ダディーズビビッド 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教で、水曜追いは栗東CWで追われています。
騎手騎乗で調整されることが多いので、今走も速い時計が出る水曜日の動きは要チェックです。
併せ馬で気合付けすることもあって遅れることもありますが、大きく遅れていなければ特に問題はありません。

それよりも直線は良い脚を使う馬なので、全体時計が平凡でも直線で鋭い伸びを見せるようなら注意が必要ですよ。
サウジアラビアロイヤルカップでは10着に敗れましたが、重賞以外では安定した成績を残しています。
今走も相手のレベルはありますが、どこまでやれるかと言ったところでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:こうやまき賞(1着)

11/26 栗CW良 馬なり
84.0 67.5 52.7 39.1 11.7 [9]

今回の一週前追い切り:シンザン記念

12/30 栗CW重 馬なり
71.4 54.7 39.8 11.5 [9]

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:こうやまき賞(1着)

12/2 栗CW良 馬なり
54.6 40.0 12.9 [6]

今回の最終追い切り:シンザン記念

1/6 栗CW良 馬なり
85.9 68.8 53.8 39.9 11.8 [9]

いつも通り馬なり中心に追われて、今週は長めにやれています。
行きっぷりは良好で、加速していくと直線は11.8秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、折り合いがついているのは好感が持てます。
2週連続で終い11秒台の時計を出していますし、引き続き好調と考えていいでしょう。


ピクシーナイト 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われていて、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
騎手騎乗で意欲的に追われることが多いので、一週前追い切りと最終追い切りの動きには注目ですよ。
また、併走馬にはいつも先着しているので、併走馬に遅れるようなら注意しましょう。

ラストは失速する傾向がありますが、全体時計は優秀なので、速い時計を出すようなら今走も楽しみですね。
前走は3着に敗れましたが、スタートで出遅れたのが大きな敗因です。
今走は初重賞で相手のレベルが上がるので、成長度次第でどこまでやれるかと言ったところでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:秋明菊賞(3着)

11/12 栗坂良 強め
52.3 37.8 24.2 12.1

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳1勝のレアシャンパーニュと併せて、0.2秒先行して0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:シンザン記念

12/30 栗坂重 一杯
51.9 37.9 24.7 12.4

一杯に追われた新馬のデルマセイシと併せて、0.1秒先行して0.8秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:秋明菊賞(3着)

11/19 栗坂良 強め
50.5 36.9 24.2 12.2

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のヴィネットと併せて、0.2秒追走して0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:シンザン記念

1/6 栗坂良 一杯
51.5 37.3 24.3 11.9

最終追い切りは、一杯に追われた古馬1勝のピクシーサンライズと併せて、0.2秒追走して1.2秒先着しました。
2週連続で一杯に追われると力強い反応で、全体時計は2週とも51秒台の時計を叩き出しています。
攻め動くタイプの馬ではありますが、今週は直線も11.9秒の鋭い伸び脚で、併走馬も大きく突き放しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好と見ていいでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。