札幌2歳ステークス2019&小倉2歳ステークス2019&新潟記念2019 追い切り情報
札幌2歳ステークス2019 追い切り情報
8月31日(土)札幌芝1800m
アールクインダム 追い切り評価:未定
今走で2戦目なので、新馬戦の内容から傾向をみていきたいと思います。
前走は美浦坂路を中心に追われ、直前の日曜追いから函館コースで調整されていました。
一週前追い切りは行われておらず、2週前追い切りに強めの調教をしています。
2週前追い切りでは美浦坂路で終い重点に追われ、55.2-40.3-26.1-12.9の時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、重い馬場状態で12秒台の時計が出ていれば水準以上です。
今走も引き続き軽快な動きを見せていれば軽視禁物ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:新馬戦(1着)
一週前追い切りは行われていませんでした。
今回の一週前追い切り:札幌2歳ステークス
一週前追い切りは行われていませんでした。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:新馬戦(1着)
7/31 函館芝良 馬なり
67.3 51.2 37.3 12.3 [7]
強めに追われた新馬のプモリテソーロと併せて外を同入しました。
今回の最終追い切り:札幌2歳ステークス
8/28 札幌芝良 馬なり
52.9 38.3 12.3 [7]
強めに追われたオープン馬のミライヘノツバサと併せて、内を0.7秒追走同入しました。
最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
今週で2本目の調教でしたが、抜群の行きっぷりでオープン馬を煽る動き。
前走時と同様にラストの伸び脚は鋭く、しっかり加速ラップを刻んだ走りを見せています。
脚取りも確かで仕上がりは万全と見て良いでしょう。
ゴルコンダ 追い切り評価:A
今走で3戦目なので、新馬戦と前走未勝利戦の内容から傾向をみていきたいと思います。
レース直前は併せ馬で気合い付けを行うことが多く、一週前追い切りは実戦を意識した調整が行われています。
美浦坂路コース中心の調整ですが、一週前追い切りと最終追い切りはウッドチップコースでの調整。
前走は札幌コースでの出走だったため、函館Wで入念に乗り込まれています。
全体時計は出る馬ではありませんが、追われてからの反応は良好でビッシリ追われて終い12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調とみていいでしょう。
今走もラスト1Fの動きは要チェックです。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:未勝利戦(1着)
7/17 函館W良 強め
68.6 53.1 38.5 12.5 [6]
強めに追われた新馬のダーリントンホールと併せて、外を0.6秒先行してクビ差先着しました。
今回の一週前追い切り:札幌2歳ステークス
8/21 札幌芝稍 馬なり
75.8 61.5 48.3 35.9 11.7 [6]
馬なりに追われた2歳オープン馬のダーリントンホールと併せて、内を1.2秒追走同入しました。
今週は芝コースで軽めの調整でしたが、時計は優秀でラストも11秒台の鋭い伸び脚を見せています。
軽快なフットワークは軽快で格上の併走馬にもあっさり追走同入。
折り合いもスムーズで仕上がりは順調とみていいでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:未勝利戦(1着)
7/24 函館W良 強め
71.3 55.0 39.6 12.7 [5]
馬なりに追われた古馬2勝のサラーブと併せて、内を0.4秒追走して0.4秒先着しました。
今回の最終追い切り:札幌2歳ステークス
8/28 札幌芝良 馬なり
67.4 52.1 38.0 12.0 [6]
馬なりに追われた2歳オープン馬のダーリントンホールと併せて、外を0.4秒先行同入しました。
今走は馬なり中心の調教でしたが、今週は芝コースで力強い走りを見せています。
併走馬に追いつかれると鋭い末脚でもうひと伸びしてしっかり同入。
折り合いもスムーズで仕上がりは良好です。
サトノゴールド 追い切り評価:A
今走で2戦目なので、新馬戦の内容から傾向をみていきたいと思います。
前走は6月末から函館Wで入念に調整され、最終追い切りは直線強めに追われていました。
基本併せ馬で気合い付けをしており、併走馬にはしっかり先着しています。
格下の併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
前走時の最終追い切りでは、加速ラップを刻んだ調整で終いの伸び脚も良好でしたので、今走も同様に意欲的に追われて抜群の反応を見せていれば軽視禁物です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:新馬戦(1着)
7/3 函館芝稍 馬なり
54.9 39.9 12.0 [6]
馬なりに追われた新馬のキッズヒヤミカチと併せて、外を同入しました。
一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:札幌2歳ステークス
8/21 函館芝稍 一杯
66.7 50.9 37.7 11.7 [7]
強めに追われた古馬2勝のシュバルツボンバーと併せて、内を0.4秒追走してクビ差先着しました。
一週前追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
前走後は25日から調教を開始して、一週前追い切りで7本目の乗り込み。
今週は時計の出やすい芝コースでビッシリ追われ、終い11秒台の好時計で格上の併走馬を圧倒!
しっかり加速ラップを刻んだ調整ができており、引き続き気配は良好です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:新馬戦(1着)
7/10 函館W良 強め
67.4 52.3 39.1 12.9 [6]
強めに追われた3歳未勝利馬のショウナンアーサーと併せて、内を0.4秒追走して0.4秒先着しました。
最終追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:札幌2歳ステークス
8/28 札幌芝良 強め
85.5 68.7 53.0 38.5 11.6 [6]
馬なりに追われたオープン馬のヴァントシルムと併せて、内を0.2秒追走して0.1秒先着しました。
最終追い切りは武豊騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週は終い重点に追われ、時計の出やすい芝コースではありますが、終い11.6秒の猛時計をマーク。
2週連続でラスト1F11秒台の時計を叩き出しており、格上の併走馬を圧倒しています。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと見て良いでしょう。
小倉2歳ステークス2019 追い切り情報
9月1日(日)小倉芝1200m
カイルアコナ 追い切り評価:A
今走が2戦目となるため、判断材料は少ないですが、前走時は栗東坂路を中心に追われ、一週前追い切りに強めの調教が行われています。
水曜追いは併せ馬で調整されており、前走時は全部先着しています。
併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
一週前追い切りと直前の日曜追いで強めの調教が行われているため、最終追い切りは軽めに流した程度。
ウッドチップコースで全体時計51.8秒の好時計を叩き出しており、比較的調教では動くタイプのようですね。
今走も最終追い切りで態勢が整えば楽しみな一頭です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:新馬戦(1着)
7/18 栗坂良 一杯
53.8 39.3 25.2 12.1
一杯に追われた3歳未勝利馬のタイセイスキャットと併せて、0.3秒追走して0.2秒先着しました。
一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:小倉2歳ステークス
8/22 栗坂良 強め
53.6 38.6 25.1 12.3
一杯に追われた新馬のエルセントロと併せて、1.0秒追走して0.5秒先着しました。
一週前追い切りは川田騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週は終い重点に追われ、ラストは12.3秒の鋭い伸び脚を見せています。
追われてからの反応も良好で、自己ベストを0.2秒更新。
ひと叩きして上積みが見込める今走も軽視禁物ですよ。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:新馬戦(1着)
7/24 栗CW重 馬なり
51.8 37.7 12.1 [8]
馬なりに追われた3歳未勝利馬のタイセイスキャットと併せて、外を0.9秒先行して0.1秒先着しました。
今回の最終追い切り:小倉2歳ステークス
8/28 栗坂重 馬なり
57.0 41.1 26.6 13.0
馬なりに追われた3歳未勝利馬のパーティナシティと併せて、0.7秒追走同入しました。
最終追い切りは川田騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
一週前追い切りに強めに追われた分、最終追い切りは軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで格下の併走馬にあっさり同入。
折り合いもついており、仕上がりは万全と見て良いでしょう。
先週は自己ベストを更新し、ひと叩きして上積みが見込める今走も楽しみな一頭です。
トリプルエース 追い切り評価:B+
今走で2戦目なので、新馬戦の内容から傾向をみていきたいと思います。
栗東坂路と栗東CWコースで折り合いの付いた調教が行われており、レース直前では坂路コースで意欲的な攻めな調教が行われています。
基本的に水曜追いは併せ馬で調整され、実戦を意識した一週前追い切りと最終追い切りでしっかり先着していれば心配いらないでしょう。
一週前追い切りと最終追い切りは騎手騎乗のもと一杯に追われており、前走時は一週前追い切りで全体時計51.7秒の好時計をマーク。
一杯に追われた古馬1勝の併走馬を大きく突き放す動きで、今走時も引き続き気配良好なら楽しみな一頭です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:新馬戦(1着)
5/29 栗坂重 一杯
51.7 37.6 24.9 12.8
一杯に追われた古馬1勝のショージョーダと併せて、0.8秒先着しました。
一週前追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:小倉2歳ステークス
8/21 栗坂良 一杯
51.1 37.1 24.0 12.1
一杯に追われた3歳未勝利馬のベイズンストリートと併せて、0.9秒追走して0.6秒先着しました。
一週前追い切りは和田竜二騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
前走時と同様に一週前追い切りはビッシリ追われ、力強い脚さばきを見せています。
全体時計もかなり優秀で自己ベストを大きく更新。
終いの伸び脚も鋭く、仕上がりは順調と考えていいでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:新馬戦(1着)
6/5 栗坂良 一杯
53.1 38.6 24.9 12.7
一杯に追われた3歳未勝利馬のバローと併せて、0.2秒追走して1.4秒先着しました。
最終追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:小倉2歳ステークス
8/28 栗坂重 強め
55.5 39.5 25.1 12.3
最終追い切りで8本目の調整。
今週は終い重点に追われ、重い馬場でもラスト12.3秒の好時計を叩き出しています。
追われてからの反応も良好で、久々でも仕上がりは順調そうです。
しっかり加速ラップを刻んだ調整もできており、態勢の整った今走も軽視禁物ですよ。
マイネルグリット 追い切り評価:A
今走で3戦目なので、新馬戦と前走フェニックス賞の内容から傾向をみていきたいと思います。
普段は栗東坂路を中心に追われており、一週前追い切りと最終追い切りは栗東CWで強めの調教が施されています。
レース直前は併せ馬で気合い付けを行うことが多く、併走馬にはしっかり先着。
新馬戦と前走はどちらも火曜追いで仕上げられており、今走時も火曜日に強めにやれていれば要チェックです。
最終追い切りは折り合い重視の調教で全体時計は出ていませんが、ラストはもの凄い伸び脚で併走馬を圧倒しています。
加速ラップを刻んだ調整ができていて、ラスト1Fを12秒以内の時計で走れていれば仕上がりは良好と考えていいでしょう。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:フェニックス賞(1着)
8/3 栗坂良 馬なり
56.2 40.2 25.8 12.5
今回の一週前追い切り:小倉2歳ステークス
8/24 栗坂重 馬なり
52.8 37.8 24.3 12.1
前走時同様に土曜日の調整で1本目。
栗東坂路で軽めに流した程度の調整でしたが、行きっぷりは抜群で軽快なフットワークを見せています。
重い馬場でも力強い伸び脚でラストは12.1秒の好時計をマーク。
折り合いもスムーズで仕上がりは順調とみていいでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:フェニックス賞(1着)
8/6 栗CW良 強め
86.3 69.8 54.1 37.9 11.4 [7]
一杯に追われた新馬のダイシンイナリと併せて、内を1.2秒追走して0.3秒先着しました。
今回の最終追い切り:小倉2歳ステークス
8/28 栗CW稍 馬なり
84.4 67.8 53.0 39.3 12.6 [4]
最終追い切りは国分優作騎手が騎乗しての調教です。
今走も調教の本数は少なく、最終追い切りで2本目の調整。
今週は軽めに流した程度ですが、全体時計は前走よりも速い時計を叩き出しております。
馬体は充実していますし、折り合いもスムーズで仕上がりは万全と見て良いでしょう。
ラウダシオン 追い切り評価:A
今走で2戦目なので、新馬戦の内容から傾向をみていきたいと思います。
新馬戦では一週前追い切りで強めに追われ、最終追い切りで軽めの調整が行われています。
基本的に併せ馬で調整されることが多く、併走馬に遅れをとりますが結果は出ているので動いていれば特に心配はいらないでしょう。
前走の一週前追い切りは栗東CWで終い重点に追われた分、ラスト11.6秒の鋭い伸び脚を見せていますが、全体時計は83.8秒と調教では時計を出していません。
今走は攻めの調教で好時計を叩き出すようなら要注意ですね。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:新馬戦(1着)
6/12 栗CW稍 強め
83.8 67.6 52.4 38.1 11.6 [7]
馬なりに追われた古馬1勝のドラウプニルと併せて、内を1.2秒追走してクビ差遅れました。
一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:小倉2歳ステークス
8/21 栗CW良 一杯
83.4 67.5 52.5 38.2 12.4 [7]
馬なりに追われた古馬2勝のレッドアルティスタと併せて、内を1.3秒追走して0.8秒先着しました。
一週前追い切りは武豊騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
ひと追いごとに状態は良化しており、今週はビッシリ追われ自己ベストを0.4秒更新。
格上の併走馬を大きく突き放す力強い末脚で、引き続き気配は良好です。
折り合いも付いており、最終追い切りで態勢が整えば楽しみな一頭です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:新馬戦(1着)
6/19 栗芝稍 馬なり
65.5 50.6 36.4 12.4 [4]
馬なりに追われた3歳未勝利馬のレティキュールと併せて、内を0.2秒追走同入しました。
最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:小倉2歳ステークス
8/28 栗CW稍 馬なり
83.6 66.6 52.0 38.5 12.3 [8]
強めに追われた古馬2勝のヒンドゥタイムズと併せて、外を0.2秒先行してアタマ差先着しました。
最終追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。
一週前追い切りで強めに追われたため、今週は軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで2週連続自己ベストを更新。
ラストも鋭い伸び脚で時計以上に良い動きを見せています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整ができており、態勢は整ったと考えて良いでしょう。
新潟記念2019 一週前追い切り情報
9月1日(日)新潟芝2000m
カデナ 追い切り評価:B+
普段は栗東坂路を中心に追われており、一週前追い切りと最終追い切りは強めの調教が行われています。
乗り込み量は少なく、毎回5本程度の調教です。
攻め動くタイプの馬ではなく、攻めの調教で栗東坂路4F53秒台となっています。
ラストは遅くなる傾向がありますが、終い12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
近走は復調気配で成績も安定してきています。
前走叩いて上積みが見込める今走は軽視禁物ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:小倉記念(2着)
7/25 栗坂良 一杯
52.1 36.8 24.0 12.1
今回の一週前追い切り:新潟記念
8/21 栗坂良 馬なり
57.4 39.0 24.7 12.3
一週前追い切りで2本目の調教です。
今週は軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで終い12.3秒の好時計をマーク。
珍しく折り合いのついた調整ができており、引き続き気配は良好です。
最終追い切りでも好調キープなら押さえておきたい一頭です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:小倉記念(2着)
7/31 栗坂良 一杯
54.7 38.1 24.3 12.2
今回の最終追い切り:新潟記念
8/28 栗坂重 一杯
53.8 38.2 25.0 12.7
ひと追いごとに状態は良化しており、今週はビッシリ追われると先週よりも良い反応を見せています。
重馬場にも関わらず前走時よりも好時計を叩き出しており、ラストも力強い脚さばき。
フットワークも軽快で仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
フランツ 追い切り評価:B+
普段は栗東坂路で馬なり中心の調教ですが、一週前追い切りか最終追い切りに強めに追われる傾向があります。
2週前追い切りから併せ馬で気合い付けが行われることが多く、遅れることもありますがしっかり結果を残しているので動いていれば特に心配は入りません。
全体時計も53秒前後で終い12秒台の時計が出ていれば好調と考えて良いでしょう。
レース毎に力をつけており、前走は1600万クラスで快勝!
今走は相手のレベルが上がりますが、仕上がり万全なら注意が必要ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:むらさき賞(1着)
5/16 栗坂良 一杯
51.0 37.7 25.2 12.7
一杯に追われた500万クラスのサンライズフルメンと併せて、0.3秒先行して0.2秒先着しました。
一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:新潟記念
8/21 栗坂良 一杯
52.5 38.8 25.8 13.4
馬なりに追われた古馬2勝のファンタジステラと併せて、0.2秒先行同入しました。
一週前追い切りで8本目の調教で、今週はビッシリ追われています。
併走馬には追いつかれた形ではありますが、追われてからの反応は良好で全体時計もこの馬なりに優秀です。
レース間隔を空けた分、入念に乗り込まれており、最終追い切りで態勢が整えば軽視禁物です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:むらさき賞(1着)
5/22 栗坂良 馬なり
51.5 38.0 25.2 12.9
強めに追われた古馬500万クラスのサンライズフルメンと併せて、0.2秒追走して0.2秒遅れました。
最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:新潟記念
8/28 栗坂重 一杯
52.8 38.9 25.8 13.2
馬なりに追われた古馬2勝のミッキーマインドと併せて、0.1秒追走してアタマ差遅れました。
先週に続いて今週もビッシリ追われ、力強い走りを見せています。
併走馬には遅れをとったものの、普段通りですので特に心配は入りません。
全体時計は52.8秒とこの馬なりに優秀で、仕上がりは順調と見て良いでしょう。
ユーキャンスマイル 追い切り評価:A
併せ馬での調教が多く、水曜追いは強めに追われる傾向があります。
比較的攻め動くタイプの馬ではありますが、一週前追い切りや最終追い切りの攻めの調教で、全体時計81秒前後の好時計を出している時は好成績を残しています。
強めに追われる調教は要チェックですよ。
さらに加速ラップを刻んだ調整ができていれば仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
併走馬には遅れることもありますが、最終追い切りでしっかり先着していれば心配入りません。
逆に最終追い切りで併せ馬に遅れた毎日杯では6着に敗れているので、最終追い切りで併走馬に遅れるようなら注意が必要です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:天皇賞春(5着)
4/17 栗CW良 一杯
97.5 81.5 66.5 51.9 38.0 11.9 [6]
一杯に追われた1000万クラスのネプチュナイトと併せて、内を1.2秒追走して0.2秒先着しました。
一週前追い切りでは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:新潟記念
8/21 栗CW良 馬なり
87.1 70.5 54.6 39.9 12.2 [8]
馬なりに追われた古馬3勝のルタンデュボヌールと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
2週前追い切りはビッシリやれており、一週前追い切りは軽く流した程度。
それでも行きっぷりは良好で、ラストは鋭い伸び脚で12.2秒の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んだ調整ができており、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:天皇賞春(5着)
4/24 栗坂良 強め
54.7 39.8 25.6 12.6
一杯に追われた3歳500万クラスのアドマイヤユラナスと併せて、0.5秒追走して0.3秒先着しました。
最終追い切りでは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:新潟記念
8/28 栗坂重 馬なり
53.7 39.0 25.2 12.6
先週に続いて今週も軽めの調整でしたが、日曜追いで強めに追われ鋭い伸び脚を見せているので心配はいらないでしょう。
重馬場の坂路コースでも抜群の行きっぷりで、終い12.6秒の好時計をマーク。
久々でも馬体も充実しており、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは万全と見て良いでしょう。
レイエンダ 追い切り評価:A
藤沢厩舎のため馬なり中心の調教です。
普段は美浦坂路と美浦ウッドチップコースで調整されており、レース直前はウッドチップコースで追われることが多いです。
一週前追い切りと最終追い切りは併せ馬で気合い付けをしており、併走馬にしっかり同入できていれば心配いらないでしょう。
また、チャレンジカップ(6着)や東京新聞杯(8着)など、調教で折り合いがついていないレースは注意が必要です。
併走馬との動きと一週前追い切りや最終追い切りの加速ラップは要チェックですね。
能力は高い馬なので、今走も仕上がり万全なら楽しみな一頭です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:エプソムカップ(1着)
一週前追い切りは行われていませんでした。
今回の一週前追い切り:新潟記念
8/21 美坂稍 馬なり
54.7 39.3 25.1 12.3
8月初めから入念に乗り込まれており、一週前追い切りで10本目の調教メニューを消化。
今週は意欲的な調教が施され、ラストは12.3秒の力強い脚さばきを見せています。
折り合いもスムーズで仕上がりは順調と見て良いでしょう。
フットワークも軽快ですし、最終追い切りでも好調キープなら押さえておきたい一頭です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:エプソムカップ(1着)
6/5 美南W良 馬なり
54.7 40.5 13.1 [8]
馬なりに追われた古馬3勝のペイドメルヴェイユと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
最終追い切りは杉原騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:新潟記念
8/28 美坂稍 馬なり
53.8 38.6 24.7 12.1
馬なりに追われた障害未勝利馬のフラットレーと併せて、0.6秒追走して0.2秒先着しました。
最終追い切りは杉原騎手が騎乗しての調教です。
8月はじめから入念に乗り込まれ、最終追い切りで15本目。
今週は攻めの調整でラストは12.1秒の好時計をマーク。
行きっぷりは良好で格下の併走馬を圧倒する力強い走りを見せており、態勢は整ったと考えて良いでしょう。
追い切り(調教のポイント)
坂路調教
坂道になっているコースで調教を行います。
レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。
①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。
坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。
坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。
この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、
今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。
この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。
坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。
特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。
この競馬場では、坂路調教馬が強いです。
ウッドチップ調教
ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。
木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。
基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。
①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。
坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、
坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。
同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。
しかし、それだけで判断するのは危険です。
1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。
単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。
プール調教
脚へ負担をかけず全身運動を行えます。
体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。
また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。
①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。
怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。
レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。
また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。
ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。
レース間近でのプールは要注意です。