AJCC2019 追い切り情報

東海ステークス2019 追い切り情報

東海ステークス2019 追い切り情報


1月20日(日)中京ダート1800m

アンジュデジール 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段水曜追いと木曜追いは強めに追われています。
攻めの調教では時計を出しており、好時計をマークしているレースでは比較的結果を残しています。
調教の動きが本番でもしっかり反映されるので、一週前追い切りや最終追い切りの時計は要チェックですね。

3歳時のフィリーズレビュー以外は掲示板を外しておらず、重賞でもかなり安定感がありますし、チャンピオンズカップでも4着と上々の走り!
今年もスタートがうまくいけば楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:チャンピオンズカップ(4着)

11/21 栗CW良 一杯
80.8 66.1 51.2 38.0 12.8 [6]

一杯に追われたオープン馬のトップディーヴォの外を0.6秒追走して0.3秒先着しました。

今回の一週前追い切り:東海ステークス

1/9 栗CW稍 一杯
82.6 66.5 51.3 38.3 12.6 [6]

一杯に追われた1600万クラスのプロスパラスデイズと併せて、内をアタマ差先着しました。
終い重点に追われると抜群伸び脚を見せて併走馬に先着。
前走時よりも時計を出しておりますし、レース毎に着実に力をつけています。
しっかり加速ラップを刻んでおり、引き続き好調キープと見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:チャンピオンズカップ(4着)

11/28 栗CW良 一杯
82.7 67.1 52.2 38.3 11.9 [6]

馬なりに追われたオープン馬のマイスタイルの内をクビ差遅れました。

今回の最終追い切り:東海ステークス

1/16 栗坂良 馬なり
53.2 38.0 25.2 13.1

馬なりに追われた3歳未勝利馬のイーサンパンサーと併せて、0.5秒追走同入しました。
最終追い切りは西谷騎手が騎乗しての調教です。
一週前追い切りに一杯に追われた分、最終追い切りは軽めの調整。
攻めの調教ではしっかり動いていましたし、今週はフットワークも軽快で仕上がりは順調でしょう。
ラストは遅くなりましたので、あとは折り合いがつけば楽しみな一頭です。


インティ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

馬なり中心の調教で最終追い切りに実戦を意識した調教をすることが多いです。
また、坂路コースを中心に追われており、攻めの調教はウッドチップコースで追われています。
最終追い切りで好時計をマークしている時はしっかり成績を残しているので、攻めの調教で好時計を叩き出すようなら押さえておきたい一頭です。

近走は鋭い伸び脚で2着馬に4馬身以上差をつけて5連勝!
レース毎にさらにパワーアップしています。
レース間隔を空け入念に調整している今走も、仕上がり万全なら重賞でも軽視禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:観月橋ステークス(1着)

11/1 栗坂良 馬なり
56.1 41.2 27.1 13.5

今回の一週前追い切り:東海ステークス

1/9 栗CW稍 強め
83.7 66.2 52.1 38.0 12.6 [3]

一週前追い切りでは武豊騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週は強めの調教で、2週前追い切りよりもこのひと追いで状態は良化した印象です。
追われた時の反応も鋭く、ラストは12秒台の好時計を叩き出しています。
しっかり折り合いもついており、仕上がりは順調そうです。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:観月橋ステークス(1着)

11/7 栗CW良 強め
81.9 66.2 51.3 37.7 12.2 [5]

最終追い切りは小崎騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:東海ステークス

1/16 栗坂良 強め
51.9 37.8 24.6 12.3

最終追い切りは坂路コースで強めの内容。
全体タイム51秒台の好時計で、自己ベストを大きく更新する走りを見せています。
折り合いもスムーズでこのひと追いで仕上がった印象です。
状態は好調で力をつけている今走も、連勝は十分濃厚でしょう。


クインズサターン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りと最終追い切りは普段強めに追われ、間隔が短くてひと追いしかできない場合でも強めに追われています。
最終追い切りしか行われていないマーチSやアンタレスSでは、動きが硬めでも結果を残しており、活気十分であれば心配はいらないでしょう。
ただ、一週前追い切りか最終追い切りで、格下の併走馬に遅れをとっている時の成績は悪いので注意が必要です。

過去には平安ステークス時など併走馬に遅れたレースは7戦ありましたが、馬券に絡めていたのは2回のみ。
比較的安定して走れている馬ですが、併せ馬で調整している時は要チェックですね。
中京コースはこの馬の末脚を活かせるので、今走も道中しっかり脚を溜めることができれば可能性はある。

2.一週前追い切り

中央前走時の一週前追い切り:師走ステークス(3着)

11/29 栗坂良 強め
52.4 38.6 25.2 12.8

一杯に追われた500万クラスのスピンドクターを3.5秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:東海ステークス

1/10 栗坂稍 一杯
52.2 38.7 25.6 13.1

坂路コースで入念に追われており、一週前追い切りで5回目の調教。
ビッシリ追われた割には伸びはイマイチでした。
ただ、全体時計は前走時よりも優秀で、普段通り一週前追い切りで一杯にやれているのも好感が持てる。
最終追い切りで万全に仕上がれば注意したい一頭です。

3.最終追い切り

中央前走時の最終追い切り:師走ステークス(3着)

12/5 栗坂良 一杯
53.4 38.5 25.0 12.6

今回の最終追い切り:東海ステークス

1/16 栗CW良 馬なり
88.8 71.4 55.0 39.7 12.4 [6]

強めに追われたオープン馬のカゼノコと併せて、内を0.6秒追走して0.1秒遅れました。
最終追い切りは四位騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
併走馬に遅れましたが、終いの伸び脚は良好でしっかり折り合いのついた動き。
ウッドチップコースで長めに追われ、最終追い切りで7回目の調教と順調に乗り込まれています。
昨年は5着でしたが、近走は特に状態は安定しており、改めて期待したい一頭です。

AJCC2019 追い切り情報

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1月20日(日)中山芝2200m

ジェネラーレウーノ 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りは強めの調教が多いですが、最終追い切りは終い重点に追われることが多いです。
また、最終追い切りは基本的に併せ馬で、間隔が空いている時は一週前追い切りも併せ馬で本番を意識した調教をしています。
攻めの調教で好時計を叩き出してくるなら、前走時同様に押さえておきたい一頭です。

休養後はさらにパワーアップしており、休養明けのセントライト記念では一週前追い切りで79秒台の好時計を出し、本番でも調教通りの動きを見せて圧勝。
前走は菊花賞で9着に敗れましたが、得意の中山コースなら改めて期待したい。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:菊花賞(9着)

10/11 美南W稍 一杯
82.3 66.8 52.0 38.4 12.6 [6]

強めに追われた1000万クラスのファドと併せて、内を0.9秒追走して0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:AJCC

1/10 美南W良 強め
80.8 65.4 51.3 38.0 13.6 [3]

普段通り時計は優秀ですが、ラストの伸び脚はイマイチです。
坂路コースでは鋭い脚を見せているので最終追い切りに期待したい一頭です。
長めに調教ができているのはプラス材料で、状態は特に心配いらないでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:菊花賞(9着)

10/17 栗CW良 一杯
50.9 37.0 11.7 [7]

今回の最終追い切り:AJCC

1/16 美南W良 馬なり
51.5 37.4 12.8 [5]

強めに追われた500万クラスのアングレームと併せて、内を1.9秒追走同入しました。
最終追い切りでは田辺騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
一週前追い切りにビッシリ追われた分、最終追い切りは軽く流した程度ですが、ラストはぐんと伸びていき併走馬に楽勝で同入。
調教は動く馬ですが仕上がりは上々と考えていいでしょう。


ダンビュライト 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りと最終追い切りでは一杯に調教をしています。
毎回併走馬には遅れを取っておりますが、昨年のAJCC(1着)の時でも遅れており、そこまで心配はいらないでしょう。
ただ、能力的にG1では厳しかったため、近走の成績は調教での動きが悪いというものではないと考えています。

中山コースは4戦走って1着1回、3着3回と複勝率は100%の成績で、昨年のAJCCでも結果を残しています。
今走は間隔も空け馬体も回復してきたので、普段通りの調教で仕上がり万全なら可能性はありそうですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:チャレンジカップ(4着)

11/21 栗坂良 強め
52.6 38.5 25.3 13.0

一杯に追われたオープン馬のブラックスピネルと併せて、0.2秒追走して0.6秒先着しました。
一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:AJCC

1/9 栗坂稍 一杯
51.2 37.9 25.4 12.9

一杯に追われた1600万クラスのビックリシタナモーと併せて、0.1秒追走して1.2秒先着しました。
一週前追い切りは北村友一騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
前走時よりも状態は上向いており、時計も51秒とかなり優秀です。
追われてからの反応も抜群で仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:チャレンジカップ(4着)

11/28 栗坂良 馬なり
53.6 39.0 25.2 12.7

一杯に追われたオープン馬のサンライズノヴァと併せて、0.1秒遅れました。
最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:AJCC

1/16 栗坂良 強め
52.4 38.0 24.8 12.4

一杯に追われたオープン馬のサンライズノヴァと併せて、0.2秒追走してクビ先着しました。
一週前追い切りに続いて最終追い切りも北村友一騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週も強めに追われて力強い伸びを見せています。
一週前追い切りと比べると軽めですが、しっかり加速ラップを刻んでおり、オープン馬の併走馬に先着しているのは好感が持てる。
ひと叩きして状態も上向いており、仕上がりは万全とみていいでしょう。


フィエールマン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

馬なり中心の調教ですが、一週前追い切りか最終追い切りは終い重点に追われることが多いです。
また、水曜追いはウッドチップコースで時計を出す調教で、日曜追いは坂路コースで軽めに追われています。
比較的時計は出る馬で、馬なり調教でも12秒台を出すようなら好調と見て良いでしょう。

水曜追いは基本併せ馬で調教をしていて、普段はしっかり先着しているので遅れるようなら注意が必要です。
折り合いのついた調教でラストもしっかり伸びていれば押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:菊花賞(1着)

10/11 美南W稍 馬なり
68.2 53.2 38.9 12.4 [6]

馬なりに追われた1000万クラスのムスコローソの内を0.5秒追走して0.1秒先着しました。
一週前追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:AJCC

1/9 美南W良 馬なり
68.2 52.9 39.5 12.8 [6]

強めに追われた1600万クラスのアッラサルーテの内を0.6秒追走して0.6秒先着しました。
一週前追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
軽めに追われた程度ですが、格下の併走馬にあっさり先着し、ラストの伸び脚も鋭く仕上がりは順調でしょう。
折り合いもスムーズで最終追い切りでも好調キープなら今走も楽しみな一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:菊花賞(1着)

10/17 美南W稍 強め
68.0 53.0 38.6 12.6 [7]

一杯に追われた500万クラスのローズクランスと併せて、内を0.6秒追走して0.8秒先着しました。
最終追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:AJCC

1/17 美南W良 馬なり
84.6 67.9 53.2 38.6 12.3 [6]

馬なりに追われた1000万クラスのルヴォワールと併せて、内を0.4秒先着しました。
最終追い切りはC.ルメール騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
馬なり調教でしたが、時計は優秀で終いも12秒台の好時計をマーク。
最終追い切りは長めにやれており、しっかり加速ラップを刻んでいて、仕上がりは万全と考えていいでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。

レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について

坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。

坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。

坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。

この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、
今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。

この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。

②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断

日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。

坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。

特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。

この競馬場では、坂路調教馬が強いです。


ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。

木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。

基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!

通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。

坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、

坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。

②調教タイムだけでの判断はNG

ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。

同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。

しかし、それだけで判断するのは危険です。

1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。

単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。


プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。

体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。

また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要

プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。

怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。

レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。

また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。

②コース追いの後のプール調整はどうか

放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。

ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。

レース間近でのプールは要注意です。