オークス2020 追い切り情報

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5月24日(日)東京芝2400m

ウインマリリン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心ですが、最終追い切りは強めに追われることがあります。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしており、遅れてなければ心配はいらないです。
時計は出る馬ではありませんが、いつも折り合いはついています。

一週前と最終追い切りは、しっかり加速ラップを刻んだ調整で、直線も12秒の時計なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ひとレース毎に力をつけており、前走はG2フローラSを快勝。
距離延長は問題なく、得意の東京コースなら楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フローラステークス(1着)

4/15 美坂稍 馬なり
55.9 40.9 26.4 12.9

馬なりに追われた古馬1勝のライルと併せて、0.1秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:オークス

5/13 美南W良 馬なり
キリ 12.4

馬なりに追われた3歳1勝のフォアシュピールと併せて、内を同入しました。
一週前追い切りは横山典弘騎手が騎乗しての調教です。
今週は軽めの調整で、前半は霧で見えませんでしたが、直線は12.4秒と力強い伸びを見せています。
併走馬にもしっかり同入し、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フローラステークス(1着)

4/22 美南W良 強め
68.9 53.6 39.1 12.1 [8]

馬なりに追われた3歳オープンのオータムレッドと併せて、外を0.7秒先行同入しました。
最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:オークス

5/20 美南W重 強め
67.9 52.9 39.1 11.8 [8]

強めに追われた3歳オープンのインターミッションと併せて、外を0.2秒先行して0.2秒先着しました。
最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われる形でしたが、重馬場でも自己ベストと同等の時計をマーク。
直線も11.8秒と鋭く、併走馬にも先行した分だけ先着しています。
折り合いもついていますし、態勢は整ったと見て良いでしょう。


クラヴァシュドール 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路が中心ですが、水曜追いは栗東CWで乗り込まれています。
馬なり調教が多く、攻めの調整が施されるのは一週前追い切りが多いです。
また、一週前追い切りは併せ馬で気合付けをしており、実戦を意識した調整が行われています。

レース本番にも反映される一週前追い切りの動きには注意が必要ですよ。
直線は伸びる馬で、終い12秒前後の時計が出ていれば、仕上がりは順調と見て良いでしょう。
近走は安定感が抜群で、今走も仕上がり良好なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:桜花賞(4着)

4/1 栗CW良 馬なり
82.0 66.0 50.7 37.2 11.9 [6]

強めに追われた3歳1勝のミッキーメテオと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:オークス

5/14 栗CW良 馬なり
83.2 67.1 52.4 38.4 11.9 [7]

馬なりに追われた古馬1勝のルモンドと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
やや動きに硬さはありますが、直線は11.9秒の好時計を叩き出しています。
併走馬にもあっさり追走同入しており、折り合いがついているのも好感が持てます。
仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:桜花賞(4着)

4/9 栗CW良 馬なり
51.3 38.2 12.1 [8]

最終追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:オークス

5/20 栗CW良 馬なり
86.8 70.5 54.9 39.8 11.7 [8]

普段通り今週は軽めの調整。
全体時計は平凡でしたが、行きっぷりは抜群で終い11.7秒の好時計を叩き出しています。
先週よりも動きは良くなっていますし、このひと追いで態勢は整ったと考えて良いでしょう。
鋭い末脚を持つ馬なので、コース傾向から見ても軽視は禁物ですよ。


サンクテュエール 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

藤沢厩舎のため馬なり中心の調教です。
基本的に併せ馬で調整されており、しっかり同入できていれば心配はいらないでしょう。
最終追い切りは騎手が騎乗して感覚を確かめているので、最終追い切りの動きは重要です。

折り合いもついて、ラストも12秒台の好時計を叩き出していれば、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
アルテミスSは2着に敗れましたが、続くシンザン記念ではあっさり快勝。
前走は6着に敗れましたが、能力は高い馬なので仕上がり良好なら軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:桜花賞(6着)

4/1 美南W稍 馬なり
82.1 66.3 51.8 38.2 12.3 [6]

馬なりに追われた古馬3勝のレッドサイオンと併せて、内を1.0秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:オークス

5/13 美南W良 馬なり
キリ 13.1

一週前追い切りは杉原騎手が騎乗しての調教です。
前半は霧でわかりませんでしたが、直線は13.1秒と前走と比べても遅い時計をマーク。
いつも一週前追い切りは終い12秒台の時計を出していますし、今週の内容はイマイチです。
伸びも物足りず、現時点では様子見したい一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:桜花賞(6着)

4/8 美坂良 馬なり
54.4 39.4 25.5 12.5

馬なりに追われた古馬2勝のヴァンランディと併せて、0.6秒追走して0.2秒先着しました。
最終追い切りは杉原騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:オークス

5/20 美南W重 馬なり
57.9 42.0 12.8 [4]

馬なりに追われた3歳1勝のアルファウェーブと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
最終追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。
乗り込み量は十分で、しっかり加速ラップを刻んだ調整が出ています。
ただ、先週よりも伸びは良くなっていますが、全体時計はイマイチです。
前走時と比べても時計は遅く、仕上がりはマズマズといったところでしょう。


デアリングタクト 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は一週前追い切りに栗東CWで実戦を意識した調整が施されています。
併せ馬で気合付けをしており、騎手騎乗のため全体時計も速いです。
6F81秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

また、併せ馬には遅れをとっておらず、追走同入できていれば軽視禁物ですよ。
一週前追い切りの動きは、本番にも反映されてくるので要チェックですよ。
今走で4戦目とキャリアは浅いですが、3戦目で桜花賞を圧勝し、まだまだ成長途上。
距離延長となる今走も楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:桜花賞(1着)

4/1 栗CW良 強め
98.3 82.5 66.1 51.0 37.6 12.3 [6]

一杯に追われた3歳1勝のベレヌスと併せて、内を0.4秒追走して0.3秒遅れました。
一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:オークス

5/13 栗CW良 馬なり
81.5 65.8 51.4 38.0 11.9 [8]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
今週は普段通り馬なり調教でしたが、行きっぷりは抜群で絶好の動きを見せています。
全体時計は自己ベストを更新し、直線は11.9秒の好時計をマーク。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:桜花賞(1着)

4/8 栗坂良 馬なり
53.9 39.5 25.6 12.6

最終追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:オークス

5/20 栗坂良 馬なり
55.0 40.1 26.0 12.8

最終追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
先週に好時計を叩き出しており、今週はサッと流す程度。
折り合いはスムーズですし、終い12秒台なら優秀です。
フットワークも軽快で、仕上がりは万全です。


デゼル 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で3戦目とキャリアは浅く、過去2戦の傾向を見ていきたいと思います。
レース直前は強めに追われることが多く、前走は一週前と最終追い切りにビッシリ追われています。
一週前追い切りには栗東CWで6F78.7秒の時計を叩き出し、速い時計を出すようなら注意が必要ですよ。

水曜追いは併せ馬で気合付けをしており、遅れてもしっかり結果は出ています。
折り合いがついていれば、特に心配はいらないでしょう。
相手のレベルは上がりますが、東京コースも2400mも問題なく、態勢が整えば注意したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スイートピーステークス(1着)

4/22 栗CW稍 強め
94.4 78.7 63.3 49.3 36.1 11.9 [4]

一杯に追われた古馬オープンのユーキャンスマイルと併せて、外を1.3秒先行して0.2秒先着しました。
一週前追い切りは藤岡康太騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:オークス

一週前追い切りは行われていませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スイートピーステークス(1着)

4/29 栗坂良 一杯
54.9 39.5 25.1 12.6

一杯に追われた3歳オープンのフライライクバードと併せて、0.7秒先行してクビ差遅れました。

今回の最終追い切り:オークス

5/20 栗坂良 強め
54.2 39.4 25.7 12.6

一週前追い切りは追われていませんでしたが、日曜日にビッシリ終われ、今週で2本目の調整です。
今週は強めに追われましたが、力強い反応で自己ベストを更新。
日曜日も絶好の動きを見せていましたし、2本連続で意欲的にやれているのも好感が持てます。
折り合いもついており、態勢は整ったと見て良いでしょう。


ホウオウピースフル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心に追われています。
時計はそこまで速くなく、ウッドチップコースで4F53秒台ならこの馬なりに順調と見て良いでしょう。
レース直前は併せ馬で気合付けをすることが多いので、一週前追い切りと最終追い切りの動きは要チェックですよ。

最終追い切りでは、併走馬にしっかり先着をしているので、今走も遅れていなければ心配はいらないでしょう。
加速ラップを刻んだ調教で、軽快に動いていれば仕上がりは順調です。
半兄にブラストワンピースを持ち能力は非凡な馬で、距離が延びても得意の舞台なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フローラステークス(2着)

4/16 美南W良 馬なり
82.2 66.4 52.2 38.2 12.6 [5]

馬なりに追われた古馬2勝のロジシルキーと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:オークス

5/14 美南W良 馬なり
82.7 67.0 52.1 38.4 13.1 [8]

馬なりに追われた古馬オープンのザダルと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
普段通り馬なり調教でしたが、直線の伸びがイマイチ。
力強いフットワークで全体時計は優秀ですが、失速ラップを刻んでいるのは気がかりです。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フローラステークス(2着)

4/22 美南W良 馬なり
52.3 37.9 12.7 [6]

馬なりに追われた古馬3勝のハルサカエと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
最終追い切りはD.レーン騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:オークス

5/20 美南W重 馬なり
70.6 54.1 39.3 12.3 [7]

馬なりに追われた古馬オープンのザダルと併せて、外を0.6秒先行同入しました。
今週も軽めの調整でしたが、直線の伸びは良好です。
ただ、併走馬には追いつかれる形でしたし、全体時計も平凡。
折り合いがついたのは好感が持てますが、仕上がりはマズマズといったところでしょう。


ミヤマザクラ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

水曜追いは併せ馬で、強めに追われることが多いです。
いつもはしっかり先着しているので、併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
また、フットワークは軽快で、栗東CWで6F82秒台の時計が出ていれば好調と見て良いでしょう。

クイーンカップは、3ヶ月ぶりの出走でも、好仕上がりで見事快勝!
前走の桜花賞は5着でしたが、馬場状態が大きな敗因です。
今走は叩いて上積みが見込めますし、良馬場なら改めて期待したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:桜花賞(5着)

4/1 栗CW良 強め
81.9 65.4 50.5 37.2 11.7 [7]

一杯に追われた3歳未勝利のマテンロウヴァモスと併せて、内を0.6秒追走して0.4秒先着しました。
一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:オークス

5/14 栗CW良 馬なり
83.3 67.4 52.3 37.8 11.7 [8]

強めに追われた古馬2勝のサトノシリウスと併せて、内を0.8秒追走して0.6秒先着しました。
一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
今週は馬なり調整でしたが、抜群の行きっぷりで終い11.7秒の好時計をマーク。
併走馬を大きく付き放す走りで、2週続けて絶好の動きを見せています。
最終追い切りでも好調キープなら軽視禁物ですよ。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:桜花賞(5着)

4/8 栗坂良 馬なり
52.8 38.3 24.4 12.0

強めに追われた古馬オープンのマジカルスペルと併せて、1.2秒追走して0.2秒遅れました。

今回の最終追い切り:オークス

5/21 栗坂良 馬なり
56.3 39.5 25.1 12.2

一杯に追われた古馬2勝のリシュブールと併せて、0.5秒追走して0.3秒先着しました。
最終追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
今週は坂路で軽めでしたが、直線の伸びも鋭く、併走馬に先着しているのは好感が持てます。
折り合いもスムーズですし、時計は平凡でも仕上がりは良好です。


リアアメリア 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は一週前追い切りと最終追い切りに、併せ馬で気合付けをしています。
攻めの調教もレース直前で行われ、直線強めに追われることが多いです。
レース本番にも反映される一週前追い切りと最終追い切りの動きは要チェックですよ。

全体時計は優秀で、栗東CW6F81秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ラストもしっかり伸びる馬で、直線が11秒台なら普段通りです。
ここ2戦は不振が続きますが、前走は重馬場が大きく影響した形。
今走もアルテミスSのような走りができれば楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:桜花賞(10着)

4/1 栗CW良 強め
98.2 81.7 66.1 51.7 38.3 11.6 [8]

馬なりに追われた3歳未勝利のカペラと併せて、外を0.4秒追走して0.4秒先着しました。
一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:オークス

5/14 栗坂良 馬なり
54.0 38.7 25.2 12.5

今週はサッと流す程度の調教でしたが、自己ベストと同等の時計をマーク。
フットワークは軽快で、直線も12.5秒の時計を叩き出しています。
折り合いもついており、仕上がりは順調です。
ひと追い毎に状態は良化しており、最終追い切りでも抜群の動きなら楽しみですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:桜花賞(10着)

4/8 栗CW良 馬なり
81.0 66.2 51.6 37.2 11.7 [7]

馬なりに追われた3歳1勝のリーガルマナーと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
最終追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:オークス

5/20 栗CW良 強め
52.2 38.2 11.8 [8]

今週は短めでしたが、終い重点に追われ、ラストは11.8秒の好時計をマーク。
攻めは動くタイプの馬ですが、全体時計は水準以上の時計を叩き出しています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。