日経賞2023 追い切り情報

日経賞2023 追い切り情報

日経賞2023 追い切り情報


3月25日(土)中山芝2500m

アスクビクターモア 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:菊花賞(1着)

10/13 美南W稍 直強め
66.2 51.1 37.1 11.9 [8]

今回の一週前追い切り:日経賞

3/16 美南W良 G前仕掛け
65.2 50.3 36.3 11.4 [7]

一週前追い切りはいつも通り終い重点に追われる内容です。
それでも今週は絶好の動きで、全体時計も自己ベストを更新していますし、ラストは11.4秒の猛時計をマーク。
ひと追い毎に状態は良化しており、仕上がりは順調とみて良いでしょう。
最終追い切りも好調キープなら楽しみですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:菊花賞(1着)

10/19 美南W稍 馬なり
67.0 51.6 37.4 11.7 [8]

今回の最終追い切り:日経賞

3/22 美南W良 馬なり
82.7 65.7 50.9 36.7 11.3 [8]

先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
それでも絶好の動きで、加速すると直線は11.3秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計も優秀で、折り合いもスムーズです。
乗り込みも十分で、態勢は整ったとみて良いでしょう。


キングオブドラゴン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都記念(4着)

2/1 栗坂良 強め
52.5 37.7 24.3 12.1

一杯に追われた古馬オープンのカフジオクタゴンと併せて、0.4秒先行してクビ差遅れました。

今回の一週前追い切り:日経賞

3/17 栗坂良 一杯
51.4 37.1 23.9 11.8

一杯に追われた古馬オープンのカフジオクタゴンと併せて、0.5秒追走同入しました。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で直線は11.8秒の好時計を叩き出しています。
全体時計も自己ベストを更新していますし、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
併走馬も楽に圧倒しており、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都記念(4着)

2/8 栗坂良 馬なり
55.0 39.1 24.7 11.9

今回の最終追い切り:日経賞

3/22 栗坂良 馬なり
54.7 39.1 25.0 12.3

今週はさっと流す程度の調教です。
全体時計は平凡でしたが、引き続き軽快なフットワークで直線は12.3秒の好時計をマーク。
今週もしっかり加速ラップを刻んでいますし、仕上がりは万全です。


タイトルホルダー 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:有馬記念(9着)

12/15 美南W良 馬なり
66.9 52.0 37.6 11.5 [7]

一週前追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のアウトパフォームと併せて、内を0.5秒追走して0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:日経賞

3/15 美南W良 馬なり
83.2 66.2 51.5 37.4 11.7 [7]

一週前追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のミルニュイと併せて、内を1.1秒追走同入しました。
一杯に追われた古馬3勝のホウオウルーレットと併せて、内を0.2秒追走して0.3秒先着しました。
いつも通り馬なり中心の調教で、一週前追い切りで8本目。
行きっぷりは抜群ですし、5F時計は前走時以上の数字を出しています。乗り込みも十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:有馬記念(9着)

12/21 美南W良 馬なり
67.9 51.2 36.9 11.6 [6]

最終追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた新馬のアンクルコンシャスと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
強めに追われた2歳未勝利のタイセイラプソディと併せて、内を0.9秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:日経賞

3/22 美南W良 G前仕掛け
64.1 49.9 36.0 11.2 [6]

最終追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳1勝のビターグラッセと併せて、内を0.5秒追走して0.4秒先着しました。
馬なりに追われた古馬オープンのククナと併せて、内を1.2秒追走して0.4秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、全体時計は自己ベストを更新。
直線も11.2秒の猛時計で、併走馬にも先着していますし、このひと追いで仕上がったと考えて良いでしょう。


ヒートオンビート 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯(3着)

10/27 栗CW良 一杯
84.5 68.6 53.2 37.9 11.4 [7]

一週前追い切りは藤岡康太騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた新馬のノーブルクライと併せて、内を0.5秒追走して0.2秒遅れました。
強めに追われた新馬のジュンフカリと併せて、内を0.7秒追走して0.1秒遅れました。

今回の一週前追い切り:日経賞

3/16 栗CW良 一杯
97.3 81.1 66.5 51.8 36.9 11.2 [7]

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のホペロアと併せて、内を1.7秒追走して0.1秒先着しました。
今週は一杯に追われましたが、抜群の反応でラストは11.2秒の強い伸び脚を見せています。
併走馬にもあっさり先着していますし、長めにやれているのも好感が持てます。
時計は出る馬ではありますが、ひと追い毎に状態は良化しており、仕上がりは順調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯(3着)

11/2 栗CW良 一杯
83.8 68.4 54.0 38.8 11.5 [8]

今回の最終追い切り:日経賞

3/22 栗CW良 馬なり
83.5 68.4 53.4 38.0 11.6 [6]

一週前追い切りでビッシリ追われた分、今週は軽めに追われています。
全体時計も優秀で、馬なりでも前走時以上の時計を叩き出しています。
行きっぷりも抜群で、直線は11.6秒の好時計をマーク。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったとみて良いでしょう。


ライラック 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:エリザベス女王杯(2着)

11/3 美南W良 直強め
81.2 64.9 50.9 36.7 11.6 [6]

一週前追い切りは横山琉人騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた新馬のラブリーハーツと併せて、内を1.2秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:日経賞

3/15 美南W良 強め
84.1 67.4 52.4 37.7 11.3 [4]

一週前追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のマイネルダグラスと併せて、内を0.5秒追走して0.4秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、直線は前走時以上の数字を叩き出しています。
全体時計は平凡でしたが、折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エリザベス女王杯(2着)

11/9 美坂良 馬なり
55.9 39.4 24.9 11.9

最終追い切りは横山琉人騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:日経賞

3/22 美南W良 馬なり
82.7 65.7 51.3 37.1 11.4 [5]

最終追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳1勝のルーチェロッサと併せて、内を0.3秒追走同入しました。
今週は軽めに追われましたが、絶好の動きでラストは11.4秒の鋭い伸び脚を見せています。
ひと追い毎に状態は良化しており、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。