根岸ステークス2023 追い切り情報

根岸ステークス2023 追い切り情報

根岸ステークス2023 追い切り情報

1月29日(日)東京ダート1400m

オーロラテソーロ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:兵庫ゴールドトロフィー(4着)

12/7 美南W稍 一杯
69.6 54.0 38.8 12.7 [6]

馬なりに追われた2歳オープンのミシシッピテソーロと併せて、外を1.3秒先行して0.8秒遅れました。
馬なりに追われた古馬1勝のマイネルデステリョと併せて、外を0.7秒先行して0.6秒遅れました。

今回の一週前追い切り:根岸ステークス

1/19 美南W良 一杯
66.5 51.3 37.5 12.8 [7]

一週前追い切りは原騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のウインチェレステと併せて、内を0.5秒追走して0.2秒遅れました。
今週はビッシリ追われましたが、直線は失速ラップで併走馬に遅れているのは気になります。
ただ、全体時計は優秀で、一杯に追われたとはいえ、自己ベストを更新しています。
実戦タイプの馬ですし、仕上がりはマズマズ順調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:兵庫ゴールドトロフィー(4着)

12/14 美南W稍 強め
69.7 54.2 39.0 12.2 [7]

馬なりに追われた古馬2勝のコスモカッティーボと併せて、外を0.3秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:根岸ステークス

1/25 美南W稍 馬なり
86.6 69.7 54.7 39.8 12.9 [6]

馬なりに追われた障害未勝利のワンダーサーイターと併せて、外を0.4秒先行同入しました。
強めに追われた3歳未勝利のラフトと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒先着しました。
先週ビッシリ追われた分、今週は軽めに追われています。
全体時計は平凡でしたが、軽快なフットワークで直線も12秒台の時計を出しています。
折り合いもスムーズで、このひと追いで状態は良化したと考えて良いでしょう。


ギルデッドミラー 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:武蔵野ステークス(1着)

11/2 栗坂良 馬なり
52.4 37.3 24.6 12.4

今回の一週前追い切り:根岸ステークス

1/18 栗坂良 強め
53.8 37.9 24.8 12.6

一週前追い切りは2本目の調教で、終い重点に追われています。
直線は失速していますが、いつも通りの傾向で12.6秒ならマズマズ優秀です。
全体時計も悪くないですし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:武蔵野ステークス(1着)

11/9 栗坂良 馬なり
54.5 38.2 24.6 12.2

今回の最終追い切り:根岸ステークス

1/25 栗坂稍 強め
54.3 38.6 24.7 12.2

今週も終い重点に追われる内容で、ラストは12.2秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀ですし、引き続き力強い動きを見せています。
しっかり加速ラップを刻んだ調教で、仕上がりは良好です。


テイエムサウスダン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:JBCスプリント(7着)

10/23 美坂良 馬なり
54.7 39.6 25.5 12.4

一週前追い切りは大江原騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のレッドモンレーヴと併せて、0.4秒先行同入しました。
馬なりに追われた古馬2勝のオブデュモンドと併せて、0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:根岸ステークス

1/18 美坂稍 一杯
51.5 37.4 24.5 12.2

馬なりに追われた3歳未勝利のシャーンゴッセと併せて、0.7秒追走同入しました。
今週はビッシリ追われる内容でしたが、力強いフットワークで全体時計は自己ベストを更新。
直線も12.2秒の伸び脚で、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
一週前追い切りで12本目と乗り込みも十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:JBCスプリント(7着)

10/30 美坂良 馬なり
57.3 41.6 27.0 13.1

今回の最終追い切り:根岸ステークス

1/25 美坂稍 一杯
53.0 38.3 24.9 12.0

馬なりに追われた3歳未勝利のシャーンゴッセと併せて、0.3秒追走同入しました。
今週もビッシリ追われる内容で、全体時計は楽に好時計をマーク。
直線も12.0秒の力強い伸び脚で、折り合いもついています。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


ヘリオス 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:JBCスプリント(3着)

10/23 栗坂稍 馬なり
60.8 43.5 28.2 13.8

今回の一週前追い切り:根岸ステークス

1/19 栗CW良 強め
82.1 66.8 51.9 37.2 12.3 [7]

一杯に追われた新馬のフィオーレシチーと併せて、外を0.1秒遅れました。
一杯に追われた古馬オープンのタガノビューティーと併せて、外を0.7秒先行して0.3秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容で、ラストは12.3秒の好時計をマーク。
ただ、格下の併走馬に遅れているには気がかりで、仕上がりはマズマズといったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:JBCスプリント(3着)

10/30 栗坂良 馬なり
58.7 42.8 28.2 14.0

今回の最終追い切り:根岸ステークス

1/26 栗坂稍 強め
53.2 37.6 25.0 12.8

今週も強めに追われましたが、全体時計は自己ベストを更新。
直線で失速してはいたものの、時計自体はこの馬なりに優秀です。
ひと追い毎に状態は良化しており、最終追い切りでマズマズ仕上がったと考えて良いでしょう。


レモンポップ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:武蔵野ステークス(2着)

一週前追い切りはなし

今回の一週前追い切り:根岸ステークス

1/19 美南W良 馬なり
81.4 65.2 50.5 36.2 11.5 [4]

一週前追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のベジャールと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
いつも通り今週は軽めの調教でしたが、絶好の動きで全体時計は自己ベストを1.6秒も更新。
直線も11.5秒の鋭い伸び脚で、併走馬にあっさり追走同入できています。
今週で10本目と乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:武蔵野ステークス(2着)

11/9 美南W良 馬なり
68.6 53.2 39.1 12.8 [3]

馬なりに追われた古馬3勝のセイルオンセイラーと併せて、内を0.2秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:根岸ステークス

1/26 美南W良 馬なり
85.0 68.3 53.3 38.8 11.8 [5]

強めに追われた古馬1勝のキャミと併せて、外を0.4秒先行同入しました。
今週も軽めに追われて全体時計は平凡でしたが、絶好の動きでラストは11.8秒の好時計をマーク。
併走馬には追いつかれた形ではありますが、2週連続で終い11秒台の時計を出しているのも好感が持てます。
しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていますし、仕上がりは万全とみて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。