鳴尾記念2023 追い切り情報

鳴尾記念2023 追い切り情報

鳴尾記念2023 追い切り情報


6月3日(土)阪神芝2000m

カラテ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟大賞典(1着)

4/26 栗CW重 馬なり
70.1 55.0 39.2 12.1 [9]

馬なりに追われた3歳1勝のマキシと併せて、外を0.7秒先行してアタマ差先着しました。

今回の一週前追い切り:鳴尾記念

5/24 栗坂良 馬なり
53.2 38.9 25.6 12.9

強めに追われた古馬1勝のフェルンマンボと併せて、1.0秒先行して0.1秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟大賞典(1着)

5/3 栗坂良 馬なり
54.6 39.5 25.7 12.6

今回の最終追い切り:鳴尾記念

5/31 栗坂稍 馬なり
54.6 39.5 25.8 12.6

今走は馬なり中心に追われ、最終追い切りで7本目。
全体時計は平凡でしたが、引き続き軽快なフットワークでいつも通りの動きを見せています。
今週はしっかり加速ラップを刻んだ調教ができていますし、態勢は整ったとみて良いでしょう。


ソーヴァリアント 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:中山記念(9着)

2/16 美南W良 直強め
79.1 64.0 49.9 35.9 11.7 [4]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のルージュイストリアと併せて、外を0.9秒追走して0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:鳴尾記念

5/25 美南W稍 馬なり
80.7 66.1 51.5 36.6 11.0 [6]

馬なりに追われた3歳1勝のフレーヴァードと併せて、内を0.5秒追走して0.1秒先着しました。
強めに追われた古馬1勝のインダミタブルと併せて、内を1.1秒追走して0.2秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:中山記念(9着)

2/22 美南W良 馬なり
84.3 67.6 51.6 36.4 11.2 [4]

馬なりに追われた3歳未勝利のヒラボクアルセウスと併せて、内を0.6秒追走して0.4秒先着しました。
馬なりに追われた3歳未勝利のタイキラフターと併せて、内を1.1秒追走して0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:鳴尾記念

5/31 美南W稍 馬なり
68.5 52.4 37.1 11.1 [5]

今週は軽めの調教でしたが、いつも通り直線の動きは抜群で、ラストは11.1秒の猛時計をマーク。
時計は出やすいタイプの馬ではありますが、加速力は十分です。
一週前追い切りでも併走馬2頭にあっさり先着していますし、折り合いもスムーズで仕上がりは良好とみて良いでしょう。


フェーングロッテン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:金鯱賞(2着)

3/1 栗CW良 強め
97.3 80.6 66.3 52.1 37.4 11.6 [8]

一週前追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳1勝のヴェルテンベルクと併せて、外を0.6秒先行してアタマ差先着しました。

今回の一週前追い切り:鳴尾記念

5/24 栗CW良 馬なり
82.4 66.9 52.0 37.4 11.7 [6]

一週前追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:金鯱賞(2着)

3/8 栗坂良 馬なり
55.1 40.2 25.6 11.9

今回の最終追い切り:鳴尾記念

5/31 栗坂稍 馬なり
53.4 38.7 24.3 11.9

今走も馬なり中心に追われ、最終追い切りで9本目の調教です。
ひと追い毎に状態は良化しており、今週は前走時以上の数字を叩き出しています。
直線の伸びも優秀ですし、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは万全です。


ボッケリーニ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日経賞(2着)

3/15 栗CW良 一杯
98.6 82.0 66.8 51.8 36.3 11.7 [7]

一週前追い切りは水口騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のアルファヒディと併せて、内を0.8秒追走して0.5秒遅れました。

今回の一週前追い切り:鳴尾記念

5/24 栗CW良 一杯
82.6 67.3 52.6 37.2 11.3 [7]

一週前追い切りは水口騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのソウルラッシュと併せて、外を0.2秒先行して0.2秒遅れました。
一杯に追われた古馬3勝のアステロイドベルトと併せて、内を0.3秒追走同入しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日経賞(2着)

3/22 栗CW良 一杯
83.2 67.7 52.2 37.1 11.3 [8]

今回の最終追い切り:鳴尾記念

5/31 栗CW稍 一杯
83.8 67.1 51.6 36.8 11.3 [7]

4週連続でビッシリ追われており、4週とも直線は11秒台の好時計をマーク。
前走時と比べると最終追い切りの全体時計は平凡ですが、単走で終い11.3秒なら優秀です。
また間隔をおいての出走にはなりますが、入念に乗り込まれて状態も良化しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。


マリアエレーナ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大阪杯(5着)

3/22 栗坂良 馬なり
64.6 46.2 29.5 14.4

今回の一週前追い切り:鳴尾記念

5/25 栗坂良 強め
51.4 37.4 24.3 12.0

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:大阪杯(5着)

3/28 栗CW稍 強め
97.9 81.7 66.7 51.9 36.6 11.3 [8]

今回の最終追い切り:鳴尾記念

5/30 栗CW不 馬なり
98.5 81.7 66.5 51.4 36.6 11.5 [8]

先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
前走時と同様に長めにやれているのは好感が持てますし、不良馬場でも同等の時計を叩き出しています。
行きっぷりも抜群で、加速すると直線は11.5秒の好時計をマーク。
一週前追い切りは自己ベストを更新していますし、態勢は整ったとみて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。