マイラーズカップ2023 追い切り情報

マイラーズカップ2023 追い切り情報

マイラーズカップ2023 追い切り情報


4月23日(日)阪神芝1600m

エアロロノア 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東京新聞杯(5着)

1/25 栗坂稍 一杯
53.7 38.9 25.3 12.6

馬なりに追われた古馬2勝のアトミカと併せて、0.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:マイラーズカップ

4/12 栗坂良 一杯
51.0 37.2 24.1 12.1

一杯に追われた古馬1勝のグレアミラージュと併せて、0.9秒追走して0.6秒先着しました。
いつも通り一週前追い切りは一杯に追われると、絶好の動きで自己ベストと同等の時計をマーク。
追われたは反応も抜群で、直線の伸びはいつもと比べても優秀です。
併走馬にもあっさり先着していますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東京新聞杯(5着)

2/1 栗坂良 一杯
52.8 38.8 25.2 12.5

馬なりに追われた古馬2勝のアトミカと併せて、0.3秒追走してクビ差遅れました。

今回の最終追い切り:マイラーズカップ

4/19 栗坂良 一杯
52.1 38.1 25.0 12.4

一杯に追われた古馬1勝のグレアミラージュと併せて、0.3秒追走して0.4秒先着しました。
今週もビッシリ追われると、力強い反応で前走時以上の動きを見せています。
追われた反応も抜群で、直線も12.4秒の好時計をマーク。
併走馬にもあっさり先着していますし、折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。


キングエルメス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:睦月ステークス(1着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:マイラーズカップ

4/13 栗CW良 一杯
98.1 81.9 66.7 52.4 37.6 12.2 [6]

一杯に追われた古馬1勝のホウオウフウジンと併せて、内を0.5秒追走して0.5秒先着しました。
今週はビッシリ追われましたが、絶好の動きで全体時計は自己ベストを更新。
直線も12.2秒の力強い伸び脚を見せており、長めにやれているのも好感が持てます。
ひと追い毎に状態は良化しており、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:睦月ステークス(1着)

1/18 栗坂良 強め
53.0 38.5 25.3 12.3

今回の最終追い切り:マイラーズカップ

4/19 栗坂良 馬なり
54.1 39.6 25.6 12.5

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のレディベルと併せて、0.3秒追走同入しました。
先週ビッシリ追われた分、今週は軽めに追われています。
フットワークは軽快で、全体時計もこの馬なりに優秀です。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったとみて良いでしょう。


ジャスティンスカイ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:洛陽ステークス(1着)

2/1 栗CW稍 強め
98.4 81.6 66.7 52.0 37.1 11.8 [5]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのジュンライトボルトと併せて、内を0.5秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:マイラーズカップ

4/12 栗CW良 一杯
99.3 82.9 67.6 52.4 37.0 11.2 [7]

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのアドマイヤビルゴと併せて、内を0.3秒追走して0.2秒先着しました。
今週は一杯に追われる内容でしたが、力強い反応でラストは11.2秒の猛時計を叩き出しています。
長めにやれているのも好感が持てますし、併走馬も楽に圧倒しています。
乗り込みも十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:洛陽ステークス(1着)

2/8 栗坂良 馬なり
54.2 39.7 25.9 12.5

今回の最終追い切り:マイラーズカップ

4/19 栗坂良 馬なり
54.2 39.9 25.7 12.8

先週ビッシリ追われた分、今週は軽めに追われています。
時計は出やすいタイプの馬ではありますが、全体時計は前走時と同等の時計をマーク。
先週は楽に好時計を出していましたし、ひと追い毎に状態は良化しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。


シュネルマイスター 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:中山記念(4着)

2/15 美南W良 馬なり
99.3 83.3 69.0 53.5 38.4 11.7 [9]

一週前追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:マイラーズカップ

4/12 美南W良 馬なり
81.3 65.9 51.6 36.8 11.3 [8]

一週前追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
先週ビッシリ追われた分、今週は軽めに追われています。
それでも絶好の動きで、加速すると直線は11.3秒の猛時計をマーク。
前走時以上の数字を叩き出していますし、引き続き好調キープと考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:中山記念(4着)

2/22 美南W良 馬なり
81.7 65.6 51.2 37.4 11.8 [7]

最終追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のヴァーンフリートと併せて、内を1.3秒追走して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:マイラーズカップ

4/19 栗CW良 強め
84.5 68.2 53.8 38.3 11.9 [6]

今週は意欲的に追われる内容で、全体時計は平凡です。
ただ、追われた反応は良好で、先週に引き続き終い11秒台の好時計をマーク。
失速ラップなのは気になりますが、先週の動きは良好ですし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。


ソウルラッシュ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マイルチャンピオンシップ(4着)

11/10 栗CW良 強め
80.6 65.3 50.6 36.3 11.3 [7]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのボッケリーニと併せて、内を0.2秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:マイラーズカップ

4/13 栗CW良 一杯
80.7 65.4 50.7 36.1 11.3 [6]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のアイキャンドウイッと併せて、内を0.4秒追走して0.5秒先着しました。
一杯に追われた古馬3勝のシロニイと併せて、内を1.1秒追走して1.4秒先着しました。
今週はやや抑え目でしたが、前走時と同等の時計で直線も11.3秒の猛時計を叩き出しています。
併走馬2頭も圧倒していますし、折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マイルチャンピオンシップ(4着)

11/16 栗坂良 強め
52.4 38.0 24.5 11.8

今回の最終追い切り:マイラーズカップ

4/19 栗坂良 強め
53.4 38.6 24.7 12.1

今週も強めに追われる内容でしたが、力強い反応でラストは12.1秒の好時計をマーク。
全体時計も水準以上ですし、先週の動きが良かったのでこのくらいで問題ないでしょう。
しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていますし、乗り込みも十分で仕上がりは万全です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。