毎日王冠2020 追い切り情報

毎日王冠2020 追い切り情報

毎日王冠2020 追い切り情報


10月11日(日)東京芝1800m

ザダル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教で、水曜追いはウッドチップコースで調整されることが多いです。
攻めの調教では併せ馬が多く、いつもはしっかり同入しているので、併走馬に遅れを取るようなら注意が必要です。
折り合いはつかずラストで失速することもありますが、結果を残しているので特に心配はいりません。

乗り込み量は毎回6本程度ですが、美浦南Wなら4F52秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は休養明けでも抜群の脚捌きでオープン戦を勝利!
相手のレベルは一気に上がりますが、ひと叩きして上積みが見込めるようなら軽視禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:関越ステークス(1着)

7/23 美南W稍 強め
81.3 65.6 52.0 37.8 12.6 [8]

馬なりに追われた3歳未勝利のデルニエエトワールと併せて、外を0.9秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:毎日王冠

9/30 美南W良 一杯
66.5 52.0 37.6 12.4 [7]

一週前追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のロジペルレストと併せて、外を0.8秒追走同入しました。
今週は直線強めの内容でしたが、追われた反応は良好でラストは12.4秒の好時計をマーク。
今走も折り合いがついているのは好感が持てます。
全体時計も優秀ですし、軽快なフットワークで仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:関越ステークス(1着)

7/29 美南W稍 馬なり
52.9 38.5 12.6 [6]

馬なりに追われた3歳未勝利のデルニエエトワールと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:毎日王冠

10/7 美南W良 馬なり
70.6 54.1 39.6 13.4 [7]

馬なりに追われた古馬3勝のハルサカエと併せて、内を同入しました。
先週意欲的に追われた分、今週はサッと流す程度の調整です。
ラストは失速しましたが、併走馬にはしっかり同入できています。
先週に続いて動きも軽快で、仕上がりは良好と見ていいでしょう。


サトノインプレッサ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は騎手騎乗で乗り込まれ、水曜追いは併せ馬が多いです。
一週前は遅れることが多いですが、最終追い切りには態勢を整えています。
いつも加速ラップを刻んだ調整で、意欲的に追われる最終追い切りの動きは要チェックですよ。

こぶし賞は2馬身ほどの出遅れにも関わらず、大外から抜群の末脚で差し切り勝ち!
続く毎日杯では距離延長も難なくこなし、見事無敗の3連勝を達成。
前走は13着に敗れましたが、初の長距離輸送でしたし、展開も向かなかったので参考外と考えて良いしょう。
今走は長距離に対応できるかが鍵となりますが、ポテンシャルは高いので上手くハマれば軽視は禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本ダービー(4着)

5/22 栗CW良 馬なり
83.1 67.5 52.7 38.9 12.0 [8]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:毎日王冠

9/30 栗CW良 一杯
82.0 65.3 50.9 38.0 13.0 [7]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのタイセイトレイルと併せて、内を0.2秒追走して0.2秒遅れました。
今週は意欲的に追われ、全体時計は速いですが、直線の伸びはイマイチでしたね。
併走馬に遅れていますし、失速ラップなのも気になります。
現時点では仕上がりはマズマズと言ったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本ダービー(4着)

5/27 栗CW良 馬なり
81.2 66.3 52.4 39.0 12.7 [7]

一杯に追われた古馬2勝のカフジロッソと併せて、内を0.5秒追走して0.9秒先着しました。
最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:毎日王冠

10/7 栗CW良 一杯
82.1 66.8 52.5 39.4 12.3 [8]

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
今週もビッシリ追われると、先週より動きは良化して、力強い反応を見せています。
全体時計も優秀ですし、直線は12.3秒の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、このひと追いで仕上がったと考えて良いでしょう。


サリオス 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教ですが、水曜・木曜追いは基本的に併せ馬です。
格上馬と併せることが多く、いつもは同入または先着しています。
格上でも併走馬に遅れを取るようなら注意が必要ですよ。

一週前追い切りと最終追い切りは騎手騎乗で調整されており、ここの動きが本番でも反映されています。
特に好時計を出す一週前追い切りの動きは要チェックです。
毎回文句なしのデキで、皐月賞2着に続いてダービーも2着に好走しています。
2戦とも勝ち馬が強すぎで2着に敗れていますが、コントレイル不在の今走は仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本ダービー(2着)

5/21 美南W稍 強め
66.3 52.1 38.3 12.0 [9]

一週前追い切りはD.レーン騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬3勝のルーカスと併せて、外を0.4秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:毎日王冠

9/30 美南W良 馬なり
65.5 51.0 37.1 11.8 [2]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のブーザーと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
今週はサッと流す程度の調整でしたが、抜群の行きっぷりで楽に好時計をマーク。
加速していくと直線も11.8秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本ダービー(2着)

5/28 美南W良 馬なり
53.6 38.9 12.3 [6]

馬なりに追われた古馬2勝のセントレオナードと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
最終追い切りはD.レーン騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:毎日王冠

10/8 美南芝重 馬なり
54.1 39.2 12.2 [2]

最終追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のゼーゲンと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
今週も軽めの調整でしたが、フットワークは軽快で直線も12.2秒の好時計をマーク。
時計の出やすい芝コースとはいえ、重馬場でもしっかり加速ラップ刻んだ調整で仕上がりは万全です。


サンレイポケット 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われていて、水曜追いは栗東CWで追われることが多いです。
基本的に水曜日は意欲的な調整が多く、力強い伸び脚を見せています。
あまり攻め動くタイプの馬ではないですが、直線の伸びは良好です。

併走馬にも遅れる傾向がありますが、ラストがしっかり伸びていれば心配はいらないでしょう。
ひとレース毎に力をつけていて、前走は休養明けのG3新潟記念を3着に好走しています。
叩いて更に良化が見込める今走は、格上挑戦とはいえ軽視は禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟記念(3着)

8/26 栗CW良 一杯
85.4 69.5 54.9 40.5 12.2 [9]

一週前追い切りは荻野極騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:毎日王冠

9/30 栗CW良 一杯
83.4 67.0 52.1 38.0 12.0 [7]

一週前追い切りは荻野極騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた新馬のグレイシャーパークと併せて、外を0.8秒追走して0.3秒先着しました。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で直線は12秒の鋭い伸び脚を見せています。
前走時より動きは良化していて、折り合いもスムーズです。
乗り込みも十分で、引き続き好調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟記念(3着)

9/2 栗坂良 一杯
53.2 38.5 24.9 12.4

今回の最終追い切り:毎日王冠

10/7 栗坂良 一杯
52.0 38.0 25.2 12.6

今週は坂路で意欲的に追われると、前走時以上の動きを見せています。
直線も12.6秒の鋭い伸び脚で、折り合いがついているのも好感が持てます。
全体時計も自己ベストに近い時計を出していますし、引き続き気配は良好です。
先週も実践を意識した調整で、良い動きを見せていたので、態勢は整ったと見て良いでしょう。


ダイワキャグニー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦南Wで、馬なり中心に追われています。
時々強めに追われることもありますが、直線の伸びを確かめる程度です。
全体時計は速い数字が出るタイプの馬ですが、終い12秒台なら良好と考えていいでしょう。

面白い傾向としては、最終追い切りで失速ラップの時は好走率が高いところです。
今走も直線で失速するようなら注意が必要ですよ。
当レースは過去2戦敗れているレースではありますが、力をつけた今年はどこまでやれるかと言ったところでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:エプソムカップ(1着)

6/4 美南W良 一杯
82.8 66.7 51.9 38.3 11.9 [7]

一週前追い切りは菊沢騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:毎日王冠

9/30 美南W良 馬なり
83.0 67.3 52.6 38.9 12.2 [6]

一週前追い切りは内田博幸騎手が騎乗しての調教です。
普段通り今週は馬なり調教でしたが、軽快なフットワークで一杯に追われた前走時と同等の時計を出しています。
行きっぷりは抜群で、直線も12.2秒の好時計をマーク。
時計は出るタイプの馬ではありますが、馬なりでこの時計なら好感が持てます。
フットワークも軽快で、久々でも気配は良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エプソムカップ(1着)

6/10 美南W良 馬なり
68.8 53.0 38.8 12.4 [7]

馬なりに追われた古馬オープンのフィリアプーラと併せて、内を0.8秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:毎日王冠

10/7 美坂良 一杯
52.0 37.6 24.7 12.2

今週は珍しくビッシリ追われた調整でしたが、力強いフットワークで自己ベストを大きく更新。
追われた反応も良好で、終い12.2秒の鋭い伸び脚を見せています。
乗り込み量も申し分なく、折り合いもスムーズです。
休養明けにはなりますが、仕上がりは万全と見て良いでしょう。


カデナ 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われており、一週前追い切りと最終追い切りは強めの調教が行われています。
毎回乗り込み量は少なく、いつも5本程度の調教です。
また、攻め動くタイプの馬ではなく、攻めの調教では栗東坂路4F53秒台となっています。

ラストは遅くなる傾向がありますが、終い12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
今年は昨年と比べても力はついていますし、G1大阪杯でも4着に好走しています。
前走の宝塚記念は12着に大敗しましたが、昨年3着した舞台ですし、入念に調整された今走も仕上がり万全なら軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟記念(6着)

8/26 栗坂良 一杯
53.4 37.6 24.5 12.5

今回の一週前追い切り:毎日王冠

9/30 栗坂良 一杯
53.1 38.6 25.7 13.1

今週は意欲的に追われましたが、今走もラストは失速しています。
前走と比べると全体時計は速いものの、一杯に追われて終い13.1秒はイマイチですね。
まだ動きも堅いように感じますし、特に良化は見込めないです。
仕上がりはマズマズと言ったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟記念(6着)

9/2 栗坂良 一杯
53.5 37.9 24.7 12.5

今回の最終追い切り:毎日王冠

10/7 栗坂良 一杯
53.9 39.3 25.9 13.1

今週も一杯に追われましたが、ラストは13.1秒と伸びはイマイチです。
全体時計も先週より遅くなっていますし、いつも通りラストは失速しています。
前走時と比べても動きはマズマズで、今走も様子見したい一頭です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。