京都記念2022 追い切り情報

京都記念2022 追い切り情報

京都記念2022 追い切り情報


2月13日(日)阪神芝2200m

サンレイポケット 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われていて、水曜追いは栗東CWで追われることが多いです。
また、基本的に水曜日は意欲的な調整が多く、直線は毎回力強い伸び脚を見せています。
併走馬にも遅れる傾向がありますが、ラストがしっかり伸びていれば心配はいらないでしょう。

ひとレース毎に力をつけていて、近走も4着に敗れているとはいえ、G1で安定した成績を残しています。
相手関係が楽になるのも好感が持てますし、休養明けも実績があります。
距離適性も問題なく、今走も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ジャパンカップ(4着)

11/18 栗CW良 一杯
84.0 67.3 51.8 37.9 11.6 [9]

一週前追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のホールシバンと併せて、外を0.8秒先行して0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京都記念

2/3 栗CW良 一杯
79.4 64.6 50.6 36.0 11.4 [5]

一週前追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のレッドヴァイスと併せて、0.7秒追走して0.1秒遅れました。
今週はビッシリ追われ、全体時計は80秒を切る猛時計をマーク。
ただ、時計は出るタイプの馬ですし、併走馬に遅れているのは気がかりです。
折り合いはついていますし、仕上がりはマズマズと見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ジャパンカップ(4着)

11/24 栗坂良 一杯
53.9 39.1 25.1 12.2

最終追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのパーティナシティと併せて、0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:京都記念

2/9 栗坂良 一杯
54.2 39.6 25.4 12.0

最終追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のレッドヴァイスと併せて、0.4秒追走同入しました。
今週もビッシリ追われると、力強い反応で終い12.0秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、今週はしっかり追走同入できているのは好感が持てます。
折り合いもついていますし、このひと追いで状態は良化したと考えて良いでしょう。


ジェラルディーナ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東CWで馬なり中心に追われています。
全体時計は平凡ですが、直線の伸びが優秀で、馬なりでも終い11秒台の時計が多いです。
しっかり加速ラップを刻んでいて、ラストも鋭い伸び脚を見せるようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

近走はひとレース毎にパワーアップしており、前走はG3チャレンジカップで4着に好走しています。
古馬相手でも十分通用することがわかりましたし、今走も展開次第では可能性はありそうです。
昇級戦にはなりますが、どこまでやれるか注目ですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:チャレンジカップ(4着)

11/24 栗CW良 馬なり
83.9 67.6 52.2 38.2 11.8 [7]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京都記念

2/3 栗CW良 馬なり
84.0 68.2 53.1 37.1 11.2 [7]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
今走は馬なり中心の調教で一週前追い切りで3本目。
行きっぷりは抜群で、加速すると終い11.2秒の猛時計を叩き出しています。
前走時以上に良い動きを見せており、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:チャレンジカップ(4着)

12/1 栗CW重 馬なり
71.9 55.9 40.4 12.2 [5]

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京都記念

2/10 栗CW良 馬なり
73.0 56.5 39.4 11.3 [7]

最終追い切りは福永騎手が騎乗の調教です。
今週も軽めの調教でしたが、抜群の行きっぷりで直線は11.3秒の猛時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、しっかり加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
3週連続で終い11秒前半の時計を出していますし、仕上がりは良好です。


マリアエレーナ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで追われ、レース直前は栗東CWで追われることが多いです。
特に一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われ、実戦を意識した内容が多いので注目ですよ。
時計は出るタイプの馬ではありませんが、毎回直線は12秒前半の好時計を叩き出しています。

折り合いもついていますし、今走もしっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と見ていいでしょう。
近走はひとレース毎に力をつけていて、前走はG3愛知杯で2着に好走しています。
今走は相手のレベルが上がりますが、今の勢いで更に良化が見込めるようなら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:愛知杯(2着)

1/4 栗CW良 一杯
79.9 64.4 49.6 35.3 11.5 [5]

今回の一週前追い切り:京都記念

2/3 栗CW良 一杯
80.9 65.5 51.7 37.2 11.3 [7]

今週で2本目の調教でしたが、ビッシリ追われて絶好の動きを見せています。
比較的時計は出るタイプの馬とはいえ、力強い反応で終い11.3秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀で、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
引き続き力強いフットワークで仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:愛知杯(2着)

1/11 栗CW稍 馬なり
71.0 54.4 38.4 11.2 [6]

今回の最終追い切り:京都記念

2/8 栗CW良 馬なり
82.2 67.1 52.5 37.8 12.1 [8]

先週意欲的に追われた分、今週はサッと流す程度の調教です。
軽めでもフットワークは軽快で、加速すると直線は12.1秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計も優秀で、先週に続いて直線の伸びは優秀です。
しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていますし、態勢は整ったとみて良いでしょう。


ユーバーレーベン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

調教が行われるのは日曜日と水曜日で、基本的に併せ馬で気合付けをしています。
一週前追い切りは併走馬に遅れる傾向がありますが、最終追い切りはしっかり追走同入できています。
今走も最終追い切りで同入できていれば問題はないでしょう。

比較的直線は伸びるタイプの馬で、馬なりでもラストは12秒台の時計を出しています。
しっかり加速ラップを刻んでいれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
近走は不振が続きますが、G1オークスでは快勝しており、能力はある馬です。
前走もG1ジャパンカップで実力馬相手に6着と善戦していますし、今走も万全に仕上がれば押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ジャパンカップ(6着)

11/17 美南W良 一杯
不明[7]

一週前追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬3勝のムスコローソと併せて、内を0.4秒遅れました。

今回の一週前追い切り:京都記念

2/2 美南W良 強め
85.4 68.6 52.4 37.7 11.7 [8]

一週前追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳オープンのソネットフレーズと併せて、外を0.4秒先行して0.2秒先着しました。
今週は終い重点に追われて、ラストは11.7秒の力強い伸び脚を見せています。
併走馬には先行した形ですが、しっかり先着しているのは好感が持てます。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ジャパンカップ(6着)

11/24 美南W稍 馬なり
68.0 52.7 38.1 11.9 [8]

最終追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のムスコローソと併せて、内を0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:京都記念

2/9 美南W良 馬なり
83.8 68.6 53.6 38.5 11.9 [8]

最終追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳1勝のレッドゲイルと併せて、内を1.2秒追走同入しました。
今週は軽めの調教でしたが、先週以上の時計を叩き出しています。
直線も11秒台の鋭い伸び脚で、併走馬も楽に圧倒しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは万全です。


ラーゴム 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東CWで馬なり中心に追われ、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
早い時計を出すことも多いので、レース直前の2週の動きは要チェックですよ。
全体時計は82秒台が通常で、直線も12秒台の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

毎回折り合いもついていますし、併走馬にはしっかり先着できています。
近走は不安定なレースが続きますが、2走前はオープン戦で見事快勝しています。
ただ、重賞ではなかなか結果を残せていませんし、よほど良化が見込めないようなら注意が必要ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:中日新聞杯(13着)

12/2 栗CW稍 馬なり
68.6 52.7 38.8 12.4 [5]

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京都記念

2/2 栗CW良 一杯
83.1 66.2 51.1 35.9 11.2 [6]

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で終い11.2秒の猛時計を叩き出しています。
全体時計はこの馬なりに平凡ですが、先週も直線は11秒台の時計を出していますし、直線の伸びは優秀です。
しっかり加速ラップを刻んだ調教で、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:中日新聞杯(13着)

12/8 栗CW重 強め
66.9 51.5 36.6 11.4 [5]

最終追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京都記念

2/9 栗CW良 強め
81.4 65.5 51.0 36.4 11.4 [5]

最終追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
今週はやや抑え目でしたが、絶好の動きで全体時計は自己ベストと同等の時計を叩き出しています。
追われた反応も抜群で、直線も11.4秒の好時計をマーク。
加速ラップを刻んだ調教ができていますし、このひと追いで万全に仕上がったと考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。