京都大賞典2023 追い切り情報

京都大賞典2023 追い切り情報

京都大賞典2023 追い切り情報


10月9日(月)京都芝2400m

アイアンバローズ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:天皇賞・春(13着)

4/19 栗CW稍重 一杯
85.2 69.2 53.7 38.0 11.4 [7]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京都大賞典

9/27 栗CW良 一杯
81.7 66.7 52.6 37.8 12.2 [9]

これまでと同様で一週前追い切りはウッドです。
絶好調時と時計面で比較するとまだ終いのタイムが物足りない印象です。
最終追い切りもウッドが想定されますが、どこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:天皇賞・春(13着)

天皇賞・春(13着)
4/26 栗CW重 馬なり

今回の最終追い切り:京都大賞典

10/5 栗CW良 強め
86.9 70.4 54.6 38.5 11.6 [9]

この馬のパターン通りでウッドで最終追い切りを行いました。
ややチグハグなラップですが、終いが11.9-11.6と11秒台の持続ラップを刻んでいます。
乗り込み量的にやや不安ですが、この一本で整った印象。
しっかり力を出せる出来にはありそうです。


アフリカンゴールド 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌記念(12着)

一週前追い切りはなし

今回の一週前追い切り:京都大賞典

9/27 栗CW良 一杯
83.6 68.0 53.6 38.4 12.2 [8]

この馬は栗東在厩時ウッドメインの調教です。
今回の一週前追い切りもこれまでのパターン通りで来ています。
この馬の好走時のポイントは5Fで65秒を切る際に好走が集中しています。
最終追い切りでその点をクリアかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌記念(12着)

札幌記念(12着)
8/16 札ダ良 一杯

今回の最終追い切り:京都大賞典

10/4 栗CW稍重 一杯
83.7 67.3 53.0 38.0 11.8 [8]

この馬の好走ポイントは、5ハロンで65秒を切る点でした。
今回は切れませんでしたし、ラップ的にもややチグハグなラップ。
調整パターン的にはこの馬のこれまでのパターンで来ています。
距離的にも現状は不安ですし、どこまで走れるかがカギになりそうです。


インプレス 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟記念(3着)

8/24 栗CW稍重 一杯
79.4 64.3 50.8 36.4 11.6 [6]

一週前追い切りは小牧加矢太騎手が騎乗しての調教です。
一杯の2歳新馬アクシノアと併せて、外で1.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京都大賞典

9/27 栗CW良 一杯
83.4 68.1 53.1 37.8 11.2 [7]

一週前追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。
この馬の好走パターンは一週前追い切りウッドで最終追い切り坂路です。
今回も一週前追い切り時典で同様のパターンで来ていますし、終い11.2秒と素晴らしい伸びを見せています。
ただ、併せ馬を行わなかったのがやや疑問なところ。

その点を最終追い切りで補えるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟記念(3着)

新潟記念(3着)
8/30 栗CW良 強め

今回の最終追い切り:京都大賞典

10/5 栗坂良 一杯
52.7 37.7 24.4 12.2 [7]

最終追い切りは小牧加矢太騎手が騎乗しての調教です。
前走ウッドで一変を見せましたが、今回は坂路に戻してきました。
全体時計及び終いも12.2-12.2と時計的にはしっかり負荷を掛けてきた印象です。
前走同様ウッドであれば面白い存在でしたが、このパターンでは強調材料はありません。


ウインマイティー 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌記念(13着)

8/9 札ダ稍重 馬なり
80.7 65.6 52.3 39.7 13.2 [6]

今回の一週前追い切り:京都大賞典

9/27 栗CW良 一杯
80.0 64.5 51.0 36.9 11.8 [9]

近走はウッド調教メインに切り替えてきました。
絶好調時と比較すると、時計面的にまだ物足りなさを感じます。
現状の調教過程ですと、次走に目標を置いた調教に見えます。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌記念(13着)

札幌記念(13着)
8/16 札ダ良 G前仕掛け

今回の最終追い切り:京都大賞典

10/4 栗CW稍重 馬なり
82.9 66.5 52.4 37.6 11.9 [8]

この馬の最終追い切りは様々な場所で追い切る為、これといったポイントはありません。
ラップ的にはチグハグですし、終い2ハロンも11秒台を持続していますが11.7-11.9と減速ラップ。
一週前追い切りからもまだ状態が上がってこない状況。
この出来でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ヴェラアズール 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:鞍馬S(1着)

6/15 栗CW良 馬なり
80.0 65.1 50.6 36.3 11.4 [3]

一週前追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です

今回の一週前追い切り:京都大賞典

9/27 栗CW良 G前気合付
84.2 67.3 52.3 37.1 11.5 [5]

この馬の好走パターンはウッドメインで週末に坂路調教です。
9月半ばからしっかり乗り込んで下地を作っています。
ただ、早い時計は少なく現状ややおつり残しの印象。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:鞍馬S(1着)

鞍馬S(1着)
6/21 栗CW良 馬なり

今回の最終追い切り:京都大賞典

10/5 栗坂良 馬なり
53.7 39.1 25.4 12.6 [7]

最終追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です。
昨年勝利時及びジャパンカップ勝利時はウッドでの最終追い切りでした。
今回は坂路ですし、時計的にも軽めで大きく強調できるポイントはありません。
今回は次走を見据えたと調教からは感じ取れました。

この出来でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ゼーゲン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神大賞典(9着)

一週前追い切りはなし。

今回の一週前追い切り:京都大賞典

9/28 美南W良 一杯
81.9 65.5 50.8 36.1 11.5 [4]

一週前追い切りは佐々木大輔騎手が騎乗しての調教です。
一杯の古馬3勝ヒシゲッコウと併せて、内で0.3秒先着しました。
この馬らしく、ウッドの併せ馬で一週前追い切りを終えました。
全体タイムも自己ベストに迫る時計を出していますし、終いも11.4秒と素晴らしい時計。
併せ馬で先着している点も好感を持てます。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神大賞典(9着)

阪神大賞典(9着)
3/15 美南W良 馬なり

馬なりの古馬オープンルコルセールと併せて、外で同入しました。

今回の最終追い切り:京都大賞典

10/5 美南W稍重 強め
82.1 66.9 51.8 36.7 11.7 [2]

馬なりの古馬3勝ヒシゲッコウと併せて、内で同入しました。
この馬のこれまでのパターン通り、ウッドで最終追い切りを行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終いも11.8-11.7と素晴らしい内容。
一週前追い切りでは自己ベストに迫る時計をマークして居る点も好内容です。

8歳馬ですが、しっかり力を出せそうです。


ディープボンド 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:宝塚記念(5着)

6/14 栗CW良 一杯
96.5 79.8 65.0 50.5 35.7 11.3 [8]

一週前追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
強めの古馬3勝のチュウワノキセキと併せて、内で0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京都大賞典

9/28 栗CW良 一杯
81.1 65.7 50.8 36.1 11.6 [7]

一週前追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
一杯の古馬オープンノースザワールドと併せて、内で1.0秒先着しました。
G1勝ち負けするタイプだけに素晴らしい動きを披露しました。
併せ馬で豪華に先着し、ウッドメインの調教でこれまでと同様のパターンで来ています。
ジョッキーが乗っての調教もこれまでのこと。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:宝塚記念(5着)

宝塚記念(5着)
6/21 栗CW良 馬なり

最終追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京都大賞典

10/5 栗CW良 一杯
82.5 67.0 51.7 36.9 11.3 [7]

最終追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
この馬のこれまでのパターン通り、ウッドで最終追い切りを行いました。
綺麗な加速ラップを刻んで、終いも11.3秒と素晴らしい時計をマークしました。
また、騎手が騎乗しての調教もこれまでと同様のパターン。

前哨戦ではありますが、しっかり力を出せそうです。


ヒートオンビート 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:目黒記念(1着)

5/17 栗CW良 一杯
82.2 66.9 51.8 36.3 11.6 [6]

一杯の古馬オープンユーキャンスマイルと併せて、内で0.3秒遅れました。
一杯の古馬オープンアーティットと併せて、内で0.3秒遅れました。

今回の一週前追い切り:京都大賞典

9/27 栗CW良 一杯
81.1 66.2 51.5 36.9 11.8 [6]

一週前追い切りは川田将雅騎手が騎乗しての調教です。
一杯の古馬2勝ヴィゴラスダンサーと併せて、内で同入しました。
一杯の2歳1勝ジュンゴールドと併せて、内で0.5秒先着しました。
前走で重賞制覇は果たしましたが、前走と同様のパターンで一週前追い切りを行いました。
タイムも優秀ですし、終いの伸びも上々です。
最終追い切りは坂路が想定されますが、注目の一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:目黒記念(1着)

目黒記念(1着)
5/24 栗坂良 馬なり

馬なりの古馬2勝ジュンブルースカイと併せて、0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:京都大賞典

10/5 栗坂良 馬なり
55.5 40.0 25.8 12.7 [7]

馬なりの古馬2勝アイザックバローズと併せて、同入しました。
ポリトラックが多い厩舎ですが、この馬は坂路で最終追い切りを行いました。
坂路で動くタイプではありませんが、全体時計55.5秒とかなり控えた内容に映ります。
前走勝利時と比較してもやや物足りない印象。

現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ビッグリボン 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マーメイドステークス(1着)

6/8 栗CW良 一杯
83.2 67.9 53.0 37.6 10.9 [9]

一週前追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
一杯の古馬2勝ロールアップと併せて、内で0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京都大賞典

9/28 栗CW良 馬なり
99.4 82.8 67.5 52.9 37.8 11.6 [9]

一週前追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
これまでと同様で一週前追い切りをウッドで行いました。
ただ、ここ2走とは違い併せ馬を行いませんでした。
帰厩後もしっかり早い時計を出して、一週前追い切りでは加速ラップを刻んでいます。

最終追い切りでどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マーメイドステークス(1着)

マーメイドステークス(1着)
6/14 栗CW良 馬なり

最終追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝ロールアップと併せて、内で同入しました。

今回の最終追い切り:京都大賞典

10/5 栗CW良 強め
99.0 82.2 67.5 52.8 37.6 11.5 [9]

最終追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
今回の追い切りで、自己ベストに迫る時計をマークしました。
ややチグハグなラップですが、終い11.5秒としっかりキレています。
また、中内田厩舎らしく中間に坂路を交えている点も勝負気配を感じます。

雨馬場にならなければ、しっかり力を出せそうです。


ヒンドゥタイムズ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:七夕賞(7着)

6/28 栗CW稍重 馬なり
99.5 82.5 66.6 50.7 36.7 11.5 [8]

強めに追う古馬オープンのドンフランキーと併せて、内で0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京都大賞典

9/27 栗CW良 馬なり
84.6 69.4 54.9 39.6 12.5 [9]

一杯の2歳未勝利ウィルソンウェイと併せて、外で0.2秒先着しました。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:七夕賞(7着)

七夕賞(7着)
7/5 栗CW良 馬なり

強めの古馬オープンドンフランキーと併せて、外で0.3秒先着しました。
馬なりの2歳新馬ルシフェルと併せて、外で同入しました。

今回の最終追い切り:京都大賞典

10/5 栗CW良 強め
84.8 69.4 53.9 38.3 11.7 [9]

強めの新馬グロリアラウスと併せて、外で0.1秒先着しました。
この馬としては、全体時計軽めで最終追い切りを終えました。
終い重点で終いは12.0-11.7としっかり伸ばして長距離を意識した調教パターンです。
また、今回の調教内容だと斉藤崇史厩舎の勝負調教に該当します。

昨年も好内容のレースをしていますので、本番でもしっかり力を出せそうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。