菊花賞2023 追い切り情報

菊花賞2023 追い切り情報

菊花賞2023 追い切り情報

10月22日(日)京都芝3000m

ウインオーディン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:セントライト記念(6着)

9/6 美南W良 馬なり
85.0 68.0 52.8 38.3 11.8 [8]

今回の一週前追い切り:菊花賞

10/12 美南W良 馬なり
84.0 67.7 52.6 38.0 11.9 [8]

一週前追い切りは三浦皇成騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬1勝クロスライセンスと併せて、外で0.8秒先行0.4秒先着しました。
これまでと同様で一週前追い切りウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んで、終いも11.9秒としっかり末を伸ばしています。
前走は終いの伸びが目立って、距離延長も良さそう。 最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:セントライト記念(6着)

セントライト記念(6着)
9/13 美南W良 馬なり

最終追い切りは三浦皇成騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる2歳未勝利エレクトリッジブギと併せて、外0.6秒先行で同入しました。

今回の最終追い切り:菊花賞

10/18 美南W良 馬なり
82.5 67.1 52.2 37.5 11.7 [9]

最終追い切りは三浦皇成騎手が騎乗しての調教です。
これまでと同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
また、美浦坂路復活し週末には坂路で54秒台をマークし、負荷もしっかり掛けれています。
最終追い切りでは、綺麗な加速ラップを刻んで終い11.7秒としっかり末まで脚を伸ばしています。

中間の動きも良く本番でも楽しみです。


サヴォーナ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:神戸新聞杯(2着)

9/13 栗坂良 馬なり
52.1 38.2 25.0 12.7 [7]

一杯に追われる古馬3勝コレペティトールと併せて、0.2秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:菊花賞

10/12 栗CW良 一杯
82.9 68.1 53.2 38.1 12.2 [7]

この馬としては珍しく、一週前追い切りウッドで行いました。
距離延長に対応すべく、ウッド調教を行ったものと考えられます。
ややチグハグなラップで、終いも11.8-12.2と減速ラップになっています。
まだ良化の余地を残している印象です。

最終追い切りは坂路が想定されますが、どこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:神戸新聞杯(2着)

神戸新聞杯(2着)
9/21 栗坂良 馬なり

今回の最終追い切り:菊花賞

10/18 栗坂良 強め
51.8 38.1 24.6 12.1 [7]

ここ2走同様で、最終追い切りは坂路となりました。
全体時計51.8秒と優秀で終い12.5-12.1としっかり加速ラップを刻んでいます。
前走より全体タイムも縮めて上積みを感じます。
一週前追い切りと変わって本番でも充分戦える出来にあります。


サトノグランツ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:神戸新聞杯(1着)

9/13 栗CW良 馬なり
83.3 68.4 53.8 38.3 12.1 [8]

一週前追い切りは川田将雅騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝ジュンブロッサムと併せて、内で0.6秒追走0.5秒遅れました。

今回の一週前追い切り:菊花賞

10/12 栗CW良 強め
84.8 69.0 53.2 37.0 11.1 [6]

強めに追われる古馬オープンフライライクバードと併せて、内で0.4秒追走同入しました。
強めに追われる2歳未勝利コルレオニスと併せて、外で0.4秒先行1.0秒先着しました。
前走と同様で、一週前追い切りウッドで行いました。
前走は併せ馬で遅れてしまいましたが、今回はキッチリ同入先着しています。
時計面でも終い11.4-11.1と素晴らしい伸びを見せました。 前走より更に上積みを見込めますし、最終追い切りも楽しみです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:神戸新聞杯(1着)

神戸新聞杯(1着)
9/20 栗坂良 強め

今回の最終追い切り:菊花賞

10/18 栗坂良 馬なり
52.7 38.4 25.0 12.3 [7]

前走と同様で、坂路で最終追い切りを行いました。
全体タイムも優秀で、終いも12.7-12.3としっかり加速ラップを刻んでいます。
また、この馬自身加速ラップ時のみ勝利しており勝利パターンであります。
本番でも楽しみです。


ショウナンバシット 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:神戸新聞杯(7着)

9/17 栗CW良 馬なり
83.3 67.9 52.7 38.3 12.3 [5]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝ドライゼと併せて、外で1.6秒追走0.5秒先着しました。

今回の一週前追い切り:菊花賞

10/12 栗CW良 一杯
81.1 66.1 51.5 36.9 11.6 [5]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
今回の追い切りで自己ベストに迫る時計をマークしました。
綺麗な加速ラップを刻んで、終いも11.8-11.6と素晴らしい伸びを見せました。
前走より上積みがある印象。

最終追い切りも楽しみです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:神戸新聞杯(7着)

神戸新聞杯(7着)
9/20 栗CW良 馬なり

最終追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる2歳1勝ラケダイモーンと併せて、外で0.6秒先行0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:菊花賞

10/18 栗CW良 馬なり
66.5 50.9 36.3 11.6 [6]

最終追い切りは秋山真一郎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝ベルクレスタと併せて、外で0.5秒先行同入しました。
今回の最終追い切りでは、これまでとは異なり5ハロンで66.5秒と早い時計をマークしました。
一週前追い切りでも自己ベストに迫る時計をマークしてここ数戦より上積みを感じます。
ラップも終い11.6-11.6と11秒台を持続したラップを刻んでいます。 本番でもしっかり力を出せそうです。


シーズンリッチ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:神戸新聞杯(10着)

9/13 美南W良 一杯
84.0 67.3 52.8 38.3 11.6 [7]

一週前追い切りは角田大河騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる障害オープンパーディシャーと併せて、内で0.6秒追走0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:菊花賞

10/12 栗CW良 強め
82.5 66.8 52.6 37.6 12.1 [5]

一週前追い切りは角田大河騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切りで自己ベスト更新しました。
ただ、チグハグラップな上に終いも11.9-12.1と減速ラップになっています。
もう少し綺麗なラップが求められます。

最終追い切りで、その点を補えればと思います。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:神戸新聞杯(10着)

神戸新聞杯(10着)
9/20 栗CW良 強め

最終追い切りは角田大河騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンサクセスシュートと併せて、内で0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:菊花賞

10/18 栗CW良 馬なり
85.2 68.4 53.9 38.6 12.3 [7]

これまでと同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
5ハロン68.4で終いも12.2-12.3と減速ラップになっています。
先週もチグハグラップになっており、大きな上積みは薄い状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ソールオリエンス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:セントライト記念(2着)

9/7 美南W稍重 一杯
80.5 65.5 51.3 37.1 11.3 [6]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝キングズレインと併せて、内で1.0秒追走0.2秒先着しました。
馬なりの古馬1勝レヴォルタードと併せて、内で1.6秒追走0.8秒先着しました。

今回の一週前追い切り:菊花賞

10/12 美南W良 G前仕掛け
80.6 65.7 51.6 37.1 11.7 [8]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬オープンウインマリリンと併せて、内で1.2秒追走同入しました。
今回の一週前追い切りで自己ベストをマークしました。
ややチグハグなラップですが、終い12.1-11.7としっかり末まで脚を使えています。
前走がおつり残し気味に映ったので、確実に上向きに感じます。 最終追い切りも楽しみです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:セントライト記念(2着)

セントライト記念(2着)
9/14 美南W良 馬なり

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬3勝ドゥラモンドと併せて、内で0.6秒追走0.3秒先着しました。

今回の最終追い切り:菊花賞

10/18 美南W良 馬なり
82.7 67.3 52.2 37.6 11.5 [7]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝アナンシエーションと併せて、内で1.6秒追走0.1秒先着しました。
これまでと同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
併せ馬で大きく追走し、しっかり先着してしっかり負荷を掛けてきました。
また綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終いも11.5秒と上々の伸びを見せました。 本番でもしっかり力を出せそうです。


タスティエーラ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本ダービー(1着)

5/18 美南W良 G前仕掛け
83.3 66.7 51.4 36.4 11.0 [7]

馬なりの古馬オープンルクルセールと併せて、外で0.1秒先行0.4秒先着しました。
馬なりの古馬オープンカフェファラオと併せて、内で0.8秒追走0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:菊花賞

10/12 美南W良 G前仕掛け
80.5 64.5 50.4 35.9 11.2 [3]

強めに追われる古馬3勝レヴェンジルと併せて、内で0.6秒追走0.4秒先着しました。
一週前追い切りで自己ベストをマークしました。
ややチグハグなラップですが、終い11.6-11.2と素晴らしい伸びを見せました。
春からしっかり休養して、更に成長が伺えます。

最終追い切りでもどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本ダービー(1着)

日本ダービー(1着)
5/24 美南W重 馬なり

最終追い切りはD.レーン騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの3歳未勝利デイライトと併せて、内で0.5秒追走0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:菊花賞

10/18 美南W良 馬なり
81.4 65.4 50.4 36.2 11.7 [5]

最終追い切りはJ.モレイラ騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬1勝カフェクロニクルと併せて、内で0.4秒追走同入しました。
一杯に追われる古馬オープンダノンラスターと併せて、内で1.0秒追走同入しました。
前走と同様でウッドで併せ馬を交えて最終追い切りを行いました。
今週も綺麗な加速ラップを刻んで、終い11.7-11.7と素晴らしい伸びを見せました。 成長も伺えますし、本番でもしっかり力を出せそうです。


ダノントルネード 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本海ステークス(8着)

8/10 栗CW良 一杯
80.9 65.7 51.6 35.7 11.7 [7]

一週前追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
強めの3歳未勝利ファイブセンスと併せて、内で0.4秒追走0.1秒先着しました。
一杯の古馬1勝フリーウィーリングと併せて、内で0.8秒追走0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:菊花賞

一週前追い切りはなし。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本海ステークス(8着)

日本海ステークス(8着)
8/16 栗CW重 馬なり

最終追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:菊花賞

10/18 栗CW良 一杯
97.1 80.1 65.4 51.4 37.1 11.7 [9]

最終追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬1勝ミッキーチャレンジと併せて、内で0.2秒追走0.3秒先着しました。
これまでと同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
ただ、一週前追い切りを行っていないかつ約10日間時計を出しませんでした。
この状況でG1に臨むのは正直疑問が残ります。 現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


トップナイフ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌記念(2着)

8/10 札芝良 馬なり
74.6 61.1 48.7 35.5 11.7 [6]

一週前追い切りは古川吉洋騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬オープンマテンロウレオと併せて、内で0.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:菊花賞

10/12 栗CW良 一杯
95.8 80.4 65.8 51.7 37.0 12.0 [7]

一週前追い切りは横山典弘騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬2勝ヒルノエドワードと併せて、内で0.9秒追走0.6秒先着しました。
今回の一週前追い切りで自己ベストをマークしました。
ただ、ややチグハグなラップかつ終い11.3-12.0と大きく減速しています。
調教が実践に直結しないタイプですが、現状やや不安材料。 最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌記念(2着)

札幌記念(2着)
8/16 札芝良 一杯

最終追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンマテンロウレオと併せて、内で0.6秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:菊花賞

10/18 栗CW良 馬なり
83.6 68.4 53.7 38.6 12.4 [4]

最終追い切りは横山典弘騎手が騎乗しての調教です。
前走が北海道だったので、2走ぶりのウッドでの最終追い切りとなりました。
ただ、この馬の好走時は最終追い切りでしっかり終い11秒台を出しますが今回は12.4秒と軽めです。
キッチリ負荷を掛けた際に好走するだけにやや不安の残る調教内容。

一週前追い切りもチグハグラップだったので現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ドゥレッツァ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本海ステークス(1着)

8/9 美南W良 G前仕掛け
65.9 50.9 36.6 11.3 [6]

一週前追い切りは戸崎圭太騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる3歳未勝利ローディアマントと併せて、外で0.7秒追走0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:菊花賞

10/12 美南W良 馬なり
65.6 51.0 37.1 11.6 [6]

最終追い切りは蓑島靖典騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬3勝インヴァリアンスと併せて、外で0.4秒追走0.8秒先着しました。
一週前追い切りでは自己ベストに迫る時計をマークしました。
しっかりと加速ラップを刻んでいますし、終い12.1-11.6としっかり負荷を掛けれています。
また、遠征が控えていますがこれまでと同様のパターン通り来ている点は評価できます。 最終追い切りも楽しみな一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本海ステークス(1着)

日本海ステークス(1着)
8/16 美南W稍 馬なり

強めに追われる古馬1勝レッドアウレアと併せて、外で1.0秒先行0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:菊花賞

10/18 美南W良 馬なり
81.9 65.5 50.5 36.3 11.4 [7]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬3勝クロミナンスと併せて、外で0.6秒追走0.1秒先着しました。
これまでと同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
前走より全体タイムを縮めてきましたし、終い11.8-11.4としっかり負荷を掛けてきました。
遠征を控えながらも最終追い切りまでしっかり負荷を掛けて点に好感を持てます。 本番でもしっかり力を出せそうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。