アイビスサマーダッシュ2021 追い切り情報

アイビスサマーダッシュ2021 追い切り情報

アイビスサマーダッシュ2021 追い切り情報


7月25日(日)新潟芝1000m

タマモメイトウ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われ、水曜追いは意欲的に追われています。
攻め動くタイプの馬ではないので、一杯に追われても時計は平凡です。
実戦タイプの馬で、直線も失速する傾向があるので、時計だけで判断するのは注意が必要ですよ。

オープン戦では不振が続いていましたが、前走の韋駄天Sでは見事快勝しています。
距離短縮はプラスでしたし、今走も同じ1000mなら軽視は禁物です。
前走時よりも良化が見込めるようなら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:韋駄天ステークス(1着)

5/12 栗坂良 一杯
54.6 39.3 25.6 12.8

今回の一週前追い切り:アイビスサマーダッシュ

7/14 栗坂良 一杯
53.5 38.7 24.9 12.5

今週はいつも通りビッシリ追われると、力強い反応で終い12.5秒の好時計をマーク。
失速ラップではありましたが、直線の伸びはこの馬なりに優秀です。
全体時計も前走時以上の数字を出していますし、更に良化が見込めます。
フットワークも軽快で、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:韋駄天ステークス(1着)

5/19 栗坂稍 一杯
52.7 38.3 25.4 13.1

今回の最終追い切り:アイビスサマーダッシュ

7/21 栗坂良 一杯
53.8 38.5 24.6 12.3

今週もビッシリ追われましたが、絶好の動きで終い12.3秒の好時計をマーク。
前走時と比べても直線の伸びは良化していますし、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


ビリーバー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦南Wで追われていて、毎回調教量は3回程度と少ないです。
馬なり中心の調教ですが、比較的時計は出る方で直線も良く伸びています。
4Fは52秒前後で終い12秒台の時計なら仕上がりは順調と考えていいでしょう。

特に折り合いもついていて、直線12秒前後の時計を出している時は好成績を残しているので要チェックです。
近走は不振が続きますが、当レースは昨年3着した得意舞台です。
今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:パラダイスステークス(13着)

6/17 美南W稍 馬なり
67.4 52.0 38.1 12.7 [7]

一週前追い切りは杉原 騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:アイビスサマーダッシュ

7/14 美南W稍 強め
64.4 49.4 36.3 12.6 [2]

一週前追い切りで一本目の調教でしたが、意欲的に追われています。
前走時の疲れは感じないですし、強めに追われたとはいえ自己ベストを更新しています。
追われた反応も良好で、直線も12.6秒の好時計をマーク。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:パラダイスステークス(13着)

6/23 美南W良 強め
65.7 50.9 38.2 13.6 [9]

今回の最終追い切り:アイビスサマーダッシュ

7/21 美南B良 馬なり
70.8 54.3 40.0 12.4 [9]

先週意欲的に追われた分、今週はサッと流す程度の調教です。
今週で2本目の乗り込みですが、馬なりでも軽快なフットワークで、直線は12.4秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。


ヒロイックアゲン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路で馬なり中心に追われ、馬なり中心に乗り込まれています。
毎回乗り込み量は少ないですが、調教では好時計を叩き出すことが多いです。
直線は失速する傾向がありますが、終い12秒台の時計ならこの馬なりに優秀です。

全体時計も51秒台なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は12着に大敗しましたが、枠も微妙でしたし、あまり動けてない印象です。
本来の力を発揮できれば少し先行できると思いますので、今走も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:韋駄天ステークス(12着)

5/12 美坂良 強め
53.0 38.0 24.8 12.6

今回の一週前追い切り:アイビスサマーダッシュ

7/14 美坂良 馬なり
51.4 37.5 24.4 12.2

今週で2本目の調教でしたが、馬なりでも絶好の動きを見せています。
抜群の行きっぷりで、加速すると終い12.2秒の好時計をマーク。
全体時計も4F51秒台の時計を出していますし、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
前走時以上に良い動きを見せていますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:韋駄天ステークス(12着)

5/19 美坂稍 強め
51.0 37.9 25.7 13.5

今回の最終追い切り:アイビスサマーダッシュ

7/21 美坂良 馬なり
52.4 37.4 24.6 12.4

今週もサッと流す程度の調教でしたが、抜群の行きっぷりで楽に好時計をマーク。
元々速い時計は出るタイプの馬ですが、馬なり調教にしては動きは良好です。
失速したとはいえ、直線も12.4秒の鋭い伸び脚を見せていますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。


モントライゼ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で調整されていて、一週前追い切りは意欲的に追われることが多いです。
特に終い重点に追われることが多く、直線はいつも12秒台の時計を出しています。
結果にも繋がっているので、折り合いもついていて、終い12秒前半なら仕上がりは良好と考えて良いでしょう。

前走の葵Sでは5着に敗れましたが、2走前のファルコンステークスでは3着に好走しています。
2歳時もG2京王杯2歳Sで見事快勝していますし、重賞でも能力は十分通用すると思います。
今回初距離にはなりますが、短距離は得意な馬なので、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:葵ステークス(5着)

5/20 栗CW稍 強め
84.7 67.6 53.1 39.2 11.8 [7]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:アイビスサマーダッシュ

7/14 栗坂良 馬なり
51.7 37.8 24.7 12.5

今走は馬なり中心の調教でしたが、一週前追い切りは馬なりで4F51秒台の好時計をマーク。
直線は若干失速しましたが、終い12.5秒なら優秀です。
ひと追い毎に状態は良化していますし、先週も直線は鋭い伸び脚を見せています。
フットワークも軽快で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:葵ステークス(5着)

5/26 栗坂良 一杯
53.3 38.8 25.0 12.8

今回の最終追い切り:アイビスサマーダッシュ

7/21 栗坂良 一杯
52.0 37.9 24.8 12.3

いつも通り今週はビッシリ追われ、前走時以上に良い動きを見せています。
追われた反応も抜群で、終い12.3秒の好時計をマーク。
先週に続いて全体時計は優秀ですし、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込みも十分で、仕上がりは万全と見て良いでしょう。


ライオンボス 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心に乗り込まれ、美浦ウッドチップコースとポリトラックで調整されています。
強めに追われることもありますが、追われても最終追い切りのみです。
また、一週前追い切りと最終追い切りは併せ馬で気合付けをしているので、併走馬との動きは要チェックですよ。

チークピーシズ着用してからレース内容は良くなっていて、昨年までは重賞でも好走しています。
当レースは過去2戦走って、1着、2着と得意舞台です。
長期休養明けからは不振が続きますが、今年も韋駄天ステークスからのローテーションで、今まで通りの動きなら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:韋駄天ステークス(9着)

5/12 美南W良 馬なり
68.1 53.7 40.4 12.7 [6]

一週前追い切りは高野和馬騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:アイビスサマーダッシュ

7/14 美南W稍 一杯
68.5 53.3 39.4 12.2 [7]

一週前追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のバーガンディと併せて、内を1.0秒追走して0.4秒先着しました。
今週は終い重点に追われると、力強い反応でラストは12.2秒の好時計をマーク。
併走馬にも格下とはいえ、あっさり先着しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:韋駄天ステークス(9着)

5/19 美南W稍 馬なり
66.6 52.9 39.5 12.9 [7]

最終追い切りは高野和馬騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:アイビスサマーダッシュ

7/21 美南P良 馬なり
72.2 55.6 40.7 13.1 [8]

馬なりに追われた2歳未勝利のグリーンチョウサンと併せて、外を0.5秒先行同入しました。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
時計の出やすいポリトラックでしたが、時計自体は平凡です。
ただ、フットワークは軽快で、折り合いがついているのは好感が持てます。
先週も鋭い反応を見せていましたし、引き続き好調と考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。