ホープフルステークス2021 追い切り情報

ホープフルステークス2021 追い切り情報

ホープフルステークス2021 追い切り情報


12月28日(火)中山芝2000m

オニャンコボン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の傾向から見ていきたいと思います。
普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われています。
基本的に併せ馬で気合付けをしており、同入することが多いです。

遅れても結果は出ていますし、遅れ以上に追走してのものであれば心配はいらないでしょう。
全体時計は平凡ですが、直線は12秒台の時計を出すことが多く、しっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
ひとレース毎に力をつけており、今走も万全に仕上がれば軽視は禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:百日草特別(1着)

10/27 美南W稍 馬なり
84.8 67.9 52.7 38.0 11.9 [6]

馬なりに追われた古馬1勝のギベルティと併せて、内を0.9秒追走して0.4秒遅れました。

今回の一週前追い切り:ホープフルステークス

12/15 美坂稍 一杯
52.1 38.7 - 13.6

馬なりに追われた新馬のルージュエピスと併せて、0.4秒追走して0.4秒遅れました。
今週はビッシリ追われましたが、直線は13.6秒とイマイチです。
併走馬にも遅れをとっていますし、現時点では動きは物足りないですね。
全体時計は自己ベストを更新していますが、仕上がりはマズマズと考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:百日草特別(1着)

11/3 美坂良 馬なり
53.7 40.1 26.2 12.8

強めに追われた古馬1勝のスパークインザアイと併せて、0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:ホープフルステークス

12/22 美南W良 馬なり
83.3 68.7 54.4 40.0 11.9 [7]

最終追い切りは菅原隆一騎手が騎乗しての調教です。
今週も馬なり調教でしたが、絶好の動きで自己ベストを更新。
直線も11.9秒の鋭い伸び脚で、折り合いがついているのも好感が持てます。
ひと追い毎に状態は良化しており、このひと追いで仕上がったと考えて良いでしょう。


キラーアビリティ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで馬なり中心に追われ、一週前追い切りか最終追い切りで意欲的に追われる傾向があります。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、併走馬にはいつも先着しています。
遅れることもありますが、かなり追走してのものであれば心配はいらないです。

攻め動くタイプの馬ではありませんが、直線は馬なりでも鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもついていて、直線もしっかり伸びるようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走は2着に敗れましたが、クビ差の勝ち馬は朝日杯FSで3着に好走しましたし、3着には5馬身も差をつけています。
能力はある馬で、G1でも万全に仕上がれば十分通用すると思います。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:萩ステークス(2着)

10/20 栗CW良 馬なり
86.9 70.4 54.7 40.0 11.6 [8]

強めに追われた古馬2勝のララクリスティーヌと併せて、内を1.7秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ホープフルステークス

12/16 栗CW良 馬なり
79.8 65.3 51.0 36.7 11.5 [8]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
今週はサッと流す程度でしたが、絶好の動きで全体時計は80秒を切る猛時計をマーク。
いきっぷりも抜群で、加速すると直線は11.5秒の鋭い伸び脚を見せています。
自己ベストを大きく更新していますし、折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:萩ステークス(2着)

10/27 栗CW良 馬なり
82.6 65.7 51.3 38.3 12.3 [8]

強めに追われた古馬3勝のアルサトワと併せて、内を1.4秒追走して0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:ホープフルステークス

12/24 栗CW良 馬なり
70.9 54.8 38.7 11.5 [7]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗位しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのソフトフルートと併せて、内を0.3秒追走同入しました。
今週も馬なり調教でしたが、絶好の動きで終い11.5秒の鋭い伸び脚を見せています。
併走馬にもあっさり追走同入していますし、折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。


コマンドライン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目になるため、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は美浦南Wで馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています、。
併走馬には追走した形でもしっかり同入、先着ができているので、今走も遅れるようなら注意が必要です。

比較的時計は出るタイプの馬で、馬なりでも4F52秒台の時計が出るようなら優秀です。
直線も12秒台の時計が多く、しっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
今走は距離延長に対応できるかが鍵にはなりますが、今走も仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ(1着)

9/29 美南W良 馬なり
84.1 67.3 52.3 37.8 11.7 [2]

馬なりに追われた古馬1勝のサトノフォーチュンと併せて、内を0.3秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ホープフルステークス

12/16 美南W良 馬なり
65.9 51.0 37.7 12.3 [5]

馬なりに追われた古馬1勝のブルメンダールと併せて、内を4.2秒追走して0.1秒先着しました。
今週はいつも通り馬なり調教でしたが、絶好の動きで自己ベストを更新しています。
直線も12.3秒の鋭い伸び脚で、併走馬にも大きく追走したにも関わらずあっさり先着。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ(1着)

10/6 美南W良 馬なり
83.1 66.1 51.6 37.2 11.5 [3]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬3勝のサトノラディウスと併せて、内を0.7秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:ホープフルステークス

12/24 美南W良 強め
80.8 64.9 51.2 37.1 11.7 [4]

最終追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のシンハリングと併せて、内を2.8秒追走同入しました。
今週は意欲的に追われると、力強い反応で自己ベストを更新。
追われた反応も抜群で、直線は11.7秒の鋭い伸び脚を見せています。
ひと追い毎に状態は良化しており、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


ジャスティンパレス 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
栗東坂路と栗東CWで追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れを取ることもありますが、かなり追走してのものでしたし、基本は遅れてなければ心配はいらないです。

直線は伸びるタイプの馬で、馬なりでも終い12秒台の時計を叩き出しています。
併走馬にもしっかり先着していて、加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
近走はレース毎に力をつけていますし、2000mは得意距離なので、相手のレベルは上がるとはいえ、仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:黄菊賞(1着)

11/3 栗CW良 馬なり
81.8 65.8 51.2 37.5 12.1 [6]

一週前追い切りは高倉騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた2歳未勝利のジャスティンエースと併せて、内を0.7秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ホープフルステークス

12/16 栗CW良 一杯
84.3 67.7 52.1 36.6 10.9 [6]

一週前追い切りは高倉騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳未勝利のカルネドボヤージュと併せて、外を0.9秒追走して0.1秒先着しました。
今週はビッシリ追われると、力強い反応でラストは10秒台の力強い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡でしたが、絶好の動きで併走馬を楽に圧倒しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:黄菊賞(1着)

11/10 栗CW稍 馬なり
83.3 66.6 51.5 37.9 12.0 [7]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた新馬のリョウフウと併せて、内を0.2秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:ホープフルステークス

12/22 栗CW良 強め
95.6 78.9 64.1 50.2 36.0 11.8 [7]

最終追い切りはC.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた新馬のジャスティンカツミと併せて、外を0.6秒先行して0.6秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、6F時計は自己ベストを大きく更新。
追われた反応も抜群で、直線は11.8秒の力強い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。


ラーグルフ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われています。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、追走同入する形が多いです。
そこまで攻め動くタイプの馬ではありませんが、直線は鋭い伸びを見せているので、直線の動きは注目ですよ。

毎回乗り込みは少ないですが、いつも加速ラップを刻んだ調教ができています。
今走も折り合いがスムーズで、直線も好時計を叩き出すようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走は出負けしたものの、直線で巻き返して見事2連勝を決めています。
今走と同じ舞台で好走できたのもプラス材料ですし、万全に仕上がれば押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:芙蓉ステークス(1着)

9/23 美南W良 馬なり
68.0 52.3 37.6 11.4 [8]

一週前追い切りは丸田騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のサトノファビュラスと併せて、内を0.5秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ホープフルステークス

12/16 美南W良 馬なり
69.8 53.4 38.6 11.6 [6]

一週前追い切りは丸田騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた2歳未勝利のリュウノブレイクと併せて、内を0.5秒追走して0.6秒先着しました。
今週はサッと流す程度の調教でしたが、引き続き軽快な動きで、終い11.6秒の好時計をマーク。
併走馬にもあっさり先着していますし、折り合いがついているのも好感が持てます。
乗り込みも十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:芙蓉ステークス(1着)

9/29 美南W良 馬なり
83.2 66.5 51.8 37.8 11.8 [5]

馬なりに追われた新馬のヴァロンダンスと併せて、内を0.6秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:ホープフルステークス

12/22 美南W良 強め
83.1 67.9 52.5 37.4 11.4 [8]

最終追い切りは丸田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳1勝のトーセンクライストと併せて、内を2.1秒追走して0.8秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容で、自己ベストを更新。
直線も11.4秒の力強い伸び脚で、併走馬を楽に圧倒しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは万全です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。