平安ステークス2023 追い切り情報

平安ステークス2023 追い切り情報

平安ステークス2023 追い切り情報

5月20日(土)京都ダート1900m

ヴァンヤール 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アンタレスステークス(2着)

4/5 栗坂良 一杯
51.7 37.8 24.7 12.7

一杯に追われた古馬1勝のバブアルシャムスと併せて、0.4秒追走して0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:平安ステークス

5/10 栗坂良 一杯
53.2 38.5 24.8 12.4

馬なりに追われた古馬2勝のレッドラマンシュと併せて、0.5秒追走して0.3秒遅れました。
今週はビッシリ追われましたが、前走時と比べるとイマイチです。
また、併走馬に遅れているのも気になります。
折り合いはついていますが、仕上がりはマズマズといったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アンタレスステークス(2着)

4/12 栗坂良 強め
53.1 38.7 24.7 12.2

今回の最終追い切り:平安ステークス

5/17 栗坂良 一杯
51.2 37.7 24.7 12.4

今週もビッシリ追われる内容でしたが、絶好の動きで全体時計は自己ベストに近い数字をマーク。
直線は若干失速していますが、12.4秒なら優秀です。
先週の動きは微妙ではありましたが、このひと追いで状態は良化したと考えて良いでしょう。


グロリアムンディ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ダイオライト記念(1着)

3/1 栗CW良 一杯
96.8 79.9 65.8 52.3 38.6 12.8 [5]

今回の一週前追い切り:平安ステークス

5/10 栗CW良 強め
83.8 67.9 52.9 37.6 11.4 [7]

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
今週は意欲的に追われる内容で、直線は11.4秒の力強い伸び脚を見せています。
この馬なりに全体時計は平凡ですが、直線の伸びは良好です。
先週の動きも悪くないですし、引き続き好調キープと考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ダイオライト記念(1着)

3/10 栗CW良 一杯
94.9 78.2 63.8 50.1 36.4 11.8 [7]

最終追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:平安ステークス

5/17 栗CW良 強め
98.2 81.5 67.2 53.2 38.1 12.0 [8]

最終追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
今週もやや押さえ目ではありましたが、意欲的に追われて楽に好時計をマーク。
追われた反応も抜群で、直線は12.0秒の力強い伸び脚を見せています。
引き続き長めにやれているのも好感が持てますし、乗り込みも十分で仕上がりは良好です。


タイセイドレフォン 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:平城京ステークス(1着)

4/27 栗CW稍 直強め
82.1 67.2 52.5 37.4 11.6 [7]

一週前追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のセレスティアリティと併せて、内を0.9秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:平安ステークス

5/14 栗CW稍 馬なり
87.9 72.8 57.2 40.9 13.0 [7]

馬なりに追われた古馬オープンのソリタリオと併せて、外を0.3秒先行同入しました。
今走は馬なりに追われ、一週前追い切りで2本目の調教です。
全体時計は平凡で、失速ラップなのも気になります。
併走馬にも追いつかれていますし、仕上がりはマズマズといったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:平城京ステークス(1着)

5/3 栗CW良 一杯
86.1 70.4 54.8 38.7 11.6 [5]

最終追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のコモドアーズと併せて、内を0.9秒追走して0.3秒遅れました。
強めに追われた3歳未勝利のクロニオスと併せて、内を0.4秒追走して0.3秒遅れました。

今回の最終追い切り:平安ステークス

5/17 栗CW良 強め
84.2 67.7 52.5 37.2 11.7 [8]

最終追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳オープンのファントムシーフと併せて、外を2.3秒先行して0.9秒遅れました。
一杯に追われた古馬オープンのソリタリオと併せて、外を1.8秒先行して0.1秒遅れました。
今週は強めに追われる内容でしたが、全体時計は前走時以上の数字を叩き出しています。
併走馬2頭に遅れているのは気になりますが、ひと追い毎に状態は良化しており、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。


ノットゥルノ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:川崎記念(8着)

1/19 栗坂良 末強め
52.8 38.0 24.3 12.1

今回の一週前追い切り:平安ステークス

5/10 栗CW良 一杯
79.8 64.5 50.0 35.7 11.2 [4]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのピクシーナイトと併せて、内を0.1秒追走同入しました。
一杯に追われた古馬2勝のラインオブソウルと併せて、外を0.7秒先行して0.8秒先着しました。
今週はやや抑え目でしたが、力強い反応で全体時計は80秒を切る時計をマーク。
時計は出やすいタイプの馬ではありますが、直線も11.2秒の好時計を出していますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:川崎記念(8着)

1/27 栗坂重 一杯
51.1 37.5 24.8 12.6

一杯に追われた古馬1勝のインプロバイザーと併せて、0.1秒先行して0.3秒先着しました。

今回の最終追い切り:平安ステークス

5/17 栗坂良 馬なり
53.0 38.6 24.7 12.1

最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳オープンのソーダズリングと併せて、0.3秒先行同入しました。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
行きっぷりは抜群で、加速すると直線は12.1秒の好時計をマーク。
折り合いもついていますし、態勢は整ったとみて良いでしょう。


ハギノアレグリアス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:名古屋大賞典(1着)

3/8 栗坂良 馬なり
55.9 41.0 25.7 12.1

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳1勝のソッコータルマカと併せて、0.6秒追走してアタマ差先着しました。

今回の一週前追い切り:平安ステークス

5/10 栗坂良 馬なり
51.7 38.2 25.3 12.6

一週前追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のダンツビガーと併せて、0.6秒追走同入しました。
今週は軽めの調教でしたが、抜群の行きっぷりで全体時計は自己ベストと同等の数字をマーク。
直線の伸びも良好で、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
ひと追い毎に状態は良化しており、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:名古屋大賞典(1着)

3/12 栗坂良 強め
54.0 38.6 24.7 12.0

今回の最終追い切り:平安ステークス

5/17 栗坂良 馬なり
56.5 41.1 25.7 12.5

最終追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
今週はサッと流す程度の調教でしたが、引き続きフットワークは軽快で直線は12.5秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡でしたが、しっかり加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
先週も自己ベストと同等の数字を出していましたし、仕上がりは万全です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。