エルムステークス2020 追い切り情報

エルムステークス2020 追い切り情報

エルムステークス2020 追い切り情報


8月9日(日)札幌ダート1700m

アナザートゥルース 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りは強めに追われ、最終追い切りで軽めに調整されることが多いです。
時計が出る馬ではありませんが、攻めの調教で終い12秒台の時計が出ていれば心配はいらないでしょう。
併せ馬で気合付けをすることもありますが、普段は追走する形でもしっかり同入できています。

そのため、併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
近走は地方競馬が多いですが、安定した成績を残しています。
前走はアンタレスSでも2着に好走し、今走も仕上がり万全なら楽しみです。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アンタレスステークス(2着)

4/8 美南W良 強め
64.8 50.7 37.6 12.5 [7]

強めに追われた古馬オープンのマイネルサーパスと併せて、内を0.1秒先着しました。
一週前追い切りは大野騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:エルムステークス

8/2 札幌ダ良 強め
58.5 43.5 13.8 [8]

今週は札幌で調整され、終い重点に追われています。
折り合いはついていますが、直線の反応はイマイチですね。
先週は自己ベストを更新していたので、今週はやや物足りない印象です。
最終追い切りの動きに期待したいです。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アンタレスステークス(2着)

4/15 美坂稍 馬なり
56.7 41.6 27.0 13.5

最終追い切りは大野騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/5 札幌ダ重 馬なり
66.2 50.9 37.2 11.6 [7]

強めに追われた古馬1勝のウシュバテソーロと併せて、内を0.3秒追走して0.1秒先着しました。
最終追い切りは大野騎手が騎乗しての調教です。
先週強めに追われた分、今週は軽く流した程度の調整でしたが、動きは大分良くなっています。
力強いフットワークで全体時計も優秀でしたが、ラストは11.6秒の好時計をマーク。
折り合いもついていますし、このひと追いで態勢は整ったと見ていいでしょう。


エアスピネル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

毎回仕上がりは良好で、休養明けも苦にしないタイプの馬です。
一週前追い切りと最終追い切りは強めの調教で、特に一週前追い切りは実戦を意識して併せ馬をしていることが多く、時計を出してくるので要チェックですよ。
普段通り折り合いのついた調教ができていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

この馬の安定感は抜群で、過去20戦で掲示板を外したのはたったの2回です。
前走は初ダートで1年の休養明けでしたが、2着に好走しているのは好感が持てます。
ダートでも能力は十分通用するので、引き続き好調なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:プロキオンステークス(2着)

7/1 栗坂不 一杯
52.1 37.7 24.8 12.6

一杯に追われた古馬1勝のキョウワセイヴァーと併せて、0.3秒追走して0.4秒先着しました。
一週前追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:エルムステークス

8/2 札幌ダ良 馬なり
73.9 56.7 41.9 12.3 [8]

今週は札幌で調整され、今走2本目の追い切りです。
軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで全体時計は平凡でも終い12.3秒の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは順調と見ていいでしょう。
前走は1年ぶりの休養明けでしたが、初ダートで2着に好走しています。
今走は叩いた上積みも見込めますし、最終追い切りで態勢が整えば楽しみな一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:プロキオンステークス(2着)

7/8 栗坂不 一杯
54.7 39.7 25.4 12.5

馬なりに追われた古馬1勝のオルトシアと併せて、0.5秒追走して0.5秒先着しました。
最終追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/5 札幌ダ重 馬なり
73.9 57.1 41.6 12.6 [8]

最終追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
先週と同様に軽めの調整でしたが、引き続き動きは軽快です。
全体時計は平凡でも行きっぷりは良好で、直線は12.6秒の鋭い伸び脚を見せています。
今週も加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは順調です。


タイムフライヤー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りと最終追い切りに、騎手騎乗で併せ馬をすることが多いです。
攻め動くタイプの馬で、毎回時計は優秀な数字を叩き出しています。
そのため、時計で判断するのは注意が必要ですよ。

昨年からダートに転向して、3戦目で武蔵野ステークスを2着。
その後は不振が続きますが、前走はオープン戦でハンデ差をものともせず3馬身半差の圧勝をしています。
今走はひと叩きした上積みが見込めますし、引き続き好調なら重賞でも押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マリーンステークス(1着)

6/27 栗坂良 一杯
51.7 37.1 24.1 12.0

今回の一週前追い切り:エルムステークス

8/1 札幌ダ良 馬なり
81.8 67.2 52.8 39.4 13.0 [7]

前走との間隔が短いため、一週前追い切りで一本目の調整です。
今週はサッと流す程度でしたが、普段通り動きは軽快で全体時計は81.8秒の好時計をマーク。
前走時の疲れもほとんど感じないですし、引き続き好調と考えていいでしょう。
最終追い切りも好調キープなら軽視は禁物です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マリーンステークス(1着)

7/8 函館W重 馬なり
71.4 55.0 40.1 13.3 [5]

馬なりに追われた古馬オープンのカラクプアと併せて、内を0.7秒追走して0.8秒先着しました。
最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/5 札幌ダ重 馬なり
73.4 56.9 41.3 12.6 [8]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
前走時と同様に最終追い切りは軽めに追われています。
先週良い動きを見せていましたし、今週も軽めとはいえ直線は12.6秒の好時計をマーク。
折り合いもスムーズで、引き続き好調と考えていいでしょう。


ハイランドピーク 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦北Cコースで調整され、直線強めに追われることが多いです。
比較的時計は出ていて、終い12秒台前半なら仕上がりは順調と見ていいでしょう。
折り合いもついていますし、全体時計は66秒台なら問題は無さそうです。

前走は8ヶ月半ぶりの長期休養明けではありましたが、ひと追い毎に状態が良化して最終追い切りで仕上がった形。
ゲートが苦手ではあるものの、やや太めの状態かつ久々のレースで3着に好走できたのは好感が持てます。
今走はひと叩きして上積みも見込めますし、引き続き好調なら楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大沼ステークス(3着)

6/17 美北C良 強め
66.4-51.8-38.6-12.9 [7]

今回の一週前追い切り:エルムステークス

7/29 札幌ダ良 馬なり
66.3 51.7 38.4 12.6 [6]

一週前追い切りから札幌で調整されています。
今週は馬なり調整でしたが、抜群の行きっぷりで自己ベストに近い時計を楽にマーク。
ぐんぐん加速していくと、直線も12.6秒の鋭い伸びを見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調と見ていいでしょう。

3.最終追い切り

6/24 函館ダ良 強め

66.3 52.1 38.4 12.4 [8]

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/5 札幌ダ重 馬なり
65.7 51.6 38.5 12.8 [7]

先週から札幌で馬なり中心に追われています。
今週もサッと流す内容でしたが、軽快なフットワークで全体時計は65.7秒の好時計をマーク。
直線の伸びも鋭く、自己ベストを大きく更新しています。
スピード感はありますし、しっかり加速ラップを刻んだ調整で仕上がりは万全です。


ダンツゴウユウ 追い切り評価:B+⇛回避

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に調整され、毎回乗り込み量は多いです。
馬なり中心ではありますが、一週前と最終追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
比較的時計は出るタイプの馬で、4F51秒台の時計なら仕上がりは順調と考えていいでしょう。

ラストは失速する傾向がある馬ではありますが、結果は出ているので全体時計が早ければ問題は無いです。
重賞ではまだ結果を出していませんが、徐々に力をつけているのは確かです。
今走も自分の競馬ができれば可能性は十分ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大沼ステークス(1着)

6/18 栗坂良 馬なり
51.2 37.8 25.4 13.0

今回の一週前追い切り:エルムステークス

7/30 札幌ダ良 馬なり
68.4 53.4 39.1 12.4 [6]

一週前追い切りは菱田騎手が騎乗しての調教です。
今週で一本目の調整ですが、普段通り馬なりで軽快な走りを見せています。
行きっぷりも良好で、直線も12.4秒の好時計をマーク。
折り合いもついていて、仕上がりは順調です。


ナムラカメタロー 追い切り評価:未定⇛回避

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦Wで馬なり中心に乗り込まれています。
一週前追い切りは併せ馬で調整されることが多く、強めに追われても終い重点に追われる内容です。
併走馬にはいつも先着しているので、遅れを取るようなら注意が必要ですよ。

毎回直線の伸びは鋭く、馬なり調教でも終い12秒台前半なら優秀です。
折り合いもスムーズで、直線もしっかり伸びていれば仕上がりは順調と見ていいでしょう。
前走は10着に大敗しましたが、ダートでは安定した成績を残しています。
今走も相手のレベルは上がりますが、仕上がり良好なら改めて期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大沼ステークス(10着)

6/18 美南W良 馬なり
68.8 53.5 39.8 12.5 [7]

馬なりに追われた古馬2勝のホウオウジャッジと併せて、内を1.8秒追走同入しました。
一週前追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:エルムステークス

水曜日時点では一週前追い切りは行われていませんでした。


リワードアンヴァル 追い切り評価:未定⇛回避

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路中心に追われていますが、レース直前はウッドチップで追われることが多いです。
攻めは動くタイプの馬で、馬なりでも好時計を出しています。
また、最終追い切りは意欲的に調整されることが多いので、最終追い切りの動きは要チェックですよ。

折り合いもついていて、好時計を出すようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
近走はひとレースごとに力をつけていて、前走はG3アンタレスSで4着に好走しています。
2着とは時計差はありませんし、今走も展開次第では可能性は十分ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アンタレスステークス(4着)

4/8 美南W良 馬なり
65.1 50.3 37.7 12.7 [7]

強めに追われた3歳1勝のトーアリュウジンと併せて、内を0.4秒追走して0.4秒先着しました。
一週前追い切りは村田騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:エルムステークス

水曜日時点では一週前追い切りは行われていませんでした。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。