カペラステークス2020 追い切り情報

カペラステークス2020 追い切り情報

カペラステークス2020 追い切り情報


12月13日(日)中山ダート1200m

ジャスティン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に追われています。
毎回乗り込み量は少ないですが、最終追い切りは馬なりでも鋭い伸びを見せることが多いです。
一杯に追われる時も最終追い切りが多いですし、レース間隔が短くても最終追い切りの動きには注目ですよ。

前走のJBCスプリントは8着に敗れましたが、その前の東京盃はブルドッグボスやコパノキッキングを押さえて見事快勝しています。
中央のダート重賞は今走は初めてですが、このメンバーでも能力は上位です。
今年は成績も安定してきましたし、今走も仕上がり良好なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:JBCスプリント(8着)

10/21 栗坂良 馬なり
53.4 39.8 26.3 13.3

今回の一週前追い切り:カペラステークス

12/2 栗坂良 馬なり
51.6 38.3 24.8 12.6

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのタイセイトレイルと併せて、1.4秒追走同入しました。
いつも通り今週は軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで全体時計は51秒台の好時計をマーク。
直線も若干失速しましたが、12.6秒なら優秀です。
前走時以上に良い動きを見せていますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:JBCスプリント(8着)

10/30 栗坂良 馬なり
53.4 39.9 26.2 13.0

今回の最終追い切り:カペラステークス

12/9 栗坂良 馬なり
53.4 38.9 24.8 12.0

最終追い切りも坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
先週は直線で失速しましたが、前走時以上に速い時計をマーク。
一杯に追う古馬オープンの併走馬にも1.4秒差を追走同入しています。
今週も軽めの調教でしたが、直線は12.0秒と鋭い伸び脚で、ひと追い毎に動きは良化しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。


シュウジ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で入念に乗り込まれ、水曜追いは意欲的に追われる傾向があります。
終い重点に追われる場合でも失速する傾向はありますが、ラストは12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
特に折り合いがついているの時の方が好走率は高いので、加速ラップを刻んでいるかどうかは要チェックですよ。

昨年ダートに転向してから今年で2年目になりますが、オープン戦では安定した成績を残しています。
決め手に欠ける馬ではありますが、前走も2着に好走しています。
当レースも昨年3着した舞台ですし、今年も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:天王山ステークス(2着)

4/23 栗坂良 馬なり
62.5 43.7 27.6 13.5

今回の一週前追い切り:カペラステークス

12/3 栗CW良 一杯
80.7 64.8 50.2 37.2 12.8 [3]

馬なりに追われた2歳オープンのステラヴェローチェと併せて、内を0.8秒先行して0.5秒遅れました。
休養を挟みましたが、11月12日から調教を再開すると一週前追い切りで9本目の調教です。
先週から意欲的に追われていて、ひと追いごとに状態は良化しています。
今週もビッシリ追われると力強い反応で、全体時計は80.7秒の好時計をマーク。
直線は失速して併走馬にも先行して大きく遅れる形ではありますが、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:天王山ステークス(2着)

4/29 栗坂良 馬なり
53.1 38.2 24.5 12.1

今回の最終追い切り:カペラステークス

12/9 栗坂良 一杯
54.0 38.0 24.4 12.5

馬なりに追われた古馬2勝のヴィーナスフローラと併せて、0.3秒追走して0.2秒遅れました。
今週もビッシリ追われたましたが、反応はイマイチで直線は失速しています。
全体時計も平凡ですし、格下の併走馬に遅れているのも気がかりです。
入念に乗り込まれてはいますが、仕上がりはマズマズと言ったところでしょう。


ダンシングプリンス 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は坂路コースで馬なり中心に追われています。
ただ、一週前追い切りは終い重点に追われることが多く、好時計を叩き出すことが多いので、一週前追い切りの動きには注目ですよ。
失速することもありますが、結果は出ていますし、速い時計を出すようなら好調と考えて良いでしょう。

ダートに転向してからは現在6連勝中!
クラスは低いとはいえ、ひとレースごとに着実に力をつけています。
前走も3勝クラスで2着に1馬身半差つけて圧勝しましたし、昇級戦となる今走も軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:外房ステークス(1着)

9/24 美坂稍 強め
51.4 36.9 23.9 12.2

今回の一週前追い切り:カペラステークス

12/3 美坂重 強め
51.6 37.3 23.9 11.9

いつも通り一週前追い切りは直線の伸びを確かめる内容です。
今週は重馬場でしたが、追われた反応は抜群で、直線は11.9秒の猛時計をマーク。
全体時計も優秀ですし、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:外房ステークス(1着)

9/30 美坂良 馬なり
52.5 37.8 24.9 12.1

今回の最終追い切り:カペラステークス

12/9 美坂良 強め
50.5 36.1 23.3 12.0

先週に続いて今週も直線の伸びを確かめる内容でしたが、全体時計は美浦坂路で一番時計をマーク。
追われた反応も良好で、直線は12秒の鋭い伸び脚を見せています。
失速ラップではありますが、元々失速する傾向がありますし、この時計なら全く心配はいらないです。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと見ていいでしょう。


ヒロシゲゴールド 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

普段はプール調教を併用しながら、栗東CWと栗東坂路で追われています。
比較的水曜追いは意欲的に追われることが多く、一週前追い切りは併せ馬で実戦を意識した調整が行われる傾向があります。
併走馬にはしっかり先着しているので、遅れるようなら注意が必要ですよ。

また、時計は出るタイプの馬で、直線は12秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
近走は大敗が続きますが、昨年もこの時期は同様の成績を残しています。
重賞レースもクラスターカップ以外では結果を残せていないですし、当レースも昨年6着に敗れています。
今年もよほどの良化が見られない限りは、様子見したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:JBCスプリント(16着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:カペラステークス

12/2 栗坂良 強め
52.6 38.0 24.8 12.5

一週前追い切りは亀田騎手が騎乗しての調教です。
今週は強めに追われましたが、直線は若干失速しています。
全体時計もこの馬なりに平凡ですし、動きは物足りない印象です。
ラストで12.5秒の脚が使えているのは好感が持てますが、仕上がりはマズマズと言ったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:JBCスプリント(16着)

最終追い切りは行われていませんでした。

今回の最終追い切り:カペラステークス

12/9 栗坂良 強め
52.5 37.9 24.3 11.9

最終追い切りは亀田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳未勝利のタッシーベリンダと併せて、0.8秒追走同入しました。
今週は終い重点に追われると、力強い反応でラストは11.9秒の好時計をマーク。
全体時計はこの馬なりに平凡ではありますが、加速ラップを刻んだ調教ができているのは好感が持てます。
併走馬にも追走同入できていますし、このひと追いで状態は良化したと考えていいでしょう。


レッドルゼル 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で追われていて、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
直線の反応はいつも良好で、今走も終い12秒台の時計を出すようなら仕上がりは順調と見て良いでしょう。
また、水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、遅れることもありますが、最終追い切りにはしっかり先着しています。

そのため、最終追い切りで併走馬に遅れを取るようなら注意が必要ですよ。
前々走のG3プロキオンSでは8着に敗れたものの、オープン戦では安定した成績を残しています。
休養を挟んだ前走も3着には1馬身以上差をつけた力強いレースでしたし、ひと叩きして上積みが見込める今走は改めて期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:室町ステークス(1着)

10/14 栗坂良 一杯
53.0 38.3 25.0 12.4

一杯に追われた古馬オープンのレッドガランと併せて、0.5秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:カペラステークス

12/2 栗坂良 一杯
52.3 37.9 24.7 12.2

一杯に追われた古馬オープンのレッドガランと併せて、0.7秒追走同入しました。
今週は一杯に追われると、力強い反応で前走時以上に良い動きを見せています。
直線も12.2秒の鋭い伸び脚で、一杯に追う併走馬を楽に圧倒。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:室町ステークス(1着)

10/21 栗坂良 一杯
52.2 37.8 24.6 12.3

今回の最終追い切り:カペラステークス

12/9 栗坂良 強め
54.3 38.9 24.9 12.0

今週は直線の伸びを確かめる内容でしたが、追われた反応は良好で終い12秒の好時計をマーク。
全体時計も水準以上で、しっかり加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
先週も一杯に追われて絶好の動きを見せていましたし、乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと見ていいでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。