アルゼンチン共和国杯2021 追い切り情報

アルゼンチン共和国杯2021 追い切り情報

アルゼンチン共和国杯2021 追い切り情報


11月7日(日)東京芝2500m

アイスバブル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで調整されていて、水曜追いは栗東CWで強めに追われることが多いです。
基本的に併せ馬で気合付けをしていますが、格下の併走馬に遅れることも多々あります。
ただ、遅れていても結果は出ているので、しっかり動けていれば特に心配はいらないです。

折り合いについた調教で、終い12秒台の時計を出すようなら、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
近走も不振が続きますが、G3函館記念では2着に好走しています。
2年連続で大敗している舞台なので過信は禁物ですが、タフな競馬の方が得意なので、大きく良化が見込めるようなら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:丹頂ステークス(5着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/28 栗CW良 強め
83.9 68.1 53.2 39.3 12.3 [7]

強めに追われた古馬3勝のスマートクラージュと併せて、外を0.8秒先行して0.7秒遅れました。
今週はやや抑え目でしたが、意欲的に追われて終い12.3秒の力強い伸び脚を見せています。
併走馬に先行したにも関わらず遅れているのは気になりますが、折り合いがついているのは好感が持てます。
全体時計も水準以上ですし、仕上がりはマズマズ順調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:丹頂ステークス(5着)

9/1 札幌ダ良 馬なり
55.4 40.7 12.7 [8]

最終追い切りは水口騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/3 栗CW良 馬なり
83.4 68.2 53.1 38.7 12.3 [6]

一杯に追われた2歳1勝のウェルカムニュースと併せて、内を0.9秒追走して0.3秒先着しました。
最終追い切りは水口騎手が騎乗しての調教です。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
行きっぷりは抜群で、加速すると直線は12.3秒の鋭い伸び脚を見せています。
併走馬にも楽に圧倒していますし、このひと追いで仕上がったとみて良いでしょう。


アンティシペイト 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われ、一週前追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしており、同入する形が多いので遅れるようなら注意が必要です。
プール調教を併用しながらの調教ですが、結果は出ているので特に心配はいらないです。

時計は出るタイプの馬ではありませんが、しっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は3勝クラスでしたが、2着に1馬身差をつけて圧勝しています。
長距離は安定した成績を残していますし、重賞でも展開次第では注意したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オホーツクステークス(1着)

8/18 札幌芝稍 馬なり
66.0 50.6 36.4 12.6 [7]

強めに追われた3歳未勝利のアンドルディースと併せて、内を0.8秒追走して0.2秒先着しました。
一週前追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/27 美南W稍 強め
66.0 50.8 36.5 11.3 [4]

強めに追われた古馬3勝のダイワクンナナと併せて、外を0.4秒先行同入しました。
今週はいつも通り意欲的に追われる内容でしたが、絶好の動きを見せています。
追われた反応も抜群で、直線は11.3秒の好時計をマーク。
乗り込みも十分ですし、折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オホーツクステークス(1着)

8/25 札幌ダ稍 馬なり
83.9 68.9 53.9 39.1 12.3 [7]

馬なりに追われた古馬1勝のショウナンラスボスと併せて、外を1.3秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/3 美南W良 馬なり
66.5 51.8 37.3 11.8 [4]

馬なりに追われた古馬オープンのサトノエルドールと併せて、外を0.6秒先行して0.2秒先着しました。
今週も馬なり調教でしたが、引き続き軽快なフットワークで、直線は11.8秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀ですし、折り合いがついているのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


フライライクバード 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで追われ、水曜追いは意欲的に追われる傾向があります。
特に一週前追い切りは実戦を意識した内容が多く、早い時計を出すので要チェックですよ。
併走馬にも先着して、折り合いがスムーズなら仕上がりは順調とみて良いでしょう。

重賞ではまだ結果を残せていませんが、前走は3勝クラスで2着に2馬身以上差をつけています。
芝3200mでは敗れましたが、芝2200〜2400mなら安定した成績を残しています。
昇級戦にはなりますが、仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ムーンライトハンデキャップ(1着)

9/2 栗CW良 一杯
94.6 79.3 64.8 50.1 37.3 11.9 [6]

一週前追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのアドマイヤビルゴと併せて、内を1.0秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/28 栗CW良 一杯
82.6 66.0 50.8 37.0 11.7 [7]

一週前追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のヴェルトハイムと併せて、内を0.5秒追走してクビ差先着しました。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で終い11秒台の好時計をマーク。
いつもと比べると全体時計は平凡ですが、折り合いがついているのは好感が持てます。
併走馬にもあっさり先着していますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ムーンライトハンデキャップ(1着)

9/8 栗坂良 一杯
52.7 38.3 24.6 12.3

一杯に追われた古馬1勝のアドマイヤベネラと併せて、0.9秒追走して0.2秒遅れました。

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/3 栗CW良 強め
82.7 66.1 51.1 37.3 12.2 [5]

今週は終い重点に追われる内容でしたが、一杯に追われた一週前追い切りと同等の時計をマーク。
追われた反応も抜群で、直線は12.2秒の力強い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。


ボスジラ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで追われ、併せ馬で気合付けをすることが多いです。
馬なり中心に追われることが多いですが、一週前追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
直線は失速する傾向がありますが、攻め動くタイプの馬で、4F52秒前半の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

併走馬にはいつも同入先着が多く、今走も遅れるようなら注意が必要です。
重賞では過去4戦走って未だ掲示板内すら残れていないですが、オープン戦では好成績を残しています。
昨年と比べると着順は落ちていますが、ハンデ戦で条件が向くようなら注意が必要です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:丹頂ステークス(2着)

8/26 札幌ダ稍 馬なり
66.5 51.9 38.1 12.6 [6]

馬なりに追われた古馬1勝のブルメンダールと併せて、外を1.7秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/27 美坂良 馬なり
52.3 38.4 25.6 12.7

馬なりに追われた古馬オープンのカレンブーケドールと併せて、0.3秒先行同入しました。
今週はサッと流す程度の調教でしたが、軽快な動きで4F52秒台の好時計をマーク。
直線も12.7秒の鋭い伸び脚で、折り合いもついています。
併走馬にも同入できていますし、ひと追い毎に状態は良化しています。
乗り込み量も十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:丹頂ステークス(2着)

9/1 札幌ダ良 馬なり
69.8 53.2 38.6 12.9 [4]

馬なりに追われた古馬2勝のプラチナトレジャーと併せて、内を0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/3 美坂良 強め
52.5 37.5 24.3 12.4

一杯に追われた古馬2勝のサトノワールドと併せて、0.3秒追走同入しました。
今週は意欲的に追われて、楽に好時計をマーク。
ラストは若干失速していますが、終い12秒台の時計なら優秀です。
乗り込みも十分で、仕上がりは良好です。


ロードマイウェイ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に追われ、一週前追い切りは栗東CWで意欲的に追われる傾向があります。
一週前追い切りは実戦を意識した調教が多く、全体時計で80秒台を出すことも多いです。
直線の伸び脚を優秀で、加速ラップを刻んでいれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

近走は不振が続きましたが、前走のG2京都大賞典では初の2400mで5着に好走しています。
3着以内には入れませんでしたが、長距離の適性を見せましたね。
今走もひと叩きしてさらに良化が見込めるようなら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都大賞典(5着)

9/30 栗CW良 強め
80.2 64.9 50.8 37.6 12.1 [7]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/28 栗CW良 一杯
81.9 65.4 50.9 37.8 12.1 [8]

一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
今週は一杯に追われると、力強い反応で終い12.1秒の好時計をマーク。
かかり気味ではありましたが、折り合いがついているのは好感が持てます。
全体時計はこの馬なりに平凡でしたが、仕上がりは順調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都大賞典(5着)

10/7 栗坂良 馬なり
54.4 39.2 25.4 12.4

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/3 栗坂良 馬なり
53.6 39.1 25.8 12.9

先週一杯に追われた分、今週はサッと流す程度の調教です。
行きっぷりも抜群で、前走時以上に良い動きを見せています。
直線も12.9秒の鋭い伸び脚で、折り合いがついているのも好感が持てます。
ひと追い毎に状態は良化しており、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。