AJCC2021 追い切り情報

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1月24日(日)中山芝2200m

アリストテレス 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心に調整されていて、水曜追いは騎手騎乗で実戦を意識した調整が多いです。
特に一週前追い切りは強めに追われることが多く、早い時計も出してくるので要チェックですよ。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしていますが、併走馬に遅れることも多い傾向があります。

結果は出ているので、併走馬に遅れていても、しっかり時計を出すようなら心配はいらないです。
折り合いもついていますし、今走も加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
中々決め手に欠ける馬ではありますが、連対率も高いですし、2200mのコース適性もあるので、今走も仕上がり万全なら楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:菊花賞(2着)

10/14 栗CW良 強め
82.7 66.4 51.9 38.0 12.4 [6]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のヴァーダイトと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:AJCC

1/14 栗CW良 一杯
82.9 67.0 52.0 38.7 12.4 [7]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のピノクルと併せて、内を0.6秒追走して0.1秒遅れました。
今週は併走馬に遅れましたが、一杯に追われて力強い動きを見せています。
直線も12.4秒の伸び脚を見せていますし、全体時計も82秒台なら優秀です。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調と考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:菊花賞(2着)

10/21 栗CW良 馬なり
82.8 67.5 52.5 38.3 12.1 [6]

最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のヴァーダイトと併せて、内を0.7秒追走してアタマ差遅れました。

今回の最終追い切り:AJCC

1/20 栗CW良 稍一杯
81.2 65.1 51.2 38.6 13.2 [6]

最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のピノクルと併せて、外を0.1秒先着しました。
今週はやや抑えめでしたが、力強いフットワークで自己ベストと同等の時計をマーク。
ラストは失速しましたが、併走馬にもしっかり先着できていますし、仕上がりは良好です。


サトノフラッグ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路を中心に乗り込まれ、水曜追いは併せ馬で気合付けが行われています。
併走馬には追走同入や先着が多く、遅れを取るようなら注意が必要ですよ。
また、プール調教を併用していますが、動いていれば特に心配はいらないでしょう。

比較的攻めは動くタイプの馬で、時計は4F52秒台が出ていれば、仕上がりは順調です。
レースは上手な馬で、道悪でも問題ありません。
G1では能力が及ばない印象でしたが、前走は菊花賞で3着に好走しましたし、確実に力をつけています。
今走は初古馬相手にはなりますが、セントライト記念で2着しているように適性はあるので、仕上がり良好なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:菊花賞(3着)

10/14 美南W良 馬なり
63.4 48.9 35.6 12.4 [1]

馬なりに追われた古馬3勝のダノングロワールと併せて、内を1.0秒追走して0.1秒遅れました。

今回の一週前追い切り:AJCC

1/14 美坂良 馬なり
51.3 37.3 24.4 12.4

馬なりに追われた3歳未勝利のミッキーセレスタと併せて、1.9秒追走同入しました。
今週は坂路で追われましたが、軽快なフットワークで楽に好時計をマーク。
直線は若干失速しましたが、12.4秒なら水準以上ですし、全体時計は自己ベストと同等の時計を叩き出しています。
併走馬にもあっさり同入していますし、乗り込み量も十分で仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:菊花賞(3着)

10/21 美南W良 馬なり
66.0 51.9 38.6 12.9 [4]

最終追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのアーモンドアイと併せて、外を0.9秒先行して0.1秒遅れました。

今回の最終追い切り:AJCC

1/20 美坂良 馬なり
51.7 38.0 24.8 12.4

最終追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのオウケンムーンと併せて、0.5秒追走同入しました。
今週も軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで4F51秒台の好時計を叩き出しています。
今週はしっかり加速ラップを刻んだ調整で、態勢は整ったと見ていいでしょう。


ヴェルトライゼンデ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は水曜追いに実戦を意識した調整が多く、栗東CWで調整されています。
特に一週前追い切りは、好時計を叩き出してくる傾向があるので、一週前追い切りの動きは要チェックですよ。
最終追い切りは終い重点に追われることが多いので、直線の伸びに注目です。

いつも併走馬には先着していて、遅れたレースでは好走率も下がる傾向があります。
また、折り合いはついているので、加速ラップを刻んだ調教ができていれば仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走は7着に敗れましたが、距離が長かったのが敗因の一つで、2200mなら実績がありますし、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:菊花賞(7着)

10/15 栗CW良 一杯
82.3 66.0 51.4 37.9 11.9 [7]

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のコバルトブルーと併せて、内を0.9秒追走してクビ差先着しました。

今回の一週前追い切り:AJCC

1/14 栗CW良 一杯
81.5 66.7 52.0 37.8 12.4 [6]

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のバイマイサイドと併せて、内を1.4秒追走して0.1秒先着しました。
今週はビッシリ追われると、絶好の動きで6F81秒台の好時計をマーク。
追われた反応も抜群で、直線は12.4秒の鋭い伸び脚を見せています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは順調と考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:菊花賞(7着)

10/21 栗CW良 強め
84.4 67.0 51.8 37.4 11.7 [7]

最終追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のレースガーデンと併せて、内を0.6秒追走してクビ差遅れました。

今回の最終追い切り:AJCC

1/20 栗CW良 一杯
81.8 66.1 51.6 38.2 11.9 [6]

最終追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのサトノルークスと併せて、内を0.9秒追走して0.1秒先着しました。
先週も良い動きでしたが、今週は一杯に追われると終い11.9秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀で、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは万全です。


ジェネラーレウーノ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路を中心に乗り込まれ、一週前追い切りで強め、最終追い切りで軽めに追われる傾向があります。
また、最終追い切りは基本的に併せ馬で、間隔が空いている時は一週前追い切りも併せ馬で実戦を意識した調教をしています。
時計は出るタイプの馬ではありますが、攻めの調教で好時計を叩き出してくるようなら、押さえておきたい一頭です。

オールカマーでは7着に敗れましたが、1年8ヶ月ぶりの出走になります。
ひと叩きした前走も5着でしたが、動きは良くなっています。
当レースは休養前に4着でしたし、更に上積みが見込めるようなら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:チャレンジカップ(5着)

11/26 美坂稍 一杯
52.7 37.4 24.2 11.8

今回の一週前追い切り:AJCC

1/14 美坂良 一杯
51.7 36.8 24.0 11.8

今週は一杯に追われると力強いフットワークで、前走時以上に良い動きを見せています。
直線も11.8秒と鋭い伸び脚で、折り合いがついているのも好感が持てます。
2戦使った分鋭さも増していて、仕上がりは順調と考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:チャレンジカップ(5着)

12/2 美坂良 馬なり
52.2 37.3 23.9 11.9

今回の最終追い切り:AJCC

1/20 美坂良 馬なり
52.5 37.9 24.5 12.1

最終追い切りは武藤騎手が騎乗しての調教です。
先週意欲的に追われた分、今週はサッと流す内容でしたが、抜群の行きっぷりで楽に好時計を叩き出しています。
直線も12.1秒の鋭い伸び脚で、折り合いもスムーズです。
上積みも見込めますし、引き続き好調と考えていいでしょう。


ステイフーリッシュ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われ、一週前追い切りはウッドチップコースで調教される傾向があります。
また、一週前追い切りと最終追い切りは併せ馬で実戦を意識した調整が多く、意欲的に追われることが多いです。
最終追い切りでは、終い重点に追われることがあるので、ラストの伸び脚は要チェックですよ。

強めに追われて終い12.5秒前後の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
併走馬には遅れることもありますが、大きく追走してのものであれば心配は要りません。
前走は5着に敗れましたが、近走はG2でも安定した成績を残していて、今走も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都大賞典(5着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:AJCC

1/14 栗CW良 一杯
79.6 65.6 51.9 38.7 12.8 [7]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのダノンファラオと併せて、外を0.3秒先行して0.1秒遅れました。
今週は一杯に追われて併走馬には遅れを取りましたが、全体時計は80秒を切る好時計を叩き出しています。
自己ベストを大きく更新していますし、直線も12.8秒の時計が出ていれば優秀です。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都大賞典(5着)

10/7 栗坂良 馬なり
55.7 41.5 26.8 13.0

最終追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:AJCC

1/20 栗坂良 一杯
51.9 38.1 25.1 12.6

強めに追われた古馬2勝のキングスタイルと併せて、0.9秒追走同入しました。
今週も一杯に追われると4F51秒台の好時計をマーク。
直線は失速しましたが、12.6秒なら優秀です。
前走時以上に良い動きを見せていますし、乗り込みも十分で仕上がりは良好です。


ラストドラフト 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教で、美浦南ウッドチップとポリトラックで調整されています。
調教はほとんど併せ馬で調教していて、併走馬に追走同入や先着が基本です。
そのため、併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

馬なり調教でも毎回伸び脚は鋭く、時計の出るポリトラックや芝コースでは終い11秒台の好時計を叩き出しています。
毎レース乗り込み量は申し分ないので、一週前追い切り、最終追い切りで抜群の動きを見せるようなら押さえておくのが良いでしょう。
当レースは昨年3着した舞台ですし、今年も仕上がり万全なら楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アンドロメダステークス(1着)

11/11 栗CW良 一杯
96.9 79.5 64.5 50.9 37.8 12.4 [8]

一週前追い切りは藤岡康太騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のスペードエースと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:AJCC

1/14 美南W良 一杯
65.5 51.7 38.6 12.8 [7]

一週前追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのダイシンインディーと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
今週は直線の伸びを確かめる内容でしたが、ラストは12.8秒の好時計で、全体時計もかなり優秀です。
2週連続でオープン馬に追走同入できているのも好感が持てますし、しっかり加速ラップを刻んだ調整で仕上がりは順調と考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アンドロメダステークス(1着)

11/4 美南P良 馬なり
63.8 49.1 36.1 12.3 [7]

強めに追われた古馬2勝のミモザイエローと併せて、内を0.7秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:AJCC

1/20 美南P良 馬なり
63.5 49.4 36.5 12.1 [8]

最終追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のアーザムブルーと併せて、内を0.5秒追走同入しました。
今週は軽めの調整でしたが、力強いフットワークで直線は12.1秒の好時計をマーク。
時計の出やすいポリトラックとはいえ、前走時以上に良い動きを見せています。
折り合いもついていますし、乗り込み量も申し分なく、仕上がりは万全です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。