高松宮記念2023 追い切り情報

高松宮記念2023 追い切り情報

高松宮記念2023 追い切り情報


3月26日(日)中京芝1200m

アグリ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪急杯(1着)

2/16 栗坂重 強め
51.7 37.1 23.8 12.1

一週前追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのジュビリーヘッドと併せて、0.7秒追走して0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/16 栗坂良 一杯
49.8 36.2 23.4 12.0

一週前追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのダノンスプレンダーと併せて、0.8秒追走して0.6秒先着しました。
今週はビッシリ追われる内容で、全体時計は4F50秒を切る猛時計で自己ベストを更新。
直線は若干失速していますが、いつも通りの傾向で特に心配はいらないです。
併走馬も楽に圧倒していますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪急杯(1着)

2/22 栗坂重 馬なり
53.2 38.8 25.0 12.4

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/22 栗坂良 馬なり
53.0 38.5 24.9 12.4

いつも通り最終追い切りは馬なりで調教されています。
引き続き軽快なフットワークで、全体時計は前走時以上の数字をマーク。
行きっぷりも抜群で、直線は12.4秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。


ウインマーベル 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:シルクロードステークス(7着)

1/19 美南W良 強め
84.1 67.3 51.9 37.8 11.8 [8]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のフェイマスダンディと併せて、内を0.4秒追走して0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/15 美南W良 一杯
83.3 66.5 51.4 37.1 11.6 [6]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のエリオトローピオと併せて、内を0.5秒追走して0.3秒先着しました。
今週は一杯に追われると、力強い反応でラストは11.6秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀で、5F時計は自己ベストを更新しています。
折り合いも付いていますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:シルクロードステークス(7着)

1/25 美南W稍 馬なり
69.5 54.0 38.8 12.0 [8]

馬なりに追われた古馬オープンのエヴァーガーデンと併せて、内を1.3秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/22 美南W良 G前仕掛け
68.0 52.4 37.9 11.6 [6]

馬なりに追われた3歳未勝利のプリマウェイと併せて、外を0.2秒先行同入しました。
馬なりに追われた古馬2勝のフェイマスダンディと併せて、内を1.2秒追走して0.1秒先着しました。
今週は終い重点に追われましたが、前走時を大幅に上回る時計をマーク。
追われた反応も抜群で、終い11.6秒の好時計で併走馬を楽に圧倒しています。
乗り込みも十分で、仕上がりは万全とみて良いでしょう。


ヴェントヴォーチェ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オーシャンステークス(1着)

2/22 栗坂重 馬なり
54.9 39.7 25.4 12.7

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/16 栗坂良 馬なり
57.5 42.0 26.9 13.5

プールを併用しながらの調教ですが、陸上では一週前追い切りで一本目。
さっと流す程度の調教でしたが、時計自体は先週と比べても平凡です。
直線で失速ラップなのも気になりますし、仕上がりはマズマズといったところでしょう。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オーシャンステークス(1着)

1/25 美南W稍 馬なり
69.5 54.0 38.8 12.0 [8]

馬なりに追われた古馬オープンのエヴァーガーデンと併せて、内を1.3秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/22 栗坂良 馬なり
52.9 39.1 25.3 12.4

馬なりに追われた古馬1勝のコンテナジュニアと併せて、2.0秒追走してクビ差先着しました。
最終追い切りも馬なりに追われています。
時計自体もこの馬なりに優秀で、直線も12.4秒の鋭い伸び脚をみせています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。


ナムラクレア 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:シルクロードステークス(1着)

1/18 栗CW良 一杯
80.9 66.1 51.5 37.0 11.4 [8]

一週前追い切りは浜中騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳未勝利のウインルーティンと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/15 栗CW良 一杯
79.8 64.5 51.1 37.0 11.5 [8]

一週前追い切りは浜中騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳1勝のウインルーティンと併せて、内を0.5秒追走してクビ差先着しました。
今週は一杯に追われましたが、全体時計は6F80秒を切る時計で自己ベストを更新。
追われた反応も抜群で、ラストは11.5秒の力強い伸び脚を見せています。
失速ラップではありますが、併走馬にもしっかり先着しており、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:シルクロードステークス(1着)

1/25 栗坂稍 強め
51.7 37.2 24.3 12.4

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/22 栗坂良 馬なり
53.3 38.5 24.4 12.1

先週ビッシリ追われた分、今週は軽めに追われています。
全体時計は平凡でしたが、加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
先週は自己ベストを更新していますし、乗り込みも十分で、仕上がりは良好です。


メイケイエール 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スプリンターズステークス(14着)

9/21 栗坂良 馬なり
61.2 43.6 28.3 13.8

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/15 栗CW良 強め
47.0 34.4 11.7 [3]

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われ、かかり気味でしたが、直線は11.7秒の力強い伸びを見せています。
失速ラップなのは気になりますが、全体時計はかなり優秀です。
先週の動きは悪くなかったですし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スプリンターズステークス(14着)

9/28 栗CW稍 馬なり
53.5 36.8 11.1 [4]

最終追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/22 栗CW良 馬なり
51.9 35.8 11.4 [8]

先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
いつも通り短めの内容でしたが、馬なりでもラストは11.4秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀ですし、態勢は整ったとみて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。