チューリップ賞2023 追い切り情報

チューリップ賞2023 追い切り情報

チューリップ賞2023 追い切り情報

3月4日(土)阪神芝1600m

キタウイング 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フェアリーステークス(1着)

12/28 美坂良 馬なり
55.6 41.5 27.5 13.7

馬なりに追われた古馬2勝のケイアイメープルと併せて、0.6秒追走同入しました。
馬なりに追われた新馬のオーラビルスと併せて、0.7秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:チューリップ賞

2/22 栗坂重 馬なり
56.8 40.9 26.4 13.2

今走は馬なり中心の調教で、一週前追い切りで5本目。
全体時計は平凡でしたが、引き続き軽快なフットワークを見せています。
折り合いはついていますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フェアリーステークス(1着)

1/6 美坂良 馬なり
54.2 40.0 26.0 12.8

馬なりに追われた古馬1勝のアシェットデセールと併せて、1.0秒先行同入しました。
馬なりに追われた3歳未勝利のエルフサイエンと併せて、0.3秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:チューリップ賞

3/1 栗CW良 馬なり
86.4 71.2 56.0 40.3 12.4 [5]

最終追い切りは杉原騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のルージュメイベルと併せて、内を0.7秒追走同入しました。
今週はサッと流す程度の調教でしたが、直線は12.4秒の好時計を叩き出しています。
全体時計は平凡でしたが、併走馬にもあっさり追走同入できていますし、仕上がりは良好です。


ダルエスサラーム 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:紅梅ステークス(1着)

1/5 栗坂良 一杯
54.6 38.8 24.7 11.7

今回の一週前追い切り:チューリップ賞

2/22 栗坂重 一杯
53.3 39.2 25.3 12.2

一杯に追われた古馬1勝のリンドラゴと併せて、0.2秒追走してアタマ差先着しました。
いつも通り一週前追い切りはビッシリ追われ、ラストは12.2秒の力強い伸び脚を見せています。
全体時計も前走時以上の数字を出しており、併走馬にもあっさり先着しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:紅梅ステークス(1着)

1/12 栗坂良 馬なり
53.5 39.0 25.1 12.3

一杯に追われた新馬のシブーストと併せて、0.1秒先行して0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:チューリップ賞

3/1 栗坂良 馬なり
53.1 38.3 24.7 12.0

最終追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。
先週ビッシリ追われた分、今週は軽めに追われています。
引き続き絶好の動きで、全体時計は前走時以上の数字を出しています。
直線の伸びも抜群ですし、折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。


ドゥーラ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ(6着)

11/30 栗CW重 一杯
96.3 81.0 66.0 51.6 37.0 11.3 [6]

一週前追い切りは斎藤騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のサウンドウォリアーと併せて、内を1.3秒追走して0.2秒先着しました。
一杯に追われた新馬のプラチナリボンと併せて、内を2.2秒追走して1.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:チューリップ賞

2/22 栗CW重 強め
95.4 79.3 64.3 50.7 36.9 11.7 [5]

一週前追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のフローラルハニーと併せて、内を2.2秒追走して0.2秒先着しました。
馬なりに追われた3歳未勝利のバブルアップハートと併せて、内を1.1秒追走して0.3秒先着しました。
今週は終い重点に追われると、絶好の動きで全体時計は自己ベストを大きく更新。
長めにやれているのも好感が持てますし、併走馬2頭にも楽に圧倒しており、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ(6着)

12/7 栗坂良 馬なり
55.3 39.5 25.1 12.1

最終追い切りは斎藤騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:チューリップ賞

3/1 栗坂良 馬なり
54.4 39.2 24.9 12.2

今週はサッと流す程度の調教でしたが、軽快な動きで全体時計は自己ベストと同等の数字をマーク。
行きっぷりも抜群で、直線は12.2秒の鋭い伸び脚を見せています。
先週も楽に好時計を出していましたし、このひと追いで態勢は整ったとみて良いでしょう。


バースクライ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:紅梅ステークス(2着)

1/4 栗CW良 馬なり
52.4 36.6 11.3 [7]

今回の一週前追い切り:チューリップ賞

2/22 栗CW重 馬なり
66.3 50.8 36.2 11.1 [8]

一週前追い切りは馬なり調教で3本目。
行きっぷりは抜群で、加速すると直線は11.1秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計も自己ベストを更新していますし、加速ラップを刻んだ調教で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:紅梅ステークス(2着)

1/11 栗CW良 馬なり
83.1 66.8 51.8 36.9 11.3 [8]

今回の最終追い切り:チューリップ賞

3/1 栗CW良 馬なり
54.1 37.1 11.0 [8]

今週も馬なり調教でしたが、絶好の動きで加速すると直線は11.0秒の猛時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、直線の伸びは引き続き良好です。
短めでもしっかり折り合いはついていますし、仕上がりは万全です。


ルミノメテオール 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:つわぶき賞(1着)

11/30 美坂重 強め
53.6 38.7 25.3 12.6

一週前追い切りは伊藤工真騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のパノティアと併せて、0.2秒追走同入しました。
一杯に追われた古馬3勝のタイニーロマンスと併せて、0.5秒先行して0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:チューリップ賞

2/23 美坂良 強め
52.7 37.9 24.1 12.0

一週前追い切りは伊藤工真騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのプリマジアと併せて、1.5秒追走して0.2秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容で、全体時計は自己ベストを更新。
追われた反応も抜群で、ラストは12.0秒の力強い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、併走馬にもあっさり先着しており、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:つわぶき賞(1着)

12/7 美坂稍 キリ不明
54.7 39.2 25.3 12.6

最終追い切りは伊藤工真騎手が騎乗しての調教です。
古馬1勝のピカリエと併せて、0.7秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:チューリップ賞

3/1 美坂良 馬なり
54.9 39.2 25.0 12.3

最終追い切りは伊藤工真騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のタイニーロマンスと併せて、0.2秒追走同入しました。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
全体時計は平凡でしたが、直線は12.4秒の好時計をマーク。
先週は自己ベストを出していましたし、態勢は整ったとみて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。