クイーンカップ2022 追い切り情報

クイーンカップ2022 追い切り情報

クイーンカップ2022 追い切り情報


2月12日(土)東京芝1600m

スターズオンアース 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けを行う傾向があります。
併走馬には格上でも先着することが多く、今走も遅れていなければ心配はいらないでしょう。
馬なりでも直線の伸びは優秀で、終い11秒台の時計を出すことも多いです。

全体時計が平凡でも直線の伸び脚は注目です。
併走馬にも同入できて、折り合いがついていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
勝ちきれないレースが続きますが、相手なりにやれる馬ですし、安定感は抜群です。
能力はある馬なので、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フェアリーステークス(2着)

12/31 美南W良 強め
66.6 51.2 37.2 11.6 [4]

一週前追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のエレガンテレイナと併せて、内を1.0秒追走して0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:クイーンカップ

2/3 美南W良 馬なり
87.0 70.0 53.9 38.9 12.1 [5]

一週前追い切りは杉原騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳1勝のラブリネスオーバーと併せて、内を0.9秒追走同入しました。
今週はサッと流す程度の調教でしたが、抜群の行きっぷりで終い12.1秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡でしたが、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
併走馬にもあっさり同入できていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フェアリーステークス(2着)

1/6 美南W良 馬なり
67.3 51.7 38.0 12.4 [6]

最終追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のエレガンテレイナと併せて、内を0.6秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:クイーンカップ

2/9 美南W良 馬なり
81.9 65.7 50.7 36.8 11.6 [5]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた障害オープンのゲインスプレマシーと併せて、内を0.9秒追走して0.6秒先着しました。
今週も馬なり調教でしたが、絶好の動きで自己ベストを更新。
ひと追い毎に状態は良化しており、終い11秒台の時計を出しているのも好感が持てます。
併走馬にも大きく先着していますし、仕上がりは万全です。


ベルクレスタ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
併走馬には同入することが多く、追走しても遅れをとるようなら注意が必要です。
水曜追いは実戦を意識した調教が多いですが、時計はそこまで早い数字を出していないです。

直線は伸びるタイプの馬なので、全体時計が平凡でも直線伸びが良好なら軽視は禁物ですよ。
前走はG1阪神ジュベナイルフィリーズで6着に敗れましたが、外枠で上手く壁が作れなかったのが敗因です。
それなりに力強いレースができていましたし、G3なら改めて期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神JF(6着)

12/1 栗坂重 強め
51.1 37.5 24.2 12.0

一週前追い切り松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:クイーンカップ

2/2 栗CW良 強め
69.1 53.0 37.3 11.3 [7]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた新馬のインディバローズと併せて、外を0.6秒追走して0.2秒遅れました。
今週は意欲的に追われ、併走馬に遅れを取りましたが、ラストは11.3秒の力強い伸び脚を見せています。
ただ、先週と先々週はソダシと併せたとはいえ、3週連続で併走馬に遅れをとっているのは気がかりです。
折り合いはついていますし、仕上がりはマズマズ順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神JF(6着)

12/8 栗坂重 馬なり
55.0 40.0 25.5 12.4

最終追い切り松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:クイーンカップ

2/9 栗坂良 馬なり
54.6 39.8 25.1 12.2

最終追い切り松山騎手が騎乗しての調教です。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
引き続き軽快なフットワークで、全体時計は前走時以上の時計を叩き出しています。
ラストも12.2秒の鋭い伸び脚で、折り合いもスムーズです。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好です。


モズゴールドバレル 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
栗東坂路と栗東CWで馬なり中心に追われ、基本的に併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れることもありますが、最終追い切りでは先着しているので、今走も最終追い切りの動きには注目ですよ。

直線の伸びは毎回優秀で、馬なりでもラストは11秒台の時計を叩き出しています。
全体時計も比較的早い数字を出していますし、しっかり折り合いがついた調教ができていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走はマイルに距離延長しましたが、その影響もあってかラストの反応はイマイチでしたね。
距離は1400mの方が向いてそうですが、今走も距離に対応できるかが鍵になってくるでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:シンザン記念(6着)

12/28 栗坂良 馬なり
54.6 39.8 25.7 12.3

一杯に追われた3歳1勝のエバーシャドネーと併せて、0.7秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:クイーンカップ

2/2 栗坂良 馬なり
53.6 38.8 25.6 13.0

一週前追い切りは秋山真一郎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のジャジャカバージョと併せて、0.2秒先行して0.2秒先着しました。
今週は軽めの調教でしたが、いつもと比べると直線の伸びはイマイチです。
全体時計も平凡ですし、失速ラップなのは気になります。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:シンザン記念(6着)

1/6 栗CW良 馬なり
66.2 51.5 36.7 11.2 [6]

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のテンバガーと併せて、内を0.5秒追走してアタマ差先着しました。

今回の最終追い切り:クイーンカップ

2/9 栗CW良 一杯
68.4 52.4 36.8 11.3 [7]

最終追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のギブミーラブと併せて、内を0.1秒追走して0.3秒先着しました。
今週はビッシリ追われると、抜群の反応でラストは11.3秒の猛時計をマーク。
全体時計も優秀で、併走馬にもあっさり先着しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。