ダービー卿チャレンジトロフィー2021 追い切り情報

ダービー卿チャレンジトロフィー2021 追い切り情報

ダービー卿チャレンジトロフィー2021 追い切り情報


4月3日(土)中山芝1600m

ウインカーネリアン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで追われ、水曜追いはウッドチップで調整されることが多いです。
一週前追い切りと最終追い切りは併せ馬で気合付けをしていて、遅れることもありますが、結果は出ているのでしっかり動いていれば心配はいらないです。
時計は出るタイプの馬ではありませんが、終い12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調とみて良いでしょう。

騎手騎乗で実戦を意識した調整が多い、一週前追い切りと最終追い切りは注目ですよ。
ひとレース毎に力をつけていて、前走は3勝クラスで快勝すると、2着には2馬身半差をつけています。
相手のレベルは上がりますが、どこまでやれるかと言ったところでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:幕張ステークス(1着)

2/17 美南W稍 強め
69.9 53.6 39.0 12.8 [7]

一週前追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー

3/24 美南W稍 馬なり
69.8 54.4 39.9 12.3 [8]

一週前追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬3勝のダイワダグラスと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒先着しました。
今走は馬なり中心の調教でしたが、抜群の行きっぷりで終い12.3秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、折り合いもスムーズで直線の伸びは優秀です。
併走馬にもあっさり先着して、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:幕張ステークス(1着)

2/24 美南W良 馬なり
67.7 52.8 40.0 12.6 [8]

最終追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のストームリッパーと併せて、内を0.6秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー

3/31 美南W良 馬なり
57.3 41.4 12.8 [8]

最終追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のダイワダグラスと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
今週も軽めの調整でしたが、直線の伸びは12.8秒と優秀です。
全体時計は平凡でも折り合いはついていますし、引き続き好調と考えて良いでしょう。


カラテ 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路を中心に乗り込まれ、一週前追い切りと最終追い切りは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
併走馬には遅れることも多いですが、追走分の遅れ程度であれば問題はなさそうです。
直線は失速する傾向ではありますが、毎回全体時計はかなり優秀です。

直線も12秒台前半の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
今年は本格化して、前走のG3東京新聞杯を見事快勝しています。
中山マイルも実績がありますし、引き続き好調なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東京新聞杯(1着)

1/27 美坂稍 強め
54.6 39.8 25.7 12.4

今回の一週前追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー

3/24 美坂稍 一杯
53.3 39.2 26.2 13.5

今週はビッシリ追われましたが、直線は13.5秒と反応はイマイチです。
元々失速する傾向はありますが、好走時の追い切り内容と比べると物足りなさがあります。
全体時計も平凡ですし、現時点では様子見といったところでしょう。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東京新聞杯(1着)

2/3 美坂良 強め
50.7 37.0 24.6 12.5

今回の最終追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー

水曜日時点では最終追い切りは行われていませんでした。


スマイルカナ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に乗り込まれています。
水曜日はウッドチップコースで調整されることが多く、併せ馬など実戦を意識した調整が多いので要チェックですよ。
攻めの反応はいつも良好で、一週前追い切りや最終追い切りで4F51秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と見て良いでしょう。

昨年は重賞でも安定した成績を残していて、前走のターコイズSでも見事快勝しています。
落ち着きもありますし、ひとレースごとにパワーアップしている印象です。
休養明けも苦にしないタイプの馬ですし、今走も仕上がり良好なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ターコイズステークス(1着)

12/9 美南W良 強め
66.7 51.4 37.8 11.8 [9]

一週前追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー

3/24 美南W稍 一杯
67.8 52.5 38.3 11.9 [8]

一週前追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。
今週は意欲的に追われると、力強い反応で終い11.9秒の好時計をマーク。
前走時と比べると時計は出ていませんが、直線の伸びは引き続き良好です。
折り合いもついていますし、先週は好時計を叩き出していたので、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ターコイズステークス(1着)

12/16 美南W良 馬なり
55.9 40.9 12.1 [8]

最終追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー

3/31 美南W良 馬なり
69.2 53.7 39.2 12.0 [8]

最終追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われましたが、引き続き軽快な動きを見せています。
抜群の行きっぷりで、加速すると直線は12.0秒の好時計をマーク。
折り合いもついていますし、このひと追いで態勢は整ったとみて良いでしょう。


メイショウチタン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東CWで調整され、最終追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
乗り込み量は毎回少ないですが、併せ馬で気合付けをしていて、併走馬には先着することが多いです。
今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

比較的時計は出るタイプの馬で、一杯に追われて6F82秒台の時計なら優秀です。
直線も12秒前半くらいを出すことが多いので、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は6着でしたが、負けた相手は今回G1挑戦となりますし、G3なら十分通用すると思います。
ただ、マイル戦は一度も3着以内に入れたことがないので、距離延長にうまく対応できるかがカギとなりそうですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪急杯(6着)

2/17 栗CW重 強め
83.3 65.8 50.1 36.7 12.6 [6]

今回の一週前追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー

3/24 栗CW良 馬なり
79.3 63.3 49.3 36.7 13.0 [7]

強めに追われた3歳1勝のリーブルミノルと併せて、外を0.7秒追走同入しました。
いつも通り一週前追い切りで2本目と乗り込みは少ないですが、今週は馬なりで6F80秒を切る猛時計を叩き出しています。
直線で失速しているのは気になりますが、併走馬に追走同入できているのは好感が持てます。
日曜日は一杯に追われて終い12.0秒の鋭い伸び脚を見せていましたし、全体時計は78.3秒とかなり優秀です。
軽快なフットワークで、仕上がりは順調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪急杯(6着)

2/24 栗CW良 一杯
84.5 67.4 52.1 37.5 12.6 [7]

一杯に追われた古馬1勝のディープハーモニーと併せて、外を0.2秒追走して0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー

3/31 栗坂良 馬なり
52.3 38.3 25.0 12.4

最終追い切りも軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで終い12.4秒の好時計をマーク。
全体時計も自己ベストを更新する走りで、前走時以上に良い動きを見せています。
今週はしっかり加速ラップを刻んだ調整ができていますし、仕上がりは良好です。


ルフトシュトローム 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われています。
一週前追い切りは美浦南Wで意欲的に追われ、4F時計53秒台くらいが通常です。
あまり時計を出す馬ではありませんが、直線はしっかり伸びる傾向があります。

折り合いがスムーズなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は16着に敗れましたが、3歳戦ではG1クラスでも良いレースができています。
マイル戦は得意な馬ですし、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京成杯AH(16着)

9/2 美南W稍 強め
67.7 52.6 38.4 12.9 [7]

一週前追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のサトノオンリーワンと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー

3/25 美南W良 馬なり
66.0 51.4 37.6 11.9 [5]

今走は馬なり中心の調教でしたが、入念に乗り込まれて一週前追い切りで8本目。
行きっぷりは抜群で、加速すると終い11.9秒の好時計を叩き出しています。
全体時計も自己ベストを大きく更新していますし、折り合いがついているのも好感が持てます。
乗り込み量も十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京成杯AH(16着)

9/10 美南W稍 馬なり
55.4 40.7 12.6 [8]

最終追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー

3/31 美南W良 馬なり
68.2 52.1 37.8 12.1 [4]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のチャックネイトと併せて、内を0.2秒追走して0.4秒先着しました。
今週も馬なり調教でしたが、引き続き直線の伸びは優秀で、終い12.1秒の鋭い伸び脚を見せています。
騎手騎乗でやれているのも好感が持てますし、併走馬にもあっさり先着しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。