ターコイズステークス2020 追い切り情報

ターコイズステークス2020 追い切り情報

ターコイズステークス2020 追い切り情報

12月19日(土)中山芝1600m

アンドラステ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心に乗り込まれ、水曜追いはウッドチップで追われています。
比較的時計は出るタイプの馬で、栗東CWなら4F50秒台の時計が出ていれば優秀です。
直線も11秒台の時計を出すことが多く、折り合いがついていれば、仕上がりは順調と考えていいでしょう。

レース本番も直線はしっかり伸びるので、調教でもラストの動きは要チェックです。
3走前は初重賞でしたが、4着なら上々の内容で、続く関屋記念は3着に好走しています。
前走は10着に敗れましたが、前が詰まって追うことができなったので参考外と考えていいでしょう。
ひとレース毎に力はつけていますし、今走も引き続き好調なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京成杯オータムH(10着)

9/3 栗CW良 強め
68.5 52.7 38.6 12.0 [8]

今回の一週前追い切り:ターコイズステークス

12/10 栗CW良 一杯
81.7 65.0 50.8 37.2 11.9 [5]

一週前追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
今週は一杯に追われましたが、力強い反応で直線は11.9秒の好時計をマーク。
騎手騎乗とはいえ全体時計も優秀で、自己ベストを更新しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調と見ていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京成杯オータムH(10着)

9/9 栗CW良 馬なり
55.4 40.0 12.8 [4]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ターコイズステークス

12/16 栗CW良 馬なり
51.8 38.0 12.2 [9]

先週は一杯に追われて自己ベストを更新。
最終追い切りは軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで楽に好時計を叩き出しています。
直線の伸びも鋭く、前走時以上に良い動きです。
今走は入念に乗り込まれていますし、仕上がりは良好と考えていいでしょう。


クリスティ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

毎レース乗り込み量は少ないですが、一週前追い切りか最終追い切りは強めに追われることが多いです。
時計は出る馬ではなく、意欲的に追われて4F54秒前後ならこの馬なりに順調と考えて良いでしょう。
ただ、直線の伸びは鋭く、終い重点に追われた場合はラスト1F11秒台の時計が出ることもあります。

一週前追い切りには併せ馬で気合付けを行うことがありますが、格上格下問わずしっかり先着しているので、遅れをとるようなら注意が必要ですよ。
また、いつも折り合いはついているので、折り合い面も見ておくと良いでしょう。
オープン戦では好走できていないものの、阪神JF以外全て掲示板内と安定感はある馬です。
近走は2,3勝クラスで勝ちを積み重ねて来ましたし、今走も上積みが見込めるようなら一発注意したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:トルマリンステークス(1着)

10/15 栗CW良 馬なり
82.5 66.0 50.7 37.1 11.9 [9]

一週前追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のエピキュールと併せて、外を0.8秒先行してアタマ差先着しました。

今回の一週前追い切り:ターコイズステークス

12/10 栗CW良 一杯
80.9 64.3 49.7 37.0 12.2 [8]

一週前追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
馬体重はまだ余裕がありますが、今週は一杯に追われて絶好の動きを見せています。
追われた反応は抜群で、全体時計は自己ベストを更新。
直線も12.2秒の鋭い伸び脚で、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
フットワークも軽快ですし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:トルマリンステークス(1着)

10/21 栗坂良 強め
53.9 38.7 24.7 12.1

一杯に追われた古馬2勝のエピキュールと併せて、1.2秒先行して0.6秒先着しました。

今回の最終追い切り:ターコイズステークス

12/16 栗坂良 強め
53.1 37.8 24.4 12.2

今週はやや抑えめでしたが、追われた反応は良好で終い12.2秒の好時計をマーク。
全体時計も前走時以上に速い時計を出していますし、先週も一杯に追われて6F80.9秒と優秀です。
折り合いもスムーズで、引き続き好調と見ていいでしょう。
前走よりも相手のレベルは上がりますが、マイルは得意な馬ですし、更に上積みが見込める今走は軽視禁物ですよ。


サトノダムゼル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心に追われていて、水曜追いはウッドチップで追われることが多いです。
時計は出るタイプの馬ではないですが、毎回動きは軽快で直線で12秒台の時計が出ていれば順調と考えていいでしょう。
水曜日は併せ馬で気合付けをすることもありますが、併走馬には同入できています。

今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
一週前追い切りでは失速することも多いですが、最終追い切りではしっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
前走は5着に敗れましたが、よく動けていましたし、今走も引き続き好調なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟記念(5着)

8/26 美南W良 馬なり
69.6 53.5 39.2 13.4 [6]

今回の一週前追い切り:ターコイズステークス

12/10 美南W稍 強め
64.4 50.7 37.6 13.1 [4]

今週は珍しく強めに追われると、道中は軽快な動きで自己ベストを約2秒も更新。
直線は失速しましたが、動き自体は悪くないですね。
先週は馬なり調教でも終い12.2秒の鋭い伸びを見せていましたし、古馬2勝の併走馬にもしっかり同入できています。
乗り込み量も十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟記念(5着)

9/2 美南W稍 馬なり
70.6 54.6 39.6 12.8 [7]

今回の最終追い切り:ターコイズステークス

12/16 美南W良 馬なり
53.3 38.8 12.3 [4]

先週強めに追われた分、今週はサッと流す程度の調整です。
行きっぷりは良好で、加速すると直線は12.3秒の好時計をマーク。
先週は直線失速したとはいえ、自己ベストを約2秒も更新していましたし、今週も絶好の動きを見せています。
折り合いもスムーズで、態勢は整ったと考えていいでしょう。
距離短縮はプラスですし、上手くハマれば面白そうな一頭です。


シャインガーネット 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教で、水曜追いは一週前追い切りまでは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
併走馬にはいつも同入・先着しているので、今走も遅れを取るようなら注意が必要ですよ。
また、最終追い切りは美浦南ポリトラックや美浦南芝コースで軽めに調整されています。

時計は出る馬ですが、しっかり折り合いがついていれば、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
レースが上手な馬で、ファルコンSは上がり最速で差し切って重賞初勝利を決めています。
前走は6着に敗れましたが、更に成長が感じられれば要チェックですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:NHKマイルカップ(6着)

4/29 美南W稍 馬なり
65.4 51.4 38.2 12.4 [5]

一週前追い切りは田中騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のビートマジックと併せて、内を1.2秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ターコイズステークス

12/10 美南W稍 馬なり
65.9 51.6 38.8 13.3 [8]

一週前追い切りは原田和真騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のアルベルティーヌと併せて、外を0.4秒追走して0.6秒先着しました。
前走後は疲労でクイーンSを回避しましたが、今走は11月22日から調教を開始して、一週前追い切りで6本目。
いつも通り今週は馬なり調教でしたが、軽快なフットワークで併走馬を楽に圧倒しています。
直線で失速しているのは気になりますが、全体時計も優秀ですし、乗り込み量も申し分なく、仕上がりは順調と見ていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:NHKマイルカップ(6着)

5/6 美坂稍 馬なり
52.9 39.6 26.3 13.0

今回の最終追い切り:ターコイズステークス

12/16 美坂良 馬なり
51.0 37.3 24.3 12.3

最終追い切りは原田和真騎手が騎乗しての調教です。
今週も馬なり調教でしたが、軽快な動きで自己ベストに近い好時計を叩き出しています。
直線は失速していますが、普段通りの傾向なので特に心配はいらないです。
むしろ終い12.3秒の時計が出ているのは好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、久々でも仕上がりは良好です。


スマイルカナ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に乗り込まれています。
特に水曜日はウッドチップコースで調整されることが多く、騎手騎乗や併せ馬など実戦を意識した調整が多いので要チェックですよ。
攻めの反応はいつも良好で、一週前追い切りや最終追い切りで4F52秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と見て良いでしょう。

オークスでは距離が合わず16着に敗れましたが、得意のマイルに戻してからは成績も良好です。
富士ステークスでは展開も向かず10着に敗れましたが、その前の京成杯AHではハンデ戦とはいえ、G3で2着に好走しています。
今走も得意のマイルなら一発注意したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オーロカップ(2着)

11/4 美南W稍 馬なり
72.3 56.1 41.4 12.1 [9]

一週前追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ターコイズステークス

12/9 美南W良 強め
66.7 51.4 37.8 11.8 [9]

一週前追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。
今週は強めに追われると、力強い反応で直線は11.8秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計も外コースを回ってこの時計なら優秀ですし、折り合いがついているのも好感が持てます。
乗り込み量も十分で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オーロカップ(2着)

11/11 美南W良 馬なり
70.8 55.2 40.4 12.0 [8]

最終追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ターコイズステークス

12/16 美南W良 馬なり
55.9 40.9 12.1 [8]

一週前追い切りに続いて、最終追い切りも柴田大知騎手が騎乗しての調教です。
先週強めに追われた分、今週はサッと流す程度の調整でしたが、直線は12.1秒と鋭い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡ですが、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができているのは好感が持てます。
先週は強めに追われて楽に好時計を出していましたし、乗り込み量も十分で、態勢は整ったと考えていいでしょう。


フェアリーポルカ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

レース直前は栗東CWでの調整が多く、併せ馬で気合い付けする傾向があります。
また、一週前追い切りと最終追い切りは、比較的意欲的に追われています。
直線で失速する傾向はありますが、全体時計が速い時の好走率は高いです。

一週前追い切りや最終追い切りの動きがレース本番でもそのまま反映される傾向にあるので、ビッシリ追われる最終追い切りの動きは要チェックですよ。
前走は8着に敗れましたが、今年は徐々に反応も良くなっていて、G3の中山牝馬Sと福島牝馬Sを快勝しています!
距離短縮など気になる点はありますが、ひと叩きした上積みが見込めるようなら軽視は禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:府中牝馬ステークス(8着)

10/8 栗CW重 一杯
84.0 68.2 53.4 39.2 11.9 [8]

一週前追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ターコイズステークス

12/6 栗CW良 馬なり
85.4 69.7 54.9 40.3 13.1 [8]

馬なりに追われた古馬3勝のタイセイモナークと併せて、外を1.2秒追走同入しました。
一週前追い切りは行われていませんでしたので、日曜日の調教内容を見ていきたいと思います。
今週は軽めの調整でしたが、動きは軽快で併走馬に同入できているのは好感が持てます。
全体時計は平凡でも折り合いはついていますし、特にデキ落ちは見られないです。
最終追い切りの動きにも注目ですが、引き続き好調と見ていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:府中牝馬ステークス(8着)

10/14 栗坂良 強め
54.9 38.7 24.9 12.4

今回の最終追い切り:ターコイズステークス

12/16 栗坂良 強め
57.2 40.3 25.9 12.5

今週は強めに追われると、力強い反応で終い12.5秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、折り合いがついているのは好感が持てます。
先週は古馬3勝の併走馬に1.2秒差を追走同入していますし、乗り込み量も十分です。
特に良化は感じませんが、引き続き好調と考えていいでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。