京都2歳ステークス2020 追い切り情報

京都2歳ステークス2020 追い切り情報

京都2歳ステークス2020 追い切り情報


11月28日(土)阪神芝2000m

グラティトゥー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走で3戦目のため、過去2戦から傾向を見ていきたいと思います。
一週前追い切りで意欲的に追われることが多く、併せ馬で実戦を意識した調整が行われています。
併走馬には遅れを取ることもありますが、結果は出ているので速い時計を出すようなら問題はないでしょう。

折り合いもついていますし、直線も鋭い伸びを見せています。
一週前追い切りで6F81秒台、ラストも12秒台の時計なら仕上がりは順調です。
最終追い切りは軽めの調整が多いですが、軽快な動きを見せていれば軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:紫菊賞(2着)

10/7 栗CW良 強め
79.9 65.1 50.8 38.1 12.6 [5]

一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のシルバーエースと併せて、内を0.3秒追走して0.5秒遅れました。

今回の一週前追い切り:京都2歳ステークス

11/18 栗CW良 一杯
80.8 65.3 51.5 38.1 12.8 [5]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:紫菊賞(2着)

10/14 栗CW良 強め
86.7 70.1 54.0 39.3 12.4 [5]

今回の最終追い切り:京都2歳ステークス

11/25 栗CW良 強め
82.2 65.6 50.8 37.9 12.9 [9]

普段通り先週はビッシリ追われると、力強い反応で6F80秒台の好時計をマーク。
直線は若干失速しましたが、全体時計は優秀です。
今週も強めに追われて反応は物足りないですが、速い時計を叩き出しています。
入念に乗り込まれて馬体も充実していますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。


グロリアムンディ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の傾向から見ていきたいと思います。
前走は一週前追い切りから意欲的に追われ、3本連続でビッシリ追われています。
一週前追い切りは時計は平凡でしたが、直線の伸びは悪くないです。

ただ、格上オープン馬とはいえ、併走馬には1.4秒先行して0.9秒遅れています。
最終追い切りも失速ラップでしたが、時計は出ていますし、調教内容としては微妙なところです。
新馬戦では2着に1馬身以上差をつけての圧勝でしたので、今走も併せ馬で遅れても格上相手に動けていれば心配はいらないでしょう。
ひと叩きして上積みが見込めますし、動きが良化していれば重賞でも要注意ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新馬戦(1着)

10/8 栗CW重 一杯
89.0 72.0 56.4 41.0 12.6 [9]

一週前追い切りは小崎騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのダノンテイオーと併せて、外を1.4秒先行して0.9秒遅れました。

今回の一週前追い切り:京都2歳ステークス

11/19 栗CW良 一杯
82.8 66.9 52.1 38.4 12.3 [8]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのヒラボクラターシュと併せて、内を0.7秒追走して0.2秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新馬戦(1着)

10/14 栗坂良 一杯
51.7 37.5 24.5 12.6

一杯に追われた2歳1勝のアドマイヤハダルと併せて、0.4秒先行して0.2秒遅れました。

今回の最終追い切り:京都2歳ステークス

11/24 栗坂良 馬なり
54.2 39.2 25.4 12.4

一週前追い切りは一杯に追われて、楽に好時計をマーク。
力強い反応で直線も12.3秒の鋭い伸び脚を見せていますし、今走はしっかりオープン馬に先着しています。
折り合いもついていますし、ひと叩きして状態は大きく良化。
軽めに調整された最終追い切りも軽快なフットワークで、態勢は整ったと見て良いでしょう。


バスラットレオン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
新馬戦は3本とも併せ馬で、最終追い切りにビッシリ追われています。
前走も最終追い切りは併せ馬で強めに追われて、実戦を意識した調整が行われています。

今走も最終追い切りの動きには注目ですよ。
時計はそこまで出るタイプではないですが、直線はしっかり伸びる馬です。
折り合いがついていて、ラストも12秒台の時計が出るようなら仕上がりは順調と見て良いでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌2歳ステークス(3着)

8/29 札幌ダ良 馬なり
44.1 15.1 [8]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京都2歳ステークス

11/18 栗CW良 強め
82.4 66.5 51.8 38.2 12.0 [8]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのコントレイルと併せて、外を0.7秒先行して0.1秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌2歳ステークス(3着)

9/2 札幌ダ良 強め
85.7 69.2 53.9 39.4 12.4 [7]

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のホウオウライジンと併せて、内を0.6秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:京都2歳ステークス

11/25 栗坂良 馬なり
54.1 39.5 25.5 12.5

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳未勝利のスーパーフェイバーと併せて、0.7秒追走してアタマ差遅れました。
先週強めに追われた分、今週はサッと流す程度の調整です。
一週前追い切りは先行したとはいえ、コントレイル相手に0.1秒先着は好感が持てます。
逆に今週は格下相手に遅れてはいますが、馬なりでも鋭い伸びを見せていますし、折り合いもスムーズで仕上がりは良好と考えて良いでしょう。


ラーゴム 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
基本的に併せ馬で気合付けをしています。
普段は一週前追い切りで強めに追われ、最終追い切りで軽めに調整されることが多いです。

意欲的に追われる一週前追い切りもそうですが、最終追い切りも速い時計を出す傾向があるので、レース直前の2週の動きは要チェックですよ。
全体時計は82秒台が通常で、直線も12秒台の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
毎回折り合いもついていますし、併走馬にはしっかり先着できています。
今走は初重賞にはなりますが、ひとレース毎に力をつけていますし、仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アイビーステークス(2着)

10/14 栗CW良 一杯
81.9 65.8 51.6 38.3 12.3 [7]

一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのマンオブスピリットと併せて、内を0.7秒先行して0.3秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京都2歳ステークス

11/18 栗CW良 馬なり
82.9 67.6 52.8 38.7 12.0 [7]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのヒンドゥタイムズと併せて、内を0.9秒追走してクビ差先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アイビーステークス(2着)

10/21 栗CW良 馬なり
81.6 65.8 52.0 39.0 12.5 [6]

最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のラズルダズルと併せて、内を1.0秒追走して0.3秒先着しました。

今回の最終追い切り:京都2歳ステークス

11/25 栗CW良 馬なり
86.1 69.3 54.0 39.8 12.7 [4]

最終追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた2歳1勝のステラリアと併せて、外を2.0秒追走同入しました。
今走は馬なり中心に追われていますが、先週は併せ馬で格上の併走馬を楽に圧倒!
全体時計も優秀ですし、直線も12秒と鋭い伸び脚を見せています。
軽めに調整された最終追い切りも抜群の軽快な動きで、仕上がりは万全です。


ワンダフルタウン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で追われいますが、一週前追い切りは栗東CWで実戦を意識した調整が行われています。
全体時計はそこまで速い時計を出す馬ではないですが、栗東CWでは直線で11秒台の時計を出すことが多いです。
レース直前は併走馬にも先着できていますし、今走も遅れるようなら注意が必要ですよ。

最終追い切りは軽めに追われていますが、直線は失速する傾向があります。
レース本番でも甘さが出ていますし、最終追い切りで失速ラップの時は押さえ程度にしておきましょう。
前走は昇級戦でしたが、休養明けでも3着に好走しています。
今走は叩いて上積みが見込めますし、仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:萩ステークス(3着)

10/21 栗CW良 一杯
85.8 69.1 53.3 38.7 11.6 [8]

一週前追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた新馬のエルブルスシチーと併せて、0.8秒追走して0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京都2歳ステークス

11/19 栗CW良 強め
80.9 65.5 51.1 37.8 12.3 [6]

一週前追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳未勝利のモーデンと併せて、内を1.0秒追走して0.2秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:萩ステークス(3着)

10/28 栗坂良 馬なり
55.0 39.1 24.9 12.5

最終追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京都2歳ステークス

11/25 栗坂良 強め
52.4 37.8 25.0 12.7

最終追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
先週は直線強めに追われると、力強い反応で終い12.3秒の好時計をマーク。
全体時計も80.9秒と優秀で、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
今週も終い重点に追われて、若干失速しているのは気がかりですが、全体時計は自己ベストを更新。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと見て良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。