エリザベス女王杯2020 追い切り情報

エリザベス女王杯2020 追い切り情報

エリザベス女王杯2020 追い切り情報


11月15日(日)阪神芝2200m

ウインマリリン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心ですが、最終追い切りは強めに追われることがあります。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしており、遅れてなければ心配はいらないです。
時計は出る馬ではありませんが、いつも折り合いはついています。

一週前と最終追い切りは、しっかり加速ラップを刻んだ調整で、直線も12秒の時計なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ひとレース毎に力をつけており、G2フローラSを快勝すると続くオークスも2着に好走。
前走は15着に敗れましたが、久々も影響したと思われます。
ひと叩きして状態も良化しますし、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:秋華賞(15着)

10/7 美南W良 強め
68.6 54.0 40.4 13.0 [8]

馬なりに追われた古馬2勝のジュニパーベリーと併せて、内を0.6秒追走して0.1秒遅れました。
一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:エリザベス女王杯

11/5 美南W良 馬なり
68.9 53.3 39.2 12.5 [7]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のレッドイリーゼと併せて、内を0.2秒追走同入しました。
今週は馬なり調教でしたが、抜群の行きっぷりで前走時以上に良い動きを見せています。
直線も12.5秒と鋭い伸び脚で、併走馬にも楽に追走同入。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:秋華賞(15着)

10/14 美南W良 強め
67.4 52.2 38.2 11.8 [8]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のロークアルルージュと併せて、内を0.6秒追走して0.6秒先着しました。

今回の最終追い切り:エリザベス女王杯

11/11 美南W良 馬なり
68.9 53.5 38.5 12.2 [8]

最終追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのマイネルファンロンと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
今週もサッと流す程度の調整でしたが、直線は12.2秒と先週以上に鋭い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡ですが、折り合いもついていますし、仕上がりは順調と見て良いでしょう。


サラキア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教スタイルで、重賞の時は一週前追い切りに攻めの調教を行なっています。
時計は出る馬で、ラスト12秒前後の時計を叩き出して来るのが通常です。
操作性が高い馬なので、仕上がり具合は毎回問題なさそうですね。

折り合いが付いている時は、終い11秒台がほとんどで、今走もラストで11秒台の脚を使うようなら軽視禁物ですよ。
今年は昨年2着したエプソムカップで13着に敗れたものの、立て直してからは前走のG2府中牝馬Sも含めて2連勝中です!
能力は高い馬ですし、今走も自分のペースで走ることができれば可能性は十分でしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:府中牝馬ステークス(1着)

10/7 栗CW良 強め
80.1 64.8 50.2 36.3 12.0 [8]

一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:エリザベス女王杯

11/4 栗CW良 馬なり
80.5 64.8 50.0 36.8 11.5 [7]

一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
今週は馬なりに追われると、絶好の動きで自己ベストに近い猛時計をマーク。
加速すると直線も11.5秒の力強い伸び脚を見せています。
騎手騎乗でやれていますし、仕上がりは良好とみて良いでしょう。
最終追い切りでも好調なら楽しみな一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:府中牝馬ステークス(1着)

10/14 栗坂良 強め
53.1 38.3 24.9 12.3

今回の最終追い切り:エリザベス女王杯

11/11 栗坂良 馬なり
52.6 38.3 24.7 12.3

今週も馬なり調教でしたが、抜群の行きっぷりで加速すると直線は12.3秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀で、強めに追われた前走時よりも良い動きを見せています。
先週も絶好の動きを見せていましたし、態勢は整ったと見て良いでしょう。
昨年は6着に敗れた舞台ですが、力をつけている今年は楽しみですね。


シャドウディーヴァ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心に乗り込まれ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には追走同入や先着が多く、遅れをとるようなら注意が必要ですよ。
また、毎回折り合いはついており、失速ラップなら様子見と考えて良いでしょう。

春は大敗が続きましたが、秋は徐々に調子を上げて前走はG2府中牝馬Sで2着に好走しています。
昨年も秋で成績を残す傾向があったので、この時期の方が力を出せるようですね。
とはいえ、昨年15着した舞台なので、成長面を含めて判断した方が良いでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:府中牝馬ステークス(2着)

10/7 美南W良 馬なり
69.9 55.1 41.1 13.9 [5]

一週前追い切りは内田博幸騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのウラヌスチャームと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:エリザベス女王杯

11/4 栗CW良 馬なり
82.9 67.6 52.5 39.5 12.9 [6]

普段通り今週も馬なり調教でしたが、長めにやれているのは好感が持てます。
行きっぷりも良好で、直線は12.9秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀ですし、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
フットワークも軽快で、引き続き好調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:府中牝馬ステークス(2着)

10/14 美坂良 馬なり
52.9 38.9 25.7 13.1

馬なりに追われた古馬2勝のダウンタウンプリマと併せて、0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:エリザベス女王杯

11/11 栗CW良 馬なり
82.4 66.8 52.6 38.6 12.4 [6]

最終追い切りは内田博幸騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のエストと併せて、内を1.9秒追走してクビ差先着しました。
今週も軽めの調整でしたが、先週以上の動きで併走馬を楽に圧倒しています。
行きっぷりも抜群で、全体時計もかなり優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは万全と見て良いでしょう。


センテリュオ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に乗り込まれ、日曜日に併せ馬で気合付けをすることが多いです。
併走馬には遅れを取ることもありますが、レース直前では先行しても同入はできているので、最終追い切り付近の調教で遅れるようなら注意が必要ですよ。
また、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われることが多いです。

直線は伸びるタイプの馬で、終い12秒前半の時計なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
毎回折り合いもついていますし、今走も加速ラップを刻むようなら楽しみですね。
過去16戦走って掲示板を外したのはたった2回と堅実に走れる馬なので、今走も仕上がり良好なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オールカマー(1着)

9/16 栗坂良 一杯
54.8 39.3 25.4 12.3

今回の一週前追い切り:エリザベス女王杯

11/4 栗坂良 一杯
53.9 39.0 25.1 12.3

今週はいつも通り一杯に追われると、力強い反応で終い12.3秒の好時計をマーク。
全体時計よりは直線の伸びに注目したい馬ですが、全体時計も前走時以上に速い時計を出しています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは順調です。
最終追い切りもビッシリ追われる傾向があるので、直線で鋭い伸びを見せるようなら楽しみですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オールカマー(1着)

9/23 栗坂良 一杯
53.2 38.1 24.9 12.2

今回の最終追い切り:エリザベス女王杯

11/11 栗坂良 一杯
52.4 38.1 24.8 12.4

先週に続いて今週も意欲的に追われると、力強い反応で前走時以上に良い動きを見せています。
ひと追い毎に状態は良化していて、全体時計はかなり優秀です。
直線も12.4秒の鋭い伸び脚で、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
ひと叩きして更に上積みが見込めますし、態勢の整った今走も軽視は禁物です。


ノームコア 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

基本的に馬なり中心の調教ですが、近走は一週前追い切りにビッシリ追われて結果を残しています。
力強い末脚が武器で、調教でも終い12秒台の好時計をマークしていれば仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
毎回ノーザンファーム天栄で仕上げられているため、厩舎での乗り込み量は少ないですが、仕上がりはいつも万全なので状態面の心配はいらないです。

高松宮記念では15着に敗れましたが、中距離では安定した成績を残しています。
当レースも昨年5着した舞台なので、適性面は問題ないでしょう。
今年もひとレース毎に力をつけていますし、今走も仕上がり万全なら楽しみです。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌記念(1着)

8/12 美南W良 一杯
64.8 50.4 37.1 11.9 [8]

一杯に追われた古馬2勝のオーバーディリバーと併せて、内を0.8秒追走して0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:エリザベス女王杯

11/4 美南W稍 強め
69.7 54.3 39.3 13.1 [6]

馬なりに追われた古馬2勝のオーバーディリバーと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
今週は終い重点に追われましたが、ラストは13.1秒と時計はイマイチです。
ただ、動き自体は悪くないですし、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
乗り込みも十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌記念(1着)

8/19 札幌ダ良 馬なり
83.3 67.7 52.7 38.0 12.4 [6]

一杯に追われた古馬2勝のアラスカと併せて、内を1.0秒追走して0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:エリザベス女王杯

11/11 美南W良 馬なり
66.5 52.3 39.2 13.2 [7]

先週強めに追われた分、今週はサッと流す程度の調整です。
2週続けてラスト13秒台の時計なのは気になりますが、軽快な動きで全体時計は好時計を出しています。
土曜日には直線強めに追われて、終い12秒の鋭い伸びを見せていますし、水曜日以外の伸びは悪くないですね。
乗り込み量も十分で、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。


ラッキーライラック 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は一週前追い切りと最終追い切りで強めに追われ、水曜追いは併せ馬で調教されることが多いです。
最終追い切りよりも一週前追い切りの方が好時計を叩き出しているため、一週前追い切りの動きには注目です。
また、攻めの調教ではいつも終い11秒台の好時計を出していて、本番でもそのまま調教の動きが反映されている傾向があるため、強めに追われた時の反応は要チェックですよ。

昨年秋から状態は安定して、国内だけでなく海外でも好走しています。
今年は宝塚記念は6着に敗れましたが、G1大阪杯を制していますし、当レースは昨年制した得意舞台。
今年は札幌記念からの出走にはなりますが、休養明けでも乗り込み十分なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌記念(3着)

8/12 栗CW良 強め
95.8 79.7 65.2 51.2 38.4 12.5 [3]

今回の一週前追い切り:エリザベス女王杯

11/4 栗CW良 一杯
81.3 65.6 51.0 37.3 12.2 [7]

一杯に追われた古馬3勝のダンスディライトと併せて、内を1.7秒追走して1.8秒先着しました。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で終い12.2秒の好時計をマーク。
全体時計もかなり優秀で、併走馬を楽に圧倒しています。
今走は10月14日から入念に乗り込まれて、一週前追い切りで8本目の調整。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは順調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌記念(3着)

8/19 札幌芝良 馬なり
74.8 59.0 46.7 33.7 11.7 [5]

今回の最終追い切り:エリザベス女王杯

11/11 栗CW良 強め
80.8 66.2 51.6 38.0 12.3 [6]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のダンスディライトと併せて、内を1.9秒追走して0.2秒先着しました。
今週は直線の伸びを確かめる内容でしたが、絶好の動きで全体時計は80.8秒の好時計を叩き出しています。
直線は12.3秒の力強い伸び脚で、追われた反応も良好です。
今週も併走馬を楽に圧倒していますし、加速ラップを刻んだ調整で、態勢は整ったと見て良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。