ローズステークス2020 追い切り情報

ローズステークス2020 追い切り情報

ローズステークス2020 追い切り情報


9月20日(日)中京芝2000m

ウーマンズハート 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に乗り込まれ、一週前追い切りはウッドチップコースで意欲的な調教が行われることが多いです。
一週前追い切りは併せ馬で実戦を意識した調整が行われているので、一週前追い切りの動きはチェックしておきましょう。
時計は出る馬ではありませんが、ラストの伸び脚は鋭いです。

前走時もポリトラックとは言え、馬なりで終い11.5秒の好時計をマーク。
折り合いがスムーズで、直線もしっかり伸びるようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
近走は不振が続きますが、休養を挟んで状態が良化していれば楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オークス(12着)

5/13 栗坂良 馬なり
56.0 41.0 26.6 12.7

今回の一週前追い切り:ローズステークス

9/9 栗坂良 馬なり
53.4 39.1 25.2 12.3

一週前追い切りは藤岡康太騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のエターナリーと併せて、0.5秒追走して0.3秒先着しました。
今週は馬なり調教でしたが、軽快なフットワークで併走馬に先着しているのは好感が持てます。
引き続き直線の伸びは良好ですし、折り合いのついた調整で仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オークス(12着)

5/20 栗坂良 馬なり
52.2 38.2 25.0 12.8

今回の最終追い切り:ローズステークス

9/16 栗坂良 馬なり
54.4 39.2 24.7 12.3

今週も馬なりで追われましたが、軽快なフットワークで直線も12.3秒の伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、引き続き好調と考えて良いでしょう。
先週は実践を意識した内容で、好時計を出していますし、乗り込み量も十分です。
仕上がりは良好で、今走も軽視は禁物です。


クラヴァシュドール 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心ですが、水曜追いは栗東CWで乗り込まれています。
また、一週前追い切りは併せ馬で気合付けをしており、実戦を意識した調整が行われています。
比較的速い時計を出すことも多いので、折り合い面は要チェックですよ。

直線は伸びるタイプの馬で、終い12秒前後の時計が出ていれば、仕上がりは順調と見て良いでしょう。
前走は15着に敗れましたが、距離が長かったのが敗因です。
それ以外は安定した走りを見せていますし、今走も仕上がり良好なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オークス(15着)

5/14 栗CW良 馬なり
83.2 67.1 52.4 38.4 11.9 [7]

馬なりに追われた古馬1勝のルモンドと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ローズステークス

9/10 栗CW良 一杯
80.5 64.7 49.4 37.5 12.2 [4]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のフローリンと併せて、内を0.3秒追走して1.1秒先着しました。
今週は一杯に追われましたが、力強い反応で自己ベストを大きく更新。
直線も12.2秒の鋭い伸び脚を見せていて、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
乗り込みも十分で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オークス(15着)

5/20 栗CW良 馬なり
86.8 70.5 54.9 39.8 11.7 [8]

今回の最終追い切り:ローズステークス

9/16 栗坂良 馬なり
55.1 40.7 26.8 12.8

先週ビッシリ追われた分、今週はサッと流す程度の調整。
全体時計は平凡でしたが、直線は馬なりでも12.8秒の好時計を出しています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、体勢は整ったと見て良いでしょう。


セウラサーリ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われています。
毎回乗り込み量は少ないですが、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われることが多いですね。
直線は失速する傾向がありますが、直近でも結果は出ています。

全体時計は52秒台で、直線は12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えていいでしょう。
ラストが甘くなるのは課題ですが、前走は力強い伸びで快勝しています。
休養を挟んで改善されていれば、昇級戦でも一発期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:城崎特別(1着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:ローズステークス

9/9 栗坂良 一杯
52.0 37.1 24.5 12.5

普段通り乗り込み量は少なく、一週前追い切りで3本目の調整です。
今週はビッシリ追われると、全体時計は自己ベストと同等の時計をマーク。
いつもと同様に直線は失速しましたが、12.5秒の時計が出ていれば問題はないでしょう。
最終追い切りの動きにも注目です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:城崎特別(1着)

6/24 栗坂良 馬なり
52.3 38.0 25.2 12.9

今回の最終追い切り:ローズステークス

9/17 栗坂良 強め
51.4 37.1 24.3 12.3

今週は直線の伸びを確かめる内容でしたが、力強いフットワークで自己ベストを更新。
追われた反応も良好で、直線は12.3秒の好時計を叩き出しています。
失速ラップではありますが、普段通りの傾向ですし、特に問題はないです。
乗り込みも十分で、仕上がりは良好です。


デゼル 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で4戦目とキャリアは浅く、過去3戦の傾向を見ていきたいと思います。
レース直前は強めに追われることが多く、一週前と最終追い切りにビッシリ追われています。
前々走は一週前追い切りで栗東CW6F78.7秒の好時計を叩き出し、速い時計を出すようなら注意が必要ですよ。

水曜追いは併せ馬で気合付けをしており、遅れてもしっかり結果は出ています。
折り合いがついていれば、特に心配はいらないでしょう。
前走は相手のレベルも上がりましたし、距離短縮はプラス材料なので、仕上がり良好なら改めて期待したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オークス(11着)

5/17 栗CW重 一杯
82.3 66.5 51.9 37.4 11.7 [6]

一杯に追われた3歳オープンのヒュッゲと併せて、内を1.3秒追走して0.7秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ローズステークス

9/10 栗坂良 一杯
52.1 37.5 24.5 12.6

一杯に追われた古馬オープンのマイラプソディと併せて、0.3秒追走して0.2秒先着しました。
今週は坂路で一杯に追われましたが、追われた反応は良好で自己ベストを2秒以上も更新。
ラストは失速したのは気がかりですが、併走馬に先着しているのは好感が持てます。
乗り込み量も十分ですし、仕上がりは順調と考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オークス(11着)

5/20 栗坂良 強め
54.2 39.4 25.7 12.6

今回の最終追い切り:ローズステークス

9/16 栗坂良 強め
54.4 39.4 25.4 12.4

今週は終い重点に追われ、直線の伸びを確かめる内容。
時計は平凡でしたが、追われた反応は良好で、終い12.4秒の好時計を叩き出しています。
先週は自己ベストを更新する動きでしたし、今週は折り合いもついて仕上がりは万全です。
休養明けでも馬体も充実した今走は押さえておきたいですね。


リアアメリア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は一週前追い切りと最終追い切りに、併せ馬で気合付けをしています。
攻めの調教もレース直前で行われ、直線強めに追われることが多いです。
レース本番にも反映される一週前追い切りと最終追い切りの動きは要チェックですよ。

全体時計は優秀で、栗東CWなら6F81秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ラストもしっかり伸びる馬で、直線が11秒台なら優秀です。
近走は不振が続きますが、長期休養を挟んで態勢が整えば楽しみです。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オークス(4着)

5/14 栗坂良 馬なり
54.0 38.7 25.2 12.5

今回の一週前追い切り:ローズステークス

9/10 栗坂良 馬なり
57.4 41.2 26.2 12.4

一週前追い切りはサッと流す程度の調整。
全体時計は平凡でしたが、行きっぷりは良好で終い12.4秒の好時計をマーク。
終いの伸びは良いですし、折り合いのついた調整で引き続き好調と見ていいでしょう。
最終追い切りで万全に仕上がれば楽しみですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オークス(4着)

5/20 栗CW良 強め
52.2 38.2 11.8 [8]

今回の最終追い切り:ローズステークス

9/16 栗芝良 馬なり
69.8 52.8 37.7 11.4 [4]

最終追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
今週も馬なり調教でしたが、フットワークは軽快で加速するとラストは11.4秒の好時計をマーク。
好走時と比べると時計は出ていませんが、加速ラップを刻んだ調整で直線の動きは良いですね。
乗り込みも十分ですし、仕上がりは良好です。


リリーピュアハート 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われ、基本的に水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬に遅れることも多いですが、結果は出ているので大きく遅れていなければ問題はないでしょう。
馬なり調教が多いですが、攻めは動くタイプの馬で、栗東CWなら6F81秒台の時計を出しています。

直線もしっかり伸びますし、好時計を出すようなら要チェックです。
また、折り合いのついているレースの成績が良好で、失速ラップだった前走は9着に敗れています。
G1で相手も強かったとは言え、調教の動きは注意しておきましょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オークス(9着)

5/14 栗坂良 馬なり
53.5 39.1 25.5 12.5

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のリズムオブラヴと併せて、0.3秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ローズステークス

9/9 栗CW良 馬なり
86.9 69.7 53.8 39.0 11.8 [9]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のシャレードと併せて、外を1.0秒先行して0.4秒先着しました。
併走馬に追いつかれた形ではありますが、直線は11秒台の力強い伸び脚を見せています。
乗り込みも十分で、時計は平凡でも折り合いがついているのは好感が持てます。
ただ、一週前追い切りは速い時計を出すことが多いので、仕上がりはマズマズと言ったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オークス(9着)

5/20 栗坂良 馬なり
53.5 39.2 25.8 12.8

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ローズステークス

9/16 栗CW良 馬なり
89.0 71.3 55.1 39.7 12.9 [3]

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
今週も馬なり調整で、長めに追われています。
全体時計は89秒で、騎手騎乗を考えると遅いですね。
直線は12.9秒の時計が出ていますし、折り合いもついていますが、特に良化は感じません。
仕上がりはマズマズです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。