レパードステークス2020 追い切り情報

レパードステークス2020 追い切り情報

レパードステークス2020 追い切り情報


8月9日(日)新潟ダート1800m

ケンシンコウ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は坂路コースを中心に乗り込まれ、最終追い切りは意欲的に調整される傾向があります。
水曜追いは併せ馬で気合付けをすることが多く、格下相手でも先行同入や遅れることが多いです。
攻め動くタイプの馬では無いですが、上手く噛み合えば実戦で力を発揮する難しいタイプですね。

前走も最終追い切りで折り合いはついていないものの、G3で3着に好走しています。
ただ、近走は落ち着きが出てきたので、少しマシになるとは思いますが、調教の動きが微妙でも注意したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ユニコーンステークス(3着)

6/10 美坂良 一杯
55.2 39.3 25.2 12.6

一杯に追われた古馬1勝のフクサンダークと併せて、1.3秒先行して0.4秒遅れました。

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/29 美坂稍 馬なり
55.2 40.2 26.4 13.2

一週前追い切りは丸山騎手が騎乗しての調教です。
今走は馬なり中心の調整でしたが、今週は軽快な動きを見せています。
全体時計は平凡ですが、折り合いがついているのはこの馬なりに好感が持てます。
最終追い切りでも好調キープなら押さえておきたい一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ユニコーンステークス(3着)

6/17 美坂良 強め
53.0 39.3 26.0 13.2

今回の最終追い切り:レパードステークス

8/5 美坂良 強め
53.1 38.5 25.2 13.0

馬なりに追われた3歳未勝利のワルツフォーランと併せて、0.1秒追走して0.2秒先着しました。
最終追い切りは丸山騎手が騎乗しての調教です。
ラストは失速しましたが、普段通りの傾向なので特に心配はいりません。
強めに追われた反応は、前走時と同じような感じで、仕上がりは問題なさそうですね。
今週は併走馬にもしっかり先着していますし、本番でも落ち着いて走れれば可能性は十分です。


ダイメイコリーダ 追い切り評価:未定⇛放牧へ

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に乗り込まれ、基本的に併せ馬で調整されることが多いです。
併走馬には遅れを取ることも多いですが、結果は出ているので動いていれば特に心配はいらないでしょう。
最終追い切りは強めに追われることが多く、失速ラップでも終い12秒台の脚が使えていれば順調とみて良さそうです。

また、プール調教を併用していますが、最終追い切り後に調教していなければ問題は無いです。
近走は決め手に欠けてはいますが、3戦連続2着とひとレース毎に力をつけています。
この勢いなら初重賞でも軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ジャパンDD(2着)

6/30 栗坂良 馬なり
63.5 45.6 29.7 14.4

今回の一週前追い切り:レパードステークス

一週前追い切りは行われていませんでした。


デュードヴァン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦南Wで馬なり中心に追われ、一週前追い切りか最終追い切りで、直線強めに追われる傾向があります。
また、プール調教を併用していますが、まだ若いので心配はいりません。
美浦南Wなら強めに追われて終い12秒台前半の時計が出ていれば、仕上がりは順調と見ていいでしょう。

水曜追いは併せ馬で気合付けをすることが多く、併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
3走前のアーリントンCでは11着に敗れましたが、ダートに戻り青竜ステークスを快勝。
続くG3ユニコーンSも2着に好走し、今走もダート戦なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ユニコーンステークス(2着)

6/10 美南W良 馬なり
68.9 53.2 39.2 11.8 [6]

馬なりに追われた古馬3勝のリフトトゥヘヴンと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/29 美南W稍 強め
68.5 53.7 39.7 13.7 [5]

馬なりに追われた古馬3勝のブランクエンドと併せて、内を0.8秒追走して0.4秒遅れました。
普段通りプール調教を併用しながらの調整で、6月26日から入念に乗り込まれています。
今週は強めに追われましたが、直線の反応はイマイチです、
0.8秒追走してのものとは言え、併走馬に遅れているのも気になりますね。
最終追い切りの動きに期待したいです。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ユニコーンステークス(2着)

6/17 美南W良 馬なり
67.0 52.1 38.3 12.7 [5]

馬なりに追われた古馬3勝のブランクエンドと併せて、内を1.0秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:レパードステークス

8/5 美南W良 馬なり
67.0 52.4 38.2 12.4 [4]

馬なりに追われた3歳未勝利のグレイトムーンと併せて、内を0.5秒追走して0.1秒先着しました。
先週強めに追われた分、今週は軽く流した程度の調整です。
行きっぷりは抜群で、前走時と同等の時計をマーク。
ラストも12.4秒の伸び脚を見せていますし、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
格下の併走馬にも楽に先着し、このひと追いで仕上がったと考えていいでしょう。


ブランクチェック 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路で追われていますが、一週前か最終追い切りのどちらかはウッドチップで調整されています。
また、ウッドチップの時は意欲的に追われることが多いです。
併せ馬では遅れることもありますが、結果は出ているので時計が優秀なら心配は要らないです。

失速ラップでも好走した実績はありますが、基本的に折り合いがついていれば仕上がりは良好と見ていいでしょう。
直線も12秒台の時計が出ていれば優秀です。
今走は相手のレベルが上がりますが、前走は2馬身以上差をつけて圧勝していますし、成長次第では可能性はありそうですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳以上2勝クラス(1着)

5/28 美坂良 馬なり
54.9 39.7 26.0 13.0

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/30 美南W稍 馬なり
69.0 54.2 40.5 12.9 [7]

馬なりに追われた古馬3勝のローズテソーロと併せて、外を1.0秒先行して0.4秒遅れました。
一週前追い切りは原田和真騎手が騎乗しての調教です。
今週は軽めの調整でしたが、併走馬に先行して遅れたのは気がかりです。
ただ、直線は12秒台の脚が使えていますし、先週は自己ベストを更新しています。
今週の動きは微妙でしたが、最終追い切りで態勢が整えば注意したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳以上2勝クラス(1着)

6/3 美南W良 強め
68.0 53.5 39.7 12.8 [5]

最終追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:レパードステークス

8/5 美南W良 強め
67.6 53.0 39.0 12.4 [7]

最終追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われると、力強い反応で12.4秒の好時計を叩き出しています。
全体時計も前走時以上に速い時計で、折り合いもスムーズです。
2週前追い切りは自己ベストを更新していますし、更に成長を感じますね。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと見ていいでしょう。


ミヤジコクオウ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に乗り込まれ、レース直前は併せ馬で気合付けをしています。
一週前追い切りは栗東CWで強めに追われる事が多く、好時計を出すようなら注目です。
攻めは比較的動く馬ではありますが、6F81秒台の時計なら仕上がりは順調と見ていいでしょう。

併走馬には追走同入や先着をしていますし、いつも折り合いはついています。
今走も実戦を意識した調整が行われる一週前追い切りの動きは要チェックですよ。
前走は5着に敗れましたが、地方重賞でも内容は悪くなかったですし、引き続き好調なら改めて期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ジャパンDD(5着)

6/25 栗CW良 馬なり
79.5 65.5 51.9 39.5 12.3 [7]

馬なりに追われた古馬3勝のスナークスターと併せて、内を2.3秒追走して1.0秒先着しました。
一週前追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/30 栗坂良 一杯
54.2 39.4 25.2 12.3

一週前追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のゲンキチハヤブサと併せて、1.1秒追走して0.6秒先着しました。
普段通り今週は意欲的に調整され、直線12.3秒の力強い伸び脚を見せています。
追われた反応も良好で、折り合いがついているのも好感が持てます。
フットワークも軽快で、引き続き好調と見ていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ジャパンDD(5着)

7/2 栗坂良 一杯
52.4 38.4 25.1 12.7

馬なりに追われた新馬のミヤジオシャラクと併せて、0.1秒追走同入しました。
最終追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:レパードステークス

8/5 栗坂良 強め
57.2 41.6 26.4 12.9

今週は直線の伸びを確かめる内容。
全体時計は平凡でしたが、直線は12秒台の時計を出しています。
また、普段は失速ラップを刻んでいますが、今走はしっかり折り合いがついているのは好感が持てます。
先週は良い動きを見せていましたし、仕上がりは順調と考えていいでしょう。


ラインベック 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われていますが、水曜追いはウッドチップで追われる傾向があります。
水曜追いは併せ馬で実戦を意識した調整が多く、遅れをとっても結果は出ているので、しっかり動いていれば心配はいらないでしょう。
また、プール調教を併用していますが、まだ若いので特に問題は無いです。

いつもは折り合いがついているので、好時計で加速ラップを刻んだ調整なら仕上がりは順調とてみていいでしょう。
前走は初ダートでしたが、2着に1馬身以上差をつけて快勝しています。
スタートは上手な馬ですし、今走も好位置でレースができれば楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳以上2勝クラス(1着)

6/24 栗CW良 一杯
81.2 66.5 52.5 39.2 11.9 [8]

馬なりに追われた古馬オープンのアンコールプリュと併せて、内を1.3秒追走して0.4秒先着しました。
一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/29 栗CW稍 馬なり
81.5 65.6 51.6 37.3 12.2 [4]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のサヴォワールエメと併せて、内を1.8秒追走して0.2秒先着しました。
今週は軽めの調整でしたが、抜群の行きっぷりで自己ベストに近い好時計をマーク。
折り合いもスムーズで、直線は12.2秒の鋭い伸び脚を見せています。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳以上2勝クラス(1着)

7/1 栗坂不 馬なり
54.0 38.8 25.3 12.2

今回の最終追い切り:レパードステークス

8/5 栗坂良 馬なり
54.5 39.4 25.4 12.3

先週に続いて最終追い切りも馬なり調整です。
相変わらず動きは軽快で、今週も直線は12.3秒の鋭い伸びを見せています。
折り合いはついていますし、乗り込み量も十分です。
先週はウッドチップで古馬3勝の併走馬を圧倒し、軽めに追われた今週もこの動きなら態勢は万全とみていいでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。