ヴィクトリアマイル2020 追い切り情報

ヴィクトリアマイル2020 追い切り情報

ヴィクトリアマイル2020 追い切り情報


5月17日(日)東京芝1600m

アーモンドアイ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり主体の調教で、一週前追い切りと最終追い切りに併せ馬で追い切りをされています。
最終追い切りは比較的負荷をかけて、好時計を叩き出しているので、最終追い切りの時計と終いの伸びは要チェックですよ。
美浦南Wで5F66秒台で、折り合いもついていれば仕上がりは順調と考えていいでしょう。

距離不問で馬場状態も苦にしないタイプ。
安田記念では発馬直後に不利があったものの、それでも3着に好走しているのはかなり優秀です。
前走はスタミナ切れで9着に敗れましたが、マイルなら改めて期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:有馬記念(9着)

12/11 美南W稍 馬なり
65.6 50.8 37.0 11.8 [3]

いっぱいに追われた古馬3勝のノチェブランカと併せて、内を0.4秒追走して0.4秒先着しました。
一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル

5/6 美南W稍 馬なり
64.7 49.4 35.6 11.9 [3]

馬なりに追われた古馬3勝のサトノラディウスと併せて、内を1.6秒追走して0.2秒先着しました。
一週前追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。
レース間隔を空けた分、今走は入念に乗り込まれて一週前追い切りで11本目の調整。
行きっぷりは抜群で、2週連続終い11秒台の好時計を叩き出しています。
全体時計も前走時を大きく上回り、併走馬にも楽々先着。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:有馬記念(9着)

12/18 美南W稍 キリ
キリのため不明

古馬3勝のノチェブランカと併せて、0.6秒先着しました。
最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ヴィクトリアマイル

5/13 美南W良 馬なり
64.1 49.6 36.5 12.4 [5]

強めに追われた古馬オープンのハヤヤッコと併せて、内を1.8秒追走同入しました。
今週は軽めで余裕のある動きでしたが、先週よりも速い時計をマーク。
直線は押さえたものの、併走馬にはあっさり同入し、態勢は整ったと見て良いでしょう。
乗り込み量も十分で、今走は改めて期待したいですね。

 


コントラチェック 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教で、基本水曜追いは併せ馬で気合い付けをしています。
いつも終いの伸び脚は良好で、併せ馬で終い12秒台の時計を出していれば軽視禁物です。
また、併走馬に遅れることもありますが、しっかり結果は出ているので、遅れても抜群の伸び脚を見せているようなら押さえておくのが良いでしょう。

前走は馬場も悪かったですし、やる気も見せず16着。
2戦目は良化が見られる馬ですが、G1レースではまだ結果が出ていません。
ただ、ひとレース毎にパワーアップしていますし、成長次第では可能性のある一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:中山牝馬ステークス(16着)

3/4 美南W良 馬なり
83.5 67.8 52.7 37.7 13.3 [5]

馬なりに追われた古馬2勝のサトノフォースと併せて、内を1.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル

5/6 美南W稍 馬なり
72.5 56.3 42.0 13.2 [8]

一週前追い切りは蛯名騎手が騎乗しての調教です。
先週はオープン馬と併せていましたが、今週はさっと流す程度の内容。
全体時計は平凡でしたが、加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
まだ硬さはありますので、最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:中山牝馬ステークス(16着)

3/11 美南W重 馬なり
81.3 65.0 51.1 38.2 13.1 [7]

今回の最終追い切り:ヴィクトリアマイル

5/13 美南W良 馬なり
キリ 12.1

最終追い切りは蛯名騎手が騎乗しての調教です。
前半はキリで見えませんでしたが、直線は12.1秒の鋭い伸びを見せています。
先週の動きが微妙だったので、ここで状態が上向いていればというところです。
当日の馬体重は要チェックですよ。

 


サウンドキアラ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に乗り込まれています。
毎回乗り込み量は少ないですが、一週前追い切りと最終追い切りに速い時計を出すことが多いです。
レース本番にも反映されるので、一週前追い切りと最終追い切りの動きは要チェックですよ。

特に、最終追い切りで加速ラップを刻んでいないレースは、好走率が下がるので注意が必要です。
攻めの調教で、4F52秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
今年は本格化してから重賞を3連勝し、相手のレベルが上がる今走も軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神牝馬ステークス(1着)

4/1 栗坂良 強め
51.2 37.5 24.8 12.6

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル

5/6 栗坂良 馬なり
53.5 38.4 25.2 12.5

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
今週は軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで鋭い伸びを見せています。
折り合いもついており、全体時計も優秀です。
普段と同様に乗り込みは少ないですが、動きは良好で仕上がりは順調と見ていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神牝馬ステークス(1着)

4/8 栗坂良 馬なり
53.2 38.4 25.0 12.3

最終追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ヴィクトリアマイル

5/13 栗坂良 馬なり
51.6 37.7 24.6 12.3

最終追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
今週はさっと流す程度の調整でしたが、抜群の行きっぷりで自己ベストに近い時計をマーク。
フットワークは軽快で、ラストも12.3秒の力強い伸びを見せています。
折り合いもついており、仕上がりは万全です。

 


スカーレットカラー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りに実戦を意識した調教が施され、最終追い切りは軽めの追われることが多いです。
一週前追い切りは併せ馬で気合付けをしており、併走馬にしっかり先着していれば、特に心配はいりません。
追われた反応はいつも抜群で、ラスト1F12秒台の好時計なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

レース毎に力をつけており、3ヶ月半ぶりの前走は出遅れでも2着に好走。
G1では実績がありませんが、ひと叩きして上積みが見込める今走は注意したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神牝馬ステークス(2着)

4/1 栗CW良 一杯
79.4 63.5 49.4 36.5 12.2 [5]

一杯に追われた古馬1勝のアンクルテイオウと併せて、内を1.3秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル

5/6 栗CW良 一杯
79.5 64.2 49.9 36.7 11.6 [4]

一杯に追われた古馬1勝のメイショウクライムと併せて、内を1.3秒追走して0.8秒先着しました。
一週前追い切りは太宰騎手が騎乗しての調教です。
今週はビッシリ終われ、80秒を切る猛時計をマーク。
前走時よりも良い動きを見せており、直線は11.6秒の鋭い伸びを見せています。
反応は抜群で、引き続き好調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神牝馬ステークス(2着)

4/8 栗CW良 馬なり
83.4 66.7 51.8 38.1 12.2 [5]

今回の最終追い切り:ヴィクトリアマイル

5/13 栗CW良 馬なり
66.0 50.4 36.9 12.1 [5]

先週ビッシリ追われた分、今週は軽く流した程度の調整。
今週は短めでしたが、フットワークは軽快で伸びは上々です。
攻め動くタイプの馬ではありますが、時計は優秀でしっかり加速ラップを刻んでいます。
引き続き好調と見て良いでしょう。

 


ダノンファンタジー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

坂路コース中心に乗り込まれ、一週前追い切りか最終追い切りにウッドチップコースで意欲的な調教が行われています。
攻めの調教では毎回終い12秒台前後の時計を出しており、折り合いもついていれば仕上がりは順調と見て良いでしょう。
レース間隔が短くても、一週前追い切りと最終追い切りの動きは要チェックですよ。

昨年はチューリップ賞、ローズSで快勝。
近走は不振が続きますが、半年ぶりの前走はプラス20kgでパワーアップしています。
ひと叩きして状態も上向いており、態勢が整えば軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神牝馬ステークス (5着)

4/2 栗CW重 馬なり
80.8 64.0 49.6 37.0 12.2 [9]

今回の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル

5/7 栗坂良 馬なり
54.1 39.3 25.4 12.5

今週はサッとと流す程度の内容。
いつもと比べると全体時計は平凡ですが、直線は力強い伸びを見せています。
折り合いもスムーズで、動きは軽快です。
最終追い切りで万全に仕上がれば要注意ですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神牝馬ステークス (5着)

4/8 栗CW良 一杯
63.0 48.8 36.9 12.1 [8]

最終追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ヴィクトリアマイル

5/14 栗坂良 馬なり
57.6 40.7 25.7 12.5

全体時計は平凡でしたが、ラストは12.5秒の鋭い伸びを見せています。
日曜には栗東CWで一杯に追われて、79.4-65.0-51.6-38.5-12.2の好時計をマーク。
今週も軽めでこれだけ動けていれば上々です。
折り合いもついていますし、仕上がりは万全と見て良いでしょう。

ノームコア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

基本的に馬なり中心の調教ですが、近走は一週前追い切りにビッシリ追われて結果を残しています。
力強い末脚が武器で、調教でも終い12秒台の好時計をマークしていれば仕上がりは良好と見て良いでしょう。
毎回ノーザンファーム天栄で仕上げられているため、厩舎での乗り込み量は少ないですが、仕上がりはいつも万全です。

昨年はヴィクトリアマイルでレコード勝ち。
今年は休養明けの高松宮記念で15着に敗れましたが、帰国後一発目で馬体もプラス11kgとやや太めなのが敗因。
今走は叩いて上積みがありますし、仕上がり万全なら改めて期待したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:高松宮記念(15着)

3/18 美南W良 一杯
65.2 50.8 37.5 12.4 [7]

強めに追われた3歳未勝利のリングアベルと併せて、内を0.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル

5/6 美南W稍 一杯
67.6 52.5 38.8 12.1 [7]

一杯に追われた古馬3勝のブレイブメジャーと併せて、内を0.4秒追走して0.4秒先着しました。
一週前追い切りで2本目ですが、ビッシリ追われて抜群の反応を見せています。
直線は12.1秒の力強い伸びで、併走馬にもあっさり先着。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、引き続き好調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:高松宮記念(15着)

3/25 美南W良 馬なり
67.6 52.8 38.6 12.0 [8]

馬なりに追われた3歳未勝利のサトノレガリアと併せて、内を0.6秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:ヴィクトリアマイル

5/13 美南W良 馬なり
キリ 11.6

先週ビッシリ追われた分、今週は軽めの調整。
前半はキリで見えませんでしたが、直線は馬なりで11.6秒の猛時計を叩き出しています。
前半がわからないのは残念ですが、力強い伸びで態勢は整ったと考えて良いでしょう。
前走は帰国後一発目でしたし、プラス11kgや短距離というのも敗因の一つ。
叩き2戦目で当日の馬体もしっかり絞られていれば、改めて期待したい一頭です。

 


プリモシーン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

基本馬なり中心の調教ですが、休養明けは日曜追いや最終追い切りで強めの調教をしています。
久々でも走れる馬で、普段もフットワークは力強く毎レース仕上がりは良好です。
道中の行きっぷりも良好ですし、攻めも動いているため、調教で動いていなければ要注意ですね。

仕上がりというよりは展開に大きく影響を受ける馬なので、相手関係はしっかりチェックしておく必要がありそうです。
昨年はダービー卿CTから始動してG1ヴィクトリアマイルも2着に好走。
今年も同様のローテで、ダービー卿CTは5着に敗れましたが、得意の舞台なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー(5着)

3/25 美南W良 馬なり
83.0 67.1 52.7 38.8 12.1 [3]

今回の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル

一週前追い切りは行われていませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー(5着)

4/1 美南W稍 馬なり
69.1 54.3 39.4 12.1 [3]

強めに追われた古馬2勝のエスタジと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
最終追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ヴィクトリアマイル

5/13 美南W良 馬なり
82.5 66.6 51.9 38.0 11.4 [4]

一杯に追われた古馬3勝のモンテグロッソと併せて、内を追走して0.2秒先着しました。
最終追い切りはD.レーン騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今走は乗り込みが少なく、10日(日)に坂路で強めに追われ、最終追い切りで2本目の調整。
今週は馬なりでしたが、騎手騎乗で前走時以上に好時計を叩き出しています。
直線も11.4秒の力強い伸び脚を見せており、仕上がりは順調です。

 


ラヴズオンリーユー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りと最終追い切りは騎手騎乗で乗り込まれることが多く、攻めの調教では併せ馬で実戦を意識した調整を行なっています。
毎回仕上がりは良好で、併走馬にしっかり先着しているようなら仕上がりは順調とみて良いでしょう。
また、坂路コースであれば、全体時計52秒を切るようなら押さえておきたい一頭です。

ラストは伸びる馬なので、終いの伸び脚も要チェックですよ。
良いときは強めに追われて、12秒を切ることもあります。
レース毎に成長しており、距離短縮でも楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:エリザベス女王杯(3着)

10/30 栗CW稍 一杯
93.7 77.1 62.1 48.9 36.5 12.2 [7]

一杯に追われた古馬オープンのエントシャイデンと併せて、内を1.3秒追走して0.6秒先着しました。
一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル

5/6 栗CW良 強め
69.7 53.6 38.6 11.6 [7]

馬なりに追われた古馬2勝のタイセイビルダーと併せて、内を0.7秒追走して0.3秒先着しました。
一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われると、ぐんぐん加速して終い11.6秒の猛時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、併走馬をあっさり圧倒しています。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エリザベス女王杯(3着)

11/6 栗坂良 馬なり
55.3 40.5 26.2 13.1

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ヴィクトリアマイル

5/14 栗坂良 馬なり
54.8 39.3 25.3 12.4

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
日曜日にも意欲的に追われた分、今週は軽く流す程度の調整。
軽快なフットワークで、前走時よりも好時計を叩き出しています。
久々ではありますが、入念に乗り込まれ、仕上がりは万全と見て良いでしょう。
相変わらず調教でも直線の伸びは鋭く、今走も持ち前の瞬発力を活かせれば楽しみですね。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。