ニュージーランドトロフィー2020 追い切り情報

ニュージーランドトロフィー2020 追い切り情報

ニュージーランドトロフィー2020 追い切り情報


4月11日(土)中山芝1600m

ウイングレイテスト 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦Wで調整されています。
水曜追いはウッドチップでの調教が多く、一週前追い切りで実戦を意識した調整を行うことが多いです。
併せ馬で気合付けをしており、一週前追い切りの動きは要チェックですよ。

格下の併走馬に遅れていなければ、特に心配はいらないでしょう。
時計はそこまで出る馬ではありませんが、馬なりでもしっかり加速ラップを刻んでいれば仕上がりは良好です。
ラストも鋭い伸び脚なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ファルコンステークス(6着)

3/4 美南W良 強め
66.2 52.2 38.2 12.7 [6]

一杯に追われた3歳未勝利のゴールドブションと併せて、外を0.6秒追走して1.0秒先着しました。
一週前追い切りはF.ミナリク騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ニュージーランドトロフィー

4/1 美南W稍 直線一杯
65.4 50.8 37.3 11.9 [6]

一杯に追われた古馬1勝のマイネルアプラウスと併せて、内を0.6秒追走して0.6秒先着しました。
一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
追われた反応は抜群で、ラストは11秒台の好時計をマーク。
全体時計も自己ベストを大きく更新し、前走時よりも更に上積みが見込めます。
折り合いもついており、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ファルコンステークス(6着)

3/11 美南W重 強め
67.9 52.8 38.9 12.1 [4]

一杯に追われた古馬2勝のウインオルビットと併せて、内を1.2秒追走して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:ニュージーランドトロフィー

4/8 美南W良 馬なり
66.7 52.7 39.9 12.0 [8]

強めに追われた古馬1勝のマイネルアプラウスと併せて、内を1.3秒追走同入しました。
最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
先週ビッシリ追われた分、今週は軽く流した程度の調整。
手応えは十分で、全体時計は前走以上。
直線も先週と同様に鋭い伸び脚を見せており、態勢は整ったと見て良いでしょう。

 


カリオストロ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東CWで追われ、水曜追いは基本的に併せ馬で意欲的に追われることが多いです。
レース間隔が短くても1本は乗り込まれ、折り合いのついた調教ができていれば好調と考えて良いでしょう。
併せ馬でもしっかり先着しており、最終追い切りで併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

時計を出す馬では有りませんが、加速ラップを刻んだ調整でラストも12秒台の時計が出るようなら仕上がりは良好と見て良いでしょう。
りんどう賞は集中力を欠いて7着に敗れましたが、続く万両賞では力強い走りでレコード勝ち。
前走は初重賞でも4着なら優秀で、一度使った今走は改めて期待です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フィリーズレビュー(4着)

3/4 栗CW良 一杯
84.2 67.7 53.1 39.2 12.4 [8]

一杯に追われた3歳1勝のタガノキトピロと併せて、外を1.1秒先行同入しました。
一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ニュージーランドトロフィー

4/1 栗CW良 馬なり
81.8 67.1 53.5 40.1 13.6 [7]

強めに追われた障害オープンのアズマタックンと併せて、内をクビ差遅れました。
今週はサッと流した程度の調整でしたが、軽快なフットワークで自己ベストを更新。
ただ、ラストは失速していますし、併走馬に遅れをとったのは気がかりです。
仕上がりはまずまずといったところでしょう。
最終追い切りの動きに期待です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フィリーズレビュー(4着)

3/11 栗CW不 馬なり
86.2 69.4 53.5 39.0 12.1 [4]

強めに追われた3歳オープンのエグレムニと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒遅れました。
最終追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ニュージーランドトロフィー

4/8 栗CW良 馬なり
82.4 68.1 54.1 40.6 12.9 [6]

最終追い切りで2本目ですが、今週は馬なりで自己ベストを更新。
いつもと比べると直線の伸びは物足りないですが、12秒台の時計なら優秀です。
馬体も充実しており、このひと追いで状態は良化。
仕上がりはマズマズといったところでしょう。

 


マイネルグリット 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東CWと栗東坂路で入念に乗り込まれ、レース直前は栗東CWで長めに調整されることが多いです。
特に最終追い切りはウッドチップコースで、実戦を意識した調教が施されています。
攻め動くタイプの馬では有りませんが、直線は伸びる馬で終い12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と見て良いでしょう。

栗東CWでの動きが本番にも反映されているので、一週前追い切りと最終追い切りの動きは要チェックですよ。
新馬戦からの3連勝は見事でしたが、近走は不振が続きます。
今走は得意の右回りですし、直線の動きと折り合い面が問題なければ可能性はありそうですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ファルコンステークス(12着)

3/3 栗CW良 馬なり
83.1 67.2 53.0 38.0 12.4 [8]

一週前追い切りは国分優作騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ニュージーランドトロフィー

4/2 栗CW重 一杯
97.9 81.3 65.7 51.4 37.6 11.6 [8]

一週前追い切りは国分優作騎手が騎乗しての調教です。
レース間隔が短いですが、今週は意欲的な調整。
一杯に追われると抜群の反応で、直線は11.6秒の猛時計をマーク。
6F時計も自己ベストを上回る数字で、長めにやれているのも好感が持てます。
しっかり加速ラップを刻んでいますし、久々を一度使われて良化が見込めます。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ファルコンステークス(12着)

3/10 栗CW重 強め
84.6 68.3 53.0 37.9 12.2 [8]

最終追い切りは国分優作騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ニュージーランドトロフィー

4/7 栗坂良 強め
51.3 37.0 24.0 11.9

最終追い切りは国分優作騎手が騎乗しての調教です。
今週は坂路で強めに追われ、絶好の動きを見せています。
自己ベストを更新を1秒以上更新し、2週連続終い11秒台の好時計をマーク。
追われた反応は抜群で、仕上がりは万全です。

 

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。