フェアリーステークス2020 追い切り情報

フェアリーステークス2020 追い切り情報

フェアリーステークス2020 追い切り情報


1月13日(月)中山芝1600m

アヌラーダプラ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦南Wで入念に乗り込まれ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れを取ることもありますが、結果は出ているので動けていれば心配はいらないです。
ラストの伸びは鋭い馬で、一杯に追われて終い11秒台、馬なりで終い12秒台なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

レースでも前半は無理せず、直線で脚を使うスタイル。
前走も力強い伸び脚で2着馬に1馬身以上差の圧勝。
叩いて上積みが見込める今走も軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳1勝クラス(1着)

11/6 美南W良 馬なり
69.3 53.7 39.9 11.8 [8]

馬なりに追われた古馬2勝のアンダープロミスと併せて、内を同入しました。
一週前追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:フェアリーステークス

1/3 美南W良 強め
65.1 51.1 37.4 12.6 [7]

一週前追い切りは三浦騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週は終いの伸びを確かめる内容でしたが、行きっぷりは良好で全体時計は自己ベストを2秒以上更新。
追われた反応も良好ですし、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
引き続き気配は良好と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳1勝クラス(1着)

11/13 美南W良 馬なり
67.6 53.1 39.6 13.8 [6]

馬なりに追われたオープン馬のクラシックメタルと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒遅れました。

今回の最終追い切り:フェアリーステークス

1/9 美南W稍 馬なり
68.5 53.4 39.5 11.9 [8]

強めに追われた古馬2勝のクレディブルと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
最終追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
先週強めに追われた分、今週は軽めに流した程度でしたが動きは絶好。
抜群の行きっぷりで、ラストは11.9秒の力強い伸び脚を見せています。
併走馬にもあっさり追走同入し、態勢は整ったと見て良いでしょう。


オーロラフラッシュ 追い切り評価:B+⇛除外

1.この馬の追い切り傾向

藤沢厩舎のため普段は馬なり中心の調整。
美浦坂路での調整が多く、レース直前は併せ馬で気合付けをしています。
いつもは先行してもしっかり同入はできていますし、併走馬に先行して遅れるようなら注意が必要です。

時計は出す調教は少ないですが、しっかり折り合いがついていれば仕上がりは順調と見て良いでしょう。
特に本番にも動きが反映される最終追い切りの動きは要チェックですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス(4着)

11/8 美坂良 馬なり
56.2 41.3 26.9 12.9

一週前追い切りは杉原騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:フェアリーステークス

1/3 美南W良 馬なり
68.3 54.0 40.5 13.3 [8]

馬なりに追われた古馬オープンのアルーシャと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
一週前追い切りは杉原騎手が騎乗しての調教です。
12月8日から坂路で入念に乗り込まれ、一週前追い切りで11本目。
今週もフットワークは軽快で、全体時計は自己ベストに近い時計をマーク。
折り合いはスムーズで、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス(4着)

11/13 美坂良 馬なり
54.7 40.0 26.0 12.4

馬なりに追われたオープン馬のハウメアと併せて、0.3秒追走して0.2秒先着しました。
最終追い切りは木幡育也騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:フェアリーステークス

1/9 美南W稍 馬なり
69.3 53.7 39.7 12.8 [4]

馬なりに追われた3歳未勝利のレッドルレーヴと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
最終追い切りは杉原騎手が騎乗しての調教です。
今週は折り合い重視の調教で、しっかり加速ラップを刻んでいます。
ラストも12秒台の時計を叩き出しており、引き続き気配は良好です。


シャインガーネット 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

水曜追いは併せ馬をすることが多いです。
併走馬にはいつも先着をしているので、遅れを取るようなら注意が必要ですよ。
また、最終追い切りは美浦南ポリトラックや美浦南芝コースで軽めに調整されています。

時計も出ますが、しっかり折り合いがついていれば、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
レースが上手な馬で、前走も直線で外へ出すとゴール前では2着馬をきっちり差し切って快勝。
入念に乗り込まれた今走も楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:赤松賞(1着)

11/6 美南W良 馬なり
65.6 51.3 37.8 13.0 [6]

強めに追われた古馬1勝のティターヌと併せて、内を0.6秒追走して0.8秒先着しました。
一週前追い切りは原田和真騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:フェアリーステークス

1/3 美南W良 馬なり
67.1 52.4 38.7 12.2 [7]

強めに追われた新馬のシェダルと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
一週前追い切りはO.マーフィー騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
いつもと比べると全体時計は掛かっていますが、ラストの伸び脚が抜群です。
フットワークも軽快で、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:赤松賞(1着)

11/13 美南P良 馬なり
66.6 51.6 37.6 12.2 [8]

最終追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:フェアリーステークス

1/9 美南W稍 馬なり
53.2 37.8 12.6 [5]

今週はウッドチップコースで軽く流した程度。
全体時計は平凡でしたが、終い12.6秒とラスト1Fの伸び脚は良好です。
最終追い切りも軽快な動きで、態勢はほぼ万全と見て良いでしょう。


スマイルカナ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に乗り込まれています。
水曜日はウッドチップコースで調整されることが多く、併せ馬など実戦を意識した調整が多いので要チェックですよ。
攻めの反応はいつも良好で、一週前追い切りや最終追い切りで4F51秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と見て良いでしょう。

久々の赤松賞では7着に敗れましたが、続くひいらぎ賞は最後も粘り強さを見せて逃げ切り勝ち。
2戦叩いて上積みが見込める今走も仕上がり良好なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ひいらぎ賞(1着)

12/4 美南W稍 馬なり
67.0 52.1 38.2 12.2 [5]

強めに追われた古馬1勝のジャッキーと併せて、内を0.6秒追走して0.2秒先着しました。
一週前追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:フェアリーステークス

1/3 美南W良 馬なり
64.2 50.4 37.6 12.6 [7]

一杯に追われた3歳未勝利のブレーナードと併せて、外を0.8秒追走して0.4秒先着しました。
一週前追い切りは柴田大知騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週も馬なり調教でしたが、行きっぷりは抜群で自己ベストを大きく更新。
ラストも12.6秒と鋭い伸び脚を見せており、引き続き気配は良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ひいらぎ賞(1着)

12/11 美南W稍 馬なり
65.9 51.3 37.9 11.9 [5]

馬なりに追われた新馬のファイアランスと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
最終追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:フェアリーステークス

1/9 美南W稍 馬なり
67.0 52.5 38.9 12.6 [9]

一週前追い切りに続いて、今週も柴田大知騎手が騎乗しての調整。
軽めの調教でしたが、先週が自己ベストを更新する動き。
今週も軽快なフットワークで、終い12秒台の好時計をマーク。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全と見て良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

 

坂道になっているコースで調教を行います。

レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

 

①注意すべき坂路調教について

坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。

坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。

坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。

この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、
今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。

この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。

②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断

日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。

坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。

特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。

この競馬場では、坂路調教馬が強いです。


ウッドチップ調教

 

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。

木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。

基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

 

①ウッドチップから坂路変更はNG!

通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。

坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、

坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。

②調教タイムだけでの判断はNG

ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。

同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。

しかし、それだけで判断するのは危険です。

1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。

単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。


プール調教

 

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。

体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。

また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

 

①プール調教馬は目的が重要

プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。

怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。

レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。

また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。

②コース追いの後のプール調整はどうか

放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。

ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。

レース間近でのプールは要注意です。