ドバイワールドカップ2018特集

ドバイワールドカップ2018

メイダン競馬場 ダート 2000m

ドバイワールドカップは、世界のダートレースにおいて最高峰の位置づけをされているレースです。

総賞金約11億円を誇る高額賞金レースですよ(笑)

この賞金額にも反映されていますが、開催のきっかけは、

世界最高のレースをドバイで開催したいというモハメド殿下の考えによるものだったそうですよ。

2011年には日本のヴィクトワールピサが鞍上M・デムーロで初めて制しており、

2着もトランセンドと日本馬のワンツーとなりました。

【過去の傾向】

(1)米国馬が好成績

ダートの中心は米国というのは、今も変わらぬ状況です。

3歳時には世界最高峰の三冠レースが設けられており、秋には古馬混合でブリダーズカップが開催されます。

賞金額の高さからも米国の有力馬も参戦しており、2017年は米国馬が馬券内を独占。

2016年も1着・3着が米国馬とダートでの強さを証明しております。

(2)中距離GIでの実績が重要

マイル以下のスピードを生かすタイプよりも、

1800m以上での実績があるスタミナも兼ね備えたタイプが好成績です。

2017年覇者アロゲート、2016年覇者カリフォルニアクローム、

2015年覇者プリンスビショップと1800mから2000mでの実績馬が強いレースとなっています。

(3)Dubawi産駒は重要視

ここ3年で、唯一複数回馬券に絡んでいるのが、Dubawi産駒。

この代表産駒ドバイプレミアムも2000年の当舞台を勝利しており、

今後も注意が必要です。

出走想定注目馬ピックアップ

ウエストコースト

出走馬ではレーティングトップ。

昨年は夏にG1 を連勝し、その後も崩れず、

世界最高峰のブリダーズカップクラシックを3着に好走。

久々でしたが今年初戦のペガサスワールドカップを2着と安定感抜群です。

世界最高クラスのダート馬の走りを是非見てみたいですね。

アウォーディー

日本でダート界を引っ張ってきたベテラン。

昨年挑戦して5着に敗れております。

今年は川崎記念からドバイ遠征のプランが組まれていましたが、

フェブラリーステークスを使っての参戦となります。

全盛期には程遠い走りで、この状態での海外遠征は厳しそうです。

まずは無事に帰って来てほしいですね。

タリスマニック

香港競馬の馬券購入をした方は記憶にあるかもしれませんが、

昨年の香港ヴァーズで2着した馬です。

フォワ賞からブリダーズカップターフに向かい見事に制覇。

前走オールウェザーを試して、今年はドバイワールドカップへの参戦。

適性面では芝の馬ですが、能力でどこまで走ってくるのか楽しみです。