武蔵野ステークス2023 追い切り情報

武蔵野ステークス2023 追い切り情報

ヴァルツァーシャル 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ペルセウスステークス(8着)

一週前追い切りはなし。

今回の一週前追い切り:武蔵野ステークス

一週前追い切りはなし。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ペルセウスステークス(8着)

ペルセウスステークス(8着)
10/25 美坂良 強め

一杯に追われる古馬3勝のホウオウリアリティと併せて、0.7秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:武蔵野ステークス

11/8 美坂良 馬なり
55.4 40.1 25.6 12.3 [8]

前走と同様で最終追い切り坂路で行いました。
レース間隔が中1週で全体時計は軽めの調教内容です。
終いは12.3秒としっかり負荷を掛けていますし、状態は維持しています。
本番でもこの馬の力はしっかり出せそうです。


カテドラル 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:小倉記念(11着)

8/2 栗CW良 馬なり
92.7 76.9 62.9 49.5 36.3 12.0 [6]

一週前追い切りは団野大成騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:武蔵野ステークス

11/1 栗坂良 強め
53.4 38.4 24.8 12.3 [8]

この馬自身坂路メインの調教ですが、ウッド調教を併用するパターンが王道です。
終いも12.5-12.3としっかり加速ラップを刻んでいますし、全体時計もこの馬らしく53秒台をマークしています。
ただ近走に関しては同様のパターンで結果が出ていない状況。
調教は動けているので、最終追い切りでは少し変化が欲しいです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:小倉記念(11着)

小倉記念(11着)
8/9 栗坂良 馬なり

今回の最終追い切り:武蔵野ステークス

11/8 栗坂稍 馬なり
53.8 38.6 24.9 12.4 [8]

これまでと同様で、最終追い切り坂路で行いました。
この馬らしくしっかり加速ラップを刻んでいますし、終いも12.4秒と脚を使えています。
ただこれまでと大きく変化がない状況です。
この出来かつ、ダート変わりでどのような走りをできるかが注目です。


ケイアイシェルビー 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:グリーンチャンネルカップ(5着)

9/27 栗坂良 馬なり
57.1 41.8 27.4 13.6 [8]

今回の一週前追い切り:武蔵野ステークス

11/1 栗CW良 一杯
86.8 70.4 54.4 38.7 11.9 [9]

一週前追い切りは藤懸貴志騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬1勝のオリンボスカズマと併せて、外で0.5秒先行クビ遅れました。
一杯に追われる新馬のバーケンティンと併せて、外で1.6秒先行クビ遅れました。
これまでとは異なり、一週前追い切りはウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、レース間隔を考えれば乗り込み量は豊富です。
最終追い切りの坂路でどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:グリーンチャンネルカップ(5着)

グリーンチャンネルカップ(5着)
10/5 栗坂良 一杯

今回の最終追い切り:武蔵野ステークス

11/8 栗坂稍 一杯
52.0 38.3 24.5 12.1 [8]

最終追い切りは藤懸貴志騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切りで自己ベストタイの時計をマークしました。
チグハグラップですが、終い12.4-12.1としっかり負荷を掛けてきました。
中間の乗り込み量もしっかりしており、前走時より上積みは大きい印象です。

本番でも楽しみな一頭です。


ステラヴェローチェ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:富士ステークス(7着)

10/12 栗坂良 一杯
51.9 37.5 24.5 12.4 [8]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:武蔵野ステークス

11/2 栗坂良 馬なり
52.7 37.2 24.3 12.5 [8]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのフリームファクシと併せて、0.6秒追走クビ先着しました。
長期休み明けとなった前走と同様に坂路メインの調教内容です。
今回は併せ馬を交えてしっかり負荷を掛けていますし、終いまでしっかり負荷を掛けています。
前走の競馬を見るとまだ立て直せる印象。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:富士ステークス(7着)

富士ステークス(7着)
10/18 栗坂良 馬なり

最終追い切りは酒井学騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬2勝のスカイロケットと併せて、0.1秒追走0.2秒遅れました。

今回の最終追い切り:武蔵野ステークス

11/8 栗坂稍 強め
51.8 37.9 24.8 12.6 [8]

最終追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのフリームファクシと併せて、1.1秒追走クビ遅れました。
前走と同様で最終追い切り坂路で行いました。
全体時計51.8秒と負荷を掛けていますし、終いこそ減速ラップですが好内容の調教です。
ダート変わりで、どこまで変われるかがポイント。
状態的にはしっかり走ることができそうです。


セキフウ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:エルムステークス(1着)

一週前追い切りはなし。

今回の一週前追い切り:武蔵野ステークス

11/1 栗CW良 一杯
83.1 67.1 52.6 37.7 12.0 [7]

一週前追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬1勝のゴーマックスと併せて、内で0.4秒追走0.8秒先着しました。
栗東在厩時の一週前追い切りはウッドメインの調教内容です。
もともと調教駆けするタイプではありませんので、時計自体は目立ちません。
その中でもチグハグラップながら終いまでしっかり負荷を掛けれています。
最終追い切りもどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エルムステークス(1着)

エルムステークス(1着)
8/2 札ダ良 馬なり

馬なりの古馬1勝のランフリーバンクスと併せて、外で0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:武蔵野ステークス

11/8 栗CW稍 強め
51.6 36.8 11.7 [6]

馬なりの古馬3勝のインザオベーションと併せて、内で0.4秒追走0.1秒遅れました。
今回の最終追い切りウッドでしたが、4ハロン追いとなりました。
4ハロン追いですと、すばるステークス以来で好走しております。
また、ユニコーンステークスでも同様のパターンでその際よりも時計は詰めています。

本番でも楽しみな一頭です。


タイセイサムソン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:エルムステークス(9着)

7/26 札ダ良 馬なり
65.2 51.4 37.5 12.1 [5]

今回の一週前追い切り:武蔵野ステークス

11/1 美南W良 一杯
81.5 65.3 50.7 36.3 11.5 [3]

一杯に追われる古馬2勝のホウオウユニコーンと併せて、内で2.4秒追走0.4秒先着しました。
この馬の一週前追い切りはウッドメインの調教内容です。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終いも11.7-11.5と素晴らしい時計をマークしました。
また、自己ベストに迫る時計をマークし絶好調といえるでしょう。

最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エルムステークス(9着)

エルムステークス(9着)
8/2 札ダ良 馬なり

今回の最終追い切り:武蔵野ステークス

11/8 美南W良 馬なり
81.2 64.8 50.3 36.4 11.7 [3]

美浦在厩時としてはこれまでと同様で、最終追い切りウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い11.8-11.7と素晴らしい時計をマークしました。
一週前追い切りからも上り調子の傾向。
本番でも楽しみな一頭です。


タガノビューティー 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:プロキオンステークス(14着)

6/29 栗CW良 一杯
79.5 64.8 51.0 37.2 12.3 [6]

馬なりの3歳未勝利のサトノライアンフと併せて、外で2.0秒追走アタマ遅れました。

今回の一週前追い切り:武蔵野ステークス

11/1 栗CW良 一杯
80.6 65.6 51.7 37.8 12.6 [6]

馬なりの2歳未勝利のボットロゴと併せて、外で0.3秒先行クビ遅れました。
この馬は今年に入ってから、一週前追い切りウッドで最終追い切り坂路のパターンです。
終いは物足りませんが、この馬自身減速ラップでも問わないタイプです。
最終追い切りは坂路であれば充分楽しみです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:プロキオンステークス(14着)

プロキオンステークス(14着)
7/5 栗坂良 一杯

一杯に追われる新馬のボットロゴと併せて、0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:武蔵野ステークス

11/8 栗坂稍 一杯
52.5 38.3 25.7 13.2 [6]

馬なりの古馬1勝のヨドノゴールドと併せて、同入しました。
これまでと同様で、最終追い切り坂路で行いました。
勝利パターンである坂路調教ですが、今回は終いに注目したいと思います。
減速ラップはこの馬のこれまでのパターンですが、終い13秒となると減速が大きい印象です。

この出来を考えると、今回は見送り妥当かと思います。


ドライスタウト 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フェブラリーステークス(4着)

2/8 栗CW良 一杯
80.0 64.3 50.0 36.3 12.2 [8]

一週前追い切りは戸崎圭太が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬1勝のドクターマンボと併せて、内で0.5秒追走0.5秒先着しました。

今回の一週前追い切り:武蔵野ステークス

11/1 栗CW良 強め
98.9 82.2 67.1 53.2 38.1 12.0 [8]

一週前追い切りは国分恭介騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のゲンパチマイティーと併せて、内で1.5秒追走クビ遅れました。
この馬は一週前追い切りウッドで最終追い切り坂路のパターンです。
今回の一週前追い切りでは道中チグハグラップで1秒以上減速しています。
終いはこれまで通り12秒台をマークしていますが、良化の余地を残している印象です。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フェブラリーステークス(4着)

フェブラリーステークス(4着)
2/15 栗坂不 馬なり

最終追い切りは戸崎圭太が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬3勝のハッピースワニと併せて、0.7秒追走0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:武蔵野ステークス

11/8 栗坂稍 馬なり
53.7 39.5 25.5 12.4 [6]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬2勝のゲンパチマイティーと併せて、1.0秒追走0.2秒先着しました。
これまでと同様で、最終追い切り坂路で行いました。
しっかり加速ラップを刻んでいますし、終い12.4秒と脚を使えています。
全体時計もこの馬としては早めで、このレースを取りに来ている読みました。
一週前追い切りはやや不満ですが、本番でもしっかり力を出せそうです。


ペリエール 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:グリーンチャンネルカップ(3着)

9/27 美南W良 馬なり
82.7 67.1 52.8 38.8 11.9 [7]

強めに追われる障害オープンのニューツーリズムと併せて、内で0.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:武蔵野ステークス

11/2 美南W良 G前仕掛け
82.3 66.6 52.1 37.7 11.4 [8]

馬なりの古馬オープンのルージュエヴァイユと併せて、外で0.5秒先行0.1秒遅れました。
前走と同様で一週前追い切りウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い11.4秒と好時計をマークしました。
単純にタイムのみを比較しても前走より上積みを感じます。

最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:グリーンチャンネルカップ(3着)

グリーンチャンネルカップ(3着)
10/5 美南W稍 馬なり

今回の最終追い切り:武蔵野ステークス

11/8 美坂良 馬なり
52.5 38.8 25.4 12.6 [6]

強めに追われる古馬2勝のキャンディドライヴと併せて、0.4秒追走同入しました。
今回の最終追い切りで自己ベストをマークしました。
しっかり加速ラップを刻んでいますし、併せ馬を交えてしっかり負荷を掛けてきました。
前走時より状態は上向きの印象。

本番でも楽しみな一頭です。


ヘリオス 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ペルセウスステークス(1着)

10/19 栗CW良 強め
79.8 65.2 51.0 36.9 12.3 [5]

今回の一週前追い切り:武蔵野ステークス

一週前追い切りはなし。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ペルセウスステークス(1着)

ペルセウスステークス(1着)
10/25 栗CW良 強め

今回の最終追い切り:武蔵野ステークス

11/8 栗CW稍 G前気合付
82.3 66.8 51.6 36.8 11.8 [5]

レース間隔が詰まっており、最終追い切りのみの調教となりました。
中一週にしてはしっかり負荷を掛けており、綺麗なラップを刻んでいます。
状態はしっかり維持しているように映ります。
本番でもしっかり力を出せそうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。