神戸新聞杯2023 追い切り情報

神戸新聞杯2023 追い切り情報

神戸新聞杯2023 追い切り情報

9月24日(日)阪神芝2400m

サヴォーナ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:信夫山特別(1着)

7/6 栗坂重 一杯
53.6 39.4 25.3 12.1 [7]

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/13 栗坂良 馬なり
52.1 38.2 25.0 12.7 [7]

一杯の古馬3勝コレペティトールと併せて、同入しました。
この馬は坂路メインの調教パターンです。
中間も自己ベストに迫る時計をマークしています。
一週前追い切りも終いこそ減速ラップですが、全体時計52.1と優秀です。

最終追い切りでも楽しみです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:信夫山特別(1着)

信夫山特別(1着)
7/12 栗坂良 一杯

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/21 栗坂良 馬なり
52.4 37.8 24.5 12.1 [7]

最終追い切りでも坂路で早い時計を消化しました。
一週前追い切りでもしっかり負荷を掛けて、終いも12.4-12.1と12秒台の加速ラップを刻んでいます。
確実な成長を感じますし、万全の状態で本番へ臨めそうです。


サスツルギ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:木曽川特別(1着)

6/21 栗CW良 一杯
98.1 82.3 67.8 53.0 37.2 11.3 [3]

強めの古馬オープンイクイノックスと併せて、内で0.4秒遅れました。
一杯の障害オープンブレッシングレインと併せて、内で0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/13 栗CW良 強め
85.3 68.8 53.8 38.9 12.2 [5]

強めの2歳新馬ソニックスターと併せて、外で同入しました。
この馬の好走時は一週前追い切りはウッドメインです。
調教本数は豊富ですが、時計面で攻め切れていないように感じます。
最終追い切りでどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:木曽川特別(1着)

木曽川特別(1着)
6/28 栗CW稍重 G前仕掛け

強めの障害オープンブレッシングレインと併せて、内でアタマ先着しました。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/20 栗CW良 馬なり
83.0 67.5 52.9 38.2 11.8 [7]

最終追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンゴールデンシロップと併せて、内で同入しました。
今回の最終追い切りで栗東ではありますが、自己ベストを更新しました。
美浦の馬ですが、栗東で調整し坂路調教を交えており、木村厩舎の勝負調教に該当します。
この馬も同様のパターンで連勝していますので、調教過程に文句なし。
週末から最終追い切りに掛けてガラッと変わった印象ですので、本番でも楽しみです。


サトノグランツ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本ダービー(11着)

5/17 栗坂良 馬なり
58.1 42.3 27.2 12.9 [7]

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/13 栗CW良 馬なり
83.3 68.4 53.8 38.3 12.1 [8]

一週前追い切りは川田将雅騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝ジュンブロッサムと併せて、内で0.5秒遅れました。
この馬の好走時は一週前追い切りでウッド調教です。
ただ、併せ馬遅れているうえにラップもチグハグで終いも12秒台。
現状まだまだ上積みを残している状況に映ります。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本ダービー(11着)

日本ダービー(11着)
5/24 栗坂良 馬なり

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/20 栗坂良 強め
52.1 37.8 24.3 12.0 [7]

今回の最終追い切りで坂路自己ベストを更新しました。
終いも12.3-12.0としっかり加速ラップを刻んでいます。
先週とは変わって、かなり状態を上げてきました。
阪神2400は坂路時計が早いほど好走傾向にありますので、本番でも楽しみです。


ショウナンバシット 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本ダービー(16着)

5/17 栗CW良 一杯
82.4 67.0 52.4 37.3 11.1 [5]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
一杯の3歳オープンフリームファクシと併せて、内でクビ遅れました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/17 栗CW良 馬なり
83.3 67.9 52.7 38.3 12.3 [5]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝ドライゼと併せて、外で0.5秒先着しました。
この馬の好走時は一週前追い切りでウッド調教です。
まだ全体時計は甘めですが、しっかり加速ラップを刻んでいます。
中間の調教本数の乗り込み量は充分確保できています。
最終追い切りでどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本ダービー(16着)

日本ダービー(16着)
5/24 栗CW良 馬なり

最終追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの3歳オープンフリームファクシと併せて、内で同入しました。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/20 栗CW良 馬なり
83.7 67.1 52.0 36.8 11.3 [5]

最終追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
一杯の2歳1勝ラケダイモーンと併せて、外で0.1秒先着しました。
中間にややチグハグなラップはありますが、5F67.1秒としっかり時計を出してきました。
終いも11.4-11.3と早い時計かつ加速してしっかり負荷を掛けれています。

本番でもしっかり力を出せる出来にあります。


シーズンリッチ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本ダービー(7着)

5/17 美南W良 強め
80.8 65.5 50.9 37.1 11.7 [6]

一週前追い切りは戸崎圭太騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンサンダーブリッツと併せて、内で同入しました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/13 美南W良 一杯
84.0 67.3 52.8 38.3 11.6 [7]

一週前追い切りは角田大河騎手が騎乗しての調教です。
一杯の障害オープンパーディシャーと併せて、内で0.2秒先着しました。
この馬自身ウッドオンリーの調教ですが、今回もウッド調教です。
美浦まで角田騎手が出向いて調教している点を評価できますし、綺麗な加速ラップを刻んでいます。

最終追い切りでどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本ダービー(7着)

日本ダービー(7着)
5/24 美南W重 馬なり

最終追い切りは戸崎圭太騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンサンダーブリッツと併せて、内で同入しました。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/20 栗CW良 強め
82.7 66.8 52.7 37.7 11.5 [5]

最終追い切りは角田大河騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンサクセスシュートと併せて、内で0.2秒先着しました。
美浦の馬ですが、最終追い切りは栗東での調整になりました。
中間にちぐはぐなラップがあり、0.9秒減速している点が気になります。
終いは11.9-11.5としっかり加速しています。
乗り込み量はしっかりしているので、下地はしっかりしています。


スマートファントム 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:香嵐渓特別(1着)

一週前追い切りはなし。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/14 栗CW良 一杯
83.8 67.0 52.2 37.3 11.4 [6]

一週前追い切りは角田大河騎手が騎乗しての調教です。
この馬自身キャリアが多くこれといった調教パターンはありません。
今回はレース間隔をしっかり空けて、しっかり乗り込んでいます。
今回のウッドでもしっかり時計を出し、終いも11.4としっかり脚を使えています。

最終追い切りでどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:香嵐渓特別(1着)

香嵐渓特別(1着)
7/19 栗坂良 馬なり

最終追い切りは角田大河騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/20 栗坂良 一杯
51.9 37.5 24.4 12.4 [5]

一杯の新馬クリノファンタジアと併せて、0.3秒先着しました。
今回の最終追い切りで、自己ベストを0.9秒更新しました。
全体時計51.9秒は優秀ですし、併せ馬で先着している点も好感を持てます。
終いも12.0-12.4と減速していますが、しっかり12秒台にまとめています。

坂路早めの時計ですし、コース相性も抜群です。


ナオトインロンドン 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阿寒湖特別(1着)

7/19 美南W良 強め
66.6 52.3 37.4 11.6 [3]

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/14 美南W良 強め
81.3 66.4 50.7 36.6 12.0 [5]

馬なりの障害オープンアランデルと併せて、内で0.1秒遅れました。
一杯の古馬1勝ロジホームと併せて、内で0.1秒先着しました。
今回の調教で自己ベストをマークしました。
成長を感じますが、併せ馬で遅れている上に終いも11.8-12.0と減速ラップ。

加速ラップであってほしいですし、最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阿寒湖特別(1着)

阿寒湖特別(1着)
7/26 函W良 馬なり

一週前追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝フレーヴァードと併せて、内で同入しました。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/20 美南W良 強め
83.3 67.1 50.4 36.1 11.6 [4]

馬なりの障害オープンアランデルと併せて、内で0.4秒先着しました。
美浦の馬ですが、ウッドのみの調教でも問題ないタイプです。
一週前追い切りで自己ベストをマークし最終追い切りもしっかり負荷を掛けました。
終いも11.7-11.6としっかり負荷を掛けていますし、併せ馬でも大きく先着。

本番でもしっかり力を出せます。


ハーツコンチェルト 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本ダービー(3着)

5/17 美南W良 馬なり
82.1 66.7 52.1 37.8 11.7 [8]

馬なりの古馬2勝アレグロモデラートと併せて、外で同入しました。
強めの古馬2勝ケリーズノベルと併せて、内で0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/13 栗CW良 一杯
82.6 66.4 51.8 36.9 11.2 [8]

一週前追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です。
一杯の2歳未勝利ウインメラナイトと併せて、内でクビ先着しました。
今回は栗東に移動しての調教になっています。
ややチグハグなラップですが、好時計をマークし終い11.5-11.2と好内容にまとめています。
併せ馬で先着している点も高評価。
最終追い切りも楽しみです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本ダービー(3着)

日本ダービー(3着)
5/24 美南W重 馬なり

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/21 栗CW良 馬なり
86.2 70.1 55.0 39.4 12.1 [8]

最終追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です。
一週前追い切りでしっかり調教してので、最終追い切りでは軽めの調整になりました。
軽い中でも騎手が跨っている点は評価できますし、しっかり走れる体制にありそうです。
欲を言えば終い11秒台がベストなだけに一枚評価を落とします。


バールデュヴァン 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:HTB賞(4着)

7/27 函W良 馬なり
71.4 55.0 40.4 13.1 [9]

一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/14 栗坂良 一杯
50.7 36.4 23.5 12.1 [8]

一週前追い切りは古川吉洋騎手が騎乗しての調教です。
一杯の古馬1勝ゴットセンドと併せて、0.1秒先着しました。
この馬自身のキャリア上レース間隔が短く、これといった調教パターンはありません。
その中でも自己ベストをマークして成長を感じます。
ただラップ上で11.4-12.1と11秒台は出せていますが、0.7秒減速している点が気になります。
その点を補えるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:HTB賞(4着)

HTB賞(4着)
8/2 函W良 馬なり

最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/20 栗坂良 馬なり
55.7 39.5 24.4 11.8 [5]

最終追い切りは古川吉洋騎手が騎乗しての調教です。
今回は終い重点の調教となりました。
坂路では時計が出るタイプですし、終いも11秒台は楽に出た印象です。
一週前追い切り自己ベストをマークしていますししっかり状態は整いました。

本番でもしっかり力を出せる出来にあります。


ビキニボーイ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本海ステークス(5着)

8/9 栗CW良 一杯
84.3 68.3 53.4 38.3 12.2 [7]

一杯の2歳新馬コパノアントニオと併せて、内でクビ先着しました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/13 栗CW良 一杯
96.9 65.9 51.7 37.7 11.7 [5]

この馬自身のキャリア上レース間隔が短く、これといった調教パターンはありません。
その中でも自己ベストをマークして成長を感じます。
ラップ上も加速ラップを刻んでいる点も評価できます。
キャリアの分上積みは疑問ですが、最終追い切りもしっかり動けそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本海ステークス(5着)

日本海ステークス(5着)
8/17 栗坂良 馬なり

最終追い切りは加藤祥太騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/21 栗坂良 馬なり
55.6 39.5 25.2 12.2 [7]

今回は終い重点の調教内容となりました。
一週前追い切りではしっかり負荷を掛けて自己ベストを更新したため調整に努めたと考えられます。
終いは12.2としっかりキレています。
順調には来ているので、自分の脚は使えそうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。