神戸新聞杯2025 追い切り情報

神戸新聞杯2025追い切り情報

神戸新聞杯2025追い切り情報


9月21日(日)阪神芝2400m

エリキング 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本ダービー(5着)

5/21 栗CW良 一杯
96.2 79.8 65.1 50.6 36.4 11.2 [8]

一週前追い切りは川田将雅騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬1勝のロストシークレットと併せて、内で0.3秒追走0.5秒先着しました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/10 栗CW良 強め
96.9 80.1 66.0 51.9 37.3 11.2[8]

一週前追い切りは川田将雅騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のシャイニングソードと併せて、内で0.3秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.2秒と素晴らしい時計をマークしています。
入念に乗り込まれていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本ダービー(5着)

5/28 栗坂良 馬なり
54.8 39.8 25.6 12.3 [5]

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/18 栗CW良 馬なり
69.3 53.9 38.5 11.5 [9]

これまでとは異なり、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
初めての調教パターンですが、入念に乗り込まれています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


ショウヘイ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本ダービー(3着)

5/22 栗CW良 馬なり
83.7 68.8 53.5 37.3 11.1 [8]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬2勝のジュンツバメガエシと併せて、内で0.6秒追走クビ先着しました。
一杯に追われる古馬オープンのアドマイヤテラと併せて、外で1.0秒先行0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/11 栗CW稍 G前仕掛け
82.6 66.9 51.9 36.5 11.6[8]

一週前追い切りは西塚洸二騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬オープンのヨーホーレイクと併せて、内で0.9秒追走0.2秒遅れました。
一杯に追われる古馬3勝のライトトラックと併せて、外で0.6秒先行0.1秒遅れました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、併せ馬で遅れており良化の余地を残している印象です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本ダービー(3着)

5/28 栗P良 馬なり
81.0 63.9 49.6 36.8 11.4 [7]

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/17 栗P良 馬なり
82.5 65.9 51.2 37.8 11.3 [9]

前走と同様で、最終追い切りはポリトラックで行いました。
タイム面も充分出ていますし、終い時計も出ています。
前走ダービーと同様のパターンを消化していますし、本番でも楽しみな一頭です。


ジョバンニ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:日本ダービー(8着)

5/21 栗CW良 G前気合付
82.3 66.9 51.8 36.7 11.6 [8]

一週前追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる3歳1勝のチムニートップスと併せて、外で0.2秒追走0.5秒先着しました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/10 栗CW良 G前気合付
79.3 64.2 50.1 35.9 11.4[7]

一週前追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.4秒と好時計をマークしています。
休み明けとなりますが、入念に乗り込まれていますし最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:日本ダービー(8着)

5/28 栗坂良 馬なり
53.8 38.3 24.5 12.1 [8]

最終追い切りは泉谷楓真騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/18 栗坂良 馬なり
56.1 39.6 24.5 12.2 [9]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.2秒と好時計をマークしています。
全体時計はやや物足りませんが、入念には乗り込まれています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


デルアヴァー 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都新聞杯(3着)

4/30 栗CW良 馬なり
99.6 83.0 67.7 53.4 38.6 12.3 [7]

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/10 栗CW良 G前仕掛け
80.3 64.9 50.5 36.3 11.6[6]

一週前追い切りは荻野極騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のハワイアンティアレと併せて、内で0.3秒追走クビ遅れました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、現状併せ馬を遅れており最終追い切りでどこまで上げてこれるかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都新聞杯(3着)

5/7 栗CW重 一杯
80.5 65.5 51.7 37.8 11.9 [6]

一杯に追われる古馬2勝のヤマニンステラータと併せて、内で1.2秒追走0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/18 栗CW良 一杯
81.9 66.1 51.4 36.6 11.6 [7]

強めに追われる古馬1勝のピエタンツァと併せて、内で0.7秒追走0.1秒遅れました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、依然として併せ馬で遅れている状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


アルマデオロ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:積丹特別(1着)

7/24 函W良 馬なり
67.6 52.4 38.8 12.7[7]

馬なりの3歳未勝利のヴァンガルダと併せて、外で1.3秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/10 栗CW良 強め
83.4 67.4 52.2 36.9 11.0[6]

一週前追い切りは吉村誠之助騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる新馬のアトリと併せて、内で1.6秒追走クビ先着しました。
一杯に追われる古馬1勝のペイドラロワールと併せて、内で2.1秒追走0.2秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.0秒と素晴らしい時計をマークしています。
併せ馬も先着していますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:積丹特別(1着)

7/30 函W良 馬なり
72.1 56.3 41.4 13.0[7]

強めに追われる3歳未勝利のヴァンガルダと併せて、外で1.1秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

最終追い切りはなし。


サンライズバブル 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳以上1勝クラス(6着)

6/13 栗CW稍 馬なり
68.8 53.1 38.2 12.1[8]

一週前追い切りは田山旺佑騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのカズタンジャーと併せて、内で0.5秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/10 栗CW良 一杯
83.6 66.9 51.5 36.6 11.1[8]

一週前追い切りは田山旺佑騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる新馬のグロリアスと併せて、外で0.3秒追走0.1秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.1秒と好時計をマークしています。
併せ馬も先着し、この馬の調整パターンを消化しています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳以上1勝クラス(6着)

6/18 栗CW良 馬なり
82.6 67.0 52.0 36.9 11.5[8]

最終追い切りは田山旺佑騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬1勝のサンライズシュガーと併せて、外で0.3秒先行0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/18 栗CW良 馬なり
69.1 53.9 38.4 12.0 [6]

最終追い切りは田山旺佑騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳未勝利のグランワールドと併せて、内で0.5秒追走同入しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですし、終いも12.0秒に留まっています。
終い時計も含めて負荷不足が否めない印象。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ジョイボーイ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:英彦山特別(1着)

7/2 栗CW良 一杯
82.4 67.2 52.2 36.8 11.0[6]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのディープリボーンと併せて、内で1.2秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/11 栗CW稍 G前一杯追
81.6 65.5 50.5 36.0 11.5[4]

一週前追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝のディープサミットと併せて、内で1.7秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
併せ馬も大きく追走して、負荷の量も充分掛けれています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:英彦山特別(1着)

7/9 栗CW良 馬なり
88.2 71.3 55.3 39.4 11.8[5]

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/17 栗CW良 馬なり
82.2 66.5 52.1 37.3 11.1[6]

これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.1秒と好時計をマークしています。
2週連続で好内容の調教を消化して、中間の調教量も豊富です。
本番でも楽しみな一頭です。


パッションリッチ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:燕特別(1着)

7/24 美南W良 G前仕掛け
84.0 67.6 52.4 37.5 11.3[8]

馬なりの3歳未勝利のアリアルブラックと併せて、内で0.8秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/10 美南W良 馬なり
84.7 68.2 52.7 37.9 11.4[8]

馬なりの古馬3勝のリバートゥルーと併せて、内で0.9秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.4秒と好時計をマークしています。
前走勝利時と同様のパターンで来れていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:燕特別(1着)

7/30 美南W良 馬なり
83.3 67.3 52.8 38.5 11.8[7]

馬なりの古馬1勝のカゼノタカトシと併せて、内で0.6秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/17 美南W良 馬なり
81.9 65.3 50.9 37.1 11.7[7]

馬なりの古馬3勝のシェットランドと併せて、内で2.1秒追走同入しました。
馬なりの2歳未勝利のサトノエスケープと併せて、内で0.6秒追走同入しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.7秒としっかり負荷を掛けれています。
今回の追い切りで自己ベストを更新してきた点は評価できます。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


ボンドロア 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:北辰特別(1着)

8/20 函W重 馬なり
54.5 39.3 12.9[2]

馬なりの3歳未勝利のヴァンガルダと併せて、外で0.4秒先行3F付同入しました。

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/11 栗CW稍 馬なり
85.2 70.1 54.8 38.8 11.7[8]

一週前追い切りは横山典弘騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる3歳未勝利のオニムシャと併せて、内で0.6秒追走0.5秒遅れました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.7秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、格下相手にあっさり併せ馬で遅れている状況。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:北辰特別(1着)

8/27 函W不 一杯
69.3 53.4 38.4 12.4[6]

馬なりの古馬3勝のファインラインと併せて、外で1.7秒先行0.3秒遅れました。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/18 栗CW良 一杯
81.7 65.7 50.8 36.6 11.5 [5]

これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、勝利時は坂路調教時に勝利しています。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


マイユニバース 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:白百合ステークス(5着)

一週前追い切りはなし

今回の一週前追い切り:神戸新聞杯

9/10 栗CW良 強め
90.7 76.9 63.6 51.1 37.4 12.2[8]

一週前追い切りは横山典弘騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中チグハグラップになっていますし、終い時計も12.2秒に留まっています。
折り合い面も不安を感じますし、最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:白百合ステークス(5着)

5/28 栗坂良 強め
52.7 38.0 24.6 12.2[8]

最終追い切りはA.シュタルケ騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:神戸新聞杯

9/17 栗坂良 一杯
52.6 38.3 24.3 11.8[8]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.8秒と素晴らしい時計をマークしています。
一週前追い切りと比較して折り合い面でも進境を伺えます。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。