宝塚記念2024 追い切り情報

宝塚記念2024 追い切り情報

宝塚記念2024 追い切り情報


6月23日(日)京都芝2200m

カラテ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:鳴尾記念(6着)

5/22 栗坂良 馬なり
53.4 39.1 25.6 12.3 [8]

今回の一週前追い切り:宝塚記念

一週前追い切りはなし。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:鳴尾記念(6着)

鳴尾記念(6着)
5/29 栗坂稍 一杯

最終追い切りは高杉吏麒騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのイーグルノワールと併せて、0.1秒追走0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/19 栗坂稍 一杯
53.6 38.2 24.3 12.0 [8]

最終追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝のサンライズプルートと併せて、0.2秒追走アタマ遅れました。
これまでと同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.3-12.0と加速ラップを刻んでいます。
ただ、一週前追い切りもありませんし格下相手に併せ遅れている状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


シュトルーヴェ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:目黒記念(1着)

5/16 美南W重 強め
81.6 65.2 50.1 35.9 11.3 [7]

馬なりの古馬オープンのシアージストと併せて、内で0.7秒追走0.1秒遅れました。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/13 美南W良 強め
82.4 65.7 50.4 35.7 11.2 [5]

馬なりの古馬2勝のダノンポレロと併せて、内で0.6秒追走0.2秒遅れました。
馬なりの古馬1勝のミッキーラッキーと併せて、内で0.8秒追走0.2秒遅れました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.3-11.2と好時計をマークしました。
ただ、併せ馬で遅れている点が不安なところ。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:目黒記念(1着)

目黒記念(1着)
5/22 美南W良 G前仕掛け

馬なりの3歳オープンのゴンバデカーブースと併せて、内で0.5秒追走同入しました。
強めに追われる古馬3勝のジェイパームスと併せて、外で0.9秒先行0.3秒先着しました。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/19 美坂重 馬なり
54.8 39.7 25.4 12.6 [8]

最終追い切りはD.レーン騎手が騎乗しての調教です。
これまでとは異なり、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.8-12.6と加速ラップを刻んでいます。
ここ2戦重賞で連勝していますが、過去2走と全く違う調教パターンは不安な内容。

一週前追い切りの動きを含めて、現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ジャスティンパレス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:有馬記念(4着)

12/13 栗CW良 一杯
96.9 80.3 65.9 51.8 37.3 11.8 [8]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬2勝のマチカゼと併せて、外で0.8秒先着しました。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/12 美南W良 強め
80.3 65.2 51.0 36.7 11.7 [9]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のクロドラバールと併せて、外で0.5秒追走アタマ遅れました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9-11.7としっかり負荷を掛けれています。
ただ、併せ馬で遅れておりややお釣りを残している印象です。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:有馬記念(4着)

有馬記念(4着)
12/20 栗坂良 馬なり

最終追い切りは高倉稜騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/19 栗CW稍 一杯
98.7 81.7 66.4 51.5 36.5 11.3 [7]

最終追い切りは高倉稜騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のソレイユヴィータと併せて、内で0.5秒追走アタマ先着しました。
前走とは異なり、最終追い切りウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.3-11.3と素晴らしい時計をマークしました。
併せ馬でも先着していますし、一週前追い切りと比較してもかなり上向いている印象です。
本番でも楽しみな一頭です。


ソールオリエンス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大阪杯(7着)

3/20 美南W良 馬なり
84.5 68.2 53.1 38.4 11.3 [7]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの3歳オープンのボンドガールと併せて、内で0.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/12 美南W良 G前一杯追
66.4 50.6 36.3 10.8 [6]

一週前追い切りは嶋田純二騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬2勝のスムースベルベットと併せて、内で1.5秒追走0.2秒先着しました。
強めに追われる古馬1勝のエンギダルマと併せて、内で1.0秒追走0.4秒先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い10.8秒と素晴らしい時計をマークしました。
併せ馬で先着していますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:大阪杯(7着)

大阪杯(7着)
3/27 美南W稍 馬なり

最終追い切りは嶋田純二騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる3歳未勝利のコンテソレーラと併せて、内で1.1秒追走同入しました。
強めに追われる古馬3勝のドゥラモンドと併せて、内で1.8秒追走0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/19 美南W重 馬なり
82.9 68.0 52.8 37.7 11.5 [8]

最終追い切りは嶋田純二騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬2勝のショーマンフリートと併せて、内で0.5秒追走同入しました。
これまでと同様で、最終追い切りウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒と好時計をマークしました。
前走と比較してやや時計を緩めましたが、敢えて緩めたようにも感じます。
本番でも楽しみな一頭です。


ディープボンド 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:天皇賞・春(3着)

4/17 栗CW良 一杯
80.1 65.1 50.9 36.6 11.4 [7]

一週前追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のハンディーズピークと併せて、内で0.4秒追走0.5秒先着しました。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/13 栗CW良 G前一杯追
79.2 64.6 50.5 36.6 11.6 [8]

一週前追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬3勝のチュウワノキセキと併せて、内で1.0秒追走0.2秒先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5-11.6としっかり負荷を掛けれています。
前走と同様で、併せ馬で先着している点も好感を持てます。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:天皇賞・春(3着)

天皇賞・春(3着)
4/24 栗CW稍 G前一杯追

最終追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのアウトレンジと併せて、内で0.6秒追走0.2秒先着しました。
一杯に追われる3歳未勝利のドラゴンキッドと併せて、外で0.7秒先行0.9秒先着しました。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/19 栗CW稍 強め
86.6 71.5 55.8 39.5 11.9 [5]

最終追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
これまでと同様で、最終追い切りウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.9秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、好走時と比較しても全体時計が物足りない印象です

現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ドウデュース 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:有馬記念(1着)

12/13 栗CW良 強め
99.0 82.8 67.5 52.0 35.7 11.0 [4]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのハーパーと併せて、内で0.7秒追走同入しました。
一杯に追われる古馬3勝のミスフィガロと併せて、内で1.3秒追走0.5秒先着しました。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/12 栗CW良 強め
96.0 79.8 65.1 35.2 10.8 [4]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬2勝のヴィゴラスダンサーと併せて、内で0.9秒追走0.9秒先着しました。
一杯に追われる古馬2勝のサトノシュトラーセと併せて、内で1.7秒追走1.0秒先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い10.9-10.8と素晴らしい時計をマークしました。
状態面で抜かりない印象で、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:有馬記念(1着)

有馬記念(1着)
12/20 栗P良 馬なり

馬なりの古馬1勝のアドマイヤソラと併せて、内で1.1秒追走クビ遅れました。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/19 栗芝稍 馬なり
81.5 65.3 49.9 36.1 11.8 [2]

馬なりの3歳未勝利のカルデアと併せて、内で1.1秒追走同入しました。
これまでとは異なり、最終追い切りは芝コースで行いました。
時計は出ていますが、初めての調教パターンになっています。
芝調教自体好走パターンとして薄い状況で、良化の余地を残す形となりました。

一週前追い切りまでは、しっかり負荷を掛けれているのでこの出来でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ブローザホーン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:天皇賞・春(2着)

4/17 栗芝稍 馬なり
68.0 52.8 38.6 12.6 [3]

馬なりの3歳未勝利のジャスティンライズと併せて、外で0.4秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/12 栗坂良 馬なり
55.6 40.4 26.3 13.1 [8]

馬なりの古馬2勝のシンプリーオーサムと併せて、0.3秒先行同入しました。
前走とは異なり、一週前追い切り坂路で行いました。
週末に早い時計を出す厩舎で、一週前追い切りはカルメン調教内容になっています。
最終追い切りを含めた週末の追い切りで判断したいです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:天皇賞・春(2着)

天皇賞・春(2着)
4/24 栗坂稍 強め

最終追い切りは菅原明良騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのディクテオンと併せて、0.4秒追走アタマ遅れました。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/19 栗坂稍 馬なり
54.8 40.4 26.1 12.9 [2]

最終追い切りは菅原明良騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのディクテオンと併せて、0.6秒追走同入しました。
これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い13.2-12.9と加速ラップを刻んでいます。
前走とは変わって併せ馬で同入まで待ってきた点にも好感を持てます。
週末にも早い時計を出せており、本番でも楽しみな一頭です。


ヒートオンビート 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:目黒記念(7着)

5/16 栗CW稍 一杯
97.6 80.6 65.7 51.2 36.3 11.3 [7]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬2勝のヴィゴラスダンサーと併せて、内で0.3秒追走0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/12 栗CW良 一杯
80.4 65.7 51.4 36.6 11.6 [5]

馬なりの古馬2勝のジュンゴールドと併せて、内で2.4秒追走0.3秒遅れました。
一杯に追われる3歳未勝利のカルデアと併せて、内で1.4秒追走0.1秒遅れました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.6としっかり負荷を掛けれています。
ただ、併せ馬で遅れておりやや良化の余地を残している印象。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:目黒記念(7着)

目黒記念(7着)
5/22 栗CW良 強め

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/19 栗芝稍 馬なり
77.4 63.0 49.5 36.4 12.2 [2]

これまでとは異なり、最終追い切り芝コースで行いました。
時計はしっかり出ていますが、終いが12.2秒に留まっています。
一週前追い切りの動きを含めて現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


プラダリア 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大阪杯(6着)

3/20 栗CW良 一杯
83.5 68.3 53.3 37.7 11.3 [8]

一週前追い切りは池添謙一騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝のグランデサラスと併せて、内で1.3秒追走0.3秒遅れました。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/13 栗CW良 一杯
85.0 69.2 54.2 38.0 11.3 [8]

一週前追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝のカズペトシーンと併せて、内で0.9秒追走0.3秒先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
終いは11.3秒と好時計ですが、道中1秒以上上下するチグハグラップになっています。

全体時計も控えめの印象で、最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:大阪杯(6着)

大阪杯(6着)
3/27 栗坂不 馬なり

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/19 栗坂稍 強め
54.1 39.1 25.4 12.7 [2]

これまでと同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.7秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、一週前追い切りを含めて大きな強調部分が薄い印象です。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ベラジオオペラ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大阪杯(1着)

3/20 栗CW良 一杯
97.3 80.9 66.3 51.6 36.6 11.2 [8]

一杯に追われる古馬2勝のマコトヴェリーキーと併せて、内で0.5秒追走0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:宝塚記念

6/12 栗CW良 一杯
98.4 81.5 66.4 51.5 36.3 10.8 [8]

一杯に追われる古馬オープンのサヴァと併せて、内で0.2秒追走0.6秒先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い10.8秒の素晴らしい時計をマークしました。
併せ先着しており、前走G1勝利時と同様の調教パターンで来れています。

最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:大阪杯(1着)

大阪杯(1着)
3/28 栗CW稍 馬なり

馬なりの古馬3勝のセオと併せて、内で0.3秒追走アタマ先着しました。

今回の最終追い切り:宝塚記念

6/19 栗坂稍 馬なり
54.3 39.0 25.1 12.5 [2]

これまでとは異なり、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.6-12.5と加速ラップを刻んでいます。
初めての調教パターンですが、一週前追い切りの動きを含めてしっかり負荷を掛けれています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。