阪神ジュベナイルフィリーズ2023 追い切り情報

阪神ジュベナイルフィリーズ2023 追い切り情報

阪神ジュベナイルフィリーズ2023 追い切り情報

12月10日(日)阪神芝1600m

アスコリピチェーノ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟2歳ステークス(1着)

8/16 美南W良 馬なり
82.9 68.2 52.2 37.8 11.9 [5]

一週前追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬1勝のゴーシェナイトと併せて、内で0.5秒追走0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

11/30 栗CW良 一杯
96.3 79.3 65.4 51.2 36.1 11.4 [7]

一週前追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬2勝のフェブランシェと併せて、内で0.4秒追走0.2秒先着しました。
これまでと同様で、最終追い切りウッドで行いました。
自己ベストを更新しましたが、道中チグハグラップになっています。
現状折り合いが不安で懸念点があります。 最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟2歳ステークス(1着)

新潟2歳ステークス(1着)
8/23 美南W良 馬なり

馬なりの新馬のシアブリスと併せて、外で0.7秒先行0.1秒遅れました。

今回の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

12/6 栗CW良 馬なり
97.8 81.3 66.6 51.5 36.7 12.0 [6]

強めに追われる古馬2勝のフェブランシェと併せて、内で0.4秒追走クビ先着しました。
これまでと同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
ややチグハグなラップですが、終い12.0秒としっかり負荷を掛けてきました。
栗東に滞在し、週末にも坂路で全体時計54.4秒と意欲的に乗り込まれています。

本番でもしっかり力を出せそうです。


アトリウムチャペル 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

10/11 美南W稍 馬なり
84.5 69.5 54.7 40.1 12.8 [3]

今回の一週前追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

11/29 美南W良 馬なり
86.3 70.9 56.3 41.1 12.8 [3]

新馬戦と同様で、最終追い切りウッドで行いました。
道中チグハグラップかつ、終い12.8秒と軽めの内容になっています。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

2歳新馬(1着)
10/18 美南W良 馬なり

馬なりの古馬オープンのアヴェラーレと併せて、外で0.6秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

12/6 美南W稍 馬なり
67.5 52.8 37.7 11.4 [4]

馬なりの古馬3勝のレッドヴェロシティと併せて、内で0.3秒追走同入しました。
馬なりの新馬のニュージーズと併せて、内で0.8秒追走同入しました。
前走と同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
自己ベストをマークし、終い11.4秒は2歳馬と考えればかなりの好時計です。
週末には坂路で全体時計54.4秒と好内容。 一週前追い切りからも異なり、本番でもしっかり力を出せそうです。


カルチャーデイ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ファンタジーステークス(1着)

10/25 栗坂良 強め
55.0 39.7 24.9 12.0 [8]

一週前追い切りは酒井学騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳未勝利のウィズユアハートと併せて、0.1秒追走1.0秒先着しました。

今回の一週前追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

11/30 栗坂良 一杯
54.2 39.5 25.0 12.1 [7]

一週前追い切りは酒井学騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬1勝のウィルフルネスと併せて、0.2秒追走0.8秒先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切り坂路で行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い12.1秒と好時計をマークしました。
古馬相手に併せ馬で先着している点も好感を持てます。 最終追い切りも注目の一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ファンタジーステークス(1着)

ファンタジーステークス(1着)
11/1 栗坂良 強め

最終追い切りは酒井学騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの新馬のシャリティと併せて、0.8秒追走1.0秒先着しました。

今回の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

12/6 栗坂良 馬なり
55.2 39.5 25.0 12.1 [4]

最終追い切りは酒井学騎手が騎乗しての調教です。
これまでと同様で、最終追い切り坂路で行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い12.1と終いまでしっかりキレています。
前走の重賞勝利時と同様のパターンで来れている点も好感を持てます。

本番でもしっかり力を出せそうです。


キャットファイト 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アスター賞(1着)

9/2 美南W稍 馬なり
73.8 58.6 42.8 13.6 [5]

今回の一週前追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

11/29 美南W良 強め
81.7 65.1 50.9 37.0 11.3 [3]

今回の最終追い切りで自己ベストを更新しました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い11.3秒と好時計をマークしました。
中間の乗り込み量も豊富。
最終追い切りでもどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アスター賞(1着)

アスター賞(1着)
9/6 美南W良 馬なり

強めに追われる障害未勝利のネオストーリーと併せて、内で0.7秒追走0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

12/6 美南W稍 馬なり
82.7 66.4 52.0 37.8 11.4 [5]

最終追い切りは大野拓弥騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳1勝のクリーンエアと併せて、内で0.7秒追走0.1秒先着しました。
前走と同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
自己ベストをマークし、綺麗な加速ラップを刻んでいます。
終いも11.4秒と好時計をマークし、併せ馬でもきっちり先着しています。 一週前追い切りからも、本番でも楽しみな一頭です。


クイックバイオ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ファンタジーステークス(7着)

10/26 栗CW良 一杯
68.5 52.7 37.0 11.3 [7]

一週前追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる2歳1勝のヒヒーンと併せて、内で0.3秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

11/29 栗坂良 一杯
53.2 38.7 24.9 12.0 [8]

強めに追われる古馬オープンのリューベックと併せて、0.6秒先行同入しました。
前走とは異なり、一週前追い切り坂路で行いました。
一週前追い切り坂路は2走前のききょうステークス勝利時と同様のパターンとなります。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い12.0秒と上々の動きを見せています。

最終追い切りも注目の一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ファンタジーステークス(7着)

ファンタジーステークス(7着)
11/1 栗坂良 馬なり

最終追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳1勝のテラメリタと併せて、0.8秒追走0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

12/6 栗坂良 馬なり
53.0 38.9 25.4 12.9 [4]

最終追い切りはモリス騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる2歳1勝のヒヒーンと併せて、0.2秒追走クビ先着しました。
これまでと同様で、最終追い切り坂路で行いました。
この馬自身デビュー以降新馬戦を除いて坂路では加速ラップを刻んでいました。
ただ、今回は12.5-12.9と減速ラップになっておりこの点で強調はできないでしょう。 現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


コスモディナー 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:クローバー賞(1着)

一週前追い切りはなし。

今回の一週前追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

11/29 美南W良 馬なり
83.7 66.8 52.0 37.5 11.7 [5]

一週前追い切りは松岡正海騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳未勝利のキタノマキシムと併せて、内で0.7秒追走同入しました。
強めに追われる新馬のマジックラインと併せて、内で0.5秒追走0.4秒先着しました。
今回の一週前追い切りで、自己ベストを更新しました。
道中綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い11.7秒と負荷を掛けてきました。 併せ馬を交えて、乗り込み量は豊富です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:クローバー賞(1着)

クローバー賞(1着)
最終追い切りはなし。

今回の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

12/6 美南W稍 馬なり
69.8 54.1 38.5 11.7 [8]

最終追い切りは松岡正海騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる2歳未勝利のキョウエイスピールと併せて、外で1.7秒先行0.4秒先着しました。
美浦在厩での最終追い切りはウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い12.3-11.7としっかり負荷を掛けれています。
一週前追い切りからも状態は上向きの印象。 本番でも楽しみな一頭です。


コラソンビート 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス(1着)

10/25 美南W良 強め
78.1 63.0 49.5 36.4 12.1 [4]

一週前追い切りは水沼元輝騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる2歳未勝利のスペイドアンと併せて、内で2.2秒追走0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

11/29 美南W良 馬なり
67.0 51.7 36.8 11.5 [5]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる新馬のクリスマスパレードと併せて、内で0.8秒追走同入しました。
強めに追われる古馬2勝のルーパステソーロと併せて、内で0.2秒追走0.4秒先着しました。
前走と同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
レース間隔が詰まっていますが、綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い11.5秒と負荷を掛けてきました。 併せ馬でもキッチリ先着しており、状態は良さそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京王杯2歳ステークス(1着)

京王杯2歳ステークス(1着)
11/1 美南W良 馬なり

今回の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

12/6 美南W稍 馬なり
66.4 50.9 36.9 11.4 [5]

前走と同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い11.4秒と好時計をマークしました。
前走重賞を勝利し、同様のパターンで来れているのも好感を持てます。
本番でも楽しみな一頭です。


サフィラ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アルテミスステークス(2着)

10/18 栗CW良 馬なり
83.6 67.4 52.6 37.8 11.7 [8]

一週前追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

11/29 栗CW良 一杯
77.9 64.2 50.8 36.7 11.7 [6]

一週前追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切りで、自己ベストを更新しました。
道中チグハグラップですが、終い11.7-11.7と11秒台を持続してきました。
ただ、レース間隔を考えると乗り込み量がやや不安なところ。

最終追い切りで更に負荷を掛けてほしいです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アルテミスステークス(2着)

アルテミスステークス(2着)
10/25 栗坂良 馬なり

今回の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

12/6 栗坂良 馬なり
54.9 39.8 25.3 12.3 [4]

前走と同様で、最終追い切り坂路で行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終いも12.3としっかり負荷を掛けてきました。
全妹であるサラキアも同様のパターンで好走しており、この点も共通点となります。
本番でもしっかり力を出せそうです。


シカゴスティング 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ファンタジーステークス(3着)

10/25 栗CW良 一杯
81.5 66.0 51.5 36.8 11.7 [4]

今回の一週前追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

11/29 栗CW良 馬なり
82.6 66.9 51.0 36.2 11.9 [6]

一杯に追われる2歳未勝利のジンセイと併せて、外で0.6秒先行0.1秒先着しました。
強めに追われる新馬のウィップスティッチと併せて、外で1.1秒先行0.2秒先着しました。
前走と同様で、一週前追い切りウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、併せ馬を交えて終い11.9秒をマークしました。
状態自体はしっかり維持しているように感じます。 最終追い切りで更に負荷を掛けてほしいです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ファンタジーステークス(3着)

ファンタジーステークス(3着)
11/1 栗CW良 強め

最終追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳1勝のグランルーチェと併せて、外で0.7秒先行0.5秒先着しました。

今回の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

12/6 栗坂良 馬なり
53.7 39.0 24.8 12.0 [4]

今回の最終追い切りで、自己ベストをマークしました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い12.0秒と好時計を叩きだしました。
前走とは異なる調教パターンですが、状態に関しては問題有りません。
本番でもしっかり力を出せそうです。


スウィープフィート 追い切り評価:未定

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:白菊賞(2着)

11/16 栗坂良 馬なり
52.6 38.2 24.1 12.1 [8]

今回の一週前追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

一週前追い切りはなし。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:白菊賞(2着)

白菊賞(2着)
11/22 栗坂良 強め

今回の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ

水曜日時点で最終追い切りはなし。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。