ジャパンカップ2023 追い切り情報

ジャパンカップ2023 追い切り情報

ジャパンカップ2023 追い切り情報


11月26日(日)東京芝2400m

イクイノックス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:天皇賞・秋(1着)

10/18 美南W良 馬なり
93.7 78.9 65.4 51.4 37.4 11.8 [4]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のボーデンと併せて、内で0.3秒追走0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ジャパンカップ

11/15 美南W良 馬なり
97.7 81.8 66.2 51.5 37.3 11.4 [3]

強めに追われる2歳1勝のソニックスターと併せて、内で0.3秒追走同入しました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い11.4秒としっかり負荷を掛けてきました。
レース間隔が詰まっていますが、先週末から坂路調教を交えてしっかり調教を積めています。

最終追い切りももちろん注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:天皇賞・秋(1着)

天皇賞・秋(1着)
10/25 美南W良 馬なり

馬なりの2歳未勝利のソニックラインと併せて、外で0.2秒先行同入しました。
強めに追われる古馬3勝のボーデンと併せて、内で0.2秒追走0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:ジャパンカップ

11/22 美南W良 馬なり
67.5 52.4 37.8 11.3 [3]

強めに追われる古馬3勝のカーベンダリアと併せて、外で0.3秒先行同入しました。
強めに追われる古馬3勝のサスツルギと併せて、内で0.3秒追走0.1秒先着しました。
これまでと同様で、最終追い切りウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い11.3秒としっかり負荷を掛けてきました。
日曜日にも坂路調教を交えて、これまでのイクイノックスの調教をしてきました。
世界No.1ホースとして万全の状態で本番へ向かえそうです。


インプレス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都大賞典(12着)

9/27 栗CW良 一杯
83.4 68.1 53.1 37.8 11.2 [7]

一週前追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ジャパンカップ

11/15 栗CW良 一杯
81.6 66.3 51.6 37.1 11.9 [6]

一杯に追われる新馬のブロッケンボウと併せて、内で0.7秒追走0.3秒先着しました。
ここ2走と同様で一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終いは減速ラップですが11.7-11.9と負荷は掛けれています。
この馬の好走パターンは最終追い切り時にウッド調教です。

この馬は最終追い切り場所に注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都大賞典(12着)

京都大賞典(12着)
10/5 栗坂良 一杯

最終追い切りは小牧加矢太騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ジャパンカップ

11/22 栗CW良 G前気合付
84.2 67.9 51.8 36.7 11.5 [8]

強めに追われる2歳未勝利のダノンアルムと併せて、外で0.5秒先行アタマ先着しました。
前走とは異なり、最終追い切りウッドで行いました。
この馬自身ウッド調教の最終追い切り時に、好走パターンです。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終いも11.5秒としっかり負荷を掛けています。

現状の力をしっかり出せそうです。


ヴェラアズール 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都大賞典(7着)

9/27 栗CW良 G前気合付
84.2 67.3 52.3 37.1 11.5 [5]

今回の一週前追い切り:ジャパンカップ

11/15 栗CW良 一杯
83.3 67.3 51.8 36.7 11.5 [6]

昨年の覇者ですが、昨年と同様で最終追い切りウッドで行いました。
綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.6-11.5としっかり負荷を掛けています。
もちろんですが、前走よりしっかり負荷を掛けている印象です。
最終追い切りウッドであれば楽しみな一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都大賞典(7着)

京都大賞典(7着)
10/5 栗坂良 馬なり

最終追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ジャパンカップ

11/22 栗坂良 一杯
53.7 37.3 24.5 12.6 [8]

前走と同様で、最終追い切り坂路で行いました。
好走時及び昨年時はウッドで好走しており、好走パターンとは外れます。
また、終いも減速ラップになっておりその点も不安なところ。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ショウナンバシット 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:菊花賞(11着)

10/12 栗CW良 一杯
81.1 66.1 51.5 36.9 11.6 [5]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ジャパンカップ

11/15 栗CW良 強め
70.2 53.8 37.7 11.2 [5]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬オープンのユティタムと併せて、外で0.7秒追走同入しました。
この馬自身ウッドメインの調教内容です。
今回もしっかり加速ラップを刻んで、終い11.2秒と負荷を掛けてきました。
ただ、現状のパターンで結果が出ていない状況。
最終追い切りでは変化が欲しいです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:菊花賞(11着)

菊花賞(11着)
10/18 栗CW良 馬なり

最終追い切りは秋山真一郎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝ベルクレスタと併せて、外で0.5秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:ジャパンカップ

11/22 栗坂良 強め
52.1 37.6 24.6 12.4 [8]

強めに追われる2歳オープンのクイックバイオと併せて、0.2秒先行同入しました。
前走とは異なり、最終追い切り坂路で行いました。
皐月賞以来の坂路調教となりますが、若葉ステークスも勝利しておりここで変化を付けてきました。
終い12.2-12.4と減速ラップですが、自己ベストをマークした点も好感を持てます。

本番でもしっかり力を出せそうです。


スタッドリー 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ケフェウスステークス(2着)

9/7 栗CW良 馬なり
69.6 53.4 37.3 11.5 [7]

馬なりの古馬1勝のジョヴィアンと併せて、内で1.1秒追走0.1秒遅れました。
馬なりの古馬オープンのロードブレスと併せて、内で1.3秒追走0.21秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ジャパンカップ

11/15 栗CW良 馬なり
87.7 70.8 55.1 39.8 12.1 [8]

馬なりの古馬1勝のワイドアラジンと併せて、内で0.8秒追走同入しました。
この馬自身ウッドメインの調教内容です。
今回は5ハロン70.8秒と軽めで終い重点の調教内容となりました。
ただ、レース間隔が空いていますが、現状調教本数2本と少なめです。

単純に負荷不足が否めません。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ケフェウスステークス(2着)

ケフェウスステークス(2着)
9/13 栗CW良 強め

最終追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝のジョヴィアンと併せて、内で1.7秒追走0.1秒遅れました。
馬なりの新馬のドッビアーコと併せて、内で1.0秒追走クビ遅れました。

今回の最終追い切り:ジャパンカップ

11/22 栗CW良 一杯
81.4 66.2 51.7 37.1 12.1 [8]

最終追い切りは小坂忠士騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬1勝のワイドアラジンと併せて、内で0.5秒追走クビ先着しました。
馬なりの2歳未勝利のローガンバスと併せて、外で0.4秒先行0.2秒先着しました。
これまでと同様で、最終追い切りウッドで行い自己ベストをマークしました。
終い11.6-12.1と減速ラップですが、併せ馬を交えてしっかり負荷を掛けれています。
この馬の力はしっかり出せそうです。


スターズオンアース 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル(3着)

5/4 美南W良 馬なり
83.1 66.2 50.8 36.7 11.1 [5]

一週前追い切りは杉原誠人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のステラダイヤと併せて、内で0.4秒追走0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ジャパンカップ

11/15 美南W良 馬なり
83.3 67.1 52.9 38.2 11.7 [5]

一週前追い切りは杉原誠人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳1勝のテリオスサラと併せて、内で1.1秒追走0.2秒先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
天皇賞・秋を使う予定でしたが、回避したもののすぐに乗り込めています。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.7秒としっかり負荷を掛けれています。
最終追い切りでどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ヴィクトリアマイル(3着)

ヴィクトリアマイル(3着)
5/10 美南W良 馬なり

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われ古馬2勝のステラダイヤと併せて、内で0.8秒0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:ジャパンカップ

11/22 美南W良 G前仕掛け
81.5 65.4 50.5 35.9 11.4 [6]

最終追い切りはW.ビュイック騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬2勝のステラダイヤと併せて、内で1.4秒追走0.2秒先着しました。
今回の最終追い切りで自己ベストをマークしました。
これまでと同様で、ウッドで最終追い切りを行い綺麗な加速ラップを刻んでいます。
週末に坂路調教を交えて完璧な状態に整った印象。
本番でも楽しみな一頭です。


タイトルホルダー 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:産経賞オールカマー(2着)

9/14 美南W良 馬なり
65.9 50.7 36.5 11.3 [6]

一週前追い切りは原田和真騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ジャパンカップ

11/16 美南W良 一杯
65.1 50.5 36.5 11.3 [7]

一週前追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬2勝のメジャークロニクルと併せて、内で0.6秒追走同入しました。
この馬自身ウッドメインの調教内容です。
綺麗なラップを刻んで、終い11.3秒とタイトルホルダーらしいラップを見せてきました。
また、ウッド調教後同日に坂路調教を行った点も本気度を感じます。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:産経賞オールカマー(2着)

産経賞オールカマー(2着)
9/21 美南W稍重 馬なり

最終追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ジャパンカップ

11/22 美南W良 馬なり
65.9 51.0 37.0 11.4 [7]

最終追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のメジャークロニクルと併せて、内で0.4秒追走同入しました。
これまでと同様で、最終追い切りウッドで行いました。
前走は坂路が閉鎖されており、調整不足でしたが中間に坂路を交えてしっかり負荷を掛けてきました。
最終追い切りのウッドでも、綺麗な加速ラップを刻んで終い11.4秒と負荷を掛けてきました。
本番ではアッと言わせてもおかしくない出来です。


ダノンベルーガ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:天皇賞・秋(4着)

10/19 美南W良 G前仕掛け
64.9 50.0 35.8 11.2 [5]

強めに追われる古馬3勝のレヴェンジルと併せて、内で0.5秒追走0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ジャパンカップ

11/16 美南W良 馬なり
84.6 68.5 53.6 38.2 12.3 [4]

一週前追い切りはJ.モレイラ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のノックオンウッドと併せて、内で1.0秒追走同入しました。
馬なりの古馬オープンのフォルコメンと併せて、内で1.7秒追走同入しました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
レース間隔が詰まっており、時計自体は軽めですが併せ馬を交えて負荷を掛けています。
出来は維持している印象で、最終追い切りに注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:天皇賞・秋(4着)

天皇賞・秋(4着)
10/25 美南W良 馬なり

最終追い切りはJ.モレイラ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのヒシイグアスと併せて、外で0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:ジャパンカップ

11/22 美南W良 馬なり
84.1 67.6 52.4 37.8 11.9 [8]

最終追い切りはJ.モレイラ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のエスコバルと併せて、外で0.3秒先行同入しました。
馬なりの2歳未勝利のエリカサファイアと併せて、外で0.7秒先行0.2秒先着しました。
これまでと同様で、最終追い切りウッドで行い併せ馬を交えてきました。
ただ、これまで行っていた週末に坂路調教を行っていなくやや調整不足が否めません。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ディープボンド 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都大賞典(3着)

9/28 栗CW良 一杯
81.1 65.7 50.8 36.1 11.6 [7]

一週前追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンノースザワールドと併せて、内で0.2秒追走1.0秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ジャパンカップ

11/16 栗CW良 一杯
81.8 66.9 52.2 36.9 11.4 [7]

一週前追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのグロリアムンディと併せて、内で0.6秒追走0.7秒先着しました。
この馬自身ウッドメインの調教内容です。
終いは11.4秒と時計を出ていますが、道中チグハグラップになっています。
乗り込み量はしっかりしているので、下地は出来ている印象。
最終追い切りでもう一枚上の動きが求められます。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都大賞典(3着)

京都大賞典(3着)
10/5 栗CW良 一杯

最終追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ジャパンカップ

11/22 栗CW良 強め
95.6 79.9 66.2 52.2 37.8 12.6 [7]

最終追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
これまでと同様で、最終追い切りウッドで行いました。
ただ、これまでのウッド調教とは異なり終いが物足りない印象です。
これまでは11秒台前半もバンバン出すタイプでしたが、今回は12.6秒という内容。
単純に時計比較で物足りない印象です。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


トラストケンシン 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ダイヤモンドステークス(11着)

2/9 美坂良 強め
55.9 38.7 25.2 12.3 [7]

馬なりの3歳オープンのフジラプンツェルと併せて、0.2秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ジャパンカップ

11/15 美坂良 馬なり
54.8 40.0 26.4 13.2 [7]

一週前追い切りは原優介騎手が騎乗しての調教です。
この馬自身坂路メインの調教内容です。
全体時計54.8秒で終い13.2秒とかなり軽めの調教内容です。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ダイヤモンドステークス(11着)

ダイヤモンドステークス(11着)
2/15 美坂良 馬なり

馬なりの3歳未勝利のアルマロクザスと併せて、0.8秒先行同入しました。
馬なりの3歳オープンのフジラプンツェルと併せて、0.4秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:ジャパンカップ

11/22 美坂良 強め
56.7 40.1 26.0 12.9 [7]

これまでと同様で、最終追い切り坂路で行いました。
全体時計56.7秒と平凡ですし終い12.9秒とG1に臨む上では厳しい状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。