エルムステークス2023 追い切り情報

エルムステークス2023 追い切り情報

エルムステークス2023 追い切り情報


8月6日(日)札幌ダート1700m

ワールドタキオン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:甲州街道ステークス(1着)

6/14 美南W稍重 直一杯追う
67.2 51.8 37.3 23.2 11.2 [8]

G前仕掛けの3歳未勝利ダラムキャッスルと併せて、中で併入しました。
直線仕掛けの3歳1勝ランプシと併せて、外で併入しました。

今回の一週前追い切り:エルムステークス

7/26 美南W良 一杯
66.8 52.6 38.1 24.2 11.6 [8]

一週前追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの3歳2勝ミスヨコハマと併せて、内で併入しました。
一週前追い切りはウッドで行いました。
前走とほぼ同じ時計かつ、併せ馬を行ってこれまでは順調な印象です。
終いも11.6秒とキレていますし、出来は現時点では充分良さそうです。
最終追い切りも楽しみな一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:甲州街道ステークス(1着)

甲州街道ステークス(1着)
6/21 美南W良 馬なり

一杯に追う古馬オープンホウオウノーサイドと併せて、内で併入しました。
G前追う3歳1勝モジャータルマエと併せて、外で併入しました。

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/3 札幌ダ良 馬なり

72.4 56.1 41.2 12.7 [5]

今週は軽めの調教でしたが、札幌ダートで軽快な動きを見せています。

全体時計は平凡でしたが、加速すると直線は12.7秒の鋭い伸び脚で、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。

乗り込み量も十分で、態勢は整ったとみて良いでしょう。


タイセイサムソン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アハルテケステークス(1着)

5/24 美南W重 馬なり
66.7 51.2 36.8 23.5 11.5 [5]

今回の一週前追い切り:エルムステークス

7/26 札ダ良 馬なり
65.2 51.4 37.5 12.1 [5]

一週前追い切りはダートで行いました。
全体時計もいいですし、終いも充分キレている印象です。
美浦での調教ではウッドメインでしたが、柔軟にタイプできそうなタイプに見えます。
今が馬の充実期ですし、最終追い切りも楽しみな一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アハルテケステークス(1着)

アハルテケステークス(1着)
5/31 美南W稍重 馬なり

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/2 札ダ良 馬なり
69.6 53.6 38.8 12.6 [5]

最終追い切りはダートで行いました。
先週しっかりやったので、最終追い切りはじっくり乗り込んだ印象です。
タイムも極端に遅くなっていませんし、しっかり負荷を掛けれている印象です。
状態は完璧に映りました。

本番でも楽しみな一頭です。


ロードブレス 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アンタレスステークス(12着)

4/6 栗CW良 一杯
70.4 54.6 38.7 23.8 11.7 [8]

一週前追い切りは川須栄彦騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝テーオーソクラネスと併せて、内で併入しました。

今回の一週前追い切り:エルムステークス

木曜日時点で最終追い切りなし

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アンタレスステークス(12着)

アンタレスステークス(12着)
4/12 栗CW良 直線仕掛け

最終追い切りは川須栄彦騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/2 函W良 馬なり
74.6 59.7 44.2 14.4 [8]

最終追い切りはウッドで行いました。
栗東で乗り込んで一週前追い切りを行わず、最終追い切りを行う過程です。
移動後とはいえタイム的に物足りない印象ですし、負荷不足に見えます。
現状の調教内容でどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。


ペイシャエス 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ユニコーンステークス(1着)

6/8 美坂良 直線仕掛け
53.8 38.8 25.0 12.5 [8]

一週前追い切りは田辺裕信騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝ボーンジーニアスと併せて、外で併入しました。

今回の一週前追い切り:エルムステークス

7/26 美南W良 一杯
67.9 51.9 37.3 23.9 11.9 [8]

最終追い切りは田辺裕信騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追う3歳1勝テンホワイトラブと併せて、中で1/2馬身先着しました。
馬なりの古馬1勝サフランブランドと併せて、外で併入しました。
一週前追い切りはウッドで行いました。
中央では久しぶりの出走となりますが、坂路メイン主体の馬でしたので閉鎖しているのはマイナスポイントです。
馬の具合自体は良さそうなので、最終追い切りでどのような動きをするかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ユニコーンステークス(1着)

ユニコーンステークス(1着)
6/15 美坂重 直線仕掛け

最終追い切りは田辺裕信騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/3 札ダ良 馬なり
72.8 56.1 40.9 12.7 [8]

最終追い切りはダートコースで行いました。
一週前追い切りから負荷をしっかり掛けて状態は整っていました。
最終追い切りは全体タイムがやや物足りない印象です。
この出来でどこまで上げてくるかがカギになりそうです。


ファルコニア 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マリーンステークス(8着)

6/28 栗坂良 G前強め
53.4 38.8 24.1 12.1 [8]

今回の一週前追い切り:エルムステークス

木曜日時点で一週前追い切りはなし

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マリーンステークス(8着)

マリーンステークス(8着)
木曜日時点で一週前追い切りはなし

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/2 札ダ良 馬なり
53.2 38.4 12.5 [8]

一週前追い切りはダートで行いました。
一週前追い切りを行わず、最終追い切りのみの調整内容です。
4ハロン追いでやや追う不足の印象ですが、しっかり時計を出せている印象です。
終いも12.5秒としっかりしていますし、中身は疑問も状態は整っている印象です。

この出来でしっかり走れれば、今後楽しみです。


カフジオクタゴン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:平安ステークス(7着)

5/10 栗坂良 一杯
51.5 37.2 24.1 12.1 [8]

一杯に追う古馬2勝サンセットクラウドと併せて、内で2馬身先着しました。

今回の一週前追い切り:エルムステークス

7/26 栗坂良 強め
53.3 38.1 24.7 12.4 [8]

一週前追い切りは坂路で行いました。
これまでに坂路で好走パターンですし、現状出来はよさそうです。
ただ坂路調教でも併せ馬をしっかり行っているときに限ります。
今回は併せ馬を行っていないので、その点が不安なところ。

最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:平安ステークス(7着)

平安ステークス(7着)
5/17 栗坂良 一杯

馬なりの古馬3勝ルージュラテールと併せて、内で併入しました。

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/2 函W良 一杯
68.8 52.4 38.5 12.3 [8]

一杯に追う古馬2勝レディベルと併せて、内で2馬身先着しました。
最終追い切りはウッドで行いました。
北海道に来て、しっかり負荷を掛けれている印象です。
全体タイム及び終いまで優秀でこの一本で状態が整ったと見ました。

本番でも楽しみです。


ベレヌス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京王杯スプリングカップ(14着)

5/4 栗CW良 一杯
66.7 52.2 37.0 22.8 10.9 [8]

一週前追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追う3歳1勝リミットバスターと併せて、外でクビ遅れました。

今回の一週前追い切り:エルムステークス

7/26 栗CW良 馬なり
68.8 53.0 37.0 22.4 10.8 [8]

一週前追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
一週前追い切りはウッドで行いました。
これまでも一週前追い切りはウッドメインでしたが、今回も上々の内容に映ります。
終いの10.8秒は素晴らしい内容ですし、これだけ調教を動けていればダート適正もありそうです。

最終追い切りも楽しみな一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京王杯スプリングカップ(14着)

京王杯スプリングカップ(14着)
5/10 栗坂良 馬なり

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/2 函W良 G前仕掛け
55.1 40.0 12.4 [8]

最終追い切りはウッドで行いました。
北海道に移動して、終い重点での調教内容になります。
栗東でしっかり負荷を掛けれていますし、この一本で万全の状態になった印象です。
終いも優秀ですし、完璧かと思います。

本番でも楽しみです。


アシャカトブ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ポルックスステークス(3着)

12/25 美坂良 直線仕掛け
56.4 41.0 26.5 12.8 [8]

今回の一週前追い切り:エルムステークス

7/26 函W良 馬なり
65.8 51.4 37.8 12.4 [8]

一週前追い切りは丹内祐次騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの3歳1勝セレンディビティと併せて、内で1/2馬身遅れました。
馬なりの3歳オープントーセンローリエと併せて、中で併入しました。
一週前追い切りはウッドで行いました。
全体時計及び終いまで優秀ですが、併せ馬で遅れを取っているのが不安なところ。
その点を最終追い切りで補えばいい状態で本番へ向かえそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ポルックスステークス(3着)

ポルックスステークス(3着)
1/4 美南W良 G前仕掛け

最終追い切りは丹内祐次騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝ヨンクと併せて、内で併入しました。

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/2 函W良 馬なり
68.6 53.5 39.4 12.6 [8]

最終追い切りは丹内祐次騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳新馬ウインマクシマムと併せて、外で1/2馬身遅れました。
最終追い切りはウッドで行いました。
一週前追い切りでは併せ馬遅れを指摘しましたが、最終追い切りでも併せ馬遅れてしまいました。

状態は平行線に映りますし、現状どこまでやれるかがカギになりそうです。


オーソリティ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ジャパンカップ(2着)

11/18 美南W良 馬なり
68.8 53.9 39.6 25.5 12.5 [8]

今回の一週前追い切り:エルムステークス

7/26 函W良 馬なり
68.2 53.0 38.7 12.0 [8]

馬なりの3歳2勝ジョウショーホープと併せて、外で併入しました。
一週前追い切りはウッドで行いました。
国内ではジャパンカップ以来の出走となります。
全体時計及び終いまで充分負荷を掛けている印象です。

ただ、初ダートに加えて間隔が空いておりその点で最終追い切りでどこまで上げてくれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ジャパンカップ(2着)

ジャパンカップ(2着)
11/24 美南W良 馬なり

直線仕掛けの3歳1勝ヴィントミューレと併せて、中でクビ先着しました。
馬なりの2歳1勝リアグラシアと併せて、中で併入しました。

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/2 函W良 馬なり
68.1 53.4 39.6 12.1 [8]

一杯に追う古馬2勝メイショウミズモと併せて、内で4馬身先着しました。
最終追い切りはウッドで行いました。
一週前追い切りから大きく変わり、最終追い切りで整った印象です。
全体時計から終いまで優秀ですし、併せ馬で4馬身先着した点は大きく評価できます。

後はダート適正だけでしょう。


ルコルセール 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マリーンステークス(2着)

6/29 函ダ良 G前追う
67.8 52.7 37.6 11.7 [8]

一杯に追う古馬1勝サクラソーレと併せて、内で3馬身先着しました。

今回の一週前追い切り:エルムステークス

7/26 函ダ良 馬なり
69.4 53.9 38.3 12.3 [8]

一杯に追う古馬オープンカウディーリョと併せて、外で2馬身先着しました。
一週前追い切りはダートで行いました。
前走と同じ内容で、併せ馬で先着している点が好感持てます。
間隔が詰まっていますが、負荷自体もしっかり掛けれていますし終い12.3秒も優秀。

最終追い切りも楽しみな一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マリーンステークス(2着)

マリーンステークス(2着)
7/5 函ダ良 一杯

強めの古馬1勝サクラソーレと併せて、内で1馬身先着しました。

今回の最終追い切り:エルムステークス

8/2 函ダ良 馬なり
68.6 53.3 38.4 11.9 [8]

馬なりの2歳新馬ドゥレイクパセージと併せて、内で1/2馬身先着しました。
最終追い切りはダートコースで行いました。
一週前追い切りからしっかり負荷を掛けれていましたが、最終追い切りでも引き続き状態よく映ります。
終いのタイムも優秀ですし、併せ馬も先着して完璧な内容に映ります。

本番でも楽しみです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。