エプソムカップ2023 追い切り情報

エプソムカップ2023 追い切り情報

エプソムカップ2023 追い切り情報

6月11日(日)東京芝1800m

インダストリア 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー(1着)

3/22 美南W良 一杯
68.0 52.1 37.4 11.6 [6]

馬なりに追われた古馬オープンのグラティアスと併せて、外を0.5秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:エプソムカップ

5/31 美南W稍 馬なり
68.8 52.5 37.8 11.9 [7]

今走は馬なり中心の調教で、一週前追い切りで8本目。
先週の動きが抜群で、6F79.9秒の猛時計を叩き出しています。
併走馬2頭も楽に圧倒していましたし、直線も11.5の鋭い伸び脚を見せています。
今週も加速するとラストは11秒台の時計で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー(1着)

3/29 美南W良 馬なり
67.0 51.3 36.7 11.5 [5]

今回の最終追い切り:エプソムカップ

6/7 美南W稍 馬なり
82.3 65.9 50.3 36.0 11.5 [4]

今週も馬なり調教でしたが、絶好の動きで全体時計は自己ベストを更新。
行きっぷりも抜群で、加速するとラストは11.5秒の鋭い伸び脚を見せています。
しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていますし、仕上がりは万全とみて良いでしょう。


エアファンディタ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:都大路ステークス(1着)

5/3 栗CW良 一杯
79.3 64.9 50.6 36.3 11.6 [5]

一週前追い切りは藤懸騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:エプソムカップ

5/31 栗坂稍 馬なり
53.9 39.2 25.1 12.6

一週前追い切りで2本目の調教です。
馬なり中心の調教でしたが、今週は直線で若干失速ラップなのは気になります。
全体時計もこの馬なりに平凡ですし、仕上がりはまずまずといったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:都大路ステークス(1着)

5/10 栗坂良 馬なり
56.4 41.3 27.0 13.0

今回の最終追い切り:エプソムカップ

6/7 栗坂良 馬なり
55.8 40.1 25.9 12.7

先週に続きサッと流す程度の調教で、最終追い切りで4本目。
全体時計は平凡でしたが、軽快なフットワークで直線は12.7秒の好時計を叩き出しています。
折り合いもスムーズで、このひと追いで状態は良化したとみて良いでしょう。


ガロアクリーク 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:エプソムカップ(2着)

6/1 美南W良 強め
68.5 53.6 38.9 11.6 [8]

今回の一週前追い切り:エプソムカップ

5/31 美南W稍 一杯
66.2 51.4 37.1 11.3 [8]

一週前追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のシャノンフォールズと併せて、内を0.9秒追走して0.4秒先着しました。
今週は一杯に追われましたが、力強い反応でラストは11.3秒の猛時計をマーク。
併走馬にもあっさり先着していますし、前走時以上の動きで仕上がりは順調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エプソムカップ(2着)

6/9 美南W稍 直強め
66.1 51.2 37.0 11.5 [7]

最終追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:エプソムカップ

6/7 美南W稍 馬なり
84.5 67.8 53.1 38.4 11.3 [6]

最終追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。
先週ビッシリ追われた分、今週は軽めに追われています。
それでも直線の伸びは優秀で、先週に引き続き終い11.3秒の好時計をマーク。
長めにやれているのも好感が持てますし、仕上がりは万全です。


ジャスティンカフェ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー(2着)

3/24 栗坂稍 馬なり
50.3 36.9 24.4 12.3

一杯に追われた3歳未勝利のコンドリュールと併せて、0.4秒追走して0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:エプソムカップ

5/31 栗坂稍 馬なり
54.1 39.2 25.5 12.6

今走は馬なり中心に追われ、一週前追い切りで6本目。
全体時計は平凡でしたが、軽快なフットワークでラストは12.6秒の鋭い伸び脚を見せています。
入念に乗り込まれているのも好感が持てますし、折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ダービー卿チャレンジトロフィー(2着)

3/29 栗CW良 馬なり
69.7 52.8 36.8 11.4 [3]

強めに追われた3歳未勝利のハカイシンと併せて、内を0.2秒追走して0.1秒先着しました。
強めに追われた3歳未勝利のコンドリュールと併せて、内を1.0秒追走して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:エプソムカップ

6/7 栗CW良 馬なり
83.3 67.8 52.8 37.7 11.8 [6]

今週は馬なり調教でしたが、軽快なフットワークで加速すると、ラストは11.8秒の好時計をマーク。
時計は出やすいタイプの馬ではありますが、先週に引き続き直線の伸びは良好です。
ひと追い毎に状態は良化していますし、態勢は整ったとみて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。